注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
1948年の制度開始以降、審査員の個人情報の集団流出が明らかになるのは初めて。制度の信頼に関わる事態だが、法務・検察は不祥事として公表していない。
(中略)
審査員の氏名は記載されない。不起訴を相当としても、覆す方向の判断をしても、加害者または被害者から逆恨みされる恐れがあり、個人情報の秘匿は制度の大原則とされる。
山口地検幹部は「プライバシーに関わることがあり、お答えできない」としている。
(以下略)
【スクープ】検察審査員の氏名が外部流出 山口地検岩国支部、被害回復図らずhttps://t.co/06uSPKvHOr
— 毎日新聞 (@mainichi) June 24, 2026
山口地検岩国支部が今年1月、検察審査会の審査員の氏名を外部に流出させていたことが判明しました。
法務・検察当局は文書を回収しておらず、流出の被害回復を放置した状態となっています。
「検察は公表すべきだ」 検察審査員の氏名流出、説明責任どこにhttps://t.co/YiWmYefKrA
— 毎日新聞 (@mainichi) June 24, 2026
検察審査会には検察官の不起訴を法的に覆すことができる大きな権限があり、刑事司法の中で存在感が高まっています。
審査員の個人情報の流出は制度にどのような影響を与えるのでしょうか。
検察審査員は一般市民なんだが🤔
— 佐藤誠(元警視庁捜査第一課) (@Makoto_OB) June 25, 2026
名前が漏れるかもしれないという不安が広がれば、選ばれた市民は安心して審査に参加できなくなる。しかも、不祥事として公表していない。相変わらず都合の悪いことは隠蔽するんだな😮💨
検察審査員の氏名が外部流出 山口地検岩国支部、被害回復図らず(毎日新聞)…
裏金と統一教会ズブズブの自民党が軍事国家化、#大政翼賛会 化する中、検察も腐敗を深めています。
— NDR114(リーチに影響を与える仮ラベル付けられました。♡、🔃等、ご協力戴けたら嬉しいです。) (@NDR1142) June 25, 2026
近年、検察の不祥事は増えるばかり、酷くなるばかりです。 https://t.co/MOnbThaIX3 pic.twitter.com/ApUejhwIHR
このような不祥事が起きる背景に、検察官名の公文書がいかに重要なもので、それが一つ間違うと重大な問題を発生させることへの認識が希薄さがあるのではないか。先日、神戸地検の不起訴に検察審査会申立て、オンライン会見を行った、告訴人「北海道の歩き方」が検察官名義の処分通知書を改ざん・ネット… https://t.co/xzNlE1hB5y
— 郷原信郎【長いものには巻かれない・権力と戦う弁護士】 (@nobuogohara) June 25, 2026


こうした検察の横暴をチェックする「検察審査会」という制度があります。くじで無作為に選ばれた18歳以上の一般市民が審査員となり、不起訴処分となったケースを市民感覚で審査します。「審査員の氏名は記載されない。不起訴を相当としても、覆す方向の判断をしても、加害者または被害者から逆恨みされる恐れがあり、個人情報の秘匿は制度の大原則とされる。」とあります。
ところが、今年1月に山口地検岩国支部で検察審査員11人を刑事告訴した男性に、山口地検岩国支部の副検事が審査員11人の氏名を記載した告知書を送ってしまったことが判明しました。山口地検は情報漏洩を把握した後も文書を回収せず、流出の被害回復も行っていないと報じられています。審査員を引き受けた市民が安全な環境で審査できないとすれば、制度は機能しません。
郷原信郎氏は「このような不祥事が起きる背景に、検察官名の公文書がいかに重要なもので、それが一つ間違うと重大な問題を発生させることへの認識が希薄さがあるのではないか。」「検察組織の病状は、もはや自力での回復は不可能なレベルに達している。」と述べています。
今や日本の検察によって市民の安全や権利が守られているという信頼が失われているばかりか、市民の個人情報すらもずさんに扱われ保護されない状況を可視化したような事件です。いわんや国家権力に楯突く市民に対して、どのような圧力がかかるかと想像すると不穏です。