注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
この論文に関して、米ハーバード大学(Harvard University)や英インペリアル・カレッジ・ロンドン(Imperial College London)をはじめ、世界の臨床医や疫学者など多くの著名研究者が署名した公開質問状が28日に発表された。
質問状は、「(論文の内容は)インパクトが強く、世界で多くの研究者がこの論文を精査した」とし、精査の結果、「(この論文の)方法論とデータの整合性のいずれにおいても疑念」が生じたとしている。(中略)… 主な懸念事項の一つは、データを提供した国と病院に関する情報がないことだ。データは、米イリノイ州シカゴに拠点を置く医療データ分析会社サージスフィア(Surgisphere)が提供している。
(以下略)
Lancet誌に掲載されたヒドロキシクロロキンの有効性を否定する研究に関して、その並々ならない政治的影響を考慮して、英国医学界の錚々たるメンバーが編集長リチャード・ホートンに対してデータの出典の公開等を求める声名を発表した。 https://t.co/tYBcfBvsJt
— p (@OdNezu) May 29, 2020
「Lancet誌上のクロロキン効果を否定する研究に使われたデータを蒐集したというSurgisphereが実在する会社なのか我々は疑い始めている。データを提供した病院や医師がまったく見つからないのだ。逆に協力していないという答えは多く聞く。」(ラウルト医師) https://t.co/ly711lcnY7
— p (@OdNezu) May 30, 2020
こちらのフランス記事、Surgisphere社について詳細に調べてますが、2013〜本年3月まで活動実態がない、従業員5名、うち4名は3月以降登録?納税記録も見当たらない?インターネット上での動きもない?登記されては償却の繰り返し?LANCET共著者のSapan代表のデータもない?https://t.co/PCcaSztU8u pic.twitter.com/OnrfoNlcvB
— shin0226 (@shin0226saku) May 30, 2020
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この「ヒドロキシクロロキンの有効性を否定」した論文を、世界で多くの研究者が精査したところ、「方法論とデータの整合性のいずれにおいても疑念」があるとして、“世界の臨床医や疫学者など多くの著名研究者が署名した公開質問状が28日に発表された”とのことです。
論文には「データを提供した国と病院に関する情報がない」だけではなく、データを提供した医療データ分析会社「サージスフィア(Surgisphere)」が実在しない可能性が出て来ました。ツイートには、“2013〜本年3月まで活動実態がない、従業員5名、うち4名は3月以降登録?納税記録も見当たらない?”とあります。
一方、フランスのソワール誌は新型コロナウイルス感染症に対する「クロロキンおよびヒドロキシクロロキンの新しい作用メカニズム」を明らかにした論文を掲載しました。「クロロキン又はヒドロキシクロロキンには、ウィルスのエンベロープが宿主細胞のガングリオシドに吸着するのを防ぐ働きがあることが発見され、SRAS-CoV-2患者の治療に使用することの有効性が確認された」とのことです。
この論文によって、先の「ヒドロキシクロロキンの有効性を否定」した論文が捏造である可能性が高くなりました。
マダガスカルのアンドリー・ラジョエリナ大統領は、同国がマダガスカルの植物アルテミシア(Artemisia)を主体にした「コビッド・オーガニクス」と呼ばれる治療薬を開発したことで、“WHOが、治療薬に少量の毒物を入れるよう2千万ドルの提供を持ち掛けた”ことを暴露しました。
WHOに最大の寄付をしているのは、ビル・ゲイツの財団だということなので、今回の偽論文も、先のラジョエリナ大統領への賄賂と同様に、WHOが主体となって行っていると見て間違いないでしょう。