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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝8 ― 乗っ取られたイギリス(下)

 特権会社イギリス東インド会社設立から始まった英国の1600年代。この世紀の中頃から後半にかけてピューリタン革命と名誉革命の英国革命が起こされます。これによって、①追放されていたユダヤ人が英国に帰還し、②オランダの王子であったウィリアム3世が英国王となります。この①②にて1600年代末にはイングランド銀行が創設されました。英国国家と英国王室の大変な変化と変質です。
 それでは、題名の「乗っ取られたイギリス」ですが、誰にイギリスが乗っ取られたのか? ①に関して、イングランド銀行創設は、ウィリアム3世の特許認可もありますが、その主体はクロムウェルを雇ったマナセ・ベン・イズラエルに連なるアムステルダムの自称ユダヤの金融勢力でしょう。
 それでは英国を追放されていた金融ユダヤ人がイギリスを乗っ取ったのか? これについては「それで間違ってはいないでしょう」という答えになると思います。
 次の②に関して、オランダの王子が英国王になっているので、オランダ王室がイギリスを乗っ取ったのか?の見解もあるでしょう。それは「見方によっては間違ってはいないでしょう」という答えになりそうです。
 少少曖昧な答えにならざるを得ないのは、イギリスと一口に言ってもその成り立ちは複雑で、地域はイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドに分かれ、支配層民族もゲルマン民族の流入に、ノルマン人(バイキング)の征服と言った具合に変化しています。
 この複雑さ故に「誰がイギリスを乗っ取ったのか?」の答えは一口で表されない面があるのです。
 しかし正確な答えもあると見ています。それは「黒い貴族が乗っ取った」でもいいのですが、黒い貴族全体を「それは何か」をこれまで規定できていないので、より正確には「悪魔崇拝主義がイギリスを乗っ取った」です。
 これが1600年代のイギリスに数々起きた重大な事柄の本質だと見ています。
(seiryuu)
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ユダヤ問題のポイント(近・現代編) ― 外伝8 ― 乗っ取られたイギリス(下)

ウィリアム3世からハノーヴァー朝へ ~恣意的な英王朝の変遷


Author:TRAJAN_117 [CC BY-SA]
Author:Alphathon [CC BY-SA]

イギリス議会の要請で、オランダ・オレンジ家のウィレム3世が英国に上陸し、英国王ジェームズ2世は亡命の身となります。ウィレム3世はジェームズ2世の娘メアリと既に政略結婚しており、メアリ2世と共にイギリスを共同統治します。これが名誉革命とされています。

ウィレム3世がウィリアム3世として即位した5年後の1694年に、「国家に貸し付けを行う」世界最初の近代中央銀行とされる「イングランド銀行」(「イングランド銀行」は非常に重要なのでそれ単体を別枠で見ていくつもりです。)が設立されたのです。

この英国革命を経て、イングランド銀行設立に大きく関わったウィリアム3世ですが、メアリ2世との間に子供はなく、英国王位は、メアリ2世の妹のアンに継承されます。

しかしアンにも王位継承者の子息はなく、アンの死去と共にスチュアート朝は断絶です。スチュアート朝断絶には1701年ウィリアム3世時に制定された王位継承法が大きく関係しています。

この王位継承法により、アンの王位を継承する候補者が次々に王位の権利を失い、必然的な形で外国ドイツのハノーヴァー選帝侯ゲオルク・ルートヴィヒ国王として迎えられます。彼は選帝侯を兼ねたまま英国王ジョージ1世となったのです。

「ジョージ1世は英語をほとんど解せず、しかもロンドンに馴染まずにハノーヴァーに滞在することが多かった。イギリス国政に関与することが少なかったので、イギリスの政党政治が定着し、責任内閣制の原則が確立していった。」(「世界史の窓」)とのことです。

pixabay [CC0]

こうやって、どう見てもかなり恣意的な形で開始されたハノーヴァー朝、それが現在にまでそのまま至っているのです。
途中、1901年から王朝名をサックス=ゴバーグ=ゴータ朝にしましたが中身は同じです。そして現在の王朝名はウィンザー朝ですが、1917年に第一次世界大戦が始まり、ドイツの王朝名はまずいということでウィンザー朝と名乗っただけで、中身はやはり同じなのです。

