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「里山資本主義」は未来の経済システムの核となるような発想 〜経済が常に成長するというのはあり得ない幻想〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 ベストセラーの「里山資本主義」の著者である藻谷浩介氏ですが、うちでは“藻谷ちゃん”です。県知事は“湯崎ちゃん”です。二人には大変期待しています。藻谷ちゃんは山口県出身で、記事を見ると、里山資本主義は藻谷ちゃんとNHK広島取材班の共著になっています。広島に住んでいる私としては、このような未来の経済システムの核となるような発想が広島から出て来たことに興味を覚えます。
 いずれ地球はお金を必要としない社会になりますが、その前に一旦今の経済システムは崩壊し、金(ゴールド)に裏付けられた通貨システムへと移行します。この時、人々の暮らしは大きく変化し、里山資本主義で発しているメッセージが真実のものとして受け入れられると考えています。
 今の経済システムは異常で、ほとんどの人は、お金は腐らないのだから、あればあるほど良いと考えています。この発想自体が異常なのです。お金は必要なだけあれば良いのです。皆がこうした発想をするようになれば、例えば現在の日本の生活水準であれば、総ての家族の月収は60万円以上が可能なように思います。これはかなり少なく見積もっています。お金を必要としない社会になればなるほど、人々は豊かになって行くはずです。
 そのような社会は、実はすぐに手が届くところに来ているのです。それを阻んでいるのは、今の経済システムの呪縛に囚われ、それ以外の道筋が見えない人たちが多いからなのです。
 私は約30年前に、本来銀行は利息無しにお金を貸し出すことが出来るはずだと言ったのですが、当時の人は皆、このようなことはバカげた主張だと思ったことでしょう。銀行にお金を預けると、7%の利息が付く時代だったのです。人々は銀行にお金を預ければ利息が付いてお金が増えるのが当たり前だと思っています。しかし、最近では終にマイナス金利に言及するようになりました。銀行にお金を預けると、管理手数料の感覚で預金が減るのです。さて、どちらが正常な感覚なのでしょう。
 このように私たちが常識とするものは、はなはだその常識としての根拠に乏しいものなのです。実際のところ、預けているだけで利息分が増えるとすれば、そのお金は何処から来るのでしょう? 少し考えれば、その利息分のお金は何処にも存在せず、必ず誰かが破産し物納せざるを得ないのがわかります。要するに、利息分だけ地球の資源を食い潰すということになるのです。
 このことから、経済が常に成長するというのはあり得ない幻想だとわかります。私たちは、足るを知るところから本当の豊かさに気付かなければなりません。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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【再び注目される地方】 「里山資本主義」とは?
引用元)
里山資本主義 出典 prtimes.jp

里山資本主義
出典:prtimes.jp


里山資本主義

藻谷浩介 NHK広島取材班 共著
従来の「マネー資本主義」からの脱却を説く。

具体例として、バイオマス発電に取り組む岡山県真庭市の企業、広島県庄原市総領地区で里山暮らしの面白さを説く人々、「耕すシェフ」で有名な島根県邑南市などが登場する。


木質バイオマス燃料
真庭市の取り組み


藻谷浩介氏
東大法学部卒。日本開発銀行(日本政策投資銀行)を経て、日本総合研究所調査部主席研究員。数々の公職を歴任。著書に「デフレの正体」など。

里山資本主義とは?

