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[Sputnik 他]ロシア機が空対空ミサイルを装備 + 300機を攻撃できるS400をシリアに配備 + “トルコの意図的な攻撃を証拠立てるデータ” → NATO“トルコとロシアの問題だ” 〜予想通りの笑える展開〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 時系列に従って、下の記事から見ていただくとよくわかります。ロシア機が自衛のために空対空ミサイルを装備。また、一度に300機を攻撃できるS400をシリアに配備。NATOとの戦争も受けて立つというジェスチャーをした上で、ロシアは“トルコの意図的な攻撃を証拠立てるデータを示した”。これに対しNATOは、これは“トルコとロシアの問題だ”という態度を示したとのことです。
 予想通りの笑える展開です。今後トルコのエルドアン大統領に石油密売に関わっていた決定的証拠が示されることになると思います。自身の発言通り、大統領の職を辞する結果になると思われます。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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NATO「スホイ24撃墜事件はNATOではなく、トルコとロシアの問題だ」
転載元)
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トルコ軍機によるロシアのスホイ24爆撃機撃墜事件によって生じたロシアとの紛争において、トルコ政府は、24日のNATOの大使級理事会で、期待したような支持を得ることができなかった。なぜならNATOは、この事件をトルコとロシアの間の問題だと捉えたからだ。EUの外交筋は、リア-ノーヴォスチ通信記者に、そうした見方を示した。

NATOの大使級理事会は、シリア領空でロシアの爆撃機が撃墜された事件のすぐあと、トルコの要請に基づいて招集された。

なお前の金曜日、別の外交消息筋は、リア-ノーヴォスチ通信に対し「理事会で、トルコの行動に最初に反対したのはギリシャだった。その後、フランス代表が厳しい発言を行った」と伝えている。

リア-ノーヴォスチ通信の取材に応じた消息筋は、次のように述べた―

会合では、トルコに撃墜されたロシア機の問題は、ロシアとNATOではなく、トルコとロシアの間の問題であるとの示唆がなされた。NATOの全ての加盟国が、トルコを支持したわけではない。トルコ政府は、期待したような完全な支持を得られなかった。

米国は、トルコのとった行動を評価する事に全体として控え目で、どちらとも取れるダブルスタンダード的立場を示した。

NATO加盟諸国は、意見の食い違いを隠している。NATOは家族として、意見の違いを示したくないのだ。そのためラスムセン事務総長は、私的な形での声明を出さざるを得なかった。

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ロシアNATO大使 スホイ24への意図的攻撃を示すデータを示す
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ロシアのNATO駐在代表を務めるアレクサンドル・グルシコ大使は、NATOのアレクサンダー・ヴェルシボウ副事務総長と会談し、スホイ24に対するトルコの意図的な攻撃を証拠立てるデータを示した。ロシアのマスメディアが明らかにした。

グルシコNATO大使は、次のように述べた―

「実際、ヴェルシボウ第一副事務総長と私は、スホイ24をめぐる事件について話した。話しは、ストルテンベルグ事務総長が言及した事に留まらなかった。私は、事件に対するロシア側の評価を伝え、シリア領空でのスホイ24に対する攻撃の意図的性格を証拠立てる軍事的及び政治的ファクター全体を引用した。」

昨日月曜日、NATO のストルテンベルグ事務総長は「グルシコNATO大使とヴェルシボウ副事務総長が、スホイ24事件について討議した。ヴェルシボウ副事務総長は、ロシア側に『NATOは、自国の領空を守るトルコの権利を支持している』と伝えた」と述べ、ロシアとトルコ両政府が直接コンタクトを取る必要性を訴えた。

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[世界の裏側ニュース]エルドアン「ISISとの関係の証拠を見せたら辞任する」・トルコの言論封殺が鬼畜

