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アーカイブ: *軍事・戦争

にいがた経済新聞のガルージン駐日ロシア大使インタビュー 〜 ロシアの立場を伝える国内の誠実な報道が出てきた

「NIIKEI」とあるので、一瞬「日経?」と勘違いしましたが、いやいや「にいがた経済新聞」さんの良記事でした。やっと冷静な報道が出てきました。以前に同じガルージン大使に取材をしておきながら公然と内容を歪曲し、ロシアへの敵視むき出しの番組を流した恥ずべきメディアがありましたが、今回はじっくり丁寧に伝えています。元記事の動画の下には、バッチリ書き起こしまでありました。アメリカの言い分は全て正当、ロシアの言い分は全てプロパガンダという思い込みから離れて、じっくりと検証できる内容です。
 まず、日米欧の政府がロシアを非難する理由として「国際関係の根幹を揺るがした、力による現状変更の試み」と言われているが、これは妥当か。ユーゴスラビア、イラク、リビア、シリアを例に挙げ、アメリカはじめNATOがこれらの国を国際法上根拠のない理由で破壊し尽くし、大量殺戮が行われたことを説明しています。
 これらのことを踏まえて、しかしロシアも国際法に違反して良いとは思っていない、「ロシアがウクライナでやっている特別軍事作戦は国際法にも合致しているし、実際の大変重い理由がある。」と、その理由を丁寧に説明しています。
ひとつは「ロシアの行動は国連憲章に明記されている自衛権の行使にあたる。」NATO、欧米諸国が「NATOは東方拡大しない」という合意を破棄してロシア国境に迫っている。
もうひとつは、NATOがウクライナを反露国家として育てたこと。さらに2014年武力クーデターで、合法的なウクライナの大統領を追放し「ネオナチ勢力がキエフで政権を奪った。」その後、ナチス思想に基づいた8年にも及ぶロシア系住民への大量虐殺、空爆、砲撃、射撃、経済的な封鎖、ライフラインの封鎖、ありとあらゆる迫害を行なったこと。ドネツク、ルガンスクが耐えかねてロシアへの再統合を決めた後もウクライナ中央政府によって、ウクライナ東部への迫害が続いている。ロシアは8年間、辛坊強く外交的、政治的な解決手段で最大限の努力をしてきた。
 今回のロシアの特別軍事作戦の背景について、ウクライナは「クリミアを力で奪う」と、東部を武力で制圧する計画を持っていた。核兵器の保持を表明し、ウクライナ国内にアメリカ主導で300ヶ所もの生物学研究所を設置し、生物兵器の開発を行っていた。
 ロシアは、ウクライナがミンスク合意を遵守するよう熱心に努力をしてきたが、ミンスク合意の保証人であるドイツ、フランスは違反を黙認し、「極めて遺憾だが、アメリカをはじめとするNATO諸国は、ロシアが提案したヨーロッパにおける安全保障上の約束、そのための条約案を拒否した。」この経緯で、ウクライナ軍による3月8日東部へ大攻勢の計画が明らかになったために先手を打って軍事作戦を開始したと、これまで何度も一貫して説明してきた内容を述べています。
 そして、これもまたロシアが繰り返し説明している通り、特別軍事作戦の目的は3つ。
一つは、ドネツク、ルガンスクの共和国の安全を保証し、擁護すること。
二つ目は、ウクライナの非軍事化。西側から送られた大量の武器が、今なお東部の民間人を虐殺している。
三つ目は、ウクライナの非ナチ化。そしてウクライナの軍事的中立。
これらに同意し、ウクライナ大統領が自軍に降伏命令を出せば直ちに軍事作戦は終わる。
「しかしキエフ政府は自分たちの国民のことを全く考えていない。自分の国民を犠牲にして自分の国民を人間の盾として使って、民間人が住んでいる場所や色々な公共施設に軍隊・武器を配備し、戦おうとしている。抵抗しようとしている。」

 今、ロシア軍によって解放された地域の住民の安堵と喜びに溢れた情報とともに、彼ら民間人に対するウクライナ軍の執拗な砲撃の情報もネットに上がっています。東部の民間人を殺す兵器は西側から支援されたものです。
最後のウクライナ政府の、無益に国民を犠牲にしているという指摘は、今、日本人が他人事ではなく認識すべきことだと思います。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【インタビュー(前編)】駐日ロシア大使 M・Y・ガルージン氏「歴史的な背景、政治的な背景を知らなければ本当に何が起きているのか分からない」
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【にい経NEWS】

ロシアとウクライナの軍事衝突が長期化する様相を呈している。しかし、軍事衝突以来、多くのメディアでは、「ウクライナ=正義、ロシア=悪」の観点からの報道が多いように見える。そこで、にいがた経済新聞では、なぜロシアはウクライナで軍事作戦を始めたのか、いまの日露関係をどう見ているのかなどについて聞こうと、駐日ロシア大使 M・Y・ガルージン氏にインタビューを行った───

