注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(※情報を実際に欲していたのは、米連邦地検カリフォルニア州の事務所)
暗殺は続くよ、どこまでも
本日クレムリンに出回っている【ロシア】対外情報庁(SVR)の最大限に懸念すべき新報告書は、【ロシア公文書の機密度として最上位の】「特に重要な」極秘情報に指定されていました。
――その中で明かされていたことですが、3月6日にアメリカ合衆国国務省は米連邦地検カリフォルニア州東部地区のサクラメント事務所を代理して【ロシア連邦】外務省(MoFA)に対する外交上の要請を行い、ロシア市民のアレーシャ・クラシーロヴァに関する情報を求めてきたそうです。
――この要請の直後、【ロシア】外務省は以下のような通知を投稿しました:
#Zakharova The detention of #Russian national Olesya Krasilova is yet another example of the #US hunting for #Russians all across the globe. We have strongly demanded that the US authorities withdraw the #extradition request pic.twitter.com/f6jrCuP4dT
— MFA Russia 🇷🇺 (@mfa_russia) March 6, 2020
米国国土安全保障省(DHS)のフィル・ヘイニーは、デーオバンド派イスラム系のテロ組織を追っていました。トランプが大統領に就任する直前に、オバマ゠クリントン政権はそういった情報の全面破棄を命じたため、彼は内部告発者に転じます。
そしてこの過激派が敵視する中国とイランで新型コロナウイルスが発生し、ロシア側の情報を求めたヘイニーは、翻訳の専門家アレーシャ・クラシーロヴァに接触しました。DHS時代にやり取りしていたロシアの官吏です。
するとクラシーロヴァは、2月16日にコロナウイルスの不可解な症例を調査しに行った先で、アメリカ政府の意向を受けたスペイン当局に拘束されてしまいます。結婚間近だったヘイニーの方は、カリフォルニア州で銃殺されているのを2月21日に発見されました。
二人とも、アメリカ合衆国ディープ・ステートによる生物兵器の可能性を探ろうとして、目をつけられたのでしょうか。
ヘイニーの捜査を開始した検事夫婦も新たに犠牲となった、というのが今回の記事です。おまけとして末尾には、以前“自殺”で片づけられた唯一の連邦検事の例をご丁寧にも入れてくださっています。――って、誰一人“自殺”やないやーんっ!
ディープ・ステートはあっちこっち脅迫しているので、見せしめの“自殺”は大概が似たりよったり。事情を分かっている人間が見れば、なんちゃって“自殺”からディープ・ステートの犯行声明が読み取れるようになっているようです。
地元ニュースの僅かな映像を手掛かりに、点と線を結ぶロシアもお見事。
そしてアメリカの極秘の内戦は相っ当に血で血を洗う状況らしく、具体例をこうして見せられると、ひたすらドン引きします。ロシア側が警戒度マックスで注視しているのも当然至極。