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「妻や私が関わってたら私は総理大臣をやめますよ」…「安倍晋三記念小学校」国有地払い下げ疑惑:土地はタダ+「差し引き5970万4千円の国の持ち出し」

竹下雅敏氏からの情報です。
 昭恵夫人が名誉校長となる小学校の国有地払い下げ問題ですが、これまでの経緯は、冒頭の動画をご覧ください。この問題に関してあべぴょんが、“妻や私が関わってたら私は総理大臣をやめますよ”と言っています。
 この事件、驚いたことに国有地を格安で手にしたどころか、ナント、埋蔵物の撤去費用として、国が森友学園に1億3176万円を先に支払っているのです。加えて建物の補助金が6194万4千円出ているようです。要するに、タダで土地を入手しているだけではなく、“差し引き5970万4千円の国の持ち出し”になっているというのです。
 国が8億円以上もの値引きをした理由が、埋蔵物の撤去費用のわけですが、ツイートにあるように、もともと“ゴミなんてなかったただの更地”だったようで、国の方もゴミの撤去を、“確認していない”と言うのです。
 これはどう考えてもとんでもない事件ですね。
(竹下雅敏)
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[ゆるねとにゅーす]東京新聞がアベノミクスで貧富が拡大していることを報道!富裕層はますます力を増し、貧困層はことごとく無視され、殺される社会へ!

 東京新聞が、アベノミクスによって、貧富の格差が拡大したことを報じています。アベノミクスによって、日本の金融資産の20%をわずか2%の富裕層が保有し、金融資産1億円以上の「大金持ち」も40万世帯も増えたようです。一方で、平均年収200万円以下と言われる非正規雇用が40%以上に達している状況です。日本も中間層が食い物にされ、上位約3%の富裕層が全体の半分を超す資産を持つアメリカに近づきつつあります。
 問題は、それとは気づかず、中間層以下が奴隷のようにずっと搾取されていることだと思います。大西つねき氏は、この30年で日本人が「300〜600兆円分のタダ働きをさせられて来た」と主張しています。どういうことかと言うと、1985年のプラザ合意により、ドル円の為替レートが3倍近くの円高になり、大企業は「病的なコストカット」に邁進することで輸出価格を抑え、30年間黒字を稼ぎ続けましたていきました。しかし、大西氏は「コストは必ず誰かの売上または給与」だと言います。「病的なコストカット」を国を挙げて取り組めば、お金が回らなくなり、デフレになってしまいます。日本が300兆円以上という世界最大の対外純資産を持っている世界一のお金持ち国だとしても、"本来受け取るべき労働の対価を受け取れず"、その果実を配分することもできないのであれば「一億総ブラック国家」だと指摘しています。ご許可が頂けたので、いずれ、詳しく話している動画を文字起こしして掲載したいと思っています。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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東京新聞がアベノミクスで貧富が拡大していることを報道!富裕層はますます力を増し、貧困層はことごとく無視され、殺される社会へ!
転載元)





貧富の格差拡大・「金こそ全て」の社会こそ、民主主義の終焉・共産主義の夜明けを意味する



c045ffd5f7c056b3fbcb9d56f61b9352東京新聞が、日本でもアメリカのような貧富の拡大が着実に起こっていることを報じています。
やはり、このサイトでも繰り返し書いてきたように、アベノミクスこそが、日本の貧富の格差を拡大させ、貧困層の力を徹底的に奪うための「詐欺政策」だったことが証明された形かと思います。

1461695595.81599_970ss吉田照美氏もラジオ番組でこの東京新聞の記事を紹介してくれていたけど、まさに、安倍政権が根っからのグローバリズム政権であることがまた一つ浮き彫りになったね。

上の記事によると、今までまあまあお金持ちだった人たちは、アベノミクスによってより大きく富が膨らみ、いわゆる金融資産1億円以上の「大金持ち」が40万世帯も増えた一方で、逆に下の方を見てみると、非正規雇用が40%以上に達し、彼らの平均年収はほとんどが200万円以下という、食費や家賃、光熱費を払うので精一杯、恋愛も結婚も子育てもできないような人達が大量に増えてきているのが現状だ。