 エルドアン大統領が「ISISとの関係の証拠を見せたら辞任する」と発言したようです。大手メディアでも報道されているので、辞任への流れが出来たのではないでしょうか。その一方で、記事の後半に紹介されているようなトルコの「情報漏えい防止」対策が激しくなることが懸念されます。
 また英語版スプートニクの"…トルコのリーダーにSu-24を攻撃するようにたき付けたのは誰か?"というタイトルの記事では、米国防長官やネオコンに疑惑の目が向けられているようです。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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エルドアン「ISISとの関係の証拠を見せたら辞任する」・トルコの言論封殺が鬼畜
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[Sputnik 他]特別措置:ロシアはトルコの「裏切り行為」に報復を行った / ロシアのジェット機撃墜に新たな視点を科学者が提唱。

竹下雅敏氏からの情報です。
 プーチン大統領のエルドアン大統領への攻撃は、本気だと思います。ロシアは制裁を発動したようですが、エルドアンが辞めれば制裁は解除される類のものです。
 下の記事では、トルコ政府の発表では辻褄が合わないということを指摘しています。どう考えても、領空侵犯をしていたのはトルコの方です。今後この手の事故は起こらないはずです。ロシアが領空侵犯をしたトルコ機を撃墜することになるからです。エルドアン大統領は石油密売などの違法行為を暴露され、なおかつロシアにISISの拠点を徹底的に破壊され、しかも経済制裁まで発動されてしまいました。今頃相当後悔していると思いますが、後の祭りです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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特別措置:ロシアはトルコの「裏切り行為」に報復を行った
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ロシアのプーチン大統領はトルコ軍によるロシアのSu-24撃墜を受け、「ロシア連邦の国家安全保障およびロシア連邦市民の犯罪その他違法行為からの保護およびトルコ共和国に対する特別経済措置の適用に関する」命令に調印した。

命令に規定された措置:

トルコを生産国とする特定品種の商品のロシア連邦に対する輸入の禁止または制限

トルコの法管轄権に属する団体のロシア領における行動の禁止または制限

・ロシアの雇用者に対し2016年1月1日以降、2015年12月31日時点で雇用者に対し労働ないし民法上の関係を有していないトルコ国籍労働者を雇うことを禁ずる

・2016年1月1日よりトルコとのビザなし体制の効力を停止。これら措置はロシア領への一時滞在許可または居住権を持つトルコ市民、およびロシア領内の外交代表部および領事機関での勤務のために派遣されるトルコ市民には及ばない

旅行業者や旅行代理店はロシア連邦市民に対しトルコへの渡航を内容とするトルコ商品の販売の禁止を命じられる

政府への命令:

・命令の効果範囲に入る商品、サービス、雇用者のリストを作成する

・対トルコ経済制裁が適用されない商品またはサービスの供給に関する契約のリストを作成する

・安全確保のため、ロシア―トルコ間のチャーター空輸の禁止およびロシア連邦領内におけるトルコのトラック輸送業者の活動に対する監視の強化を内容とする措置を採択する

・アゾフ―黒海流域におけるロシアの海洋港湾周辺海域の輸送の安全保障および港湾監視の強化、たとえば海洋その他の船舶のロシアの海洋港湾周辺海域における不法な滞在または移動の予防

命令は11月28日に公表され、発効した。撤回まで効力を発揮し続ける。

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ロシアのジェット機撃墜に新たな視点を科学者が提唱。
記事配信元)
本記事文章は現在公開を停止しております。 (2016/4/23)
記事の提供元にてご覧ください。