ハノーヴァー家について重要なポイントウィキペディアの「ウィンザー朝」の記事で冒頭記されているように、ハノーヴァー家はゲルフ家に繋がっている点です。この点はジョン・コールマン博士も幾度も指摘しています。『300人委員会』の最後部分で次のよう記す通りです。

「ウィンザー家」の実態はゲルフ家であり、ヴェネチアの黒い貴族のなかでももっとも古い名門の一つだ。ヴィクトリア女王の血統は、直接ゲルフ家までさかのぼることができる。」


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西日本豪雨災害から1カ月経った今も、全く手付かずという所もある ~復旧が進まない地域の要望は、ベルトコンベヤーの大量投入や軽ダンプなどの配備、そして“調整のできる人間が必要”~

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画の16秒の所をご覧になると、現状を示唆しているようで興味深いです。不思議なことに、当初から自衛隊の活動が鈍いように感じますが、なぜでしょうか。棄民政策の一環なのでしょうか。
 1ヶ月経った今も全く手付かずという所もあるとのことです。結局のところ、パフォーマンスだけで、“出来るだけ金も人も出したくない、ボランティアで勝手にやれ”というスタンスを貫くつもりなのでしょうか。
 あべぴょんの頭の中は総裁選一色で、支持率が下がらない程度にパフォーマンスをしておけばよいという風に見えます。本来なら、補正予算を早急に組まなければならないはずなのに、臨時国会を召集すると、例の赤坂自民亭に代表される様々な不手際を間違いなく追及されてしまいます。総裁選にダメージを与えることはなるべく避けたいという思惑なのでしょう。
 山本太郎氏が、復旧が進まない地域の要望として、ベルトコンベヤーの大量投入や軽ダンプなどの配備を要請しています。それともう一つ、“調整のできる人間が必要”とのこと。
 要するに、現場での有能な人材が必要だということですが、それを無能な安倍政権にお願いしなければならないところが辛い。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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不明者捜索続く いまだ手つかずの現場も 広島
引用元)

(動画はシャンティ・フーラが挿入)
 
 西日本豪雨から6日で1カ月。豪雨による死者は219人、不明者は11人となっています。広島県では6人の行方が依然、分かっておらず、6日も捜索が続いています。

(小島佑樹記者報告)
 広島県坂町小屋浦です。土砂やがれきがうずたかく積まれていて、すぐ脇で今も警察による行方不明者の捜索が続けられています。小屋浦では、避難しようとした40代の女性が自宅近くで流されて今も行方が分かっていません。坂町では、原爆が投下された午前8時15分に合わせて黙祷(もくとう)が行われました。豪雨災害から1カ月、広島県では108人が亡くなり、6人が今も行方不明のままです。県のまとめでは、住宅約1万5000棟が全半壊や浸水といった被害を受け、今も934人が避難所での生活を強いられています。1カ月経った今なお、全く手つかずという所もあります。
(以下略)
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配信元)

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[西日本豪雨]自衛隊、瓦礫の山残し撤去作業終了 / 気象庁が“記録的豪雨の恐れ”の警報時点で、ダム貯水量を減せば被害は防げたはず ~そのとき宴会をやっていて指示を出さなかった安倍政権とそれを追求しない大手メディア~

