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米中貿易戦争によって株安・ドル安・債券安という悲劇に見舞われてしまったアメリカ ~世界貿易機関WTOは米中間で取引される商品が最大80%減少する可能性があると警告

竹下雅敏氏からの情報です。
 “続きはこちらから”の記事を先にご覧ください。ロサンゼルス港湾局長のジーン・セロカ氏は、中国との貿易戦争の影響でロサンゼルス港に入港した海上コンテナ船が減少し、来週以降には減少幅が約80%に拡大すると予想しています。
 米国の倉庫の在庫は5~7週間分しかないため、できるだけ早く貿易協定が締結されなければ、米国の店舗の棚は空になり、インフレが加速し、社会的な大混乱に陥る可能性があります。そして、この混乱はアメリカだけにとどまりません。
 アメリカの経済学者で、2025年3月から経済諮問委員会(CEA)の議長を務めているスティーブン・ミラン氏は、関税をかけてもインフレにはならないと考えていました。“トランプ政権の最初の任期中…ドルは関税とほぼ同じ額だけ上昇しました。関税導入後の米ドル輸入価格は変動しませんでした。”とツイートしていました。
 関税をかけてもドル高となり、海外から物が安く買えるので「通貨が関税を相殺」すると見ていたのです。しかし、現実には株安・ドル安・債券安という悲劇に見舞われています。
 冒頭の動画では、“最新データによると、貨物輸送量は60%も急減しました。予約が減少したため、海運会社は過去2週間で中国から米国の貨物船の25%をキャンセルしました。ちなみに、それらの貨物船はすでに他の航海航路に再配置されてしまっているため、そう簡単に戻すことはできません。つまり、この大混乱は政治的に解決されたからといって、物理的に一晩やそこらで回復できる状況ではなくなったということです(54秒)。…世界貿易機関WTOは米中間で取引される商品が最大80%減少する可能性があると警告しています。想像できますでしょうか。世界最大の輸入大国と世界最大の輸出大国の、この世界ナンバーワン・ナンバー2の国々の取引の80%が消滅すれば、世界経済は一体どうなってしまうのでしょうか(6分49秒)。…米中間の航海の約80%が欠便になり、この現状はコロナショックよりも悪化している状況になってしまったんです。(7分29秒)”と言っています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【全て消滅しました】
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NHK「憲法記念日特集・SNS時代の選挙は」大石あきこ議員の本質的な指摘「かつてのDAPPI事件など直接的な大量の資金がインフルエンサーに流れたことを解明すべき、そこに規制を」

 5月3日、NHK「憲法記念日特集“SNS時代”の選挙は」という番組があったそうです。与野党の代表者による憲法論議というよりも「選挙におけるSNSの活用のあり方や規制の是非」がテーマだったようです。
NHKの記事を見る限り、"SNSの重要性は認めるがフェイク情報への規制は必要、ただし憲法で保障される表現の自由への規制は慎重であるべき"という一般論が主に語られていたようです。
その中でネット上に上がっていた大石あきこ議員の意見は、SNS規制の一般論で終わらせず、問題の本質に迫る鋭いものでした。
 「選挙のSNS活用・規制は? 偽・誤情報にどう対応?」という問いに対して、「このテーマに決着がつかないのは、一般国民や一般事業者のやる名誉毀損は表現の自由と必ずぶつかるので、その議論でスタック(立ち往生)してしまう。今起きていることのメカニズムは、大量の資金が流れ込んで、それでデマ情報や個人のセンシティブ情報に関わるような、公益性もないような情報を流して、それが選挙にまで影響してしまっている。そのメカニズムをちゃんとクローズアップして解像度を上げて議論しなければ法整備などできない。まず解明すべきは、自民党も取引をしていたと言われるDAPPI問題、これは2021年から2023年に裁判で決着がついて名誉毀損が認められたが、ワンズクエストという会社の、おそらく社長が月110万円もらって専業で、自民党や維新の会の賛同や動員を行ったり、一方で立憲や共産の誹謗中傷を繰り返し行っていたという裁判の結果が出ている。自民党も提供していた大量の資金源があって誹謗中傷を流していたという事例がある。その事例で検証していき、然るべき法整備をしていくことが大事だ。」
 「SNSでのインプレッション(SNSの投稿や広告などが閲覧された数)で収益を上げることへの規制について」という問いに対しては、「国民の皆さんが間接的に報酬を得てしまうことの悪い部分に関心を持つのは分かるし、いずれ規制なども必要になるのかもしれない。しかし結局、憲法21条の表現の自由との兼ね合いでいつもスタックする。こうした間接的な報酬よりも、やはり直接的に報酬を与えてDAPPIのようなインフルエンサーに誹謗中傷活動をさせていたという事例を検証して、そこに時間をかけなければ、間接的な報酬の議論ばかりするのは滑稽な気がする。視聴者の皆さん、DAPPIを知らないかもしれないが、かつて17万人のフォロワーのいるインフルエンサーがいて、、、」と説明しかけたところで司会者に遮られていました。
 大石議員の解説は、兵庫県の異様な知事選挙にも当てはまる問題で、DAPPIに相当するのは現在のクラウドワークスかもしれません。そこへの資金源は? 自民党への資金源は? その流れを断つことが規制の本質です。
(まのじ)
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GHQに押し付けられたものではなく、日本国憲法の根幹は日本人によって書かれたものである / 自民党が衰退して、野党が躍進する方が憲法改正のリアリズムは高まる