また、若者の大多数は将来を悲観的に見ており、このニュースによると、若者の「心の幸福度」の調査において、世界的に見ても日本は最低レベルだったらしいし、日本全体の雰囲気としては景気はどんどん停滞し、庶民の間で絶望感や閉塞感が広がりつつある状況だろう。

だけど、こうした貧富の格差が広がり、強者と弱者の間に大きな力の隔たりが生じてくるようになると、強者の声「ばかり」が表に目立つようになってくるのも確かだ。

アベノミクスのお陰で株が上がり、大手や公務員の給与が上がり、これらのお陰でより富むことが出来た人は、アベノミクスや安倍政権を熱烈に支持するのは当たり前だろうし、彼らはネット上でも一生懸命安倍政権を称えては、安倍総理に反対する庶民の声を妨害したり、脅すなどして政権批判の声を封じ込めようとするだろう。

今の日本は、マスメディアも安倍政権に手厚い寿司接待で取り込まれてしまっているし、これらがアベノミクスの恩恵を受けた富裕層と結びついた上で、庶民の苦しい声や怒りの声、安倍政権にとって不都合な情報などを徹底的に封じ込める方向に動いている。

貧困層は、資金力も生命力も行動力も、富裕層と比べて圧倒的に劣っているために、一生懸命声を上げようとしても、「強いもの」たちにその声をかき消され、社会から無視、抹消され、人知れず強いストレスを抱き、うつになったり、自殺や自傷行為、非生産的なストレス解消に向かっていく。

これこそが、アベノミクスの本質であり、今の日本で起こっていることそして、こういう世の中こそが「グローバリズム」というものがもたらす世界なんだよ。 

c045ffd5f7c056b3fbcb9d56f61b9352つまり、貧富の格差を極限まで広げるグローバリズムは、実質、民主主義を徹底的に破壊させ、1%の巨大な富を持つ富裕層による完全なる独裁・共産主義社会をもたらすということですね。
そして、すでにそうした世界が日本でも着実に起こっているということですし、だからこそ、安倍政権は今でも圧倒的な力を持っているということですね。

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宝くじに当選し物質的豊かさを得た代わりに「人生の意味を失った」女性 〜ウブンツ貢献主義が現在の地球の意識レベルでは無理だと感じる理由〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 100万ポンドの宝くじに当選した女性が、物質的豊かさを得た代わりに“人生の意味を失った”として、未成年への宝くじの販売を禁じる訴訟を起こしたとのことです。
 実はこの問題が、ウブンツ貢献主義が現在の地球の意識レベルでは無理だと私が感じる最大の理由です。
 もしも富が公平に分配され、労働のほとんどをロボットが代行するようになり、人々が必要な物を全て無料で受け取れるような社会になったとしたら、この女性のように、人生の意味を失う人たちが大量に出現すると思うのです。
 ウブンツ貢献主義を推進していたテリンガー氏は、“朝、目が覚めたらもうニッコリです”と言っていました。だって、スーツを着て会社に行かなくても良いのですから。好きなだけ寝ていられます。でも、こうした喜びが得られるのは初めのうちだけです。テリンガー氏は、自由な時間を自分の好きなことに使えば良いと言っていましたが、実のところ、ほとんどの地球人は自分が何をしたいのかが分からないのです。
 実際問題として、他者への貢献と思って人間のやる仕事は、全てもっと上手にロボットが行えるようになります。例えば、時事ブログの記事を集めて、それに適切なコメントをして毎日アップするという仕事は、人工知能が私よりも100倍も早く行うことが出来ます。同様のことが、あらゆる業種で起こります。人間は、自分が生きていることの意味を問い始めるでしょう。
 生き甲斐を失った人たちが真っ先に手を出すのが、大麻など合法化された麻薬であったり、強烈な快楽を感じるギャンブルであったりします。
 下の記事をご覧になると、“カジノなどのギャンブルは麻薬に似た常習性を伴う”とあります。今でも空いた時間のほとんどをゲームに費やすとすれば、これが麻薬やカジノへと移行するのは必然だと思います。麻薬が人間を廃人にするのと同様に、ギャンブルも人間をダメにするのは明らかではないでしょうか。アルコール依存症ですら、現代の医学では完治出来ません。麻薬依存症やギャンブル依存症の人間を完全に元の健全な状態に戻すのは、かなり難しいのではないでしょうか。そして元に戻ったとしても、人生の無意味さは何も解決していません。
 物質的な必要が満たされた時、自分が本当にやりたいことが出来て幸せに生きられる人と、生き甲斐をなくし、酒、麻薬、ギャンブルなどに逃避する人に分かれるような気がします。この分岐点は、一体どこにあるのでしょうか。この問題が解決しない限り、ユートピアのような未来は来ないと思っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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100万ポンド当選で人生が台無し 21歳英国女性、宝くじ会社を訴え
転載元)
英国のジェイン・パークスさんは100万ポンドの宝くじに当選した当時、17歳だった。そしてそれから4年たった今、21歳のパークスさんは巨額の宝くじに当たったことが自分の人生を台無しにしたと告白した。ニュースサイト「ストレイツ・ピーポー」が報じた。

