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イスラエルがアマレク人に相当するパレスチナの人々を虐殺しても、それは神の意志だと言いたいネタニヤフ首相 ~旧約・新約に登場する者たちは、すべて「魔」か「悪魔」であり、本当の神々は出てこない

竹下雅敏氏からの情報です。
 10月26日の記事で、イスラエルのネタニヤフ首相は「我々は光の民であり、彼らは闇の民であり、光は闇に勝利する。…我々はイザヤ書の予言を実現する。」と言っていたことをお伝えしました。
 また、パレスチナ人虐殺を正当化するために、聖書の中でユダヤ人の敵だとされている「アマレク人」を持ち出したということです。
 サムエル記上15章1~3節には、“さて、サムエルはサウルに言った、「主は、わたしをつかわし、あなたに油をそそいで、その民イスラエルの王とされました。それゆえ、今、主の言葉を聞きなさい。万軍の主は、こう仰せられる、『わたしは、アマレクがイスラエルにした事、すなわちイスラエルがエジプトから上ってきた時、その途中で敵対したことについて彼らを罰するであろう。今、行ってアマレクを撃ち、そのすべての持ち物を滅ぼしつくせ。彼らをゆるすな。男も女も、幼な子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ』」。”と書かれています。
 イスラエルがアマレク人に相当するパレスチナの人々を虐殺しても、それは神の意志だと、ネタニヤフ首相は言いたいのでしょう。
 さて誰もが感じるのは、『男も女も、幼な子も乳飲み子も、牛も羊も、らくだも、ろばも皆、殺せ』と言う旧約の神は、“本当に「神」なのか?「悪魔」ではないのか?”という疑問です。
 2019年4月9日の記事で新約と旧約の違いについて、キリスト教は「新約の神と旧約の神は同一の神」と考えていること、しかしグノーシス主義は「世界を創造した旧約の神と、イエス・キリストを通して人々を救おうとする新約の神は別物だ」と考えて、旧約の神を悪魔だと見做す者もいること、神智学ではさらに「旧約の神は悪魔ではないが下級神で、低級本質(各身体)の創造者ではあるが、高級本質(霊)は創造することができない」と考えていることをお伝えしました。
 近代神智学を創唱した人物で、神智学協会の設立者のひとりであるヘレナ・ブラヴァツキーは、「だれでも、『創世記』の最初の二章が、エロヒム系の創造神話とヤーウェ系の創造神話にわけることができることに気づく。」(シークレット・ドクトリン第Ⅱ巻)と言っています。
 旧約聖書は古代の様々な伝承の寄せ集めであり、エロヒム系の創造神話はシュメールに起源があると見做せます。例えば「ノアの洪水」は、シュメールの洪水神話を焼き直したものです。
 「アダムとイブの物語」で知恵の樹の果実を食べた2人に対して、創世記第3 章22節には、“主なる神は言われた、「見よ、人はわれわれのひとりのようになり、善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ、命の木からも取って食べ、永久に生きるかも知れない」”と書かれています。
 “人はわれわれのひとりのようになり…”と言っていることから、神々のリーダーが「主なる神」であり、この神話はエロヒム系の創造神話だということになります。
 神智学では、このエロヒム(旧約聖書中にたびたび用いられる神の名。セム族最古の最も広く用いられた神名エルの複数形)を愚かな下級神だと考え、イブを誘惑した蛇(サタン)を人間に知恵を授けた真の救済神だと考えるのです。
 ヘレナ・ブラヴァツキーはシークレット・ドクトリン第Ⅰ巻スタンザⅥ-6の注釈で、「《堕天使》や《天上の戦い》という伝説の起源は、キリスト教内部にはまったくなく、それは異教によってペルシャとカルデア(南部バビロニア)経由でインドからもたらされた。したがって、キリスト教会の迷信的で独善的な非科学的立場から離れて眺めると、《サタン》は人間を地上の存在から《神のような存在(神聖な人間)》にかえた者という崇高なイメージに変わる。」と言っています。
 私は、こうした旧約・新約に登場する者たちは、すべて「魔」か「悪魔」であり、本当の神々は出てこない。そして、イエスも含めこうした「魔」や「悪魔」は、「天界の改革」ですべて滅びた、と言っているのです。
 キンバリー・ゴーグエンさんが、“イルミナティの悪魔崇拝者が、どんなに幼児の生贄を捧げ、彼らに祈っても誰も助けに来ない”と言っているのは、「天界の改革」によってこうした悪しき連中がすべて滅ぼされているからなのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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状況の悪化に伴って正気でなくなり、神懸かってきたイスラエル政府 
引用元)
イスラエルの首相を務めているベンヤミン・ネタニヤフはパレスチナ人虐殺を正当化するため、「われわれの聖書(キリスト教における「旧約聖書」と重なる)」を持ち出した​。

