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米国がラファでの地上作戦に難色を示しているというのは表向きのポーズであり、裏ではGOサインを出している / 拡散希望動画「このビデオは危機が始まって以来作成された最高のビデオの一つである」

竹下雅敏氏からの情報です。
 イスラエル軍は5月6日夜、ラファ東部にあるハマスの施設を標的とした攻撃を行いました。イスラエル国防軍(IDF)報道官ダニエル・ハガリによれば「イスラエル空軍は市内の50以上の標的を攻撃した」とのことです。
 アメリカのバイデン大統領は、“ガザ地区での作戦がラファにも拡大した場合、イスラエルへの爆弾や砲弾の供給を停止する”と表明しましたが、イスラム主義組織「ハマス」との戦いにおいては支援を継続するということなので、米国がラファでの地上作戦に難色を示しているというのは表向きのポーズであり、裏ではGOサインを出しているということでしょう。
 及川幸久氏は動画の10分40秒で、“バイデンがネタニヤフに電話で、ラファの地上作戦は間違いだと言った後に、イスラエル軍が地上戦を始めているんです。つまり、もうアメリカの大統領の言う事をイスラエルは聞いていません。という風に見えるんですけど、本当のところはよく分からない。例えばシカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授はこう言っています。「イスラエルを支援することは、そもそもアメリカの戦略的・道徳的利益にはならない。そして、イスラエル・ロビーの活動によってバイデンはイスラエルの大量虐殺を止めることはできない」ということを指摘しています。…だから、一応ニュースの上ではネタニヤフに電話して、ミステイクだとか言っているように見えるけれども、それは止めているフリをしているだけということで、止まらないのは実は分かっている”と話しています。
 Atsuko S氏が字幕を付けた動画を是非ご覧ください。そして拡散してください。この動画について、こちらのツイートには「ツイッター社は、サウジアラビアのユーチューバー、マヘル・モスリ氏がガザ虐殺に関するビデオを作成した後、アカウントを削除したが、そのビデオは現在も続いており、実際、このビデオは危機が始まって以来作成された最高のビデオの一つである」とあります。
(竹下雅敏)
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※全文はツイッターをクリックしてご覧ください



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「小学生でもわかる半導体」〜 NTTが研究開発するIOWN(アイオン)は「光半導体」という画期的なもので、半導体業界のゲームチェンジャーとなる