パークスさんの話によれば、当選で得たお金はチワワと家2軒、さらに豊胸整形手術に投じられた。ところがパークスさんはこれだけの物質的豊かさを得た代わりに最も大事なものである人生の意味を失ったと感じている。

パークスさんは宝くじの組織を相手取り、18歳以下の市民への宝くじの販売を禁じるよう、裁判を起こした。

一方宝くじ組織側は当選当時からパークスさんとはコンタクトを取り続けており、どんな支援も行う構えを見せている。

先に伝えられたところでは、米国のロト「パワーボール」で、4億8700万ドルのジャックポットが出た。


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マカオでカジノ?とにかくカジノはやめておけ。
引用元)
(前略) 

ギャンブルで話題になるのは胴元の控除率。 つまりは親の取り分。
これがある限り、親は絶対損しないんです。お客さんが来れば来るほど儲かるんですね。

スクリーンショット 2017-02-16 18.30.41

だから、ラスベガスもマカオも客寄せに必死なわけ。とにかくゴージャスな演出とか、ホテル代金を安くしたりとか。
大金をチップに交換すると、往復の航空券くれたりするカジノも。。お客の勝ち負けなんてどうでもいいんです。とにかく遊んでくれるだけで儲かるんですから。

(以下略) 


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パチンコもカジノも「病人」を増やすだけである
引用元)
(前略) 

カジノなどのギャンブルは麻薬に似た常習性を伴うことが知られている。ギャンブルを行う人の脳を調べると麻薬中毒者のそれと類似した振舞いをすることがわかっている。

(中略) 

パチンコ依存度が激しい者に対しては「社会の落伍者」として接するよりも病人として対応する方がより適切なのではないかと思う。



日本にもカジノを作る計画が出現しては消えることを繰り返しているが、筆者は基本的に反対である。確かに経済効果だけ見れば、(中略)…カジノが存在する地域は活性化し潤うだろうが、その周辺地域が枯渇することは明らかである。

(中略) 

その結果、日本はカジノとパチンコが併存したギャンブル依存症の一大生産地となるにちがいない。

(以下略) 


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カジノについて
引用元)
(前略) 

「実は、身内にかなりのギャンブル依存症がいます。

(中略) 

なぜそんなふうにお金を無駄に使うのか聞いたことがあります。これで負けたら全財産を失うという時のヒリヒリする感じが『たまらない』のだということでした」

(中略) 

 「賭博は何も生み出しません。何も価値あるものを作り出さない。借金しても、家族を犠牲にしても、人から金を盗んででも、それを『する』人が増えるほど胴元の収益は増える。

(中略) 

不幸になる人々が増えるほど収益が上がるビジネスである以上、そのビジネスで受益する人たちは『賭博に淫して身を滅ぼす人』が増大することを祈ることを止められない。(中略)…

(以下略) 

