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「終電で出勤してもらい、徹夜の交流で士気を高めさせよう」「暑さ対策は自己管理」――ボランティアをやりがい搾取の劣悪待遇で迎える「東京インパール2020」

竹下雅敏氏からの情報です。
 冒頭のツイートは、お見事。たった一言「寝かせないのか!」で全てがわかります。
 「ボランティア検討委員会」の第4回が7月3日に開催されたのですが、この時に、早朝に行われる競技について、“終電での会場入り…ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していく”ことになったというのです。
 “睡眠不足が熱中症リスクを高める”ことがわかっているのですが、“ボランティアが仮眠できるような待機場所を確保できない”ために、“寝かせない”方針にしたと考えられます。
 しかし、そこはそれ「東京インパール2020」ですから、“暑さ対策は自己管理”だとのこと。
 「涼しげな音色で酷暑乗り切れ 新国立競技場に巨大風鈴設置」は虚構新聞ネタですが、競技会場入り口にアサガオを飾り、「涼しげになってリラックスしてもらえれば」と語るのは、大会組織委員会の担当者。
 新国立競技場の総工費削減のため、「冷暖房はなくてもいいんじゃないか…」と言ったのは、アホぴょん。「東京インパール2020」に関しては、大会関係者の皆に、“あほ”が伝染しているらしい。
 大元はアホぴょんだとしても、パンデミックを誘発しているのはどこなのかと思ってみたら、ボランティアサポートセンターは「日本財団」なのですね。ここがウイルスの発生源のようです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)
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「終電で出勤してもらい、徹夜の交流で士気を高めさせよう」東京五輪ボランティアの過酷さが改めて浮き彫りに
引用元)
(前略)
7月末から8月頭に掛けて2週間開催される東京オリンピックのボランティアについては、場合によっては専門職級のスキルを求められつつも宿泊費や交通費のほとんどが自腹のただ働き以下となり、猛暑の中で長時間炎天下での作業が課されるなど、やりがい搾取の劣悪待遇であることが以前から指摘されてきました。
(中略)
ネット上で指摘されているのは7月16日に開催された「第4回ボランティア検討委員会」での検討事項について。これは同委員会の清家座長、二宮委員、山本悦子委員らが取材に応じたものです。
 
大会時のボランティア活動の環境について、暑さ対策は基本的には自己管理としつつ、研修内で休憩の重要性を伝えるほか、水分補給のための環境づくりに努め、今夏に実施されているテストイベントにおいても活動シフトのパターンをいくつか試すなどして、本番に備えることとしました。また、食事については、弁当のほか、温かい食事の必要性も議論され、引き続き検討していくこととなりました。

さらに、マラソンなど早朝に行われる競技については、ボランティアの会場入りが始発の交通機関でも間に合わないため、終電での会場入りを想定。その場合は待機時間が見込まれるため、ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組みを検討していくこととなりました。

第4回ボランティア検討委員会 開催 _ 東京2020オリンピック・パラリンピックボランティア _ ボラサポより引用)
(中略)
これはつまり、深夜に終電で移動させた後に他のボランティアらと不眠不休で士気を高めさせ、熱中症のリスクが大幅に高まったところで、そこから炎天下で何時間もボランティアに従事させる方針ということになります。
(中略)
そもそも五輪開催期間中の宿泊施設自体が大幅に不足していることが報じられているように、ネット上ではボランティアが仮眠できるような待機場所を確保できないのではないかとの指摘もされています。
(以下略)
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第4回ボランティア検討委員会 開催
ボランティア運営に関わる有識者や経験者などからなる「ボランティア検討委員会」の第4回が、7月3日に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の主催で開催されました。

(中略)
委員会後には、清家座長、二宮委員、山本悦子委員(一般財団法人東京マラソン財団 ボランティアセンター長)の3人が取材に応じました。
(以下略)

