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25/4/7 フルフォード情報英語版:トランプ、関税で“第二の9.11”を狙うも失敗必至

 トランプが関税措置を仕掛けた理由について、“かつての9.11と同様に、中国が「貸した金(ゴールド)を返さなければ、アメリカは破産することになる」と迫ったことへの反応だった…この動きの背後にいたのは、商務長官ハワード・ラトニックであることが判明している。”と言っており、これに併せて9.11当時の背景についても触れています。
 「複数の情報筋から、2025年以降トランプ政権は存続しないだろうという話を独自に耳にした。」とあり、その理由として、トランプがエプスタイン島に行っており、小児性愛に関与していたことを挙げています。
 ウクライナに関する大規模犯罪について、ロシアは、「米国防総省がウクライナに広範な生物兵器研究所ネットワークを構築し、世界の人口の大部分を生物兵器で殺害しようとしたことを、詳細に文書化した証拠を送った。…ウクライナ当局による組織的な子供の誘拐と殺害に関する詳細な証拠も送ってきた。」とのことで、その詳細を記しています。また、「トランプ政権がゼレンスキーおよびその政権を戦争犯罪で訴追することに消極的」との理由から、ロシアは「ウクライナでの和平合意は現在不可能」だと判断しているようです。
 「北米では50万人以上の子供たちが行方不明になっているが、責任を問われたのは下っ端の実行犯だけ」とあり、見せかけだけの摘発に対して、「本気を出せばこんなもの一瞬で全部潰せるのに、絶対にやらない。…自分で自分を逮捕する奴なんていないからだ。」という世間の正直な反応を紹介しています。
 フランスのマクロン大統領を揺るがす新たなスキャンダルとして、「エイズで亡くなった彼の従兄弟ドミトリーが、2018年にサン・マルタンを訪れた際、マクロンと関係を持ったことを明らかにした。」「マクロンはエイズで死亡し、現在は替え玉が彼の役を演じている」と言っています。
 イスラエルでは、「新たな増援部隊の到着により、中東に駐留する米軍の総兵力は、戦闘部隊と管理部隊を含めて30万人に達した。」とあり、ネタニヤフ首相は戦争準備を進めているようです。しかし、「UAE、トルコ、サウジアラビア、カタール、クウェート、イラク、バーレーンは、アメリカがイランを攻撃するために自国の航空基地を使用することを許さないと、密かにテヘランに通知している。」とあり、イランはそれほど心配していないようです。また、「イーロン・マスクは第三者を通じてイランの自動車メーカーであるイラン・ホドロを買収した。そしてイランには膨大なリチウムの埋蔵量がある。」「イーロン・マスクが国家偵察局(NRO)の代表であるため、米軍のかなりの部分が事実上イランと同盟を結んでいることになる。」との情報もありました。
 以下、その他のトピックです。
  • アイダホ州では、ブラッド・リトル知事が12歳未満の子供に対する猥褻行為で有罪判決を受けた者に死刑を科すことを認める新法に署名
  • ドイツは第二次世界大戦以来初となる恒久的な海外派兵として、リトアニアに部隊を派遣した。
  • ドイツの連邦情報局(BND)と同国の軍は、ロシアが西側を組織的な敵と見なしており、軍事力を増強し、NATOとの大規模な対立に備えていると推定している。
  • NATO加盟国であるハンガリーが、ロシアの同盟国セルビアと軍事同盟を結ぼうとしている。これはオーストリア=ハンガリー帝国が復活し、西ヨーロッパに対抗してロシアと同盟を結ぶことを意味する。
  • ウルズラ・フォン・デア・ライエン率いる欧州委員会は、『環境保護団体』と称する組織に数百万ユーロを支払い、政治的対立者や異論を封じるための中傷キャンペーンを行っていた。
  • 米国アフリカ開発財団は、政府効率化省(DOGE)の職員が敷地内に入るのを禁止し、…誰にも自分たちの目的を知られないよう、厳重に立てこもった。
  • 現在の医療現場で行われている手技のうち、比較試験によって有効性が証明されているものは、全体の10%から20%に過ぎない
  • 中国はまた、米軍が緊急に必要としているレアアース金属に対し輸出制限を課すことで、トランプに反撃した。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:トランプ、関税で“第二の9.11”を狙うも失敗必至
転載元)