[ゆるねとにゅーす 他]【NHK世論調査】安倍政権の支持率が58%に上昇! 共謀罪「必要46%」「「必要なし14%」  

 NHKの世論調査で、安倍政権の支持率が3ポイント上がり、58%に上昇したとのこと。「51兆規模のばら撒き」や「金田大臣の共謀罪に関するボロボロ答弁」や「稲田大臣らによる自衛隊日報隠蔽」が国民に高く評価されたのでしょうか。さらに衝撃的なのが、共謀罪について「必要だと思う」が46%、「必要ではないと思う」が14%だったとのこと。記事には、"もしこの結果が、本当の国民の世論なのであれば、もう日本は行くところまで行くしかないだろう"とあります。
 高い支持率の演出と切り離せないのが、解散総選挙だと思います。安倍首相の任期2018年12月までですが、植草一秀氏は、"2017年9月~12月に総選挙日程を設定する可能性が高い"としています。板垣英憲氏の記事でも、"トランプ大統領が、安倍晋三首相の衆院議員任期に強い関心を示していた"とあり、板垣英憲氏は植草一秀氏より早い時期に総選挙が行われる可能性を指摘しています。
 日本もそろそろこの政権とはおさらばして、新しいステージに入りたいところですが、世論調査(操作されている可能性大ですが…)からも自浄作用に疑問が残ります。今はトランプ大統領の背後にいるキッシンジャーの戦略に期待するのが現実的かもしれません。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【NHK】安倍政権の支持率が58%に上昇!米への公的年金ばら撒きや金田大臣のボロボロ答弁、自衛隊日報隠蔽などが高評価か!?
転載元)
(前略) 


(中略) 

NHKは安倍政権賛辞のために、トランプ批判を引っ込めていく方向性を決めた!?


26b6cf965e48396a1d0d8632c89e5a53ちょっ…!!
(ちょっと嫌な予感はしてたけど)トランプさんとの日米首脳会談、NHKの世論調査によると、大勢の人が評価してて、内閣支持率もさらに3%アップしちゃったみたいよぉ!

あんなに前代未聞のばら撒きをしても日米首脳会談を評価しちゃうし、おまけに支持率まで上がっちゃうなんて、もうここまで来ちゃったらお手上げバンザイ状態よぉ~。

1461695595.81599_970ssなるほどね。
日本国民の貴重な年金を「差別主義者(と言われている)のトランプ」に大量にプレゼントし、51兆規模のばら撒きを世界一の経済大国相手に勝手にやってしまい、「私の頭脳が対応できない」という金田大臣の共謀罪に関するボロボロ答弁も、稲田大臣らによる南スーダンの自衛隊日報を「破棄した」とウソをついて隠蔽したことも、これら全てを国民は高く評価をしたという風に受け取っていいのかな?

そもそも、「外交」というのは、「一方的に自国民の富をプレゼントして相手国に気に入ってもらう」といったものじゃ全くないはずなんだけど、多くの日本国民は「これが外交」とでも思っているのだろうか?

もしこの結果が、本当の国民の世論なのであれば、もう日本は行くところまで行くしかないだろうし、あまりにもメディアに影響を受けやすく、人任せでややMっ気があり(?)行動力の無い日本人には、民主主義は元々あまり向いていないのかもしれないね…。

ただ、このNHKがやっているRDDという世論調査の方式、これはかなり問題があるものみたいだし、こうした情報を見ても、独身や昼間働いている人などはほとんど調査対象にならないらしく、世論を正確に映し出すものだとは到底思えないもののように感じるよ。

それと、全ての会社の世論調査が出揃わないとまだ分からないけど、このNHKの報道を見る限り、日本メディアは今後安倍政権をヨイショするために、トランプに関する報道スタイルを少し変えていく可能性がありそうだ。

つまり、トランプの政策に対する批判報道が減っていく可能性があるのと、「安倍総理が過激なトランプを大人しくさせた」みたいな方向にヨイショしていく動きが考えられるね。

(以下略) 

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【名前を変えたらコロッと騙される】共謀罪あらため「テロ等準備罪」、必要が46%、必要ないが14%【NHK世論調査】
 今朝の衝撃のニュース。共謀罪に関する世論調査の結果です。

 「共謀罪」の構成要件を厳しくしたと称して名前を変えただけの「テロ等準備罪」を新設する組織犯罪処罰法の改正案、NHKの世論調査でこうした法整備が必要かについてどう思うか聞いたところ、

「必要だと思う」が46%、

「必要ではないと思う」が14%


だったというのです!

