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アーカイブ: *軍事・戦争

[Sputnik]ラヴロフ外相、アレッポ解放時に残虐行為があったとの主張を否定 〜残虐な反政府勢力と一般市民を助けているシリア・ロシアの軍人〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 下から見ていただくと、よくわかります。国連はアレッポを解放したシリア政府軍が残虐行為を行って約80人を殺害したと言っています。もちろん、ラヴロフ外相はこの主張を虚偽であるとして否定しています。
 シリアに対する西側の報道はこれまで誤報ばかりだったので、今回もラヴロフ外相の主張が正しいだろうと思われるのですが、真ん中の記事では、こうした国連の主張に関しては“ 1枚の写真あるいはビデオによってさえ確認されていない”とし、実際の状況を知っている従軍記者の話では、“アレッポの状況に関する国連や人権団体すべての報告書がうそ”だと指摘しています
 上の記事は、英国のジャーナリストがアレッポで見た様子を話しています。この記事の内容は非常にリアルで、西側がこれまで支援してきたシリアの穏健派勢力とされる反政府勢力が、残虐なテロリスト組織であることをはっきりとさせました。また、アレッポを解放したシリア政府軍の兵士たちは、“普通のシリア国民”だとのこと。アレッポ解放によって、多くの兵士たちは自分の家に帰れるようになったわけです。そうしたシリア政府軍が、“自分たちの同胞を処刑したり殺したりするでしょうか? ”と言っています。現実にはアレッポの一般市民たちを助けているのは、シリア政府およびロシアの軍人たちであるとはっきり証言しています。
 文末にあるメディアに対する批判は、この通りだと思います。日本の大手メディアもその責任を免れないと考えています。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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英女性ジャーナリスト アレッポ解放の様子を語る
転載元)
© Sputnik/ Ali Hassan

© Sputnik/ Ali Hassan


英国のジャーナリストで平和活動家のヴァネッサ・ビーレイ(Vanessa Beeley)さんは、スプートニク記者に対し、解放されたアレッポを訪れ地元の人達と話した印象について語った。

彼女は、東アレッポで3日間過ごし、NATOやペルシャ湾岸諸国の支援を受けた武装テロリストグループから町を解放する作戦が展開された際、人々が避難する様子を自分の目で見た。また彼女は、多くの市民と、過去、現在、未来のアレッポについて語り合う事が出来た。

地元の人達の言葉を引用し、ヴァネッサさんは、アレッポには長い間、食べ物がなかったと伝えた。テロリストらは、人道援助の食糧を受け取ると、ひどく値を釣り上げてそれらを売っていたという。ハナノ地区では、ある女性など、ひざまずいてテロリストらに食料を乞うほどだったとのことだ。しかし女性は、わずかの食糧を得る代わりに、銃をくわえさせられ殺された。こうしたテロリストらの不道徳さは、スナイパーらがイスラム礼拝堂に陣地を置いていたことにも表れていた。一般市民には、医薬品は全く与えられず、市民は、医療援助をテロリストらに求めるのをただ恐れていた。現在、包囲時に負傷した人々に対しては、ロシア人医師達が迅速に治療にあたっている。

またヴァネッサさんは「シリア政府及びロシアの軍人達は、アレッポの一般市民達を元の生活に戻そうと最大限の努力をしている」と指摘し「どこに行っても、私達は、シリア政府軍やロシアの軍人が、現地の住民に食料品を分け与える様子を目にした」と伝えている。

さらにヴァネッサさんは現地で、シリア政府軍兵士へのインタビューにも成功した。彼女は次のように述べている-「多くの兵士達は、特にハナノ地区で私が見た兵士達、私が話した兵士達は、アレッポ解放後、家に帰ることができました。多くの人は、シリア政府軍部隊が、普通のシリア国民からなっていることをすっかり忘れています。アレッポの解放は、多くの兵士達にとって、故郷の家へ帰れることを意味するものでした。一体何のために誰が、テロリストから町を解放した後で、狼藉を働き、自分達の同胞を処刑したり殺したりするでしょうか? そんな事、矛盾しています!」