トランプ関税による影響


Trump tries another 911 with tariffs but it won’t work
By
Benjamin Fulford
April 7, 2025
7 Comments
US President Donald Trump pulled off another 911-type surprise by imposing massive tariffs on most US trading partners. The reason it is a 911-type event is because both the tariffs and 911 were reactions to Chinese demands that the US return gold they borrowed or else face bankruptcy. It turns out Trump’s handler in this case is Commerce Secretary Howard Lutnick. You can see him behind Trump in this photo.
ドナルド・トランプ米大統領は、大半の貿易相手国に対して大規模な関税を課すという、9.11を彷彿とさせるサプライズを再び断行した。この出来事が「9.11型」と呼ばれるのは、今回の関税措置も、かつての9.11と同様に、中国が「貸した金(ゴールド)を返さなければ、アメリカは破産することになる」と迫ったことへの反応だったためである。この動きの背後にいたのは、商務長官ハワード・ラトニックであることが判明している。この写真には、トランプの背後に彼の姿が写っている。


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大阪万博の高濃度メタンガスを検知した守口市議会・寺本けんた議員の報告 〜 万博協会の危機管理意識の無さ、対策の杜撰さ、ウソの発表で事実の矮小化が明らかに

 大阪万博のテストランに参加し、高濃度メタンガスを検知した守口市議会の寺本けんた議員が、その経緯を報告されていました。「火が着く」濃度の5VOL%を超えるメタンガスを検知した寺本議員は、まずは会場のスタッフにその危険を伝え、責任者に報告するよう要請したそうです。スタッフが責任者に伝えた後、特にメタンガスへの対応は見られませんでした。このままではダメだと感じて消防が詰めている防災センターに伝えようとしたところ、許可証が無いため警備員に制止をされたそうです。それで今度は大阪市消防局の司令センターに電話をしてメタンガスの検知を伝え、防災センターに通すよう交渉しますが、それでも警備員に制止されたそうです。ここまでで1時間費やし、寺本議員はこのままではらちが開かないと判断して119番通報をしました。すると大阪市消防局は「緊急出動」ではなく「業務出動」でサイレンも鳴らさずに到着したそうです。大阪市消防局にメタンガス検知の通報があった場合、通常であれば消防車など3台が「緊急出動」するルールだそうです。到着後、消防隊と万博職員が一緒にメタンガス検知を行い、高濃度メタンガスを確認しました。寺本議員によれば「本来であれば、ここですぐに警戒区域を設定する、火器の取扱いを制限する、館内放送で危険を知らせ避難誘導をすべきだった」にもかかわらず、そのような対応はありませんでした。ところが万博協会は、すぐに警戒区域を設けたようなウソの発表をしました。
 寺本議員がメタンガスを検知した場所は、昨年3月に爆発事故を起こした場所の付近だったそうです。万博協会は3月の事故以来、36億円もかけて再発防止策を講じたそうですが、全く機能していないことが明らかになりました。もしもテストランに参加した寺本議員がメタンガス検知をしなければ、万博協会はそのまま放置し、事故に繋がったかもしれません。リテラの記事によると、万博協会は共産党の視察や、しんぶん赤旗の取材は拒否していたそうです。今回、寺本議員がテストランに参加できたのは「守口市議に割り当てられたテストラン参加枠が割り振られた結果、入場できた」ものだそうです。
 万博協会の危機管理意識の無さ、3月の事故にもかかわらずメタンガス対策ができていないこと、事実を矮小化する対応や発表など、反論の余地のない指摘でした。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)

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大阪万博 メタンガス検知を通報した共産党市議への呆れた対応 吉村知事の説明も嘘だらけ
引用元)

