イベルメクチンの様々なウイルスに対する効果は 2012 年から数多く報告されています。ヒトの後天性免疫不全症候群(AIDS)のヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)やデング熱ウイルス、ウエストナイルウイルス、ベネゼイラ馬脳炎ウイルス、インフルエンザウイルス、仮性狂犬病ウイルスに対して幅広い抗ウイルス活性を示しています。
(中略)
イベルメクチンの前駆物質であるエバーメクチンは中国でのみ作られています。エバーメクチンがなければイベルメクチンを作ることは出来ません。その生産は中国のみで行われており、何か問題があってエバーメクチンが作られないとイベルメクチンの供給は止まります。北里大学 大村智記念研究所ではエバーメクチン高生産株を持っているため、国内生産も視野に入れた対応を考えています。
【グルタチオンが出荷調整中】
2020年12月に発覚した後発医薬品会社の不祥事を発端に、様々な薬の流通が不安定になっています。(医薬品全体の約30%)
先日、当院の自由診療注射・点滴で使用している
「グルタチオン」にも出荷調整がかかり、今のところ安定的な入荷の見通しが立っておりません。
「グルタチオン点滴」と「肩こり注射・肩こり点滴」については当面、新規の受付を中止します。
これまで継続してこられた患者様も、グルタチオンの入荷状況次第ではご予約出来ないことがあるかもしれません。
ご迷惑をおかけしますが、ご理解頂けますようお願い申し上げます。
安定的な入荷が可能となった時点で、改めてホームページやSNS等で御報告いたします。
なお、グルタチオンが含まれない注射や点滴については、これまで通りご提供しております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年1月 ひらやま脳神経外科