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トランプは完全にシオニストであり、イスラエルの利益をアメリカよりも優先している ~「イランにとって不利」な停戦合意を強引に持ちかけたトランプ

竹下雅敏氏からの情報です。
 “あと1週間、戦争が長引いた場合、イスラエルの防空システムはほぼ完
全に破綻していた”のです。イスラエル(というよりはネタニヤフ首相)を守るために、トランプはイラン核施設を空爆し、強引に停戦合意を持ちかけたわけです。
 停戦合意は「イランにとって不利」になります。停戦はイスラエルに再軍備に取りかかる時間を与えることになるからです。本来なら、停戦に合意せず、イスラエルを徹底的に叩き潰すべきだったのです。しかし、そうすることでアメリカとの戦争になれば、第3次世界大戦になりかねません。
 “トランプがイラン核施設を空爆し、強引に停戦合意に持ち込み、第3次世界大戦を防いだ”とする、トランプ支持者による「5次元チェス説」があるのですが、私はこのような妄想を支持しません。
 私の見方は、昨日の記事で示した通りです。トランプは、これまでの言動を見ていると分かるように完全にシオニストであり、イスラエルの利益をアメリカよりも優先しています。
 もしも、多くのトランプ支持者が考えるように、彼が救世主のような存在であるならば、現状のガザの状況をどの様に理解すれば良いのでしょう。
 In Deepさんは、“イスラエルによるジェノサイドにより、37万7000人のパレスチナ人が行方不明となっている”という記事を紹介しています。ガザの子供たちが飢餓で死亡していることを示すこちらの写真は閲覧注意です。
 トランプはガザからパレスチナ人を排除して、そこをリゾートに変えたいのでしょう。救世主ではなく悪魔の所業です。こうした明らかな事実すら見えなくなるほど、認知戦によって洗脳されているのです。
 私は、2017年4月7日の記事でコメントしたように、トランプがシリアのシャイラト空軍基地を攻撃した時以来、トランプを見限っています。
 「この一件で、彼らの滅びは確定したと言って良いでしょう。それでもオバマやヒラリーよりはずっとマシだというのだから、アメリカは救われないという気がします。地球上からアメリカやイスラエルのような国が消えなければ、世界の平和はないと言えるでしょう。」というコメントは、今も全く変わりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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TACOサーカス団長によるイラン・イスラエルの「夢の停戦歌舞伎」
転載元)
(前略)
私自身は、「なぜイランが停戦に合意したのか」が今でもわからないのですが、つまり、戦争は圧倒的にイランに有利に進んでいて、しかも、停戦の時には、「イスラエルの防空システムであるアイアンドームの防衛ミサイルの備蓄が、あと数日」というところにあったのです。

仮に、あと 1週間、戦争が長引いた場合、イスラエルの防空システムはほぼ完全に破綻していたという状況でした。

おそらく、それを知ったトランプ氏が、強引に停戦合意を持ちかけたのだとは思います。つまり、イスラエル(というよりはネタニヤフ首相)を守るために。

昨日、トランプ氏は、ネタニヤフ首相の汚職裁判の中止をイスラエル側に要求したということが報じられています。

トランプ大統領、ネタニヤフ首相のイスラエルでの汚職裁判の中止を要求
BDW 2025年6月26日

ネタニヤフ首相の汚職裁判は、イスラエル国内で  2020年から続いていますが、なぜイスラエル国内の汚職裁判に「アメリカが干渉しようとするのか」という話でもあります。

「何だか必死だなオイ」とも思いますが、このことはともかく、今回の停戦は、イスラエルにとって、まったく朗報だったと思います。再軍備に取りかかることができるからです。
(中略)
停戦がいつまで続くかは不明ですが、結局さらに大きな戦争の準備が始められただけだと思われます。

イランはイランでお人好しですからねえ…。こういう局面で、あまりお人好しであることは良いことではないようにも思います。アメリカやイスラエルの非人性と残虐性を参考にすべきかもしれません。

最近、ハーバード大学のデータで、「ガザのパレスチナ人の死者は最大で 40万人近くとなっているかもしれない」ことが示されています。その多くが女性と子どもです。

ガザ地区で行方不明となっているパレスチナ人の数が「37万人を超えている」ことがハーバード大学のデータで判明
地球の記録 2025年6月25日

私は戦争という事象そのものは否定しないですが、イスラエルが続けている、こういう女性や子どもに対してのジェノサイドは、やっぱり聞いて気持ちいいものではないです。
(中略)
文章の冒頭の、