お台場の海は「トイレみたい」ではなく、「トイレの汚染水そのもの」 ~未浄化下水の広がりに、選手たちは戦々恐々

竹下雅敏氏からの情報です。
 「皆が海だと思っているのは、実は海ではないのだ。しかし、名前がないと何とも不便だから、とりあえず海と名付けておこう」という金剛般若経の思想から、人々が海だと思っているものが、巨大な水洗トイレではないかと私は思っていたのですが、それが正しかったことが、日刊ゲンダイの記事から明らかになりました。
 動物たちの様をご覧になれば、陸地がトイレであることは明らか。その上に、海が水洗トイレだということになれば、“実は地球がトイレだった”という結論が導き出されるのです。
 さて、 2つ目のツイートにリンクがありますが、東京都下水道局の下水処理の解説によると、“東京都の区部の大部分では、汚水と雨水をひとつの下水道管で集める「合流式下水道」という仕組みを採用しています”とあり、 「合流式下水道では、一定以上の雨が降った時に、街を浸水被害から守るため、汚水混じりの雨水が河川等に放流されます」と書かれています。要するに、ある程度の雨が降ると、“排出基準を満たさない未浄化の…焦げ茶色の汚水が濁流となって放出”されるわけです。
 なので、ツイートにあるように、「競技直前には首都圏豪雨でしたが、今はカラッと晴れ上がりました。」という状況が、選手にとっては最悪なわけです。
 お台場の海の水質汚染について、タイムズ紙は2013年の時点で、懸念を表明していました。これに対し、東京招致委員会は、“トライアスロンや水泳オープンウオーターの大会がお台場で開催され『問題が起きたことはない』”と答えていますが、ツイートによると、“お台場でのトライアスロン日本選手権は秋開催”なので、夏場のオリンピックでは大腸菌が繁殖しそうです。
 大腸菌は水中スクリーンを三重にして何とか基準値内に収めるつもりのようですが、分子の小さな不潔な有機物の方は、スクリーンを透過してしまうのではないかと思います。多分、水洗トイレの水は十分に飲めるというのが、大会関係者の見解なのではないでしょうか。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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未浄化下水広がる“肥溜めトライアスロン”に選手は戦々恐々
引用元)
(前略)
「正直くさい。トイレみたいな臭いがする」

 2020年の東京五輪トライアスロン会場となる東京・港区の「お台場海浜公園」で行われた水泳オープンウオータースイミング(OWS)の五輪テスト大会で、選手から苦情が相次いだ問題。
(中略)
 14年9月の港区議会定例会。トライアスロン会場のお台場の水質について、こう指摘していたのが榎本茂議員だった。議事録を引用する。
 
東京都下水道局では、平成24年度に簡易処理水と呼ぶ排出基準を満たさない未浄化の下水を180万7200立方メートル、実に東京ドーム15杯分(原文ママ)に相当する莫大な量を運河に放水しております。この放水を実際に目にすると、誰もが驚くのですが、焦げ茶色の汚水が濁流となって放水され、あっという間に運河は黄土色に変わり、高浜水門から運河の外へ流れ出し、レインボーブリッジ、お台場へと順次海の色を変えていきます」
(中略)
 この通りであれば、お台場の海は「トイレみたい」ではなく、「トイレの汚染水そのもの」。テスト大会に参加した選手は「肥溜め」の中を泳がされているような気分だったに違いない。
(以下略)
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配信元)
 
 
 
 
 
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映画「ひろしま」〜 原爆投下から8年後に製作されていたものの、反米的との理由で上映拒否されていた幻の作品

読者からの情報です。
 8/10のNHKのETV特集で取り上げた「ひろしま」−1945年8月6日、原子雲の下の真実-という映画の情報です。
8/15まで広島市の八丁座で上映しているので行こうかと思っているのですが、(中略)知人からの情報メールでNHKの番組を知りました。広島の実際の被ばく体験者が数万人エキストラ参加しているという、凄い内容らしいです。 
 調べましたら、広島県内でもこれまで自主上映会が何度かされていたらしいのですが、私は初めて知りました。しかもこれほどの規模の撮影が戦後10年ほどの現地で行われ広島の被害者の方々もエキストラで参加されていたという事に大変驚きました。やはり反米感情の影響のためということで、有名な俳優女優さんが出演しているにも関わらず知る人ぞ知る作品になっていたようです。(中略)
 この時期に本気出してますNHK(w)
(ニーナ)
 ニーナ様の熱い思いに突き動かされるように取り上げました。
被爆した当事者たちの手記を基に脚本が作られ、9万人近い一般市民が協力した想いのこもった映画。日本国内では、大手配給会社に上映拒否され、細々と自主上映を続けたものの、ベルリン映画祭での入賞を果たすなど幻の作品だったそうです。
当時を知る人は「実際はもっと酷かった」にもかかわらず、それでも当時を思い出して倒れそうになりながら懸命に演じたそうです。
 本日16日(金)深夜0時、NHK・Eテレ放送予定。
(まのじ)
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配信元)