ヴァネッサさんはまた、世界中のマスメディアが信頼できない情報源を使っていることに触れ、次のように指摘した-「現在我々は、東アレッポの状況に関してマスメディアが伝える全く信じられないようなヒステリックな報道を目にしています。彼らの行為は、ジャーナリズムの倫理原則の一つ一つを台無しにしています。情報源をチェックせず、単に作り話を垂れ流しています。私は、東アレッポで3日間過ごしました。私には、3GもWi-Fiもありませんでした。電気もなかったのです。携帯電話も使えませんでした。なぜなら信号が届かなかったからです。そんな状況の中で、いわゆる『活動分子』がどうやって、スカイプを通じてビデオを送り画像鮮明なビデオを送ることなどできるのか? ヒステリックに状況を伝えているニュース番組の司会者やマスメディアの代表に説明してほしいです。」

このように強調したヴァネッサさんは最後に「マスメディアの代表が、この4年間してきた欺瞞が、平和的に暮してきた一般住民の苦しみを深め、住民の避難問題に取り組んできたシリア政府や軍の作業を妨げたのだ」と付け加えた。

なお先に伝えられたところでは、一昼夜で約6400人がアレッポの町を離れたとのことだ。

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シリア的捏造:誰が、いかに、何のためにシリア紛争について偽情報を流しているのか?
転載元)
(前略) 

中東の安全保障問題の専門家でメディア分析を得意とするダニー・マッキー氏は、(中略)…次のように指摘した-

大量処刑や民間人への攻撃といった西側マスメディアが伝える情報のすべては、1枚の写真あるいはビデオによってさえ確認されていない。

プロパガンダ戦争が続いている。常にアレッポでは、それが特に激しかった。しかしシリア軍がこの町で勝利した事は、欧米マスメディアの主張の基盤を足元から崩し、彼らが作り出した民主主義リベラル勢力としてのシリアの穏健派在野勢力のイメージを木っ端みじんに吹き飛ばした。

(中略) 

解放されたアレッポの実際の状況について、従軍記者のカメル・サカー氏は、次のようにレポートしている-

「私は、人々をテント村に移動させるための、よく組織された作業を目にした。必要不可欠なあらゆるもの、輸送手段、食料、薬品、負傷者に対する医療援助、それらはすべて提供されている。多くの住民は、戦闘員が組織した食料の独占について証言した。それによって最も必要な物の値段が20倍にも高騰したという。こうした事は、アレッポの状況に関する国連や人権団体すべての報告書が嘘であることを意味している。

国際的な人道組織は、アレッポの住民を全く助けていない。助けているのはシリア政府でありシリア軍であり、ロシアの軍人達だ。私自身、町に人道援助物資を運び込み、それを人々に分ける彼らのトラックを目にした。」

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ラヴロフ外相、アレッポ解放時に残虐行為があったとの主張を否定【動画】
転載元)
ロシアのラヴロフ外相は、アレッポ解放時に残虐行為があったとの主張を虚偽であるとして否定した。いずれの独立した人道組織にも確認されていない情報だという。

「私はアレッポ東部に代表部をもつ独立した人道組織から直接聞いているが、そこで何らかの残虐行為があったとか、応召年齢の人々が拉致されアレッポ東部から出ているとかとは、誰も確認していない」
火曜、国連人権高等弁務官は、シリア政府軍は東部アレッポの解放時、約80人を殺害し、投降した戦闘員は逮捕または射殺された、との情報を明かした。

ラヴロフ外相はまた、アレッポ住民の強制立ち退きという報道を否定した。

(以下略)…

[ParsToday]シリア・アレッポがテロリストの占領から完全に解放 〜歴史的な転換点を迎えた悪を打ち破る闘い〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 終にアレッポが解放されました。正に、歴史的な転換点を迎えたことになります。シャンティ・フーラはずっとシリア情勢を追いかけてきましたが、ここが悪を打ち破る闘いの要衝だったからです。
 霊的観点からは悪が勝利する見込みが全く無いのですが、それがはっきり形になって現れたのが、米大統領選のトランプ氏勝利です。これ以降、ドミノが倒れるように、カバールはその力を失って来ています。アレッポの解放は、“西側とシオニスト…トルコや、テロを支援するアラブ諸国の陰謀の失敗を意味するもの”です。今後、イラクのモスルやリビアを含め多くの地域から、テロリストを掃討する作戦に弾みがつくはずです。問題は、こうした地域が解放された後、そこに居たテロリスト達は国に帰るわけです。イスラエルを含め、この陰謀に加担した国々は、その後始末として、対テロ作戦に本気で取り組まなければならない羽目になると思われます。自業自得だと言えます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリア・アレッポがテロリストの占領から完全に解放(画像)(動画)
転載元)