  > 結局、予想通り、サーカス団長は TACO に陥った。

TACO は、「トランプはいつも尻込みする/ "Trump Always Chickens Out")」の略で、関税戦争が始まった頃に、最初大きな数字を挙げて、すぐにそれを下げるという「チキンな行為」から市場のトレーダーたちから言われ始めたもので、最初の頃の報道は以下にあります。

「トランプはいつもチキって退く理論」に本人激怒という報道
BDW 2025年5月30日

チキン、というのは、「臆病者」の意味で、西洋の男性に対する呼称としては相当の蔑称となります。このことから、最近も私はTACO氏と呼ばせていただくことが多くなりました。

今回の停戦のときもニュースを見て、「またチキンかよ」と呟いていました。臆病な大統領ですよ。

ここから記事です。

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トランプ大統領はイスラエルを救うために、イランの核施設を本気で「完全に、そして徹底的に破壊」するつもりだった ~失敗に終わったアリー・ハーメネイー氏の暗殺

竹下雅敏氏からの情報です。
 2017年1月から8月までホワイトハウスの首席戦略官を務めたスティーブン・バノンは「停戦はイスラエルを救うためでもありました。」と言っています。櫻井ジャーナルも「ドナルド・トランプ米大統領はイランの核濃縮施設を空爆することでイスラエルを助けようとした。」という見解です。
 『トランプ大統領の無謀なイラン攻撃は結局何も達成しなかった』によれば、攻撃後にトランプ大統領はイランの核開発計画が「完全に、そして徹底的に破壊された」と発表しましたが、“イスラエル当局は、イランが攻撃前に爆撃拠点の一つから機器とウラン(純度60%に濃縮)を移動させた証拠があると示唆した。”とあります。
 また、国防情報局(DIA)の機密報告書は、トランプ大統領が命じたイランへの米軍空爆は、イランの地下深くに埋設された核施設の崩壊に失敗したと結論付けています。
 トランプの発表と国防情報局(DIA)の機密報告書の結果が異なるのは何故でしょう? 昨日の記事で紹介したスコット・リッター氏のツイートを今一度ご覧ください。
 この件に関してアレックス・ジョーンズ氏は、「NATOサミットで、イスラエル工作員が偽情報をリークし、政権交代を狙ったトランプ大統領のイラン攻撃が失敗に終わったと主張したことを受け、トランプ大統領は激怒!」とツイートしています。
 これらの情報から推測されるのは、トランプ大統領はイスラエルを救うために、イランの核施設を本気で「完全に、そして徹底的に破壊」するつもりだったのです。さらに、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー氏を暗殺することによって「政権交代を狙った」のですが、第3次世界大戦を避けるために米軍のホワイトハットが、イランにこれらの計画を事前に伝えたと思われるのです。
 アリー・ハーメネイー氏は、攻撃前に電波の届かない地下壕に避難していたため、暗殺は失敗に終わったということではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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窮地に立つイスラエルに手を差し伸べた米大統領だが、計画通りには進まず
引用元)
ドナルド・トランプ米大統領はイランの核濃縮施設を空爆することでイスラエルを助けようとした。イスラエルは保有する防空ミサイルが10日から12日程度でなくなると見られ、追い詰められていたのだ。アメリカやヨーロッパ諸国にも余力はない。その後、イランが高性能ミサイルを使い始めることが予想された。しかも、イスラエルはイランの攻撃で石油精製能力を失い、燃料危機に直面している。

窮地のイスラエルを助けるため、トランプ政権はB-2戦略爆撃機7機のほか、偵察機、空中給油機、戦闘機などを含む125機以上の航空機を投入、6発の大型地中貫通爆弾(バンカー・バスター)GBU-57を投下したという。この空爆でイランを屈服させ、「和平」を実現するというシナリオだったようだが、この攻撃で核濃縮施設を破壊することに失敗し、シナリオ通りには進まなかった。

トランプ政権はイランのアッバス・アラグチ外相をワシントンに呼びつけるつもりだったのかもしれないが、外相は6月23日にモスクワを訪問、ウラジミル・プーチン露大統領を含むロシア政府の高官と会談した。外相は記者団に対し、「イランとロシアがより緊密で、より的確かつ真剣な協議を行うことが不可欠だ」と述べている。こうした展開をマルコ・ルビオ国務長官は眺めているしかなかった。
(以下略)
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配信元)
※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
速報:スティーブ・バノン氏、停戦はイスラエルを救うためだったと認める
 