幸福度が高い日本の「若い女性」と「専業主婦」〜 より確実に幸福度が高い結婚生活を送るためには、数日身に付けた下着をお互いに嗅ぎ合うことで相性の良い人を選ぶこと!

竹下雅敏氏からの情報です。
 なかなか興味深い記事で、日本は女性の幸福度が高い国だというのです。特に幸福度が高いのが、「若い女性」と「専業主婦」だということです。日本は、他の先進国と違って専業主婦が肯定される傾向があるため、女性の幸福度が他の国よりも高くなっているようです。記事では、“専業主婦になることは女性の幸福度を高める原因”になっていると書かれています。
 確か、テレビで見たのですが、専業主婦というのは、明治になってからできた特別な女性の立場だったと思います。それまでは、女性も男性と同じ様に仕事をしなければならなかったのが、経済力のある男性に嫁ぐことで、家を守り子供を育てることに特化した特別待遇の女性が現れたということで、確か、 「奥様」というのは、専業主婦に対する称号だったように記憶しています。
 記事のデータと主張が正しければ、専業主婦が増えることが女性の幸福度が高まるということになり、そうした社会は、男性の給与で生計が建てられる社会ということになります。昭和の時代ですね。日本会議のおっさんたちは、こうした社会の方が望ましいと思っているのではないでしょうか。
 記事では、幸福のおすそ分けという形で、女性に「男性を経済力で選ばない」ことを呼びかけています。しかし、その結果共働きになり、子供も産めないということになれば、“幸福のおすそ分け”というよりも、“一方的な犠牲”になる可能性の方が高いような気がします。
 「男性を経済力で選ばない」という観点は大事だと思いますが、結婚しても生活に困窮するような社会は構造に問題があると言えます。この意味でも、ベーシックインカムを視野に入れるべきだと思います。
 記事自体に関しては、いくつかの疑問点があります。記事では、「結婚=高い幸福度」が前提になっているような気がします。しかし現実は、“結婚を後悔している夫婦”も多いのではないでしょうか。
 年収、身長、学歴とかで相手を選ぶのではなく、数日身に付けた下着をお互いに嗅ぎ合うことで相性の良い人を選ぶ方が、より確実に幸福度が高い結婚生活が送れるような気がします。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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女性のみなさん、男性に幸せをおすそ分けしてもらえませんか?
引用元)
(前略)

まずはこちらのデータからごらんいただきたいと思います。

画像出典元:「世界価値観調査」HP、「世界価値観調査・第6波調査」(2010~2014年)より筆者作成:
http://www.worldvaluessurvey.org/wvs.jsp

このグラフから読み取れるのは、日本は女性の幸福度から男性の幸福度を引いた差(女性超過)が先進12か国の中で最も大きいということです。(中略)... 女性の中でも特に幸福度が高いのは「若い女性」と「専業主婦」です。

(中略)

それでは逆に、男性の幸福度が低いのはどうしてでしょう?
男性の中でも特に幸福度が低いのは「未婚男性」です。「未婚男性」は成人男性全体の約3割を占めており、決して特殊な人たちではありません。

(中略)

さらに、こちらのグラフをご覧ください。

画像出典元:総務省統計局「平成29年就業構造基本調査」HP総務省統計局「平成29年就業構造基本調査」HP、総務省「就業構造基本調査」(2017年)より筆者作成
https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2017/index.html

「男性は年収が低いほど、未婚になってしまう」という関係が読み取れます。

(中略)

日本では専業主婦が肯定される傾向があり、専業主婦になることは女性の幸福度を高める原因となっています。その一方で、お金を稼げない男性は未婚になり、非常に幸福度が低い状態になってしまうという現実があります。

日本では建前としては「男性は外で仕事をし女性は家庭を守るべきだ」という性役割意識に反対するようにはなりましたが、実際に異性を選択する場面においては、まだまだ性役割が強い国だということです。

(以下略)

お台場で行われた水泳競技「オープンウォーター」のテスト大会 〜 “トイレ臭”がするほど水質にかなりの問題あり!!

