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【再掲載】スミワタルタカキホシノヒメミコ様からの通信文3 
神々の地上への転生と地獄の誕生、繰り返された文明の絶滅

本記事は竹下氏による過去のこちらの記事の再掲載となります。
あくまで掲載当時の情報である点をご了承ください。

竹下雅敏氏からの情報です。
中西征子さんから、スミワタルタカキホシノヒメミコ様の通信文が届きました。今回の通信内容は、地球の混乱の原因となる重要な事件を示しています。通信内容に関して、さらに具体的な事柄を私からヒメミコ様に対する質問という形で、確認を取りました。その内容については、明日公開の予定です。これまで地球で教えられてこなかった最も重要な内容です。
(竹下雅敏)
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〈通信者:中西征子〉
〈通信日時:2014年11月29日13:00〉

「中西征子様。スミワタルタカキホシノヒメミコです。
どうぞ、よろしくお願い致します。

前回、進化のプロセスとして現れた人類は、約4000万年前だという事をお伝えしました。
彼らは直立歩行の能力を獲得し、道具を使う事によって飛躍的に生活を向上させていきました。
それから約500万年経った頃、天界から神々の転生が始まりました。
今から約3500万年前の事です。

しかし、天界の神々の中には波動の重い地球への転生を嫌がり転生拒否者が多く出てきました。彼らは一団となって上位の神々に抵抗して、やがてその数を増し、統治する神に反抗するようになっていきました。

反乱軍となった彼らは神によってその地位を剥奪され一味と共に転落し、地獄と呼ばれるようになった霊的暗闇の界層に落ちていきました。

そこで彼らは飽くなき階級闘争をくり返し、悪魔サタンと悪霊達からなる組織をつくり出してきました。
それが地獄の始まりであり、約3400万年前のことでした。
やがてこの地獄から、人間として地上に転生に入る者達の数が増えていきました。
彼らは強大な支配力を駆使して、進化していく途上の人類を巧みに支配していきました。

しかし一方で天界からの正統な計画の元で地上に転生に入った神々も多く、彼らは正しい方法で人類に知識と技術を伝えて、文明の向上をもたらしました。

時が経つにつれて、2つの勢力が対立するようになりました。
悪によって支配をねらう悪魔や悪霊達のグループと、それに加担し仲間となった人類、また一方で転生したアバターの教えを受け入れ地上に平和を実現しようとするグループ。この2つの勢力が凌ぎをけずって争いをくり返し引き起こしてきました。

あまりにも長く不当な悪の支配が続く事により、地上は荒廃し人々の道徳は堕落し、その結果として度々地上の人類は絶滅の危機にさらされる事になりました。

文明が高度に発達するところまで進歩しながら、一瞬にしてすべて葬り去られる事態を何度もくり返してきたのです。
3500万年前から2800万年前まで、そのような状態が繰り返されてきたのです。

絶滅はかなりのダメージを地球にもたらしました。
“ポールシフト”による影響は凄まじいものでした。
全地球的規模の地殻変動、大洪水、地震、火山爆発、気候の変動など、さまざまな自然災害の多発により、文明はその度に始めから再出発を余儀なくされてきました。