転載元でご覧ください


シリア政府軍が、同国北部のテロリストの最大の拠点であった戦略都市アレッポの完全な解放を、正式に認めました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、シリア政府軍は12日月曜夜、「アレッポ東部の最後の拠点でテログループが掃討され、この町は5年ぶりに完全にテロリストの占領から解放された」と発表しました。

(中略) 

こうした中、アレッポの解放に続き、この町の住民は、街頭に繰り出し、テロリストに対する勝利を祝っているということです。

さらに、アレッポでのテログループの敗北を受け、そのメンバーは互いを裏切り者として非難しあっているということです。

(以下略) 

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アレッポ解放、シリアのテロリストに対する勝利の転換点
転載元)

シリア政府軍が、テロリストの最大の拠点であった戦略都市、アレッポの完全な解放を正式に認めました。

ナジャフィー解説員

シリア政府軍は、「テロリストをアレッポ東部の最後の拠点から追い出し、5年ぶりにこの町をテロリストの占領から完全に解放した」と発表しました。

(中略) 

テロリストがアレッポで大きな敗北を喫してきたこの数週間、彼らの支援者は、さまざまな会合を開き、停戦を確立することで、アレッポ東部でのシリア政府軍とその同盟者の作戦を停止させようとしました。しかし、それによってテロリストの敗北を防ぐことはできず、彼らはアレッポでの信じがたい大きな敗北を見せ付けられています。

この状況とその成果は、シリア、地域、世界の関係者によって分析されています。明らかに、アレッポは、ダマスカスとホムスでの敗北の後、シリアのテロリストにとって最後の希望でした。そのため、この完全な解放は、シリアの戦争の流れを変えることになるでしょう。ここ数ヶ月のテロリストに対するシリア政府軍の勝利の転換点と見なされるアレッポでのテロリストの敗北は、他の地域でのテロリストの敗北のきっかけになるでしょう。このため、それはシリアでのテロ活動終結へのカウントダウンと見なすことができます。

アレッポの解放は、西側とシオニスト、そして地域におけるトルコや、テロを支援するアラブ諸国の陰謀の失敗を意味するものと言えます。シオニスト政権イスラエルは、西側と共に、地域で陰謀をたくらむ政策を追求しており、彼らはふてぶてしくも、それを認めています。これについて、シオニスト政権のリーベルマン戦争大臣は、少し前、「イラクとシリアにおける分裂は、地域の危機解決の鍵だ」とはっきりと強調しました。これは、中東におけるイスラエルの拡張主義的かつ利己的な目的を物語っています。シリアに対する陰謀は、地域諸国の分裂を軸にした、西側による中東への干渉という視点から分析すべきです。

アレッポは、シリアの重要な都市として、この国に大して陰謀を企てている国々にとって、重要な地位を有しています。そのため、テロリストはアレッポに対して陰謀を企てました。シリア分裂計画の中で、テロリストは、アレッポを完全に占領し、テロリスト管轄地区の中心地としました。しかし、地域の義勇軍の支持を受けたシリアの政府軍と義勇軍の抵抗により、覇権主義勢力は再び、地域で敗北を喫しました。

明らかなのは、アレッポでのテロリストの敗北が、地域に多くの成果をもたらし、テロリストに抵抗する勢力の士気を高める、ということです。中東のテロリストの弱体化は、イラクのモスルやリビアの多くの地域のテロリストからの解放など、さらなる勝利の土台を整えるでしょう。概して、シリア政府軍と義勇軍のアレッポでの貴重な勝利は、テロ対策に明るい展望をもたらしているのです。