竹下雅敏氏からの情報です。
 今日は憲法記念日です。冒頭の動画のコメントに、「現憲法は戦後、日本が力を付けれないようにGHQにあてがわれたものだから現代日本の現状に照らし合わせて改善できる部分は変えて行くべき」とあるように、多くの人が日本の憲法はGHQに押し付けられたものだと思っています。
 実は、1945年10月29日に民間での憲法制定の準備・研究を目的として結成された憲法研究会が、12月26日に発表した「憲法草案要綱」にGHQが強い関心を示したことが分っています。
 「憲法草案要綱」の冒頭の根本原則では、「統治権ハ国民ヨリ発ス」として天皇の統治権を否定、国民主権の原則を採用する一方、天皇は「国家的儀礼ヲ司ル」として天皇制の存続を認めたとあり、憲法研究会案がGHQ草案作成に大きな影響を与えていたことが確認されています。要するに、日本国憲法の根幹は日本人によって書かれたものなのです。
 “続きはこちらから”の動画をご覧ください。SAMEJIMA TIMESは、“自公与党が過半数を割って憲法改正は遠いたと安心していませんか? それ、大間違いです。実は自民党が衰退して、野党が躍進する方が憲法改正のリアリズムは高まります。(18秒)”と言っています。
 例えば、チンアゲのタマキンは「緊急事態条項」に前のめりで、立民のエダノンは憲法審査会長として改憲議論を進めているとのことです。
 “玉木雄一郎代表は憲法改正論議にかなり積極的、これもリベラルの立憲民主党との違いを強調する狙いがあるでしょう。それでは立憲民主はどうか? 実はこちらも左翼とは見られたくない。このような思いが非常に強まっている。憲法審査会長に就任した枝野さんは昔からリベラルの星と見られてきました。けれども、あまりにもリベラル色が強く、民主党内ではなかなか支持を広げることができなかった。だから枝野さん、憲法改正論議を強調することで自らのリベラル色を打ち消したい。そんな思いをずっと抱えてきたんです。憲法審査会長に就任した後も毎週会議を開いて、これまで以上に憲法論議を活性化させています(7分15秒)”ということです。
(竹下雅敏)
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憲法記念日 札幌・大通公園で憲法改正反対を訴える集会 午後からは市内で憲法改正を訴える集会も
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埼玉県八潮市の陥没事故を思い起こさせる京都市中心部の水道管破損 / 日本のインフラ老朽化が原因で、今後、全国で同様の事故が起こる可能性