竹下雅敏氏からの情報です。
 お台場で行われた水泳競技「オープンウォーター」のテスト大会は、“トイレ臭”がするとのことで、水質にかなりの問題があるようです。
 下の記事は2年前のものですが、この時の水質調査では、“腸球菌数が基準値の7倍、大腸菌数が基準値の20倍以上”で、全く話にならない。ツイートの動画をご覧になると、下水処理場の排水溝から汚水が放流されている様子がわかります。この動画は2年前のもののようですが、今もそんなに変わっているとは思えません。なんせ、“組織委員会が糞便性大腸菌の量を制限するための対策”とは、“水中スクリーンを三重に設置すること”なのです。
 臭いものは“元から断たなきゃダメ”なのではないでしょうか。しかし、そこはそれ、“あべぴょんの仲間たち”です。あべぴょんのオリンピック招致のプレゼンで、「アンダーコントロール」と言った時のことを思い出してください。
 「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全にブロックされている」と言っていました。
 あべぴょんの頭の中では、“水中カーテンで仕切られている” ので、汚染水は“完全にブロックされている”のです。放射能汚染水すら水中カーテンで“完全にブロック”できるのですから、大腸菌など簡単です。しかも三重ですよ。完璧だと言っていいでしょう。
 このアホな奴らを、早く追い出さないと大変です。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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五輪テスト大会で選手が悲鳴 お台場の海“トイレ臭”の必然
引用元)
(前略)

水泳競技「オープンウオーター」のテスト大会が11日、東京・お台場海浜公園で開催されたが、参加選手から高水温や悪臭に対する不満の声が相次ぐ散々な結果だった。(中略)... お台場の海が“くさい”のは必然だという。元東京都衛生局職員で、環境・医事ジャーナリストの志村岳氏がこう言う。

お台場はゴミで埋め立てられた場所。海底のゴミが、海水を汚染しています。ただでさえ、隅田川などが運ぶ汚水が流れ込むうえ、大雨や台風の際は、下水の処理能力を超えた汚水が川に放出され、お台場に到達する。しかも、地形が入り組んでいるため、これらの汚水が外海に出て行かず、よどんでしまう。お台場は東京でもっとも泳いではいけない海なのです」

(中略)

今回のテスト大会でも、入り江口に約400メートルの膜を張った。苦情を受けて、本番では膜を3重に厚くするという。

「焼け石に水です。例えば、いくら3重にしたところで、膜では、トイレ臭の原因と考えられるアンモニアの流入は防げません。(中略)... 」(志村岳氏)

(以下略)
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東京オリンピック会場お台場の水質が大腸菌だらけ(海外の反応)
Japan Todayより

2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会がオープンウオータースイミング会場となるお台場の水質を調査した所基準値を上回るバクテリアを検出
Tokyo 2020 Olympic organizers find high bacteria levels at open-water swim venue By Chris Gallagher 2017/10/05

2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、オープンウオータースイミングとトライアスロンの競技が予定されている会場「お台場」の水質調査で腸球菌数が基準値の7倍、大腸菌数が基準値の20倍以上など複数の検査項目で基準値を上回るバクテリアが検出されたと発表した。

組織委員会は先月の長雨により処理し切れなかった下水が会場となるお台場に流れ込んだことが原因とし、糞便性大腸菌の量を制限するために対策としてお台場海浜公園周辺に合成繊維製の水中スクリーンを三重に設置することを含め、アスリートの安全を確保するために水質を改善することを誓った。

(以下略)
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配信元)