(前略)
 ところが、今回、爆発下限界を超えるメタンガスが検出された場所は、なんと爆発事故が起こった場所のすぐ近く。36億円もかけて再発防止策を講じたというのに、爆発事故が起こった近辺でさえ、いまだに危険極まりない状態にあることが判明したのだ

 ようするに、この期に及んで吉村知事が「きちんと自然換気すれば対応できる」「朝の確認では0だった」と言っていること自体、再発防止策が機能していないことの証左なのだ
(中略)
 ちなみに、これまで共産党の議員は大阪万博の問題を追及してきたが、爆発事故以後、万博協会は共産党を“排除”してきたという。実際、共産党の辰巳孝太郎・衆院議員は昨年11月13日、〈他党には認めても共産党などには夢洲現地視察をさせない対応が続いてきました〉とし、経産省に対して〈改めて議員団視察を強く申し入れ〉たことをSNSで報告。同月22日には共産党議員の視察が実現したが、辰巳議員は〈3月にガス爆発事故が起き、今でも1日25mプール9つ分のメタンガスが噴出し続ける夢洲1区への視察は頑なに拒否されました〉と投稿。今回、メタンガスの危険を明らかにした寺本市議は、守口市議に割り当てられたテストラン参加枠が割り振られた結果、入場できたのだという

 万博問題を追及してきた「しんぶん赤旗」についても同様だ。9日には国内外のメディアを招待した内覧会「メディアデー」が開かれ、国内外のメディア関係者約4500人が参加したが、万博協会は赤旗を“排除”。関西の赤旗記者によるSNSアカウントは〈「赤旗」は愛知万博でも協会から記者証が発行され、政府官庁・自治体でも他メディアと差別なき対応を受けており、今回の取材拒否は異常です〉と投稿している。
(以下略)

ぴょんぴょんの「少年Aの物語(3)」 ~真犯人は「子ども」で「物書き志望」

 前回は、遺体の所見と照らし合わせて、少年Aの供述がおかしいことを指摘しました。Aの供述通りに金ノコギリで切断していたら、滑らかな断面にはならないこと。校門に置かれた頭部の頭髪がびっしょり濡れていたこと。殺されて3日は経っているのに、食べたものがまるごと胃に残っていたこと。これらから、淳君は殺された後に冷凍され、電気ノコギリで切断されたことが推察されました。
 今回は、その他の矛盾から浮かび上がる、犯人像を考えます。
 尚、少年Aの書いたとされる挑戦状2通、犯行メモ、「懲役13年」は、ここで読めます。
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「少年Aの物語(3)」 ~真犯人は「子ども」で「物書き志望」

「とんでも」犯人説


でもさ、仮に、少年Aが犯人じゃないとしたら、いったい誰がやったんだろう?

元警察のOBという意見もある。犯人が警察の手口をよく知っていること、挑戦状から警察への強い恨みがあったことから、グリコ・森永事件のように、犯人グループに元警察のOBがいたと言う。(神戸事件を読む180p)

へええ、グリコ・森永事件て、警察OBが関係してたの?

そのようだな。かと思えば、ロスチャイルドのしわざという説もある。

ロスチャイルド〜?!

なんでも、少年Aの父親は川崎重工の潜水艦の電気技師で、新しく開発した対艦ミサイルの機密を握っており、それを要求したロスチャイルドをAの父親が断ったために、CIAが事件を起こした、とか?(大摩邇

う〜ん、まさに陰謀論の臭い。



事件の6つのポイント


まあ、こういう「とんでも」は置いといて、なかなか鋭い記事を見つけた。「酒鬼薔薇聖斗は少年Aではない…と思う。」。24年前の事件当時に書かれたもので、元記事は消えているが、全文が阿修羅に魚拓されている。

うわあ、すごい力作だ。全文、目を通すだけでも大変そう。

ならば、ここから6つのポイントをピックアップしてみよう。

1 2月・3月の連続児童殺傷事件は、少年Aの犯行なのか?
2 事件当日、複数の人から目撃された「黒ポリ袋を持った不審な中年男性」とは?
3 挑戦状と少年Aの作文の文字を比較した結論
4 挑戦状から見る真犯人は「子ども」で「物書き志望」
5 少年Aに不利な証言をした元同級生
6 「懲役13年」は少年Aが書いたものなのか?