現在の地球上の文明は私の知る限りでは、7度目の文明となっています。

次回に続きます。」

中西征子さんの天界通信63 ~トワニカガヤクヒメミコ様(サンディ)からの回答、その途中経過~

竹下雅敏氏からの情報です。
 2月8日の中西征子さんの天界通信の3番目の質問で、“開化天皇を中心とする一団が「6層」から「7層」に転落した時の詳しい状況”について聞いたのですが、サンディの回答では、“この時の記録がなぜかわかりませんが消えている…調べてわかり次第、お知らせします”とのことでした。
 その後、中西さんから経過を知らせる通信が入って来ましたので、紹介します。2月8日のやり取りでは、“いくら探してもまだ出て来ません…宇宙中詳しく調べてみますので、もうしばらくお待ち下さい”とのことでした。
 私から中西さんを通して、サンディに天の川銀河のセントラルサンのヒメミコ様であるミサキタカクノボルヒメミコ様が管理するデータバンクにアクセスするようにアドバイスしたのですが、どうやら、サンディはすでにそこにアクセスしていて、なおかつ見つからなかったことが、2月10日の通信文から窺えました。
 さすがに、ここを探せば見つかると思っていただけに、このデータバンクの情報が消されているのには驚きました。先代の天の川銀河のセントラルサンのヒメミコが消去したとしか考えられません。彼女と先代の宇宙のセントラルサンは結託していたので、おそらく、宇宙のセントラルサンが管理しているデータバンクも消されている可能性が高いです。そうすると、通信文にある通り、その上の宇宙のデータバンクを調査することになります。
 この状況からわかるように、現在の地球の混乱の大元は、先代の天の川銀河のセントラルサンのヒメミコにあるのです。彼女が、ウツクシキシラベノヒメミコ様に加えて、私たちの地球に転生しているハナタチバナノヒメミコ(サオトメ)様を殺そうとしたことが、地球の混乱の始まりなのです。
 コブラが、天の川銀河のセントラルサンを「黒い太陽」と言っていますが、これは、処刑された先代の天の川銀河のセントラルサンのヒメミコのことです。また、彼がグレートセントラルサンと言っているのは、同様に処刑された先代の宇宙のセントラルサン(男神)のことで、後任がタカキウチュウノヒカリノヒメミコ様になります。
 2月10日の通信文で、サンディが「次は宇宙のセントラルサンのヒメミコ様が管理されているデータバンクを探してみるつもりです」と言っていますが、これは、現在はタカキウチュウノヒカリノヒメミコ様が管理するデータバンクのことで、おそらくここも消されているだろうと予想しているわけです。その上となると、恒星系神の管理するデータバンクということになるかと思います。
(竹下雅敏)
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中西征子さんの天界通信63

<通信者:中西征子>
<通信日時:2021年2月8日>

3番目の質問の回答を、今、問い合わせてみましたが、次の様な御返事でしたので、お知らせ致します。

サンディ:…もし、どこかに隠されていれば必ず出て来るはずですが
いくら探してもまだ出て来ません。


中西:呪いや呪術、あるいは宇宙人の関与は考えられないでしょうか?

サンディ:そのような可能性も考えられると思います。
調べる界層や領域を拡げて、宇宙中くまなく調べてみますので
もうしばらくお待ち下さい。


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【再掲載】スミワタルタカキホシノヒメミコ様からの通信文2 
地球の歴史の始まり、宇宙の構造と4種類の人類

本記事は竹下氏による過去のこちらの記事の再掲載となります。
あくまで掲載当時の情報である点をご了承ください。

 竹下氏の過去の記事の中から、最近読者になった方がご存じないと思われる重要な執筆記事を再掲載してまいります。
 今回から再掲載する「スミワタルタカキホシノヒメミコ様からの通信文」は、2014年より始まった中西征子さんによる一連の通信です。スミワタルタカキホシノヒメミコ様は、シリウス星系の惑星ニャン・トロから2013年に地球に帰還したヒメミコ様です。詳しくは当時のこちらの記事をご覧ください。
 この一連の通信では、地球の始まりから、現在の地球の混乱の大元であるハイアラーキーの誕生、現代のNWO計画や世界情勢の背後にある本当の歴史が、霊的な観点から明かされています。
 一連の通信を読んでいただくと、竹下氏の世界情勢のコメントにおける霊的な部分がよりいっそう深く理解できることと思います。ぜひお楽しみください。
(シャンティ・フーラ)
竹下雅敏氏からの情報です。
 今回の通信文は、本物です。度重なる妨害の後に、ようやく繋がりました。ヒメミコ様の通信文で、人類の自然進化による出現が、約4000万年前であることを知りました。確かにこの年代で間違いないと思います。先の記事で、スバルから約5億年前に地球に入植して来たらしいと記しましたが、地球とシリウス、スバル、北斗七星の深い繋がりを考えると、これらの関係する惑星からそれ以降も何度も入植があったのではないかと思います。この辺りのことは、時間が無くこれまで私が調べていない分野なのです。今後こうした宇宙の本当の歴史が開示され、人々の前に明らかにされるだろうと思います。
(竹下雅敏)
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〈通信者:中西征子〉
〈通信日時:2014年11月22日13時8分〉