読者の方からの情報です。
「半導体を制す者は世界を制す」と言われています。まもなく日本は光半導体を実現しようとしています。光半導体は従来の電気半導体の125倍もの性能だそうです。この技術を研究しているのがNTTのIOWNです。まもなくNTTのIOWNが世界の頂点に立つ。この動画でNTT問題が理解できました。
(sakura)
 「小学生でもわかる半導体」というタイトルに、まのじでも分かるだろうかと恐る恐る観ました。「電気を通すものを導体」「電気を通さないものを絶縁体」と言う、これは習った記憶があります。この導体と絶縁体の中間の能力を持つ物質、それを「半導体」と言い、シリコンやゲルマニウムがそれに相当するそうです。この半導体に特定の不純物を混ぜて、電気を通す時(1)と通さない時(0)をコントロールすることを可能にしたのがトランジスタやダイオードで、超高速でオン・オフのスイッチングをしているそうな。そのスイッチをどんどん増やして、どんどん小さくして、コンピューターの言語の0と1をどんどん詰め込み、数十億個、数百億個のトランジスタやダイオードを搭載したものがパソコンのCPUだと行きつきました。その回路たるやDNAの大きさと同じレベルで2ナノですとか。こんなもの簡単に身体にも入り込みそうです。もはやICチップの製造過程は理解の範囲を超えていました。
 さて、9:19からの後半では、商品としての半導体を巡る世界の動きの解説です。「半導体がなければ、車も冷蔵庫もスマホもできない、インターネットすら見ることができない」「兵器にも使われる」「半導体の性能が上がれば上がるほど強力な兵器を作ることができる」ことからも、「半導体を制す者が世界を制す」ことが分かりました。現在世界の半導体のほとんどをTSMCが製造していますが、14:35から今後の日本の半導体技術の可能性を解説されています。それがNTTの「IOWN(アイオン)」という光半導体でした。従来の半導体は電気でオンオフをしていますが、電気よりも速く熱を発しない「光」を用いた半導体の性能は従来の125倍、電気をほとんど使わず通信のタイムラグもないので「半導体業界のゲームチェンジャー」とまで言われています。動画の最後にNTT法廃止案に触れていますが、軍事利用も可能なIOWNの莫大な価値を世界が狙っていても不思議はないと納得しました。
(まのじ)
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【小学生でもわかる】半導体とは何か?【大人の学びなおし】
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抑制的なものになったイスラエルによるイランへの攻撃 ~スコット・リッター氏「イランは数千万ドル相当のドローンを発射した。米国とイスラエルは数十億ドルを費やしてドローンを撃墜した。これは持続不可能な経済方程式だ。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 イラン中部のイスファハンの軍事基地近くで、ドローン3機が防空システムによって迎撃されたとのことです。“イスラエルの複数の当局者がイランへの攻撃を認めた”という情報があります。
 「イスラエルが19日、イランの施設に対してミサイル攻撃を行った」というニュースが出ていますが誤情報のようです。イランの放送局は、「1-2時間前、上空で音が聞こえた。小型無人機数機が上空にいたが、撃墜された」と報道しています。イスファハンにはイランの核施設がありますが、「完全に安全な状態にある」ということです。
 今回のイスラエルによる攻撃について、『イラン人、イスラエルによるイスファハン空爆をあざ笑う』では、“イスラエル当局はこの攻撃を、緊張のさらなるエスカレートを防ぐことを目的とした抑制的な反応と位置づけた。…イラン国営テレビは、この攻撃を取るに足らないものだと表現した”と報じています。
 タイムズ・オブ・イスラエルの記事によれば、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長は、“イスラエルがイランの核施設を攻撃する可能性について問われ、「この可能性については常に懸念している」と述べた”とのことです。
 イランの革命防衛隊の幹部は、イスラエルがイランの核施設を攻撃した場合、「イスラエルの核施設を高性能なミサイルで狙う」「イスラエルの全核施設を特定済みだ」と言っています。
 イスラエルによる攻撃が抑制的なものになった理由は、“続きはこちらから”のスコット・リッター氏の話から説明がつきそうです。
 “イラン政府は…イスラエルだけでなく、米国をはじめとするミサイル射程圏内のすべての国に対して、イラン国内を攻撃すれば大きな代償を払うことになると知らしめた。…イスラエルは世界で最も厳重に防衛された空域であり、最も洗練された対ミサイル技術が深く配備されているのに、イランのミサイルを止めることができなかった。つまり、中東にある自国の施設に包括的な防空傘を張っていない米軍へのシグナルである。…イランは数千万ドル相当のドローンを発射した。米国とイスラエルは数十億ドルを費やしてドローンを撃墜した。これは持続不可能な経済方程式だ。…私の理解では、イランは3種類の弾道ミサイルを使用した。…イランがイスラエル内の好きな場所に大きな弾頭を打ち込めることを示すために、イラン側が特別に設計したものだった。…今、制服を着ている者や情報将校が、私と同じように分析をしていることは保証できる。そして、彼らは命令系統の上に「ナンセンスなことはやめろ」という重大な報告書を書いている。この戦争には勝てない。…我々には防衛手段がない。…これは制御不能にエスカレートする。今すぐ止めろ。ジョー・バイデンがG7と電話でイスラエルに介入したのも、ネタニヤフ首相と電話で話したのも、ネタニヤフ首相の将軍たちが彼に「身を引け」と言ったのも、それが理由だ”と話しています。
 そこで米国は、“イスラエルがイランに対する大規模な攻撃を行わないことに同意する代わりに、ガザ南部のパレスチナ都市ラファで地上作戦を行うというイスラエルの計画を支持した”ということです。
 18日午後(日本時間の19日朝)に、パレスチナを国連の正式な加盟国とするよう勧告する決議案にアメリカは拒否権を行使しました。
 パレスチナ自治政府のアッバス議長は、「米国の政策は…戦争の継続と我が国の国民に対する大量虐殺を奨励するものであり…地域をさらに奈落の底へと追い込んでいる」との声明を発表しています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イランで爆発…イスラエル反撃か 現地メディア「無人機3機を迎撃」(2024年4月19日)
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イラン 核施設が攻撃受ければ“イスラエルの核施設に反撃”とけん制|TBS NEWS DIG
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明らかにイランの報復を待っていたイスラエル、「イランに対して明確かつ強力な反撃を行うと決定」〜 アメリカをイランとの戦争に巻き込みたいイスラエル、それを望まないイランとアメリカ