聖書の中でユダヤ人の敵だとされている「アマレク人」を持ち出し、「アマレク人があなたたちにしたことを思い出しなさい」(申命記25章17節から19節)という部分を引用、この「アマレク人」をイスラエルが敵視している勢力に重ねて見せた。アマレク人は歴史の上で存在が確認されていない民族だが、ネタニヤフの頭には存在しているようだ。

「アマレク人」を家畜ともども殺した後、「イスラエルの民」は「天の下からアマレクの記憶を消し去る」ことを神に命じられたという。ネタニヤフはパレスチナ人が生活していた歴史を破壊で消し去ると言いたいのだろう。​インターネットには、95歳になるイスラエル陸軍の退役兵、エズラ・ヤチンがユダヤ人に対してパレスチナ人を殺して彼らの記憶を消し去れと呼びかけている映像が流れている​。

こうした主張をするということは「約束の地」を想定しているのだろう。ナイル川とユーフラテス川に挟まれた地域、つまりパレスチナのほかレバノン、ヨルダン、クウェート、シリア、さらにイラクの大半、エジプトやサウジアラビアの一部を自分たちの領土にしようとしている。「大イスラエル構想」だ。

そしてサムエル記上15章3節の話を彼は持ち出す。そこには「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も牛も羊も、らくだもろばも打ち殺せ。容赦してはならない。」ということが書かれている。これこそがガザでイスラエルによって行われていることだというのだ。

ネタニヤフによると「われわれは光の民であり、彼らは闇の民だ」としたうえで、イザヤの預言を理解しなければならないと主張する。「われわれ」とはイスラエル人、「彼ら」とはパレスチナ人、イスラム教徒、あるいはイスラエル以外の人びとを指しているのだろう。

ネタニヤフはリクードの政治家だが、同じようにこの政党に所属する元国会議員の​モシェ・ファイグリンはガザをドレスデンや広島のように破壊するべきだと主張​している。実際、破壊されたガザの様子は両都市を彷彿とさせるものがある。
(以下略)

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[拡散希望] ついに日本人が水と空気から人工石油を生成することに成功 〜 安価で、カーボン・ニュートラルで、排ガスがきれいで、走行性能がアップする / 潰されないよう情報拡散を

読者の方からの情報です。
今年の1月に時事ブログでちょこっと記事になった、あのヤクザな大阪市が支援しているという「人工石油」を開発した、京都大学の今中名誉教授のインタビューです。
 前半はどうやって人工石油を作り出すのかという話ですが、この技術を盗みにきた大企業がたくさん来たそうです。"あまりエネルギー技術ではしゃぐと危ない"というアドバイスもあったとか。
(ヤバそうな後半の動画は今編集中とのこと)
(まゆ)
 2023/1/25時事ブログでチラリと出た「人工石油」について、開発者による初の解説なのだそうです。
 水と空気から石油が出来て、しかもお値段は1Lあたり10円程度。まさしく夢のようです。京都大学の今中忠行名誉教授と大阪市が共同で実証実験を進めてきました。まゆ様が「ヤクザな大阪市が支援している」とコメントされ、竹下氏が「暴力団を凌駕する大阪市がやってるから大丈夫」とのツイートを引用され、すでにラスボス感ありますが、そうは言っても石油会社を敵に回すと殺されかねません。今中先生はこの情報を拡散することで潰されないようにし、またご自身の身の安全も確保したいとの意向だそうです。
「日本人が日本国内で水と空気から石油を作れるようになれば、外国に依存せず自分の国の中で経済を回していけるようになる」、こんな悲願を可能にする「ドリーム燃料」についての前編です。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【削除される前に】今すぐ、ご覧ください。日本が世界を変える夢の技術です!
配信元)