竹下雅敏氏からの情報です。
 被災地に入ったボランティアの人は一様に、テレビで見るよりも実際はずっとひどいと言います。田中龍作ジャーナルの冒頭には、現場に残る大量の瓦礫の写真がありますが、フレームの外を想像すると、瓦礫の山がこのフレームの中に収まっているわけではないのが、誰でもわかります。実際には、写真では捉えきれない惨状だと思います。
 にもかかわらず、自衛隊の瓦礫撤去活動が終了したというのです。自衛隊は、人命救助の際もほとんどが待機していただけで、現場でお年寄りの救助活動を実際に行っていたのは、地元のボランティアの人たちでした。
 “続きはこちらから”は、真備町地区の堤防が決壊するまでの“27時間のロス”を問題にしています。気象庁が、“記録的豪雨の恐れ”という警報を発した時点で、ダムの貯水量を減らしていれば被害は防げたはずで、この時に宴会をやって適切な指示を出さなかった安倍政権を批判しています。こうした事も含め、空白の66時間を大手メディアがきちんと追求すれば、安倍政権は存続できないはずなのです。
 森喜朗内閣の時に起きたえひめ丸事故では、第一報が入った後もゴルフを続けたとして批判され、結果的に退陣に追い込まれました。Wikipediaによると、“初動の対応の悪さに批判が殺到し、世論調査では支持率8%、不支持率82%”に達したとあります。安倍政権の場合、これと比較にならないほどひどいです。
 政権を批判する野党に支持が集まらないのは、若い人たちが批判すること自体をタブー視しているからだという意見を見たことがあります。空気を読む傾向が高く、波風を立てずにその場をやり過ごすことに慣れていて、その場の空気を読まずに場を乱すことを良しとしない傾向が強いとのことでした。
 しかし、この論法でいくと、若い人たちの主体性はまるでなく、ことの善悪の判断も、その場の雰囲気ということになりかねません。これは非常に危険なことのように思います。
 極端な話、メディアによって醸成された空気でいかようにも操作される小羊のようなもので、例えば集団暴行のようなことでも、その場の空気に流されればやりかねません。
 HAARPは、気象兵器、地震兵器と言われていますが、人心のコントロールも可能だということです。悪人は人々を支配しようとしますが、彼らの奴隷にされないようにするには、まず自分自身の立ち位置をはっきりとさせる必要があります。
 何が善で何が悪か。宗教は、これを考えないようにさせてしまいます。この意味で、宗教というのは人を支配するための最も効率の良い道具であると言うことができます。真実の光が当たると立場がなくなるものが、悪に決まっています。この意味で、真相を隠蔽しようとするもの、それに加担するものが悪、あるいは悪の一部と見なされても仕方がないでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【豪雨水害】 自衛隊、瓦礫の山残し真備町の撤去作業終了
引用元)

見渡す限り災害ゴミだった。=7月11日、倉敷市真備町 撮影:田中龍作=


 西日本豪雨で町の3分の1が水に浸かった倉敷市真備町。災害ゴミと呼ばれる膨大な量の瓦礫が、町中に溢れた。国道沿いの瓦礫は自衛隊による撤去活動ですっかり撤去されたが、県道や市道などでは、まだ大量の瓦礫が残る。

 ところが防衛省は「岡山県での自衛隊の瓦礫撤去活動は(8月1日時点で)全行程終了した」と正式に表明した。
(中略)
 自衛隊が去った後、撤去作業にあたるのはボランティアとみられる。政府は「ボランティアの数が不足している」とボヤくが、自衛隊を出し渋っていることは明白だ。そもそも初動からして出し渋っていた。「助かる命も助からなかった」という反省は、安倍首相や小野寺防衛相にないのだろうか。
(以下略)
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配信元)

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第三次世界大戦は起きないが、カバールとの最終決戦は不可欠であり、確かに時は迫っている ~良い人たちの勝利は、実は確定している~