経済制裁が原因で天然ガス供給を止めたロシアを非難するドイツ、そして理由もなくロシアにケンカを売り自国へのガス・石油調達を困難にする愚かな日本

 ロシアがドイツへの天然ガスの供給を止めたとニュースになりました。ロシア国営ガスプロムによると、主要パイプラインのノルドストリームの定期点検で、部品のタービンを修理のためにカナダに送ったものの、経済制裁のあおりでドイツに戻されなかったためだと説明しています。ドイツはカナダに対してタービンの返却を求め、カナダも同意したにも関わらず、そこにウクライナ政府から「制裁のルールに従え」との横やりが入りました。当初ドイツはロシアのガスが無くても大丈夫だと強気でしたが、今はドイツだけでなくヨーロッパ全体のために在庫が必要だと方針転換しました。ならば経済制裁を解除するのかと思いきや、ドイツのショルツ首相は「ロシアがガスを政治利用している」と、またしても「ロシア悪」をぶち上げています。ロシアのペスコフ大統領報道官は、ガス・石油の政治利用を否定し、需要に対して保障すると公表しています。早い話が、西側が経済制裁を解除すればOKなわけですね。
 しかし相変わらず日本始め西側の情報では、経済制裁に対するロシアの報復など悪意ある報道になっており、ウクライナの難癖など伝えません。
 さらに日本は理由もなくロシアにケンカを売って、ガス・石油調達の道を自ら閉ざそうとしています。こともあろうに「ロシアが核兵器使用の脅威を煽り世界秩序を乱す」ため「G7開催地は広島がふさわしい」という、誰が聞いても異様なコメントを出し、ザハロワ報道官が「広島・長崎の蛮行は(ロシアではなく)米国政府だということは、決して忘れられることはない」と抗議しました。自分の首をぐいぐい絞める日本。

[2022/7/13 20:15付記]
 ドイツへのガス供給ストップについての内容が違っているとのご指摘をいただきました。
「カナダはドイツへNord Streamの修理部品の返還を決定しています。現在、ロシアのガスプロムからのドイツなどへガス供給がストップしているのはロシアのガスプロム側で毎年行われているメンテナンスの為で、このメンテナンスは今月21日まで続くとのことです。ただ、そのメンテナンス後もガス供給がストップされたままなのでは、と独の関係者は懸念している、と記事に書かれています。」
(まのじ)
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【字幕】RTニュース ドイツのガス問題がもめすぎ NHKは適当記事
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西側の目的は「終わりなき戦争」、ウクライナ支援はマネーロンダリングを通してNATOの懐に / 日本がカモにされないために「戦争をしない政治家」「改憲をしない政治家」を選ぼう

 Jano66さんのツイートはロシア・ウクライナの大事な情報源ですが、「米バイデン政権がなぜ戦争を継続しようとするのか」との理由として、ジュリアン・アサンジ氏の2011年のインタビューを紹介されていました。語られているのはアフガニスタン紛争についてで、その戦闘の目的は「征服」ではなく「終わりのない戦争」、アメリカやEUによるアフガニスタンを経由したマネーロンダリングが目的だと言っています。「アメリカやEUの集めた税金をアフガニスタンを通し、セキュリティーをすり抜けて、また懐に戻す」。このような「終わりのない戦争」を防がなければ「数年後には西側によって戦争が常に起こっているのが普通になってしまう」と、まさしく今を言い当てています。それを受けてJano66さんも「日本も今回税金を何百億も送っているが、洗浄のためなんだ。」「今期は使途不明金減るよ。ウクライナでロンダリングするんだもの。(中略)戦地のウクライナ兵には何も届いてないけど。」とコメントされていました。
このマネロンを生み出すため情報産業、メディアによって演出される「中国との緊急事態」のカモにされないように、私たち日本国民は「戦争をしない政治家」「改憲をしない政治家」を選ばねばなりません。
(まのじ)
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ロシアがウクライナに介入することになった理由 ~スコット・リッター氏「特別軍事作戦は、ロシア人のリーダーとしてプーチンがとった完璧に合法的な自衛行動です。」