 NHKは

「組織的なテロや犯罪を防ぐため」

「共謀罪」の構成要件を厳しくして「テロ等準備罪」を新設する

としていますが、テロを防ぐためには共謀罪がなくても既存の法制度で足りることは、国会の審議で十分明らかになっています。

 また、前回前々回と廃案になった共謀罪の法案も、共謀の対象となる罪の数を減らすとか、準備行為を必要とするだとか、付け加えていました。

 つまり、これまで3回廃案になった共謀罪と今回のテロがどうしたとかいう法案とは全く同質です。

 それをテロ等準備罪と名前を変えるのは、自衛隊がPKOに派兵されている南スーダンで起きている事態を

「戦闘ではなく武力衝突」

と言い換えているだけなのと全く同じ
です。

 それなのに、オリンピックのテロ対策に必要だと言われたら盲目的に共謀罪でも支持。

 つくづく救われない国民性だと嘆かざるを得ません。

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[seiryuu氏]私たちの地域を豊かに幸せに。プラウト社会実現へ向けて。 〜プラウトの実践と金融システムの改革〜 【第9回】

竹下雅敏氏からの情報です。
 プラウトが実現する上で重要なのは、金融システムの改革です。現在のような中央集権型の金融システムでは、地方の問題を解決出来ません。
 日本では、バブル崩壊で銀行が統廃合され、生き残った巨大銀行は、外資が影響力を行使出来るようになってしまいました。このため、地方の預金はすべて中央に吸い上げられてしまい、地方にお金が循環しなくなりました。地方が衰退するのは当たり前なのです。
 利子という考えは見直さなければなりません。これまでは銀行にお金を預けると利子が付きました。そして利子が付くのは当たり前だと思い込んでいます。ですがお金を預けて銀行が管理しているのだから、管理手数料を払わなければならないという考え方もありそうです。要するに、銀行から利子をもらう、あるいは管理手数料を支払うというのは、マイナス金利政策を考慮すると、どちらもあり得るということがわかります。だとすれば、例えば銀行がお金を貸して利子を取るという行為自体をやめた方が良いという事にもなります。これは銀行が民間でなければ十分可能です。
 現在の金融システムは、誰かが銀行からお金を借りることで通貨が生み出される仕組みになっていますが、これを改め、信頼できる機関がGDPに応じて通貨を発行するようにするのが本来の姿だと思います。
 人々の意識の変化とプラウトの実践、そして通貨改革は、手を取り合って進むと考えた方が良さそうです。
(竹下雅敏)
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私たちの地域を豊かに幸せに。プラウト社会実現へ向けて。
文:seiryuuさん

※さあ、始めよう。(結び)
・正直で信頼にたるリーダー:自己潜在力の活用。
 

 プラウトの実行、何か面倒で難しいと感じられましたか?行動のためプラウトを知り理解することは大事ですが、難しい理論や理屈を覚えておく必用は全くありません。それより具体的に実践し経験し実感することが重要なのです。そして実はこの実践は「いつでも、どこでも、誰にでも」始められます。つまり「今、ここで、私が」開始できるのです。東日本大震災のあった夏ある方に教えて頂きました、誰でも知っている大切で当たり前の姿勢「まっとうな生き方の尊さ」-嘘をつかないこと、過ちは素直に認め謝ること、この実践者は誰であれ尊い-。これがプラウトの実践といって間違いないのではないでしょうか?三本柱の運動推進の両輪とは、高い倫理性と高い透明性(情報の共有)。では私たちが最容易に犯してしまう倫理違反は?「嘘をつくこと」では?情報を出さず隠したいことは?「自分の犯した間違い過ち」ではないでしょうか?だからこそ誰であれ「まっとうな生き方」の継続こそが尊いのです。これこそが「正直で信頼にたるリーダー」の資質でしょう。自己の潜在力を開拓し新たな世界と自己を展開していく原点がここにあるのではないでしょうか。

・自然環境の潜在力の活用 

 「衣食住」がその地域で完結しているべきで地域の自立になります。そのための自然環境潜在力の活用は、その観察から始まります。歩くと気づきます。我が地域も日本の各地域と同じような問題、課題がありますね。
・まちの高齢化問題。人口減少。老人の孤独問題。
・増え続ける空き家。空き地。消えていく商店。
耕作放棄地の増加。手入れが行き届かない山林。
地場産業の不振などなど・・・。

 一見するとどうしようもないようにも思えますが、問題を並べてみるとある共通点、課題が見えます。「我が地域で生まれ育った子弟、若者たちが都市部に向かい、帰郷しないこと。」これが課題でしょう。地域で安定した「やりがい、誇り、喜び」の持てる仕事で十分な収入があれば、どうでしょうか?特に食料とエネルギーの自給自足へ向けた取り組みは急を要する課題です。地域活性化のため次のようなことは思い浮かびます。