5:50〜
【この技術の背景】
第二次世界大戦中、ドイツは国家プロジェクトとして高温高圧の環境下で人造石油を製造した
その後100年間誰も成功しなかったことを、さらに改良した形で成功させた

ドイツでは、不安定な一酸化炭素と、不安定な水素を無理やり高温高圧で反応させ炭化水素を作った
私は安定な水と、安定な炭酸ガスから常温常圧で石油の生成に成功した 
世界初! 世界を変えるエネルギーの大革命だと確信している


これは大気中の二酸化炭素を無料で吸収固定できる技術を使うが、なぜそんなことが可能か、
それは特許を取った「特殊な光触媒」の技術がポイント
光触媒によって「ラジカル水」を作り、タネとなる油と混ぜると、自然に水H2Oから水素Hを供給し、大気中のCO2から炭素Cを供給し、タネの油が増えていく
水と油を常温常圧で混ぜるだけなので、ポンプがあればコストはほとんどかからない


【ネット上の批判その1】
大気中のCO2の量では足りないのではないか

「飛んで火に入る夏のCO2」状態で、水と油の混合物の中にどんどん吸い込まれ飛び込んで来るので不足しない
大阪市との実証実験では、タネ油(軽油)が10%程度増えた
混合物に蓋をしておくと反応が停止するので、大気からCO2が飛び込んできているのは間違いない

「ラジカル水」を一旦作ってしまえば、あとはタネとなる油を入れて静置するだけなので、かかるのはポンプの電気代だけ
時間あたりに増えた油の量から計算すると、1Lの石油を作るのに約3円程になった
その他のメンテナンス代も含めると、1L約10円〜14円の超激安だ(市販の軽油は160円)

「ドリーム燃料」のすごいポイント
①安くて
②カーボンニュートラルで
③排ガスがきれいで
④性能がアップする


自動車に使えば、排気ガスがものすごくきれいになる
ディーゼル車から排出される硫黄酸化物SOxは、一切出ない
窒素酸化物NOxと、一酸化炭素COは3割減少した
さらに燃料が向上している(内燃機関として性能がアップし走行距離が伸びる)
完全燃焼に近づいているのでエネルギー効率が高い

【ネット上の批判その2】
エネルギー保存の法則 E = mc² に合わないのでは?

質量mの元は原子核で、原子核を構成する物質(中性子、陽子、電子)が変化すれば
エネルギー保存の法則に当てはまらない世界になる

産業で一番大事なことは「再現性」

千回やっても一万回やっても必ず人工石油ができる
これに勝る証明はない

国際社会に対して責任ある態度を示せない岸田政権は国会でも逃げてばかり / 岸田政権を倒す気迫の山添拓議員、山本太郎議員

 日本国憲法の前文には「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」とあります。海外では凄惨な事態になっているというのに、国際社会に役立つどころか、国会での日本政府は底が抜けたような情けない有様です。女性問題で文部科学政務官を辞任した山田太郎参院議員、そして法務副大臣でありながら公職選挙法違反に関わった柿沢未途議員が辞任しましたが、いずれも議員辞職をするつもりはなさそうです。柿沢議員に至っては、国会答弁から逃れるために勝手に欠席をし、昼の休憩中の隙を突いて辞表を提出するという幼児のような辞め方をし、国会を混乱させました。上司の小泉龍司法務大臣はこの顛末を事務方のせいにするという卑怯な答弁をしました。木原稔防衛大臣は、教育勅語の復権と憲法改正を訴える壺議員ですが、「私は衆議院議員なので参議院の予算委員会ではお答えを差し控える」というナゾ理論をぶち、答弁拒否をしています。武見敬三厚労大臣は政治資金規正法違反で刑事告発されています。
 そして岸田首相は支持率最低、史上最悪の総理大臣を更新中です。ご自慢の高級メガネを国民にバカにされることが不愉快だという器の小ささです。私たち国民はこんなのを代表にするつもりはありません。言論で辞めさせられないものかと切に願います。
 11月1日の参議院予算委員会では、山添拓議員と山本太郎議員の連続質疑が話題になっていました。
山添議員は、柿沢法務副大臣の辞任、ガザ停戦への日本の姿勢、殺傷兵器の輸出解禁、そして山本太郎議員は、30年間の日本の衰退と国民の困窮を説き、自民党政権の罪を追求しました。本気で岸田政権を倒す気迫を見せました。
 珍しいことにNHKがれいわ新選組を中継しました。政府とメディアが隠す日本経済の実態に人々が気づいてくれただろうか。
(まのじ)
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プーチン大統領「中東や、その他の地域の人々の悲劇の背後に誰がいるのか?…世界を不安定にすることで主に利益を得ているのは、現在の米国の支配エリートとその取り巻きであります。」 / トルコや、イランを除く湾岸諸国は、「パレスチナの大義」よりも「経済」を優先しているように見える