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25/3/31 フルフォード情報英語版:フランスのロスチャイルド家とロックフェラー/ヒトラーの血統が人類解放の最後の障害に

 イーロン・マスクは、5月に政府効率化省(DOGE)から退任すると発表しています。これに関して、「彼はすでに、政府が14台の魔法のコンピューターで作り出したドルの額が、公表されている額の少なくとも100倍に達していることを知っている。最大で公表額の1000倍に及ぶ可能性もある。イーロン・マスクはこの情報を公開しないだろう。もし公開すれば、ドルは1週間以内に世界的に崩壊することになる。」と言っています。
 インドネシアでの金塊をめぐる金融異変として、インドネシアの新たな政府系ファンド『ダナンタラ』における人事の刷新、危険な警察草案法案といった情報を載せ、インドネシアの金融や政治における内情を伝えています。
 トランプ大統領による北米合衆国成立の可能性が高まっているようです。「カナダのマーク・カーニー首相はすでにトランプと合意し、『北米合衆国』を創設する計画を進めている」とあり、また、「グリーンランドもすでに決定済みである」とも言っています。このまま北米合衆国が誕生してしまうのでしょうか。
 「西洋医学はおそらく何千年もの間、意図的に病気を作り出してきた」として、次のような情報を載せています。
  • MMRワクチン接種を行った結果、2024年の米国全体の麻疹の症例数を上回る麻疹症例が発生している
  • スウェーデンの研究者が、Wi-Fiのような電磁波が薬剤耐性菌の出現を引き起こしていることを明らかにした。
  • 1939年に英国で成立した癌法によると、癌の治療は違法である。アメリカにも同様の法律が存在する。1939年の癌法の下では、医師が患者に癌治療の可能性についてアドバイスをすること自体が犯罪である。…この法律は現在でも有効であり、癌の治療を試みた医師たちが起訴されている。アメリカでは、そのために実刑判決を受けた者もいるのだ。
 以下、その他のトピックです。
  • ミャンマーが指向性エネルギー兵器による攻撃を受けた。…マンダレーにある大規模なDUMB【地下深層軍事基地】が破壊された。それはトンネル網を通じてタイ、ラオス、中国・雲南省と結ばれていた主要拠点だった…地震の前に異常な電磁波が検出され、地震計の記録からも人工的な地震であることが明らかになっている。
  • アメリカからゴーサインを受けて、西ヨーロッパに特殊部隊を派遣し、ジャン=ミシェル・ド・ロスチャイルド(別名ブリジット・マクロン)や、俳優のウォロディミル・ゼレンスキーのようなハザール・マフィア/ディープステートの幹部や手先を逮捕する計画が進行中
  • ベルファストでは、ユニオニストとナショナリストが団結して大量移住の終結を要求するという信じられないような光景が広がった
  • ユタ州は公共の飲料水へのフッ素化物添加を禁止し、これを実施した米国初の州となった
  • ミシシッピ州は所得税を廃止した
  • クリスティ・ノーム国土安全保障長官は、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の『廃止』を計画していると述べた。
(ぺりどっと)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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フルフォード情報英語版:フランスのロスチャイルド家とロックフェラー/ヒトラーの血統が人類解放の最後の障害に
転載元)