竹下雅敏氏からの情報です。
 スコット・リッター氏が、ロシアがウクライナに介入することになった理由を分り易く説明しています。ウルトラ・ナショナリストのバンデラ主義者たちを、CIAは支援し続け、2014年にマイダン・クーデターを成功させます。彼らはバンデラを国家英雄と定める法律を作り、ロシア語やロシア文化、ロシアの民族性を禁止する法律を通過させ、ドンバスのロシア人の「民族浄化」を開始するのです。
 25番目のツイートで、ウクライナ大統領(当時)のポロシェンコのスピーチに触れていますが、こちらのツイートに字幕付きの動画があります。ポロシェンコは、“私たちは仕事にありつけるが、彼らはそうはいかなくなる! 私たちは年金が受けられるが、彼らはそうならなくなる。…私たちの子供は、毎日学校や保育園に通う、だが、彼らの子供は洞窟で暮らすことになる。…”と言っています。そして、このスピーチを実行に移したのです。ポロシェンコの言う洞窟とは防空壕のことです。
 “NATOは、ウクライナがミンスク合意を履行することは100%ないことを十分知りながら…ウクライナに強大な軍隊を構築し、準備が整い次第、ロシア人大虐殺を実行する計画だった”のです。
 このことは、ポロシェンコに代わって大統領に就任したゼレンスキーの言葉から明白です。こちらのツイートの動画でゼレンスキーは、“私たちには軍隊があります。私たちは戦争をしています。私たちは戦います。私たちの軍は準備ができています。ドンバスで戦争を行います。私たちは、戦争と軍隊によって私たちの領土を奪い返します。何人死のうが構わない。しかし、私たちは土地を取り戻す準備ができています。私たちは、直接の軍事行動の準備ができています。”と言っています。
 このようにウクライナは、「ロシア人大虐殺を実行する計画だった」のです。プーチン大統領は、ドンバス地方のロシア人を守るために特別軍事作戦を開始するよりなかったのです。スコット・リッター氏は、「特別軍事作戦は、ロシア人のリーダーとしてプーチンがとった完璧に合法的な自衛行動です。」と言っています。
 ウクライナでの戦いは、ロシアの勝利が確定しています。スコット・リッター氏は、「ウクライナは広大な領土を永久に失うことになるでしょう。二度と取り戻すことはできないでしょう。それが現在の東ウクライナのリアリティです。」と言っています。
(竹下雅敏)
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(中略)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ロシア駐屯軍が「親善のために」スネーク島から撤退 〜 食糧危機がロシアのせいならば、これでウクライナは世界に穀物輸出ができるはず?

 ウクライナのクレメンチュクにあるショッピングセンターをロシア軍が砲撃した、、、のではなく、その近くの巨大軍需工場だけをピンポイントで攻撃したことが明らかになったばかりですが、また新たな面白い動きをJano66さんが取り上げておられました。
 ロシアのウクライナ侵攻が騒がれた初期、スネーク島で勇敢に戦って死んだはずのウクライナ兵が自発的に武装解除したケッサク報道がありました。そのスネーク島にウクライナ軍の攻撃が続いていましたが、6/30ロシア国防省が正式に駐屯軍を撤退させたと発表しました。ウクライナ軍の攻撃が成功したというおっちょこちょいな見方もありましたが、そうではなくて「ロシア軍のせいで農産物を輸出できないので、世界が食料危機に陥っている」というウクライナと西側のデマに応えて「親善のためにスネーク島から軍を撤退させた。」と述べています。そもそも「港湾水域を含む黒海沿岸」は、ウクライナ軍による機雷が原因で船舶の輸出ができませんでした。Jano66さんは「ロシアのせいなら自分でやってみ〜ってことでしょう。」「これで(ロシアを悪者にする)言い訳のネタが一つ減ったな。」と愉快なコメントをしておられました。
ウクライナから世界にバンバン穀物輸出が開始されるか、お手並み拝見ですわね!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア国防省、ウクライナにおける特別軍事作戦の進捗状況を報告 ( 2022年6月30日)
配信元)
モスクワ、6月30日 - RIA Novosti. ロシアは親善のためスネーク島から軍を撤退させたと国防省は発表した。
「これは、ロシア連邦が、ウクライナ領土から農産物を搬出するための人道的回廊を組織する国連の取り組みを妨げていないことを国際社会に示すものだ」と同省は述べている。
彼らはまた、そのようなステップは、ロシア軍の制御による穀物輸出の「不可能性」の背後に隠れて、食糧危機の問題を推測する機会をキエフから奪うだろうと強調した。同省は、供給の再開のために今ウクライナ側は、ポート水を含む、その海岸近くの黒海沿岸をクリアしなければならないと付け加えた。国連は繰り返し食糧危機が穀物不足に脅かされると述べた、西側は、グローバル市場へのウクライナ穀物の供給を防止してロシアを非難し、モスクワはカテゴリ マリウポリ港での放火の発覚に加え、ウクライナ軍が黒海の一部を機雷化したため、船で世界の市場に穀物を運ぶことができなくなったのである
プーチン大統領は、ロシアはウクライナからの穀物輸出を妨げておらず、キエフが港をきれいにすれば、穀物を積んだ船は問題なく出港できると述べた。
(DeepL機械翻訳)