バノン氏:
 
「ビビ氏が信用できない理由がお分かりでしょう。停戦はイスラエルを救うためでもありました。それが隠された真実です。彼らは手に負えないことを引き受けてしまったのです。昨日はイスラエル国民、特にテルアビブとベエルシェバの人々にとって、残酷な一日でした。」
 
彼はまた、イスラエルの国防ミサイルが不足しているとも述べた。

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トランプがイスラエルを救うには停戦に持ち込むより方法が無かった ~イスラエルは1カ月に及ぶ長期戦には耐えられない / 米国によるイランの核施設への攻撃に対するロシアの専門家・政治家による様々な見解

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭の動画で、“経済学者たちは、イスラエルは短期的な戦争には耐えられるものの、1カ月に及ぶ長期戦には耐えられないと試算しています。(1分3秒)”と言っています。
 これは、イランが発射する弾道ミサイルは、1発あたり最大100万ドルの費用が掛かるのに対し、イスラエルは1発あたり200万ドルの迎撃ミサイル2発を投入する必要がある為です。
 “ですから、イランにとってミサイルが標的に命中するかどうかは、それほど重要ではないのかも知れません。…ミサイル一つ一つに磁石と希土類金属が必要だ。そして、それらはすべて中国から来ている。発射されたミサイル、投下された爆弾、どれも中国が磁石と希土類金属を、再び我が国の防衛関連企業に売ることに同意しない限り代替品はない。(5分40秒)”と説明しています。
 6月18日の記事で、“「アイアン・ドーム」のミサイルは、残り10日分から12日分しか残されていないということです。イランが12日間持ちこたえれば、イスラエルは敗北するわけです。”とコメントしたように、トランプがイスラエルを救うには、何とかして停戦に持ち込むより方法が無かったのです。
 トランプ大統領は、6月22日午前11時すぎ(日本時間)にホワイトハウスで、「米軍はイランのフォルドゥ、ナタンツ、イスファハンの三つの主要な核施設に対し、大規模な精密攻撃を行った。」と発表しました。
 6月21日の記事で、“アメリカはB-2爆撃機をイエメンのフーシ派に用いたが、フーシ派のミサイル兵器を破壊することができなかった。”とコメントしましたが、こちらの動画『米情報機関:イスラエルの攻撃はイランの核備蓄の破壊に失敗、中核インフラは無傷』によれば、“国防情報局の評価によると、初期の評価報告書で、金曜日に行われたイランの核施設3カ所への米軍の攻撃では、イランの核計画の中核部分を破壊できず…被害を受けたのは、これらの核施設の地上部分のみで、地下の遠心分離機や核施設のその他の部分は破壊されなかったとされています。”と言っています。
 こうした事を踏まえて、スコット・リッター氏のツイートをご覧になると面白いと思います。
 “続きはこちらから”のRTの記事をご覧ください。今回の米国によるイランの核施設への攻撃を受けて、ロシアの専門家・政治家による様々な見解を集めたものです。
 参考になるものはありますが、私と同じ見解はありませんでした。トランプの背後には、大きく分けて3つのグループがいます。アメリカ宇宙軍ハイランド・グループACIO(Advanced Contact Intelligence Organization:高度接触情報機構)です。
 アメリカ宇宙軍は中東の紛争が拡大し、エゼキエル戦争になることを回避すべく動いていますが、ハイランド・グループはそうではありません。更にACIOはエゼキエル戦争を第三次世界大戦に拡大しようとしています。
 トランプの周りにハバド・ルバビッチ派がいることから分かるように、トランプは平和主義者を装い、MAGAのトランプ支持者を騙しながら戦線を拡大し、エゼキエル戦争が起こるように動いています。
 彼らの世界観では、現在のイスラエルは滅びて、救世主と共に新たなイスラエルが誕生し、イスラエルを中心とした世界統一政府が現れるのです。その救世主がトランプ、あるいはジャレッド・クシュナーだと嫌だな、と思うのは私だけではないでしょう。
 こんな計画が実現するはずはありませんが、彼らは決してあきらめないでしょう。キンバリー・ゴーグエンさんの情報を見ていると、こうした馬鹿が次々に宇宙から消滅しているさまがうかがい知れます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエルはイランのミサイルを撃墜する余裕はなく、撃墜しない余裕もない。
配信元)
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配信元)
※英文全文はツイッターをクリックしてご覧ください
昔々、戦闘被害評価 (BDA) 担当官がいました。
 