竹下雅敏氏からの情報です。
 第三次世界大戦は起きませんが、カバールとの最終決戦が不可欠であるというのは、Yutikaさんのこの前の記事でも語られていました。改革に協力的なナサニエル・ロスチャイルドは別として、他のロスチャイルド家の者たちやシオニストたちが果たして素直に降伏するかというと、ほとんどの者がそうではないと感じています。
 おそらく今月の末までには、習近平氏は、抵抗するカバールの撲滅、すなわち首領であるナサニエルを除くロスチャイルド家の者たちの排除に合意するとみています。排除の方法とその結果がどのようなものになるのかは、私にはわかりません。
 時が迫っているのは確かで、今日の1本目のpopoちゃんの記事はタイムリーでした。シャンティ・フーラの時事ブログで取り上げた記事の中でも、最も質の高い優れた記事の1つだと思いました。
 記事の中にある動画「Q The Plan To Save The World (Subtitles)」は必見です。これまで世界で何が起こっていたのか、これから何が起こるのかがわかると思います。この動画を拡散していただくと、人々の目覚めを早めると思います。
 動画の中では、“良い人たちが勝利している”(10分36秒)と言っていますが、良い人たちの勝利は、実は確定しているのです。正確に言うと、悪人の滅びが確定しているわけで、彼らの内側の身体は既に滅ぼされています。これは、魂がすでに滅びていることを意味しており、彼らの未来はありません。今も悪をやめない者たちは、肉体(狭義)の深層、中層、表層と順次滅ぼされて行き、最終的に抵抗する気力すらなくし、精神破綻に追い込まれるでしょう。そうでなければ、刑務所行きです。
 世の中は一見悪が増大しているかに見えますが、実は悪は駆逐されて行っており、これまで見えなかった悪が表面に浮かび上がってきただけなのです。人々が目覚め、今何が起きているのかを知れば知るほど、その認識の光が悪を焼き尽くします。
 早いか遅いかだけの違いで、悪の滅びという観点では、未来は確定しているのです。くれぐれも、目先の欲に惑わされて悪に巻き込まれることのないようにしてください。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
トランプ大統領とプーチン大統領が、ナット・ロスチャイルドに「FRBから手を引け」と通達し、第3次世界大戦による「未来計画」を正当化する「預言」が回避された
◆〔特別情報1〕
 トランプ大統領とプーチン大統領が、欧州最大財閥ロスチャイルド総帥ナット・ロスチャイルドに「FRBから手を引け」と通達し、これにナット・ロスチャイルドがあっさり受諾したことから、米最大財閥ロックフェラーが事実上、滅亡したのに続いて、ロスチャイルド財閥が滅亡に追い込まれた。これは、2大財閥が「第1次、第2次、第3次世界大戦を経て世界を統一する」という「未来計画」を正当化する「預言」が、ものの見事に回避されたことを意味している。欧米人は、南北戦争時の南部連合(南軍)のアルバート・パイク将軍(1809年12月29日~1891年4月2日、弁護士、秘密結社フリーメイソンに所属、1857年に最高幹部=最高位33階級にまで登り詰め、「黒い教皇」と呼ばれ、「KKK」の創始者)の予言を信じてきていた。
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米上院議員が、9.11テロ事件に関する機密資料の公開を要請
転載元)
アメリカの上院議員5名が、2001年に発生した9.11テロ事件関連の資料の機密扱いを解除するよう求めました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、31日火曜、ボブ・メネンデス氏、リチャード・ブルメンタル氏、チャック・シューマー氏、クリス・マーフィー氏、そしてクリステン・ギルブランド氏の5名の上院議員らは声明を発表し、「2001年の同時多発テロ関連の資料は、テロリストと諸外国との知られざる関係ややり取りを暴露しうる」と表明しています。

また、この声明では、「アメリカ国民と9.11テロ事件の犠牲者の遺族は、このテロに関する完全な情報を入手する権利がある」とされています。

さらに、「アメリカ司法省や、9.11テロ事件の調査に関するそのほかの機関が作成した、数十ページに渡る資料が、依然として機密扱いとなっている」ということです。

アメリカ上院の新たな承認内容でも、9.11テロ関連資料を機密扱いから外すことが求められています。

9.11テロに複数名のサウジアラビア人が絡んでいたことを裏付ける報告が公開されている一方で、大統領府をはじめとするアメリカの政府関係者は、この問題の追及を差し控えています。

9.11テロに関する28ページの報告書は、2016年にアメリカ議会で提示されています。

この報告書の一部には、9.11テロの事件の実行犯とされる要員が、サウジアラビア政府と関係していた人物らの支援を受けていたことが述べられています。

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[逝きし世の面影] 高濃度汚染水は冷却水だと認めた政府 〜 冷却水が意味すること、それはメルトダウンした核燃料デブリの臨界