竹下雅敏氏からの情報です。
 プーチン大統領は、“私たちが目の当たりにしているように、嘘、挑発、心理的・洗練された情報的侵略技術など…中東紛争やその他の地域危機の背後にいる者たちは、その破壊的な結果を利用して憎悪をまき散らし、世界中の人々を追い詰めるでしょう。…現在ガザ地区で起きている恐ろしい出来事は、逃げ場も隠れ場所もない何十万人もの罪のない人々が、砲撃から無差別に殺戮されているのであり、いかなる形であれ正当化することはできません。…中東や、その他の地域の人々の悲劇の背後に誰がいるのか?…彼らは公然と、図々しく行動しています。世界を不安定にすることで主に利益を得ているのは、現在の米国の支配エリートとその取り巻きであります。…世界の超大国としてのアメリカは弱体化し、その地位を失いつつあります。…しかし、アメリカはそれに耐えることができず、それどころか支配を維持し、世界的な独裁を長引かせようとしています。このような混乱の助けを借りることで競争相手を抑制し、不安定化させることができるからです。…いたるところに軍事基地を置き、時と場合に応じて軍事力を行使し、紛争地域に武器を送り込んでいるのは彼らです”と言っています。
 政治的なレベルでは、まさにこの通りでしょう。“現在の米国の支配エリート”とはFRBの株主のことだと思いますが、欧米の王族を中心とする「200人委員会(旧300人委員会)」のメンバーだと思って良いのではないでしょうか。
 そして、“その取り巻き”はこうした王族に仕える者たちで、巨大企業のCEOや政治家・官僚など、私たちが世界経済フォーラム(WEF)の主催するダボス会議で目にするグローバリストたちのことです。
 動画の3分48秒で、プーチン大統領は「今日、ロシアは、すべての国と文明に平等な権利と機会を与える、より公平で多極化した新しい世界の形成に積極的に参加しているだけではありません。…ロシアは、私たちの未来のために、公正な世界秩序の原則のために国と民族の自由のために、戦場で戦っています。」と言っています。
 私は、ロシアのメッセージを正しく受け止めていると思っていますが、ロシアの言行は一致していると思います。
 J Sato氏のツイートによれば、10月12日にイスラエルの情報大臣を辞任したガリット・ディステル=アトバリヤン(リクード党)は「地球上からガザを消し去れ」と言っているようです。
 ただ、ダグラス・マクレガー元米陸軍大佐とスコット・リッター氏は、このままでは「イスラエルにとって絶望的な結果を招くことになる」と見ており、地球上から消し去られるのはイスラエルの方かも知れません。
 昨日の記事で、“中国のディープステート、シリア、タリバン、イエメンのフーシ派は、イスラエルを地図から消そうとしている”とコメントしました。
 加えて、できればイスラエルに消えてもらいたいと思っているのは、ロシア、イラン、ヒズボラ、ハマスです。周りのイスラム諸国の民衆も同様に考えているでしょうが、各国の首脳陣はそうではありません。
 例えばトルコの場合、エルドアン大統領はガザ沖のガス資源の利権を優先して、イスラエルと取引がしたいと考えているのではないでしょうか。サウジアラビアなど、イランを除く湾岸諸国も、「パレスチナの大義」よりも「経済」を優先しているように見えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ブックオフの個人情報保護方針(プライバシーポリシー)から読み取れること 〜「本人の承諾なしに国や地方公共団体に個人情報を提供できる場合がある」