・帰郷者を初め若者に空き家を開放し住民に。
耕作放棄地を活用し新たな農業を開始し食糧増産。(従事者の十分な収入は保証する。)
・工場を導入し山林の間伐材等をバイオエタノールとして活用する。(従事者の十分な収入は保証する。)
・川の流れを活用した小水力発電の実施。等々。

問題は資金でしょうが、「地域通貨」の研究はその価値がありそうです。ともあれ、ここからは皆で智慧を出し合い工夫して進むことになります。自立した豊かで幸せな私たちの地域へ向けて。 
   
後書き

 プラウトを紹介する備忘録帳的なものをとの考えで本稿は作成に取りかかりました。(当初に思い描いたより倍ほどの字数になってしまいましたが、)少ない字数で全体像が浮かび上がるようにとの思いで進めたのが本稿です。ですから実は詳しい説明等はこれでもかなり割愛しカットしています。その分乱暴でもありますし、私の勘違いの部分もあるでしょう。その点はご容赦ください。

 さて、本年、新たな時代が幕開けしました。トランプ大統領が今年1月20日就任しました。選挙期間中の訴え「偉大な米国を取り戻す!」。そして就任スピーチの冒頭の端的な意訳「ワシントンに巣くい(政治を裏で操り)利権を貪ってきたものたちの手から米国を国民の手の中に!!」。最初からここまで本稿を読んで頂いた方にはトランプ大統領の発言の意味は明瞭ではないでしょうか。独立戦争に勝利し英国の植民地から建国した米国は繁栄します。しかし1913年、表には見えない形で乗っ取られます。米国に実質中央銀行FRBが創設されて実権が奪われたのです。それから100年余の現在、米国の天文学的な借金、戦争の連続、1%対99%と揶揄される貧者の拡大、麻薬、犯罪者、不法入国者の跋扈・・・。乗っ取られ惨めになった米国、そこから独立し繁栄した偉大な米国を再び取り戻すと宣言したのです。端的にはFRBの所有者たちの手から国民の手に米国を取り戻すとの就任スピーチだったのです。そしてその言葉通りの実行です。最初に行ったのがTPPからの脱退、そしてCIAへの訪問演説。「TPPとISD条項」、「CIAと麻薬」で検索し調べてみて下さい。これらのトランプ大統領の言動、その意味が分かるでしょう。

 新たな時代、世界の変革、その幕開けは既に始まり今後もどんどん展開していくでしょう。(残念ながら日本は最も遅れて取り残されている感は強いのですが、)ただし、この新しい時代、世界が私たちにとって幸せなものになるかどうかは、本稿でふれているように結局私たちの姿勢次第です。勇気を出して共々に進んでいきましょう。

 先に発表した「お金の秘密・打ち出小槌物語」は『円の支配者』(リチャードAヴェルナー著、「草思社」)。そして本稿は『資本主義を超えて』(ダダ・マヘンシュヴァラナンダ著、「世界思想社」)をベースにして作成したものです。入手されて是非ご一読下さい。そして・・・もう一点。本稿も「お金の秘密・打ち出小槌物語」もある方の教示なしには作成できなかったものです。

 毎日、様々な角度から「世界の今」を発信しているブログに「シャンティ・フーラ」があります。日々更新される情報には驚かれるでしょうが正確で興味深いです。そしてそのブログの中に「映像配信」のコーナーがあります。東広島に在住の竹下雅敏様の様々な講義が映像で配信されているものです。多数の映像配信がありますがプラウトについての講義もあります。ここでは膨大なそして貴重な知識と情報があふれんばかりに詰まっています。まさに宝庫です。この知識と情報にふれることで本稿と「お金の秘密・打ち出小槌物語」作成に向かうことになりました。教示頂いた知識と情報のごく一部を切り取りまとめ直したのが本稿と「お金の秘密・打ち出小槌物語」といっても過言ではありません。といっても教示頂いた知識と情報について私の理解不足や勘違いもあるでしょう。その意味も含め、皆様もこの「映像配信」等を直接視聴されますことをお薦めします。

 新たな時代を幸せな時代に。ありがとうございました。  

2017年2月2日