昔の戦争で、この BDA 士官はイラクのスカッドミサイルによる被害を評価するよう命じられました。
 
将軍が大統領に、彼の最新鋭のF-15Eストライクイーグルがイラクの固定式スカッド発射装置をすべて破壊したと伝えようとしたとき、BDAの将校は証拠から何も破壊されていないと伝えなければならなかった。
 
これには将軍は激怒した。
 
その後、将軍は全国テレビに出演し、彼の最新鋭のF-15E戦闘機が移動式スカッド発射装置7基を破壊したと報告した。
 
しかし、BDA の役員は将軍に対し、これらは民間の燃料トラックに過ぎないと告げなければなりませんでした。
 
将軍は激怒し、BDAの役員を解雇した。
 
しかしワシントンDCに戻ると、統合参謀本部議長がBDA将校の報告書を検討し、専門家に証拠を調査させた。
 
専門家らは、BDA 職員の言うことは正しかったと報告した。
 
将軍はBDA職員に職を返さなければならなかった。
 
すると将軍は、彼の超極秘特殊部隊がスカッド発射装置を破壊したと知らされた。
 
しかし、BDAの職員は証拠を調べた結果、超極秘の特殊部隊が破壊したのはデコイランチャーのみであると結論付けた。
 
将軍は激怒し、BDAの警官を逮捕させた。
 
BDA 職員は、証拠の検討により彼の評価が裏付けられた場合にのみ釈放されました。
 
この話の教訓は?
 
専門家を信じてください。
 
BDA は専門家に任せましょう。
 
将軍達を信じてはいけない。
 
あるいは国防長官。
 
あるいはホワイトハウスの報道官。
 
あるいは大統領。
 
彼らはプロの BDA 役員ではないからです。
 
彼らは政治家です。
 
そして政治家は嘘をつく。

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トゥルース・ソーシャルに、イスラエルとイラン「停戦合意」とフェイクニュースとも言える投稿をしたトランプ大統領 〜 停戦はイスラエルが再軍備するための策略

竹下雅敏氏からの情報です。
 イランは6月23日に、アメリカ軍が核施設を攻撃したことへの報復として、カタールにあるアメリカの空軍基地に向けてミサイルを発射しました。しかし、トランプ大統領は、イランが攻撃を事前に通告し、犠牲が出なかったことに「感謝する」とSNSに投稿した(56秒)とのことです。
 すらいと氏は「Qatarの基地に撃ち込まれたIranの低速ミサイル、Patriot対応できてない。」とツイートしています。イランが本気なら中東の米軍基地を消滅させられることを見せつけました。
 その後、突然トランプは「イスラエルとイランの間で、完全かつ徹底的な停戦が合意された。(1分7秒)」とトゥルース・ソーシャルに投稿しました。しかし、その内容は「皆様、おめでとうございます! イスラエルとイランの間で、12時間の完全かつ全面的な停戦(今から約6時間後、イスラエルとイランがそれぞれ進行中の最終任務を縮小し完了した時点)を行うことで完全に合意し、その時点で戦争は終結したとみなされます! 公式には、イラン側が停戦を開始し、12時間目にイスラエル側が停戦を開始し、24時間目に12日間戦争の公式終結が世界から祝福されます。」というものです。
 このフェイクニュースとも言える投稿に対し、シリア系イギリス人ジャーナリストのリチャード・メドハースト氏は「二つの期限を定めた停戦なんて聞いたことがない。なんてひどい話だ。」とツイートしています。
 さらに、「過去 12 時間は、停戦や外交に似たものというよりも、むしろ大規模なエスカレーションでした。」と言っています。
 トランプのいわゆる停戦合意とやらは、イランが先に攻撃を止め、その後の12時間はイスラエルにボコボコにされてもイランは反撃しないということを意味します。こんな停戦案に同意する国は無いでしょう。
 さて、トランプの言う停戦合意ですが、“イラン当局は、トランプ大統領が発表したような停戦協定は受け取っておらず、合意もしていないと述べた。”ということです。
 “続きはこちらから”のツイートをご覧ください。“停戦はイスラエルが再軍備するための策略だ”という意見があります。ミンスク合意では、ウクライナ側が停戦を軍備拡大の時間稼ぎに利用したことが、メルケル元首相などの自白によって明らかになっています。
 先のリチャード・メドハースト氏は、「イスラエルの停戦がどのようなものか忘れてしまった人のために言っておくと、イスラエルは11月以来何度目かのレバノン爆撃を行った。」とツイートしています。
(竹下雅敏)
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イラン情勢急展開 米軍基地攻撃の後…トランプ氏“停戦合意”投稿(2025年6月24日)
配信元)
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配信元)
これは、放火犯が自分の起こした家の火事を消し止めたことを自画自賛しているようなものです。
イラン当局はCNNに対し、トランプ大統領が発表したような停戦協定は受け取っておらず、合意もしていないと述べた。テヘラン在住のセイエド・モハマド・マランディ教授は、停戦協定は「フェイクニュース」だと述べている(下記参照)。