ダーイシュがパルミラを電撃作戦で制圧 米軍が背後で援助 

竹下雅敏氏からの情報です。
 シリア軍がアレッポを制圧し、イラク軍がモスルを解放しようという状況になって、アメリカはシリア、イラクに投入したテロリストたちを温存するため、ラッカなどの都市に脱出させるつもりだったようで、昨日の記事では、そのために米軍はモスルにおいて意図的な誤爆を行ったらしいとコメントしました。
 スプートニクによれば、シリア軍はアレッポの96%の地域で完全な支配を樹立したとのこと。その間、デリゾール県とラッカに約4,000名のテロリストが投入されたとあります。“彼らはイラクのモスルから障害なく脱出してやってきた”とあり、明らかに米軍がこの脱出を援助したことがわかります。
 櫻井ジャーナルを見ると、シリア政府軍はアレッポ制圧作戦に気をとられ、ダーイシュがパルミラを電撃作戦で制圧したとあります。“アメリカやサウジアラビアは戦闘員がモスルからシリアのデリゾールやパルミラへ安全に移動させることで合意…ラッカへも向かったようだ”とあり、昨日の記事のコメントは間違いなかったようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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シリア軍はアレッポの96%の地域で完全な支配を樹立
転載元)
シリア軍はアレッポの96%の地域で完全な支配を樹立した。ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官が記者会見で発表した。

同官によると、昨日、シリア政府軍は市の東方にある地区5つの、カリム・ナザハ、ハラ・アシュ・シャドジャディン、シェイフ・サイド、カリム・フム、エリ・マカマドを開放した。

アレッポの東で戦闘員が残っている地域は、総計8.5キロ平方メートルを超えないと同報道官が指摘した。

なお先に伝えられたところによると、ダーイシュ(イスラム国、IS)の戦闘員はシリア・パルミラで爆弾を積んだ車での自爆攻撃により防衛戦を突破し、町の外れに拠点を作った。

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ダーイシュ戦闘員、パルミラの防衛線突破
転載元)
ダーイシュ(イスラム国、IS)の戦闘員はシリア・パルミラで爆弾を積んだ車での自爆攻撃により防衛戦を突破し、町の外れに拠点を作った。ロシア国防省のイーゴリ・コナシェンコフ報道官が記者会見で12日、次のように述べた。

「大きな損失を無視した、爆弾を積んだ車を用いた自爆テロにより、ダーイシュ戦闘員らは防衛線を破り、町の外れに拠点を作った。」

ラッカでの米国とその国際有志連合の活発な攻撃が春まで停止されていたのを利用し、ダーイシュは多数の戦力をパルミラ突撃に投入した。約4000のテロリストが戦車、歩兵戦闘車、大口径の武器を搭載したジープと共に、デリゾール県とラッカに急速に投入された。彼らはイラクのモスルから障害なく脱出してやって来た。

それより前に、ロシア外務省はパルミラにテロリストが戻らぬために全力を尽くすと発表した。

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防衛体制が緩んでいたパルミラをダーイッシュが電撃作戦で再制圧したが、その背後に米国の動き
引用元)
 ダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)の部隊がパルミラを電撃作戦で制圧したと伝えられている。12月11日に約4000名の部隊が攻撃したようだが、政府軍側の偵察が怠慢だったとも言える。現在、政府軍はアレッポをほぼ制圧したが、この作戦に気をとられていたという側面もあるだろう。

(中略) 

アメリカやサウジアラビアは戦闘員がモスルからシリアのデリゾールやパルミラへ安全に移動させることで合意していたとされている。戦闘員はラッカへも向かったようだが、ここへはトルコから武器/兵器が持ち込まれていた。

(以下略) 

[ParsToday]オバマ大統領がテロリストに対する武器供与に関する規制を撤廃 / 米空軍がダーイシュを脱出させることを意図した「誤爆」 / アメリカとトルコが、シリアのテロリストに食料を送付…他 

竹下雅敏氏からの情報です。
 下から順に見てください。オバマ大統領が、シリアのテロリストに対する武器供与に際して規制を撤廃したとのことです。この関係だと思いますが、アメリカは、特殊部隊など200人を、シリア北部ラッカの奪還に向けて追加派遣するようです。これは米国の言い分とは裏腹に、ダーイシュ(IS)をラッカに脱出させる意図があるようです。
 イラクでは、イラク軍が北部モスルでテロリストを包囲しており、近くモスルはイラク軍によって解放される見通しですが、アメリカは今回もまた、空爆でイラク軍を誤爆しています。これは誤爆ではなく、やはりダーイシュを脱出させることを意図したものだと思います。
 シリア軍が、テログループの倉庫からアメリカ製やトルコ製の食料を発見しています。アメリカやトルコが公式に発表しているのとは逆で、彼らがテロリストたちを支援しているのはもはや明らかです。アメリカのカーター国防長官が、イラクのバグダッドを訪問したようです。アメリカ主導の対ISIS有志連合本部でアメリカ軍の司令官と会談したとのこと。おそらく、アメリカが支援しているテロリストたちを、どのようにシリアの街に脱出させるかを話し合ったのではないかと思います。もちろん、脱出させるテロリストの中枢は、CIA工作員やアメリカが派遣した特殊部隊の人間でしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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アメリカ国防長官がイラク訪問
転載元)