「中西征子様…。スミワタルタカキホシノヒメミコです。
11月1日以来、はじめての通信となります。
ようやく繋がりました。とても嬉しいです。

今日お伝えする事は、今から約4億5千万年前からはじまります。
その時、愛の創造神第5システムから大正真真神様とその一団の神々がこのシリウスシステムに降臨されました。

地球上の歴史の始まりについて

4億5000万年前~3500万年前まで、地上では様々なシステムの進化がすすめられました。
鉱物システム、植物システム、動物システムへと進化を遂げていった時代でした。
やがて、地上に注がれる光の変化により、動物の中から特に意識の高度に成長した種が変容を遂げて、今から約4000万年※に直立歩行の人類の先祖が、アフリカ大陸、インド、メソポタミヤなどの地域で、ほとんど同時に出現することになりました。

やがて時が経つにつれて、意識は少しずつ拡大し、進化のプロセスは早められていきました。しばらくすると、それら人類の中から、共同生活のためのグループが誕生していきました。
彼らは地域毎にまとまり、種族を形作る様になりました。
アフリカ大陸では狩猟民族が、メソポタミヤでは農耕民族、インドでは農耕・狩猟の複合民族が出現し、言語を用いて意志の疎通をはかる事が出来ました。

地上ではそのようにして、ゆっくりと進化のプロセスが進行していきました。

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中西征子さんの天界通信62 ~トワニカガヤクヒメミコ様(サンディ)への質問と回答~ ホツマツタヱにまつわる疑問点

竹下雅敏氏からの情報です。
 サンディ(トワニカガヤクヒメミコ)に、ホツマツタヱにまつわる疑問点を聞いてみることにしました。中西征子さんに通信の労をとっていただきました。
 ホツマツタヱの疑問点は、天照政権にとって都合の悪い事実がすべて削除されていることです。例えば、玉依姫が生んだミケイリが後に賀茂別雷神として知られる神で、父親は大山咋命だということなどです。最大の疑問点は、神武天皇の時と開化天皇の時の界層の降下に一切触れていないことです。
 サンディの回答は驚くべきもので、この時の記録が削除されているというのです。これは、私がまったく考えていなかった回答です。また、4番目の質問への回答から、こうした記録の削除に、伊予津彦命が関与していた可能性が高いのがわかります。
 この回答も驚くべきもので、中西征子さんが自分の頭で考えた回答でないことは、明らかだと思います。伊予津彦命は私の双子の魂なので、彼に悪い印象を与える回答を、中西征子さんがするはずがないからです。この回答は、間違いなくサンディからのものですが、彼女は事実を述べているのです。
 実は、今から書く内容は、妻の泰子以外には誰にも話していない事柄です。以前の時事ブログで解説しましたが、賀茂別雷神が関与した天界のクーデターの背後に居た主要な神々の一柱に、伊予津彦命が居たのです。クーデターの発覚によって、彼は処刑されました。彼以外にも、この時多くの神々が処刑されましたが、名前は書かないことにします。神々の名前を書いたカードを手にもって、どのチャクラも開かないようであれば、その神は存在しないのです。各自で調べてください。
 なので、私には、サンディからの回答がとても納得できるのです。
(竹下雅敏)
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中西征子さんの天界通信62
<通信者:中西征子>
<通信日時:2021年2月7日>


「こんにちは。サンディ。
いくつか質問があるので教えて欲しい。

1.ホツマツタヱの記述で天照大神などの「ホツマの神々」は、神武天皇より前の時代には、肉体(狭義)の「身体」の焦点は3.0次元の「5層」にあったが、神武天皇の時に「6層」に降下したと考えているのだが、正しいだろうか?

:はい。おっしゃる通りです。

2.第9代開化天皇が白人(シラヒト)、胡久美(コクミ)と類似した過ちを犯したことで、開化天皇を中心とする一団が「7層」に転落したと考えているのだが、正しいだろうか?