いずれにせよ、6時間ほどで真相が明らかになるだろう。
【⬇︎ツイート全文をご覧になる場合はさらに表示をクリック】

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アメリカで大規模な偽旗作戦が計画されており、証拠もなしに「イランの潜伏工作員によるテロ」だと即座に断定されるシナリオが準備されている / トランプによるイラン核施設への攻撃が米国の信頼性を失墜させ、MAGAは死んだ

竹下雅敏氏からの情報です。
 しかし、何とも分かりやすい展開ではあります。冒頭のANNニュースによれば、イラン革命防衛隊は「後悔する反応を覚悟すべきだ」とアメリカへの報復攻撃を示唆したということです。
 二つ目のニュースでは、全米17カ所で反戦デモが行われ、“ロサンゼルスではイラン系住民らのグループがトランプ政権へ怒りをぶつけました”と報じています。
 “テロリストは南の国境を越えて、今はアメリカ国内にスリーパーセル(潜伏工作員)として潜伏している”というツイートがあります。また、アメリカのニュース専門放送局MSNBCは、“イランは昨晩の核施設への攻撃の数日前、トランプ大統領に声明を送り、攻撃を受けた場合、米国内で潜伏工作員によるテロ活動を開始すると警告していたと関係筋が明らかにした。”と報じています。
 アメリカで大規模な偽旗作戦が計画されており、証拠もなしに「イランの潜伏工作員によるテロ」だと即座に断定されるシナリオが準備されているとしか思えません。
 2023年10月14日の記事のコメントで、“トランプが大統領時代に行っていた中東政策は、ハルマゲドンの舞台を整えるためのもので、中東の平和とは真逆のものです。”と指摘し、2024年11月5日の記事では、キンバリー・ゴーグエンさんの情報を紹介しました。
 アメリカ人の工作員は、“イスラエルに対し、トランプが再び政権についたら中東全体を壊滅させるのを助けると約束していた”ということで、キンバリーさんは、“トランプ政権が表向きに「反戦政権」を掲げていながら、裏では中東で数百万人もの人々を殺戮する計画を立てている。これは100%確認された事実”だと言っていました。
 現在の状況を見れば、こうした事柄はすべて事実だとしか言いようがありません。ただ、注意しなければならないのは、トランプの背後にいるアメリカ宇宙軍は、フルフォード氏が言っているようにエゼキエル戦争(中東での大戦争)も第3次世界大戦も拒否しています。しかし、軍産複合体の中枢であるハイランド・グループはイスラエルとイランの紛争をエゼキエル戦争に拡大しようとしています。
 “続きはこちらから”をご覧ください。ブラジルのジャーナリスト、ペペ・エスコバル氏は動画の冒頭で、“今のところ、深刻な被害に近いものはどこにも見当たりません。これまでに見た写真は、フォルドゥの二つの出口に損傷が見られるものです。”と話し、今回のトランプによるイラン核施設への攻撃が米国の信頼性を失墜させ、MAGAは死んだ(3分8秒)と言っています。
 最後のJ Sato氏のツイートの説は面白い。これが本当であればいいのですが…。
(竹下雅敏)
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イラン革命防衛隊「後悔する反応を覚悟すべきだ」米への報復攻撃を示唆(2025年6月22日)
配信元)
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全米で反戦デモ テロのリスク高 「第三次世界大戦で良い?」米45%が攻撃反対(2025年6月23日)
配信元)

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