[Sputnik]米国を蚊帳の外にして連合を組むロシアとフランス・ドイツ 〜 共同でブッシュ・ナチ陣営を滅ぼしたいフランシスコ陣営

竹下雅敏氏からの情報です。
 どうやらウクライナの時と同様、オバマはかやの外の様です。私はこの動きの中心はフランシスコ法王のグループだと思っています。ロシアと共同して、ブッシュ・ナチ陣営を滅ぼすつもりだろうと考えています。こうした動きの中で、フランシスコ陣営はNWO(新世界秩序)の主導権を握ろうとしているのだと思います。
 ロシアのプーチン大統領はそれがわかっていて、イスラエル・ネオコンを滅ぼすために、敢えてその思惑に乗ったということだと考えています。現在、彼らの手下のエルドアン大統領が窮地に陥っているということです。
 3つ目の記事では、米国がトルコ政府にシリアとの国境を強化するように求めたとのことで、これとシリアへのIS掃討のための空爆で、テロリストたちは中央アジアへと逃げ出すことになります。
 今回のロシア機撃墜事件は、おそらくマケインらネオコン陣営がトルコに行わせたのだと思いますが、この記事の動きを見ると、米国内にもネオコンを排除しようとする動きがあるように見えます。もしも現在のアメリカがバイデン副大統領を中心に動いているとすれば、十分に納得出来ることです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ドイツ人専門家:信じがたいことだが、オランド大統領はロシアに橋を架けることに成功した
転載元より抜粋)
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昨日オランド大統領がモスクワを訪問し、プーチン大統領と会談した。両国は共通の脅威に共同して取り組むことを約束し、パートナー諸国に対し、シリアにおけるIS対策を調整するよう呼びかけた。

ドイツの「学術と政治」基金の安保専門家、退役ドイツ軍大佐のヴォルフガング・リヒテル氏は、

オランド氏は大連合形成のため、ロシアに橋を架けることに成功した。プーチン氏は連合への参加に用意がある、と述べた。もっとも、そこには限定的なニュアンスもあったが。オランド氏は巧みに立ち回った。米国率いる連合に参加『すべきだ』とは言わなかった。それはロシアとしても難しいことだから。彼は、2001年のアフガニスタンのケースのようにNATOについて言及することは、意図的に避けた。単にテロ対策への支援を呼びかけ、EU設立以来の困難について注意を喚起した。これでロシアは連合に入りやすくなった。連合と共同作業を行う、という言い方は、連合に加盟する、というのとは意味合いが異なる。こうした立場はシリア危機解決へのアプローチをめぐる現在の不一致を織り込んだものだ」

信じがたいことが起きた。ウクライナ問題に対するアプローチの相違にも関わらず、ロシアと欧米はグローバル安全保障のための共同の決定を見出すことができる。たとえばイラン核問題について、シリアの化学兵器について、朝鮮半島について。今はグローバルテロリズムの撃退のために集中的な協力が行われている」。

ドイツ政府も連合への参加を決めた。マリ問題の解決をフランスのかわりにドイツが行う。ペシュメルガ(イラクのクルド人武装勢力)の訓練も続行する。4700人がすでに訓練され、第7大隊などで力を見せつけている。空母シャルル・ド・ゴールにも支援を行い、ドイツのミサイル防衛フリーゲートを送り、有志連合機の航続距離アップのため、空中給油を行い、さらには、IS領土を正確に判定可能な偵察機『トルネード』を派遣する」。
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[sputnik 他]ロシア航空宇宙軍参謀本部:トルコの戦闘機は空中でSu-24を待ち伏せした 〜撃墜はマケインらネオコン勢力の指示か / 問題は明らかな事実を大手メディアが一切伝えないこと〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事をご覧になるとわかりますが、ロシア機がトルコ領空を侵犯したとして、17秒間に10回も警告を発し、なおかつ撃墜の許可を得るなどということは不可能です。明らかに、始めからロシア機を撃墜するためにトルコ戦闘機は待機していたのです。ロシアはこの事件をアメリカの指示によるものと理解しています。おそらくマケインらネオコン勢力が指示を出したのだと思います。
 “続きはこちらから”以降の記事では、エルドアン大統領の発言が混乱していることを伝えています。トルコ側はSU-24を撃墜しながら国籍がわからないなどとふざけたことを言っているわけですが、ロシアはアメリカを通じて飛行経路を伝えているわけで、こんな愚かな発言を信じる専門家は居ないでしょう。
 問題なのは、こうした明らかな事実を大手メディアは一切伝えないことなのです。軍事評論家がどうしようもなく阿呆なのか、それともメディアがコントロールされていて、アメリカに都合の悪い情報は一切出ないかのいずれかです。メディアがコントロールされているというのは明らかだと思います。まさかこの程度のことですら、陰謀論として退ける人たちが居るのでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ロシア航空宇宙軍参謀本部:トルコの戦闘機は空中でSu-24を待ち伏せした
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トルコの戦闘機F-16は空中でロシア機Su-24を待ち伏せしていた。最寄の飛行場からの発進では時間が足りなかったからだ。金曜、ロシア航空宇宙軍司令官ヴィクトル・ボンダリョフ大佐が述べた。