:はい。おっしゃる通りです。

3.開化天皇を中心とする一団が「6層」から「7層」に転落した時、「7層」にいる地球人には、開化天皇を中心とする一団が忽然と空中から姿を現したように見えると思うのだが、このようなことがどのようにして起きたのかが分からない。
 この「開化天皇を中心とする一団の降臨」に、ヤタノカラスの翁の末裔が深く関わっていると見ているのだが、この時の詳しい状況を教えて欲しい。

:残念な事ですが、今は詳しくお話しする事が出来ません。
「開化天皇を中心とする一団の降臨」にヤタノカラスの翁の末裔が深く関わっている事は、あなたのおっしゃる通り確かですが、この時の記録がなぜかわかりませんが消えているのです。

誰が、どのような目的で記録を削除したのか、
調べてわかり次第、お知らせします。


4.神武天皇の時と開化天皇の時の界層の降下は、特別な大事件のはずなのに、ホツマツタヱには全く事の重大性が記述されていないのは何故だろう。
 わかる範囲で教えて欲しい。

:大変な陰謀が関係しているようです。
重大な事実が隠されているようです。

それは「ホツマツタヱ」の作者が関係しています。
作者は御存知の通り、伊予津彦命様です。

伊予津彦命様は、重大な事件の全貌を意図的に記録から削除されました。

その目的は、あなたの改革を不完全なものとするためです。

つまり、事実を削除する事により、天界と地上の改革が成功しないようにされたのです。

あなたに気付かれないようにするために、そうされたのです。


質問は以上です。
竹下雅敏」

夢のお告げの通りに武仁尊(神武天皇)の前に、“ヤタノカラス(八咫の烏)と称する翁”が現れて、その導きで大和の宇陀に至った ~プラズマ体で武仁尊のいる「6層」に姿を現したヤタノカラスの翁

竹下雅敏氏からの情報です。
 ウィキペディアの「神武東征」によれば、ホツマツタヱの伝承によく似た記述があります。

古事記
「神倭伊波礼毘古命が熊野まで来た時、大熊が現われてすぐに消えた。すると 神倭伊波礼毘古命を始め彼が率いていた兵士たちは皆気を失ってしまった。この時、熊野の高倉下(タカクラジ)が、一振りの大刀を持って来ると、神倭伊波礼毘古命はすぐに目が覚めた。高倉下から神倭伊波礼毘古命がその大刀を受け取ると、熊野の荒ぶる神は自然に切り倒されてしまい、兵士たちは意識を回復した。神倭伊波礼毘古命は高倉下に大刀を手に入れた経緯を尋ねた。高倉下によれば、高倉下の夢に天照大御神と高木神(タカミムスビ)が現れた。二神は建御雷神を呼んで、“葦原中国は騒然としており、私の御子たちは悩んでいる。お前は葦原中国を平定させたのだから、再び天降りなさい”と命じたが、建御雷神は、“平定に使った大刀を降ろしましょう”と答えた。そして高倉下に、“倉の屋根に穴を空けてそこから大刀を落とすから、天津神の御子の元に運びなさい”と言った。目が覚めて自分の倉を見ると本当に大刀があったので、こうして運んだという。その大刀は甕布都神、または布都之御魂と言い、現在は石上神宮に鎮座している。また、高木神の命令で遣わされた八咫烏の案内で、熊野から吉野の川辺を経て、さらに険しい道を行き大和の宇陀に至った。」

日本書紀
「磐余彦尊は息子の手研耳命とともに熊野の荒坂津に進み丹敷戸畔を誅したが、土地の神の毒気を受け軍衆は倒れた。この時、現地の住人熊野高倉下は、霊夢を見たと称して韴霊(かつて武甕槌神が所有していた剣)を磐余彦尊に献上した。剣を手にすると軍衆は起き上がり、進軍を再開した。だが、山路険絶にして苦難を極めた。この時、八咫烏があらわれて軍勢を導いた。磐余彦尊は、自らが見た霊夢の通りだと語ったという。磐余彦尊たちは八咫烏に案内されて菟田下県にいたった。」

