注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
アフリカに居ても中国に居ても怖くなかったわけですが、ダイアモンドプリンセスの中はものすごい悲惨な状態で、心の底から怖いと思いました。これはもうCOVID-19に感染してもしょうがないんじゃないかと本気で思いました。
レッドゾーンとグリーンゾーンというんですけど、ウイルスが全くない安全なゾーンとウイルスがいるかもしれない危ないゾーンというのを(中略)… きちっと区別することによってウィルスから身を守るというのは我々の世界の鉄則なんです。ところが、ダイヤモンド・プリンセスの中はグリーンもレッドもグチャグチャになっていて(中略)… DMATの職員それから厚労省の方、検疫官の方がPCR陽性になったという話は聞いてたんですけどそれはもう「むべなるかな」と思いました。
(中略)
そもそも常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない。(中略)… やってるのは厚労省の官僚たちで、私も厚労省のトップの人に相談しました、話しましたけど、ものすごく嫌な顔されて聞く耳持つ気ないと。
(以下略)
消毒スペースがきれいか汚いかの区別がついていないから、防護衣が意味があるのかないのかも分からない。レッドなら意味があり、レッドから防護衣着てグリーンに入ると防護衣が感染を広めてしまう。自衛隊の落ち度ではありません。こういうのはプロが教えてあげないと。 https://t.co/kcO0X7fYCj
— 岩田健太郎 (@georgebest1969) February 18, 2020
しかし、その横を背広着た人たちがサージカルマスクだけですり抜けていた、、、 https://t.co/MQ6YZINEzr
— 岩田健太郎 (@georgebest1969) February 18, 2020
船内で作業してる自衛隊員の軽装備も酷すぎ、、、 pic.twitter.com/IuAxLQPf9H
— 三宅バンビw (@momingaut) February 18, 2020
これがその船内の様子、、確かに背広でマスクだけ、、 pic.twitter.com/PivvH00gyE
— Kazumix™ (@Kazumi_x) February 19, 2020
動画見ました。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) February 18, 2020
要するに、感染症予防のために必要な措置、データの収集が行われていない、という現状。。。
日本の反知性主義、専門家軽視の行き着くところ。
情けないです。
ダイヤモンド・プリンセスはCOVID-19製造機。なぜ船に入って一日で追い出されたのか。 https://t.co/PYM3ZXuqjJ
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冒頭の動画はある意味で歴史的なものなので、是非ご覧ください。時間の無い方は、BBCのインタビュー動画「感染症の専門家、客船内の感染対策を批判 BBCが独占取材」をご覧ください。
それにしてもダイヤモンド・プリンセス号の中に「常駐してるプロの感染対策の専門家が一人もいない」というのは驚きました。DMAT(災害派遣医療チーム)の中に感染対策の専門家がいないという状況は、想像の斜め上すぎて言葉を失ってしまいます。
ところで動画の中で岩田健太郎教授が、“岩田に対してすごいムカついた人がいると、誰とは言えないけど…”と言っているのですが、その人物は橋本岳厚生労働副大臣らしい。橋本龍太郎元総理の次男です。