アメリカのカーター国防長官が、予告なくイラクのバグダッドを訪問しました。

イルナー通信によりますと、11日日曜にバグダッド入りしたカーター国防長官は、イラク軍の司令官やアバディ首相、クルド自治政府のバルザニ議長とも会談し、北部モスルの解放作戦とその経過について話し合いを行います。

カーター国防長官ははじめに
バグダッドのアメリカ主導の対ISIS有志連合本部で、アメリカ軍の司令官と会談しました。

この前に、アメリカ軍はモスル南部を空爆し、これによりイラクの義勇軍21名が死亡しました。

イラクの政府と国民は外国軍の駐留に反対していますが、数日前も、アメリカ軍の一団がイラクに派遣されました。

この数ヶ月、イラク軍と義勇軍はテロ組織ISISの占領地の多くを解放しています。

現在も、イラクのテロ組織の最大の拠点であるモスルの解放作戦が続けられています。

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アメリカとトルコが、シリアのテロリストに食料を送付
転載元)

シリア軍が、同国北部アレッポに存在するテログループの倉庫からアメリカ製やトルコ製の食糧を発見しました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、テロリストがアレッポの旧市街の一部の地区から撤退したあと、シリア軍は、テロリストがこの地区に残した多数の倉庫からトルコ製やアメリカ製の食糧を発見しました。この食糧は、トルコ国境を通して、アレッポのテログループに送られています。

また、別の報道によりますと、シリア軍は、テロ組織ISISのメンバーが、古代都市タドモルに侵入したとする西側やアラブ諸国の情報筋の報道を否定しました。

シリア軍は、声明の中で、「シリア軍は依然としてタドモルの基地に配備されており、町をコントロールしている」としました。

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アメリカ軍による空爆で、イラク兵90名が死亡
転載元)

イラクの軍事筋が、同国北部モスルにある治安部隊の拠点に対するアメリカ軍の空爆で、イラク軍兵士90名が死亡、100名以上が負傷したことを明らかにしました。

ロシア・スプートニク通信が、イラク・バグダッドから伝えたところによりますと、この軍事筋は10日土曜、「アメリカ軍の戦闘機が、モスルでイラク軍の第9装甲部隊を誤爆し、これによりおよそ90名のイラク兵が死亡したほか、100名以上が負傷した」と表明しました。

また、この空爆でイラク軍の多数の装甲車や軍事施設が破壊されたとしています。

アメリカ主導の有志連合軍は、これまでに何度もイラク軍の拠点を誤爆しています。

テロ組織ISISに占領されているモスルの解放に向けた、イラク治安部隊の大規模な作戦は、イラク空軍や有志連合軍による空からの後方支援を受け、今年の10月中旬から開始されています。

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アメリカが支援してきたシリア侵略部隊が崩壊寸前

竹下雅敏氏からの情報です。
 アレッポ東部では、すでに3分の2がシリア政府軍によって解放されたとのことです。“今後2日から3日の間に完全に解放される”らしい。こうなると、困るのはシリア危機の元凶である西側です。彼らがシリアに送り込んだテロリストたち、と言うよりも、CIAなどの工作員を助け出さなければなりません。そこで、西側は“人道的な悲劇”というキャッチフレーズを持ち出して、国連安保理に暫定停戦案を採決にかけましたが、ロシアと中国が拒否権を行使したとのこと。
 下の桜井ジャーナルによれば、“アメリカ政府はアレッポにいるアメリカの情報機関員をトルコへ逃がしたいようだ”とあります。元記事によると、アメリカ軍は特殊部隊をシリア北部の7つの基地へ派遣しているらしく、少なくともその人数は、645名以上はいるようです。侵略軍を現場で指揮していたのは、CIAアメリカの特殊部隊だったようです。
 彼らが戦闘地域でシリア政府軍によって拘束されると、アメリカの行ってきた悪事が暴露され、オバマは刑務所行きになることは確実です。なんとか停戦合意に持ち込んで、彼らをトルコへ逃がしたかったが、ロシア・中国によって阻まれたということらしい。悪人はいよいよ運の尽きのようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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勝利を目前にしたシリア
転載元)