読者の方からの情報です。
 読者の方から、気になる情報をいただきました。普段の生活で企業の提示する「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)」の項目を丁寧にチェックする人はどれくらいおられるでしょうか。まのじなど「きっと適切に運用されているに違いない」と安易に思い込んでいますが、今回の情報には冷水を浴びたような気になりました。
 ブックオフを利用した方がプライバシーポリシーを読み込まれたところ、ブックオフが得た個人情報を「国の機関や地方公共団体に"本人の承諾なく"情報提供できる」と読み取れたそうです。「法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合」との条件付きですが、その法令が、憲法無視の人権侵害をなんとも思わない現政権の下では、悪用される可能性がないとは言えないのが怖いです。
 また、ドキッとしたのが口座情報の提供です。「普段使用している口座を何の疑いもなく提供するでしょう」とありますが、確かに顔写真まである個人情報と紐づいた口座情報を「国や地方公共団体に協力する必要がある場合は」本人が知らないところで提供することが可能のようです。
 さらに、読者の方の指摘に妙に納得してしまったのが、「マイナンバーカードというのは、もしかしたら"おとり"であったのではないか?」という箇所でした。「『人々を監視しようとしていた政府の目論見が潰えた』と人々には思わせておいて、その一方で気づかれぬうちの着実に個人の口座、顔写真付き情報をせっせと集めていたのでは」という推察には否定できない説得力を感じました。ブックオフだけでなく、このような監視システムを持つ企業に知らず知らず協力しているかもしれません。
 ここまで社会を疑わねばならない時代ですが、今私たちにできる自衛は「ラクで便利、快適、楽しい」に惑わされて、安易に個人情報を手渡さないことだと思いました。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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お客様の個人情報保護指針について(ブックオフ)
4.第三者提供

当社チェーンは、ご本人様の個人情報を適切に管理し、以下のいずれかに該当する場合を除き、第三者に提供することはいたしません。
・ご本人様の同意がある場合
・古物営業法等の法令および条例に基づく場合
・人の生命、身体または財産の保護のため必要がある場合であって、ご本人様の同意を得ることが困難であるとき
・公衆衛生の向上又は児童の健全な育成の推進のために特に必要がある場合であって、ご本人様の同意を得ることが困難であるとき
国の機関もしくは地方公共団体またはその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、ご本人様の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがあるとき
・個人情報に関する機密保持契約を締結している業務委託会社に対し、ご本人様に開示した利用目的の達成に必要な範囲で個人情報の取扱いを委託する場合
・後記6に記載した共同利用者に提供する場合

 最近ブックオフの出張買取りを利用する機会がありまして、いつもはプライバシー条項等は(同じような事しか書かれてない為)読まない事が多いのですが、今回たまたま出張買取りに関するプライバシー条項読んだところ、異常なものを感じた為、それに関連した情報提供させて頂きます。
  
プライバシー条項が国の機関や地方公共団体に"本人の承諾なく"情報提供できる内容となっている
このような「国の機関や地方公共団体云々・・」という条項はあまり見かけない為、目に付いたのだが(第3者や広告の業者に云々・・という書き方は多いが)、わざわざ(恐らく意図的に)分かりにくい表現になっている。
"以下の場合以外、提供しません"などという、いかにも「提供しない」方に重点置いたニュアンスの表現だが、その中身は、本人が提供に反対すると思われるケースでも、国や地方公共団体へはそれを本人に言わずに、勝手に提供できる条項になっている

※ 提供に関して、「本人の同意がある時」という項目が外見上は入ってはいるが、「"以下のいずれか"に該当する場合を"除き"、"提供しない"」となっているため、一つでも該当すれば提供できます。つまり「本人の同意」があればもちろん提供できますし、"本人の同意なくても"(「本人の同意」の項目に該当しなくても)、わざわざ別の項目「国の機関や地方公共団体が情報収集の必要あるが、それを本人に知らせると遂行に支障きたすと思われる場合」(そうなるケースが多いだろう)が入っており、これが"いずれかの項目"に該当してしまうので、提供できてしまいます。
要は「下記のうち、一つでも該当すれば提供します」と言えば済むところを、(内容がちょっとマズい為)意図的に書いてる事を理解しにくくしているわけです(確信犯)。
  
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