シリアの客観管制レーダーのデータは、F-16cが2機、9時11分から10時26分までの1時間15分、高度2400mに待機していたことを裏付けている。つまり、これは事前に計画された行動であり、戦闘機はトルコ上空で待ち伏せをしていたことを物語っている」。ボンダリョフ氏が記者らに述べた。

ディヤバクィル空軍基地で待機状態であったF-16cがそこから発進し、ミサイル発射地点に到達するのに46分がかかる。うち15分が準備および離陸であり、31分が発射地点までの飛行にかかる時間である。

「よって、Su-24mをディヤバクィル空軍基地のトルコ機が迎撃を行なうのは不可能だ。飛行に必要な時間が攻撃のための最小時間を12分上回っているためだ」とボンダリョフ氏。

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シリア情報相、「ロシアにトルコが苛立ったのはISと密接に絡んでいるから」
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トルコがシリアにおける作戦を理由にロシアに仕返しをしたのは、トルコ政権自体が「IS(イスラム国)」と結びついているからだ。シリアのオムラン・アズズオウビ情報相は、リアノーボスチ通信からのインタビューにこう答えた。 

アズズオウビ情報相は、「生還したロシアのパイロットが語るように、シリアの領空にいた航空機に警告も発せず攻撃したという事実は、今回もトルコが虚言を吐いていることをはっきり示している。トルコは当初、10回も警告を発したと発言し、その後の声明では航空機はトルコ領空を17秒間飛行していたと語った。17秒間で10度の警告など発することは不可能だ。これは技術上、どんなにしても不可能だ」と語っている。

アズズオウビ情報相の考えでは、トルコはシリアでのロシアの軍事作戦がこの地域のおけるトルコの権益を阻害していることに憤慨し、ロシアに仕返しをしている。

トルコはロシアの行為に苛立っている。なぜならISはトルコ政府と緊密な関係、緊密な経済関係をもっているからだ。
これを裏付ける証拠は多数ある。

第1にシリアにいてIS側で戦う外国人傭兵の大多数はトルコ領内から入っている。トルコ政権の助けなしにこれだけ多数の武装戦闘員が国境を越えられるとは信じがたい。

第2にIS戦闘員の武器の大部分もトルコ領を通って供給されている。
第3にトルコはシリアのアレッポの工場を盗んだ。これはアレッポの設備、生産、歴史遺産だ。トルコはパルミラ遺跡の強奪を幇助し、シリア産石油を何百台ものタンクローリーで盗み、今も盗み続けている。その石油はすべてトルコのエルドガン大統領の息子の所有する企業に供給された。

このことからトルコは、ロシアがISのインフラへの攻撃を開始し、石油を積んだトラック500台以上を破壊したとたん、神経を尖らせ始めた。これはエルドガン氏と彼の会社の神経にかなり強烈に触ったのだ。彼らは石油を運び出しているだけではない。小麦も史跡物も持ち出しているからだ。」

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記者会見でプーチン露大統領は空爆に関する詳しい情報を事前に米側へ通告していたことを明らかに
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 ウラジミル・プーチン露大統領がフランソワ・オランド仏大統領と開いた記者会見でトルコ軍のF-16戦闘機に撃墜されたロシア軍のSu-24爆撃機について言及した。ロシア側は事前にSu-24の詳しい飛行計画をアメリカ側に通告していたという。この情報がトルコ軍にも流れ、いつ、どこをロシア軍機が飛行してくるかを知っていたということだ。それを知った上で待ち伏せ攻撃したことになる。こうした事情をプーチン大統領が明らかにしたということは、バラク・オバマ米大統領に対する信頼度が大幅に低下したことを表明したのだとも理解できる。アメリカ政府内にトルコの協力者、あるいは共犯者がいると見ることも可能だ。


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