アバター(替え玉)を使った高度な心理戦


French Rothschilds and Rockefeller/Hitler bloodline last obstacles to human liberation
By
Benjamin Fulford
March 31, 2025
16 Comments
The Dragon family offer of unlimited financing to US President Donald Trump has flushed out the final obstacle to a new age of plenty for all. The forensic trail investigating the blockage leads to the French branch of the Rothschild family and the Rockefeller/Hitler bloodline. The Agnelli family etc. Roman bloodlines and their fake pope seem to be sitting on the fence. What multiple sources agree on though is they are all about to lose control of the financial system meaning we are close to the final collapse of Khazarian Mafia rule. This means a lot of chaos and turmoil before planetary liberation is complete.
ドラゴンファミリーによるドナルド・トランプ米大統領への無制限の資金提供の申し出は、すべての人々にとっての新たな豊かな時代への最後の障害をあぶり出した。その妨害の追跡調査は、フランスのロスチャイルド家とロックフェラー/ヒトラーの血統に行き着いている。アニェッリ家などのローマの血統と偽の法王は態度を決めかねているようだ。しかし、複数の情報筋が一致しているのは、彼ら全員が金融システムの支配を失おうとしていることであり、それはハザール・マフィアの支配が最終的に崩壊に近づいていることを意味する。そして、地球規模の解放が完了するまでには、多くの混乱と騒乱が避けられない。

Before we go any further, though, we need to remind readers that we are dealing with sophisticated mind games using avatars who appear to be the same people but say contradictory things. The use of avatars is known as the Mandela effect and became widely used when the public eagerly accepted an obviously fake Nelson Mandela as a substitute for the real one who died in prison. It turns out the public can be easily manipulated by a role character who represents widely held feelings. So, for example, even though the real Mother Teresa was apparently quite evil, the image held in people’s minds was that of a symbol of pure selfless charity. Each time famous characters like Paul McCartney, Mandela, Vladimir Putin, etc. were replaced with role actors, the women in their lives publicly said the originals had been replaced but the show went on regardless because of group psychology. とはいえ先へ進む前に、読者にはここで一つ注意喚起しておく必要がある。我々が扱っているのは高度な心理戦であり、アバター(替え玉)が使われている。彼らは同一人物のように見えるが、矛盾した発言をするのだ。このアバターの使用はマンデラ効果として知られている。これは、実際には獄中で死亡した本物のネルソン・マンデラの代わりに、明らかに偽物のマンデラが登場した際に、大衆がそれを疑いもせずに受け入れたことで広く使われるようになった。結局のところ、大衆は広く共有されている感情を代弁するように見える役柄によって容易に操られてしまうのだ。たとえば、本物のマザー・テレサは実際にはかなりの悪人だったとされるが、人々の心には純粋で無私の慈愛の象徴として定着していた。同様に、ポール・マッカートニー、マンデラ、ウラジーミル・プーチンなどの有名人が役者に差し替えられるたびに、彼らと関係のあった女性たちは「本物はすでに別人と入れ替えられている」と公言してきた。しかし、集団心理によって、そのままショーは続けられてきたのである。

We are now seeing this with Donald Trump and Elon Musk. The Rockefeller faction uses this Donald Trump to try to denigrate his image 現在、ドナルド・トランプとイーロン・マスクにも同じことが言える。ロックフェラー派は、このトランプを利用して彼のイメージを貶めようとしている。


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ぴょんぴょんの「少年Aの物語(2)」 ~遺体は一旦冷凍され、電気ノコギリで切断されている

 前回、「神戸連続児童殺傷事件」の経緯についてザッとお話ししましたが、少年Aを犯人と決めるには疑問が多いことがわかります。今回も、淳君の遺体検証を中心に、疑問を見て行きます。
 参考にした「神戸事件を読む」という本は、少年Aの供述調書、解剖結果など、公にされた記録をていねいに分析し、矛盾を指摘した良本です。
 寒い冬の晩、ポカポカのお布団に入って読書するのは最良の楽しみです。この本も、そんな感じで読み始めました。ところが、テーマがテーマですので、ぐんぐんホラー度が増していき、写真や絵が出てきたらどうしようと、ビクビクしながらページをめくりました。たしかにこの本のおかげで、絞殺と扼殺の違い、死斑の見方、さらし首のように自立させるための頭部の切断方法には、多少詳しくなりました。でも、深夜に読む本じゃないですね〜。(ページ数はすべて「神戸事件を読む」)
(ぴょんぴょん)
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ぴょんぴょんの「少年Aの物語(2)」 ~遺体は一旦冷凍され、電気ノコギリで切断されている

少年Aの素行


前回は、犯人の挑戦状が神戸新聞社に届いたところまでだったな。

うん、その後、どうなったの?