竹下雅敏氏からの情報です。
 14日未明、イラン革命防衛隊はシリアにある大使館への空爆の報復として、イスラエルへの攻撃を行いました。
 この報復に関して深田萌絵さんは、“そもそもこれヤラセじゃないのか(5分55秒)”と疑っています。その理由として、“休暇中のバイデン大統領が、いきなりホワイトハウスに戻ってきた…なぜか…たくさんのメディアがそれを迎えている。…安全保障会議をして、すぐにネタニヤフさんと電話会談をし、そして中東に展開する米軍がイランのドローン撃墜をやりまくっている(6分20秒)。…なんかちょっとおかしいんじゃない。大統領戦がそういえば控えてるし…(8分9秒)”と言っています。
 ロシア在住ですさんのツイートには、“総領事館を爆撃されメンツを潰されたイランはこのまま黙っているわけにはいかない。大きく出たが、かといって当事国や関係諸国は今ここで大きな戦争をしたいわけでもない。なのでここが、振り上げた拳の落とし所だったらしい。事の成り行きは事前に申し合わせたかのようだったと。イスラエル軍関係者が避難ができるよう、空爆の時間や座標など事前に調整があったとも言われている”とあります。
 ホワイトハウス国家安全保障会議戦略広報調整官のジョン・カービーは、「イスラエルに対するイランの攻撃が差し迫っていることを事前に察知していなかったとは言っていない。私が言ったのは、イランが電報を送ってきたからといって、その予感は得られなかったということだ。」と訳の分からない事を言っていますから、“空爆の時間や座標など事前に調整があった”と見て良いでしょう。
 イスラエルはアメリカをイランとの戦争に巻き込みたいわけですが、イランもアメリカも今はそれを望んでいません。
 4月15日のフルフォード・レポート日本語版『人間牧場か、新しい世界金融システムの構築か』に、“アジア側が欧米のイルミナティに提示している具体的な提案は概ね以下の通り。まずはフィリピンのサンタ・ロマーナ(Santa Romana)一族が保有する金塊をベースに100兆ドル分の通貨を発行する。この時に発行されるのは米ドルではなく、それに代わる新たな国際通貨”とありました。
 ビクトリア・ヌーランドが排除されたことからも分かるように、現在のホワイトハウスをコントロールしているのはネオコンではなく、フルフォード氏の言及する惑星解放同盟です。上記のサンタ・ロマーナ(Santa Romana)一族が属しているグループと連携していると考えられます。
 『ウクライナ、原油価格をめぐって西側に圧力をかけようとしている』によれば、ロイド・オースティン米国防長官が今月初め、ロシアの製油所や石油貯蔵施設に対するウクライナの無人機攻撃が国際エネルギー価格の高騰を引き起こす可能性があると懸念を表明したことを受けて、ウクライナのドミトリー・クレバ外相は、“西側諸国が軍事援助を増額すれば、キエフはロシアの石油インフラへの攻撃をやめるよう米国とその同盟国からの訴えをより受け入れるだろう”と話し、米国に「金を払え」と脅しました。
 戦争による石油価格の高騰はアメリカ経済を完全に破壊してしまいます。今はそのタイミングではないという判断から、アメリカはイランに関わりたくないようです。
 しかし、“続きはこちらから”の記事にあるように、イスラエルは「イランに対して明確かつ強力な反撃を行うと決定した」ということです。「メンツを潰されたイランはこのまま黙っているわけにはいかない」ので、事前に調整した必要最小限の抑制された報復攻撃を行ったのですが、イスラエルが報復を待っていたのは明らかです。
 イスラエル・ロビーの強力な働きかけによって、アメリカをイスラエルの思惑通りに動かすことができるとネタニヤフは考えているはずです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【米誌報道】イランのドローン攻撃ヤラセ疑惑
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イラン革命防衛隊は現地時間14日未明、シリアにある大使館への空爆の報復として、イスラエルの占領地に向けて直接攻撃を実施 ~この強気のイランの報復には勝算がある