 4月30日、京都市中心部の交差点で上水道の破損による冠水が発生しました。現場の上水道管は1959年ごろの設置とみられ、設置から約65年経過していたそうです。漏水が確認された水道管には30cm以上の穴が空いていたと報じられました。この京都市の大規模冠水は現在復旧しているそうですが、ネット上では、埼玉県八潮市の陥没事故を思い出して不安に思う声が多く見られました。八潮市の場合は本格復旧に5年から7年かかる見通しです。
 あんどう裕氏は「こういう事故は今後全国各地で頻発するだろう。水道管の更新が進んでいないのは知る人ぞ知る事実。」と投稿され、日本がインフラ整備を怠ってきたことを指摘されました。「桃太郎+」さんは「自民党と財務省と竹中平蔵に好き放題ヤラれた結果がこのザマ。 主食のコメも買えなくなりインフラ老朽化も放置されてる状況でなにが国防だ。(中略) 全国の有権者は『今だけ金だけ自分だけ』が何をもたらすかよく考えてくれ。」と問いかけました。食、福祉、教育、ライフラインなど国民の生活に絶対に必要なものは、国が、政治が、最優先で守らなければならないことを政治家に思い出させましょう。
(まのじ)
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「川のように流れていた」道路冠水で車が水没 水道管から大量の水が漏れだす 老朽化で亀裂入ったか (2025/04/30 11:56)
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東京大学の鈴木宣弘教授「国民を守るとか、国を守るっていうね、概念が日本にはないんですよね…日本はいろんなところから草刈り場にされてしまう」 ~本当に危機的な日本の状況

竹下雅敏氏からの情報です。
 非常に面白い動画でした。時間のない方は、14分8秒以降を2倍速でご覧ください。
 東京大学の鈴木宣弘教授は、“国民を守るとか、国を守るっていうね、概念が日本にはないんですよね(15分54秒)。…巨大企業でも入ってきてもらって、輸出やらスマート農業でバラ色だみたいなね、儲かる人だけ儲かればいいじゃないかみたいな議論にしてしまって、まさに消滅可能性市町村のレポートを読めば、消滅しなさいと書いてある(17分16秒)。…我々、アメリカ政府から色々言われてやっているわけですけども、その後ろには巨大な、人々の命を蝕ばんでも儲けたいという人たちが大きな力を持っていて、その人たちがアメリカ政府に言うと、日本が言われたらそれをやらざるを得ないみたいな、そんな構造が出来ていますよね(18分26秒)。…象徴的なのは、日本の農産物流を握っている全農さんを、カーギルが買収したい。全農が共同組合だとできないので、なんと日米合同委員会で「全農を株式会社化しろ」という命令があって、それで小泉進次郎さんとかの農協攻撃が始まったわけです。…全農は、株式会社になれば必ずカーギルが買うが、その後がまだある。カーギルが欲しいのは全農グレインっていう商社部門。これはすごく巨大な商社機能を持っている。そこが欲しいだけだから、他の全農本体の日本の国内における物流とかね、そういう点については中国の国営企業に売り飛ばす話まで。国家を超えたところでいろんな企業が結びつきながら、どうやって儲けるかということで動かしている部分が見え隠れしてきている(19分6秒)。…アメリカに従属させられて、やらされているかのように見えているけども、実はお隣の別の国もね、日本を植民地化するような形でどんどん浸食してきているわけですから…そこらまで含めて、日本がどうするのかをちゃんと考えないと、日本はいろんなところから草刈り場にされてしまう(21分9秒)”と話しています。
 日本の状況は本当に危機的だと思いますが、残念なことに日本にはまともな政治家が一人もいません。「財務省解体デモ」は日本を変える可能性がありますが、そこに集まっている多くの人が「トランプ推し」だとしたら、夜明けはまだ先だという感じがします。
 トランプやイーロン・マスクに期待をする時点で、人を見る目がないことが分かります。とくに男性は言葉に騙されやすい。女性は見た目に騙されやすい。まず、人物の「波動」を見ることです。そうすれば、善人か悪人かはすぐにわかります。
(竹下雅敏)
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日本の農家は補助金漬け? その裏にある衝撃の実態! 東大教授・鈴木宣弘氏
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