兵庫県警は、少年補導の記録、少年Aの同級生の証言などから、少年Aに目星をつけた。

へえ、A君は補導されたことがあるんだ?

ありすぎるくらいある。「『少年A』この子を生んで‥」の中で母親はこう書いている。

六年生の春休みに、万引きをしていたのが分かった頃から、Aは少し変わり、よく学校に呼び出されるようになりました(71p)。
Aが淳君を殴った翌月の3月、・・Aと友達4人が万引きで補導され、夫が学校に呼び出されました。(180p)
Aが中学に入学してから逮捕されるまで、私たち夫婦は10回以上も学校や迷惑をかけたお宅を訪ね歩き、頭を下げに周りました。(186p)
中学に入った4月早々に、Aがカッターナイフで、他の校区の学校の小学生の自転車のタイヤを切り刻んでパンクさせた、と学校の先生から連絡を受けました。・・・6月にも先生から電話が来ました。Aが部活(卓球部)の練習のときに、ラケットで仲間を叩いたというのです。・・次には、友達3人と一緒に、同級の女生徒の体育館用シューズを燃やした上に、その子の鞄を男子トイレに隠すという問題を起こしました。私が、学校から呼び出されました。(81p)

A君、ずいぶんすさんでたんだね。

だが、「神戸連続児童殺傷事件」の3つの事件のどの現場でも、Aの目撃者はいないし、Aの指紋もない。だから警察はAの逮捕に踏み切れなくて困っていた。唯一頼みの「酒鬼薔薇の声明文」とAの筆跡鑑定も、「同一人の筆跡か否かを判断することは困難」という結果で、空振りに終わってしまう。

ということは、A君がやったという証拠は何もなかったんだ。


12時間ぶっ続けの取り調べ


そこで警察は強硬手段に出る。Aを親から隔離して任意同行し、筆跡鑑定書をちらつかせて、「この声明文が君が書いた字であることは分かっている。素人にも分かる」と詰め寄った。「結局、そのように責め立てられて、少年は泣きながら自白することになる・・(30〜31p)。」

証拠がないからカマ掛けたんだね。

Aは、まんまと警察にだまされたんだ。

ご両親は、助けてくれなかったの?

助けたくても助けられなかった。両親が「Aに会いたい」と頼んでも、「マスコミが多すぎるから」という理由で断られた。結局、Aが両親と再会できたのは、逮捕から3ヶ月後のことだった。

そんなに長い間、一人ぼっちにされたのか。

任意同行された日なんか、密室でただ1人、7:00〜15:00は刑事と、15:15〜19:00は検事と対峙し、ぶっ続けの取り調べを受けた。そしてついにAは自白し、7:05pmに逮捕された。任意同行から逮捕まで、わずか12時間のできごとだった。

精神的にも肉体的にも参ってしまって、自白して早く自由になりたいと思うよね。でも、12時間ぶっ続けの取り調べって、ふつうなの?

ふつうじゃない。警察の取り調べと検事の取り調べが、同日に行われることはないそうだ。

警察は焦ってたみたいだね?

ああ、焦る理由はいろいろあったからな。生首事件(1997年5月27日)が全国に知れ渡って3日後、当時の橋本首相が声明を発表している。「残忍、非道な事件で、一兵庫県警だけの問題でなく、あらゆる警察力を動員して事件を解決しなければならない」。社会部記者は言う、「首相が直接、事件解決を指示するのは極めて異例のことだし、官房長官、国家公安委員長、警察庁長官も立て続けに事件について言及した。ものすごい圧力でしょう。〈週刊文春97.6.12〉(187p)」

橋本首相

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