 「逝きし世の面影」さんが、今、私たちの住んでいる世界の実態を警告されています。
 7/31に経産省・資源エネルギー庁が出した記事の中の「汚染水とは何か?」という説明に着目されました。
「原子炉内部に残る、溶けて固まった燃料(燃料デブリ)を冷却状態に維持するために水をかけると、高い濃度のセシウムやストロンチウムなどを含んだ汚染水となる」
この経産省の説明は、管理人さんによれば、戦後2度目の「玉音放送」に等しいものだそうです。なぜか。
 2017年1月24日に東電がHPで「汚染水発生量の抑制を目的に、〜注入量を段階的に低減」と説明したことで、管理人さんは東電が事実上「汚染水は冷却水だ」と認めたことを確信します。
しかし、政府、マスコミ、有識者はその事実を隠し、黙殺し、汚染水の原因が原発敷地内に流入する地下水であるとミスリードしてきました。本当に、1日当たり400トンもの地下水が流入し汚染水となるなら「周辺に地下ダムを造るだけで簡単に解決する」はずなのに、事故後7年、どんどん増え続ける汚染水タンクはもはや原発構内いっぱいに林立し、これ以上汚染水タンクの置き場がない状況です。
 7/31の経産省の記事は、高濃度放射能汚染水のほとんどが地下水由来ではなく、メルトダウンして空になった原子炉圧力容器へ注入する冷却水だったことを正式に認めたと判断されるものでした。
これが何を意味するのかと言うと、事故後7年、メルトダウンした核燃料デブリを冷却し続けなければならない事態だった、つまり臨界が疑われると言うことなのでした。
「政府、マスコミ、有識者、挙国一致で」隠蔽してきたことは、7年経った現在でも、原発事故が進行中であるという実態でした。
 驚きよりも、やはりそうかと思ってしまうほど原発対応には失望していますが、後世への責任が無くなったわけではなく、少しでも危険な実態を伝えたいと思いました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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高濃度汚染水は冷却水だと認めた政府
転載元)
(前略)
『現場で進む、汚染水との戦い~漏らさない・近づけない・取り除く~』
 2018-07-31  経済産業省・資源エネルギー庁
(中略)
そもそも「汚染水」とは何か?

ここで、「汚染水」とは何か、その発生のメカニズムと対策がおこなわれることとなった経緯について、ちょっとおさらいしてみましょう。

2011年に起こった東日本大震災発生にともなって発生した、福島第一原発の事故。水素爆発が発生し、燃料が融け落ちてしまったことは、皆さんもご存じの通りです。

原子炉の内部に残る、溶けて固まった燃料(「燃料デブリ」と呼ばれます)には、水をかけて冷却状態を維持していますが、水が核燃料に触れることで、高い濃度のセシウムやストロンチウムなどの放射性物質を含んだ「汚染水」となり、原子炉建屋内に滞留しています。これが基本的な汚染水発生のメカニズムですが、・・・・・・・(以下省略)


『73年ぶり2回目の「ほぼ玉音放送」が流されたのに、・・・誰も気が付かない無残』

 実は1年半前の2017年1月24日(月曜日)に東京電力のホームページで、『汚染水発生量の抑制を目的に、毎時4・5トンだった注水量を昨年12月から段階的に低減。2,3号機でも順次実施します。』と書いている。
東電は事実上『汚染水は冷却水だった』と認めたが、それ以降も政府やマスコミ、有識者は相変わらず『汚染水=冷却水』の事実を必死で隠していた

今回とうとう7月31日に経済産業省・資源エネルギー庁のホームページの『そもそも「汚染水」とは何か?』では、原子炉の冷却水だった事実を、今回はハッキリと認めているのです。歴史的に見ても今回の意味は限りなく大きいでしょう。

(中略)

そもそもの話、地下水脈ですが、これは通常の河川と同じ仕組みで上流の山側から1日当たり400トン流れてくるなら、同じ量が下流の海側に流れ去る。
地下水云々の汚染水なら原発の周辺に地下ダムを造るだけで簡単に解決する。降雨の場合ならビニールシート程度でも解決するのです。(中略)

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