竹下雅敏氏からの情報です。
 イラン革命防衛隊は現地時間14日未明、シリアにある大使館への空爆の報復として、イスラエルの占領地に向けてドローン攻撃機や弾道ミサイルを使った直接攻撃を実施しました。
 ANNニュースは、“イスラエルの公共放送によりますと、イランからの攻撃後に開かれた戦時内閣は即時の反撃を大多数の賛成で決定しましたが、ネタニヤフ首相がアメリカのバイデン大統領との電話会談で自制を求められ、決定が変更されたと伝えています”と報じています。
 イラン軍の参謀総長は国営テレビに出演し、「イスラエルの政権が報復すれば次の作戦はさらに大規模なものになるだろう」と警告したということですが、“イスラエルはイランに報復攻撃を行うか?”が今後の焦点となります。ロシア人政治学者のルスラン・クルバノフ氏は、“イスラエルの報復はある。なぜならイスラエルの領土にこれだけの足並みをそろえて、大規模の攻撃が加えられたことは史上、かつてなかったからだ”と言っているようです。
 ShortShort Newsさんの4月4日のツイート動画で、ダグラス・マクレガー元陸軍大佐は、“ネタニヤフ首相は、生き残るためには戦争をエスカレートさせねばならず、戦争をエスカレートさせることが最終的にイスラエルを救うことになると考えている。どうやって戦争をエスカレートさせるのか? イランを煽って攻撃させるのだ。これは、イランからの大規模な反応を誘発するための直接的な挑発である。ネタニヤフ首相が成功し、我々がこれに引きずり込まれれば、ロシアと直接戦うことになるのは必然的な結論だ。…イラン国内からの意図的な反撃はないだろう。なぜなら、イランは戦争を望んでいないからだ”と発言していました。
 私も同じように考えていたので、イランがイスラエルの挑発に乗って第3次世界大戦にエスカレートしかねない報復を行うのではなく、別の方法でイスラエルを締め付けるのだろうと思っていました。
 今日の『24/4/8 フルフォード情報英語版』には、“バチカンがイスラエルのネタニヤフ首相に1000億ドルを支払い、シリアのイラン大使館を攻撃させた…この計画はイランを挑発して報復させることだったのだ。イランの報復後、イスラエルは次のことを計画していた。核ミサイルでイランのすべての主要都市を破壊する。…イスラエルとバチカンの支援者たちが理解していないのは、イランとロシアはミサイルがイランに到達する前にそれを蒸発させる秘密兵器を持っているということだ”とありました。
 もしも核ミサイルを無力化する秘密兵器をイランとロシアが持っているのならば、今回の強気のイランの報復は勝算があることになります。
 フルフォード氏はモサド情報筋の言葉「ロシアと中国は、悪魔のようなイスラエルの攻撃に我慢の限界に達している。我々が知る限り、イスラエルはもはや存在しなくなるだろう。」を紹介していました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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イスラエル「即時反撃決めていた」報道 イラン「敵に教訓」報復連鎖も…(2024年4月15日)
配信元)
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米国、「イスラエル」にイランに関して「慎重かつ戦略的に」行動するよう促す
米政府高官は、イランによる報復攻撃に対するイスラエルの対応は、地域の緊張をエスカレートさせると強調した。

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え

イランによる「イスラエル」への前代未聞の報復攻撃後、3人の米政府高官は、バイデン政権が「イスラエル」に対し、私的にも公的にも対応しないよう助言し続けていることを明らかにした。

ある米政府高官によれば、イラン領内へのイスラエルによる実質的かつ明白な攻撃に対しては、イランはミサイルやドローンによる攻撃を次々と仕掛けてくるというのが米国の評価だという。

この高官は、そのような行動は地域の緊張をエスカレートさせると強調した。

ジョー・バイデン米大統領は土曜日の電話会談で、イスラエルのネタニヤフ首相に対し、イランへの報復について「慎重に考える」よう警告した。

「イスラエル側は、イランとの大幅なエスカレーションは望んでいないことを明らかにした」とこの関係者はAFPに説明し、バイデンは「エスカレーションのリスクについて慎重かつ戦略的に考える必要があることを、昨夜首相にはっきりと伝えた」と付け加えた。
(以下略)

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