衆院予算委(集)。藤野(共産)がスゴい指摘をしている。政府は黒川の定年延長の法的根拠として、戦前の大日本帝国憲法(言うまでもないが無効)の一部を持ち出してきている、と。
— 🏕インドア派キャンパー 📣ⒻⒸⓀⓁⒹⓅ🔥 (@I_hate_camp) February 26, 2020
😐法治国家終了宣言だ。 pic.twitter.com/BPfuoPIQbT
脅威です。黒川検事長の違法定年延長に関し、安倍政権は「裁判所構成法」を論拠にしている事実が判明しました。裁判所構成法は明治憲法下で成立した法律であり、明治憲法下でしか通用しない法律なので、当然、明治憲法もろとも既に廃止無効となっています。安倍政権は違憲無効のクーデター勢力です。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) February 26, 2020
これはあまりにも酷い。
— 反戦平和 (@liberal16peace) February 26, 2020
委員長たる人物が「質問自体が間違えてる」と言い張り、野党の質問を妨害する事はあってはならない事だ。
棚橋委員長と言えば政権の“ポチ”とまで言われるが、ここまで酷いとは。
議事は公平であるべきであり、それを損なう事をするならば、棚橋委員長は罷免されるべき。 https://t.co/TeuCPLfFcv
森法相の「口頭決裁も正式な決裁」について
— emil (@emil418) February 26, 2020
フル:https://t.co/PHMAWq5YNg pic.twitter.com/ZHpkugBP3U
公文書にここまではっきり書いてあっても、あくまで自分たちの過ちを認めないのが #安倍晋三政権 の大きな特長です。 https://t.co/ThJ4QJfdYY
— 齊藤信宏 (@nobusaitoh) February 25, 2020
26日の衆院予算委員会は、とても人間同士の議論ではなく、魑魅魍魎を相手に虚しい戦いを強いられているような苦痛を感じました。安倍政権がなんとしても「桜封じ」で番犬・黒川弘務氏の定年延長をさせたいがために、ついに明治帝政下の法まで持ち出す事態になっています。そして国会の場を職権で歪める棚橋委員長の暴挙があとを絶ちません。ホラーです。
この日、枝野幸男議員、玉木雄一郎議員、藤野保史議員の三人が連続して質問に立ち、黒川定年問題を次々と追求しました。森法相が枝野議員に対して最初に放ったひと言に凍りつきました。「ぜひ、シナリオではなくファクトの積み上げでご議論させていただきたい」とヌケヌケと言ったのでした。日本語が通じていない!野党がこれまでどれほどファクトを積み重ねて質問しているのか気づいてなかったのか?我が国の法務大臣は。会場は怒号。なだめる委員長と素知らぬ顔でベラベラ無意味な答弁を続ける法相。枝野議員の厳しい質問が終わり席を離れた後、勝手にノコノコ答弁台に立ち、枝野議員の背中に向かって「人事について総理から指示があったことはございません!」と総理へのおべっかを叫ぶ森法相。またしても会場怒号の中、法相を擁護する棚橋委員長。ここは国会なのか?続く玉木議員は、人事院と法務省の法解釈変更の協議のあった日と法相の答弁の矛盾を突き、法相のウソを暴きますが、これまた平然と「当時、議場がうるさく質問を聞き間違えた」という子供でもつかないウソ答弁をしてごまかします。当時の委員会でもっとも耳障りだったのは棚橋委員長の弾圧的な注意だよ。ここ、国会なのか?
そして一番異常だったのが藤野議員の質疑の時でした。ANAホテルの回答と矛盾する安倍総理の答弁を緻密に詰める藤野議員の質問がよほど不都合だったのか、これを遮り、ほとんどイチャモンの注意を放って堂々と議事妨害をする棚橋委員長。ヘラヘラ笑って見ている閣僚。こんな場面見たことない。ここは国会だったのか?
もっと驚いたのが、藤野議員の指摘した事実でした。
26日当日朝、法務省は突然、定年延長の根拠とする文書を出してきました。それは検察庁法の前身の「裁判所構成法」の規定を元に「適用できる」というものでした。待ってくれ、その「裁判所構成法」は、大日本帝国憲法下の法律で、戦後、新憲法の下で否定されたものです。その三権分立など無かった時代の遺物を今回の解釈変更の理由にするなど、戦後の自民党ですら恐ろしくてできなかったことを、事もあろうに法の支配を担うべき法務省が安倍総理のためだけに全力で破壊工作をしているのです。
国会中継動画の3:57:40からの5分、藤野議員の重要な指摘とそれに対する総理の答弁をご覧ください。
藤野議員は、こんなデタラメな憲法破壊の大元となった1月31日の閣議決定を撤回すべき、と安倍総理に迫りますが、安倍総理は法務大臣に振り、指名されてもいない森法務大臣がしゃしゃり出てきて、「(理由はないけど)法の趣旨に反するものではないと、おー、」と答弁し、やっぱり日本語が通じませんでした。
本当に恐ろしいことに、これはクーデターです。