高倉下命が見た夢の中で、“武甕槌命が「経津の御魂の剣を倉に置く。これを武仁尊に差し上げなさい」といったので、「あいあい」と言ったところで夢から覚めた”というのですが、「ホツマ物語 神とオロチ 鳥居礼著 新泉社」によれば「天日天日(あひあひ)」で、天日(あひ)とは、“天のアマテル神の考えのままに”という意味だという事です。
 武仁尊(神武天皇)は、ヤタノカラスの導きで大和の宇陀(奈良県宇陀郡)に至ったのですが、夢のお告げの通りに武仁尊の前に、“ヤタノカラス(八咫の烏)と称する翁”が現れたのです。
 2015年1月5日の記事で、“ヤタノカラスとは、3本足の烏ではなく翁なのです。おそらく杖をついた老人だったのでしょう。私はこのヤタノカラスというニックネームが付けられた翁は、イスラエルの失われた十支族のレビ族の長老で、この辺りに住み着いていたのだと思います”とコメントしました。
 さらに詳しく調べると、ヤタノカラスの翁は、当時「肉体(狭義)」を3.0次元の「7層」に持っていたことが分かりました。ヤタノカラスの翁は霊能力者で、プラズマ体で武仁尊(神武天皇)のいる「6層」に姿を現したのです。
(竹下雅敏)
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【29 タケヒト、ヤマト討ちの綾】

http://hotumatutaye.com/wp/wp-content/uploads/2014/06/260610ほつまつたゑ全文.pdf
タケヒト,ヤマト打ちの紋(アヤ)
(前略)
ネブルトキ タカクラシタニ 眠る時 タカクラシタに
ユメノツゲ タケミカツチニ 夢の告げ タケミカツチに
ミコトオリ クニサヤケレバ 「国喧擾ければ
29-14 ナンヂユケ カミニコタエハ 汝行け」 神に答えは
ユカズトモ クニムケツルギ 「行かずとも 国平け剣
クダサント カミモウヱナリ 下さん」と 神も「宣ゑなり」
ミカヅチノ フツノミタマオ 「ミカヅチの フツの御魂お
クラニオク コレタテマツレ 倉に置く これ奉れ」
アヒアヒト タカクラシタガ 「あひあひ」と タカクラシタが
ユメサメテ クラオヒラケバ 夢覚めて 倉お開けば
ソコイタニ タチタルツルギ 底板に 立ちたる剣
29-15 ススムレバ キミノナガネノ 進むれば 君の長寝の
イヱサメテ モロモサムレバ 毒気覚めて 諸も覚むれば
イクサダチ ヤマヂケワシク 軍立ち 山路嶮しく
スエタエテ ノニシジマイテ 末絶えて 野にしぢまいて
スメラギノ ユメニアマテル スメラギの 夢にアマテル
カミノツゲ ヤタノカラスオ 神の告げ 「ヤタの烏お
ミチビキト サムレバヤタノ 導き」と 覚むればヤタの
カラスアリ オオヂガウガツ 烏あり 遠祖が穿つ
29-16 アスカミチ イクサヒキユク アスカ道 軍率き行く
ミチオミガ ミチオミが
(以下略)

「完訳 秀真伝 下巻 鳥居礼編著 八幡書店」を参考にすると、意味は次のようになる。

(武仁尊の率いる神軍は荒坂(三重県南牟婁郡荒坂村)まで進むことが出来た。その地で動物霊を操る丹敷戸(にしきど)が軍を拒み、妖気を吐きかけてきた。神軍は毒気に当てられ、みな疲れ伏し眠ってしまった。)
高倉下命(タカクラシタノミコト)に夢の告げがあった。武甕槌命(タケミカツチノミコト)に天照大神から「国が騒がしいので汝が行くがよい」と詔があった。武甕槌命が「私が行かなくとも、国を平定する経津の御魂の剣を下せば大丈夫でしょう」と答えると、天照大神も「もっともだ」と仰せになった。
 武甕槌命が「経津の御魂の剣を倉に置く。これを武仁尊に差し上げなさい」といったので「あいあい」と高倉下命が言った所で夢から覚めた。倉を開けて床に立ててある経津の御魂の剣を取り出し武仁尊に差し上げると、君は毒気による眠りから目覚め、一行も覚め軍を進めた。山道が険しく道もなくなり、野原で沈んだ気持ちで君がまどろんでいると、夢に天照大神の告げがあった。「ヤタノカラスを導きとせよ」
 目が覚めると、ヤタノカラス(八咫の烏)と称する翁が現れた。翁が切り拓いた飛鳥道を、道臣(ミチオミ)が軍を率いて進んで行った。

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