シリア・アレッポの情勢は、この地域の東部がテロリストの占領から解放され、大きな勝利を前にしていることを物語っています。

IRIBエマーディ解説員

シリア政府軍は、11月半ばから、アレッポ東部の対テロ作戦を開始しました。ここ数日、シリア政府軍は、戦場で重要な成功を収めています。情報筋は先週、アレッポ東部の3分の2が解放されたことを明らかにしました。現在、さまざまな報告は、テロリストに占領されているのが、アレッポ東部の4分の1のみだとしています。シリア政府軍によるアレッポ東部での作戦から20日が過ぎる中、少なくとも8万人のテロリストがこの地域を離れました。

アレッポ東部に今も留まっているテロリストは、戦いを続けて死を受け入れるか、逃げるかの二者択一を迫られています。テロリストは、シリア政府軍とその同盟者に包囲されています。アレッポ東部は、今後2日から3日の間に完全に解放されると言われています。このような状況の中、シリア危機の元凶である西側の人権の主張者は再び、アレッポの人道的な悲劇の発生に懸念を表明しています。

アメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリス、カナダは、アレッポの人道的な悲劇に関する共同声明を発表し、シリア政府軍とその同盟者による攻撃を非難しました。この声明は、「国連がアレッポ東部の人々に人道支援を移送できるようにするため、アレッポでは早急な停戦が必要とされている」としています。

このような声明が出された一方で、アレッポ東部は2012年以来、テログループに占領され、市民が人間の盾として利用されていました。しかし、西側が人道的な悲劇への懸念を示したことはありません。その明らかな例が、アレッポ北部の人道状況です。この地域は完全に包囲されていましたが、西側が停戦や人道支援を提案することもなければ、懸念が表明されることもありませでした。西側が、アレッポの人道的な悲劇にうわべだけの懸念を表明したり、停戦案を繰り返したりしているのは、アレッポ東部が解放されれば、アレッポがシリア政府軍によって完全に支配され、シリアの内戦が終結してしまうためです。

西側諸国がアレッポ東部の停戦を再び提案している中、国連安保理は5日月曜、アレッポ東部の7日間の暫定停戦案を採決にかけましたが、中国とロシアがそれに拒否権を行使しました。シリア政府軍の外国の支持者は、この問題に関して、停戦案は、包囲されたテロリストに建て直しの機会を与えるだけであり、人道的な悲劇に対する懸念は口実に過ぎないという見解で一致しています。

シリア政府軍のアレッポでの勝利とイラク・モスルでのイラク政府軍の勝利は、テロリストが、これらの国で完全な敗北を前にしていることを物語っています。テログループに加わるためにシリアやイラクに渡った人々が属する国々は、今後、彼らの帰国とその結果を見ることになるでしょう。
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アレッポで米政府が使ってきた侵略軍が崩壊寸前で、取り残されたCIA要員の救出を米政権は図る
引用元)
アレッポから反政府軍を逃がすようにアメリカ政府はロシア政府に求めたと伝えられている。中東で流れている情報によると、アメリカ政府はアレッポにいるアメリカの情報機関員をトルコへ逃がしたいようだ。
(中略)...
バラク・オバマ大統領にしても、取り残されたアメリカ人が拘束されたなら、大統領の座から降りた後、自分が厳しい状況に陥る可能性もある。
(中略)...
 アレッポでアメリカが支援してきた侵略部隊の敗北が決定的になると、バラク・オバマ大統領は国防総省に対し、シリアで政府軍と戦っているアル・カイダ系武装集団のリーダーを見つけ、殺すように命じたという。バシャール・アル・アサド政権の打倒が難しくなり、口封じを始めたと見られている。こうした工作に従事していた情報機関員や特殊部隊員が取り残されているかもしれない。
(以下略)