藻谷とNHK広島取材班の造語である
出典:藻谷浩介 - Wikipedia

「お金が乏しくなっても水と食料と燃料が手に入り続ける仕組み、いわば安心安全のネットワークを、あらかじめ用意しておこうという実践」である
出典:藻谷浩介 - Wikipedia

安心のネットワークとお金が地域内を循環するのが「さとやま」であり、これが未来をつくるサブシステムであると述べている
出典:藻谷浩介 - Wikipedia


東京・大阪などの大都市圏では、域際収支(国でいうところの貿易赤字・黒字を都道府県単位で示したもの)プラスであるが、高知県など農漁村を多く抱える県は、働いても働いてもお金が地域の外へ出て行ってしまう。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

これまでは、このような都道府県間の格差是正のために再分配の取り組みを行ってきたが、それも限界にきている。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

赤字部門の産業を育てることで、外に出ていくお金を減らし、地元で回すことができる経済モデルが里山資本主義である。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

里山資本主義の極意

今まで地域から出ていたお金を地域内で回すと、見かけ上の経済活動は縮小してしまう。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

しかし、実際は豊かになっている。これが里山資本主義の極意である。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

里山資本主義の普及した2060年の日本には明るい光が差しているだろう。
出典:里山資本主義 日本経済は安心の原理で動く

所得が低い層の酒離れ…まともに酒も飲めない格差社会 〜料理に合わせたお酒の選び方、おすすめカクテル〜

竹下雅敏氏からの情報です。
 貧乏人は、まともに酒も飲めないというぐらいヒドイ格差社会になって来ているとのこと。所得が低い層の酒離れが起きているらしい。日本酒好きの私としては、実に悲しい出来事です。
一億総中流と言われた時代とは異なり、最近の酒の消費パターンは、以前とは全く異なるようです。以前は日本酒とビールが中心だったのに対し、最近では、“最底辺…は焼酎と酎ハイ、それが…だんだんと発泡酒…ビールへ…ウィスキー・ワインは…高所得者層のお酒”とあります。この文章を読んで思わず“日本酒は?”と思ってしまいました。
 若い人たちは、日本酒を飲まなくなったと言われています。確かに安い日本酒は、料理酒以外に使えない程まずいです。こんなものばかり飲んでいれば、日本酒はまずいものだと思ってしまうに違いありません。同じ値段なら、少しでもましな焼酎を飲むということなのでしょう。
 日本酒の場合、最低でも720mlで1200円以上のものでなければ、美味しいものは飲めません。量を飲む人の場合、結構ハードルが高いのかも知れません。うちは、お酒に関しては少々贅沢かも知れませんが、外で飲むことが無く、量も多く飲まないので、少し割高な酒を楽しんでいます。
 うちでは基本的に料理に合わせて酒を選んでいるという感じです。やはり、味噌、醤油の味付けの料理には、日本酒が合います。揚げ物はビール、グラタンなどの洋風料理はワインという感じです。お酒を切らした時には料理に合うカクテルを作ります。
 あまりお酒の量は飲まないけれども、美味しいお酒が飲みたいと言う人には、カクテルは結構オススメです。簡単で私がしょっちゅうやっているのは、大根おろしが料理に出て来ると、その搾り汁1に対しジン3の割合でカクテルを作ります。好みでレモンの搾り汁を1,2滴入れても構いません。これが結構美味しい。料理に意外に合うのです。もう一つ、例えばワイルドターキーのようなそこそこのウィスキーにマイヤーズラムを2:1の割合で混ぜてカクテルにします。そうすると、高級ブランデーに匹敵する味になります。うちではこれをおちょこ1杯作って、妻が作ったチョコレートケーキが焼き上がった時に上からかけます。するとケーキが抜群に美味しくなるのです。
 私は各国の料理はその国の酒の文化と共に発達したと思っています。美味しいお酒のある処には、そのお酒に合った美味しい料理があります。世界最高水準の日本酒の醸造技術が廃れるのは、何としても避けたいものです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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「酒離れ」の本当の原因は貧困にあった! 一億総「中流酒」崩壊...格差社会の日本は金持ちだけが酒を飲める社会に
引用元)
橋本健二『居酒屋の戦後史』(祥伝社)

橋本健二『居酒屋の戦後史』(祥伝社)


(前略)

橋本健二氏は、『居酒屋の戦後史』(祥伝社)のなかで、〈所得の減少と格差拡大が、非飲酒率を上昇させている。この傾向は、格差拡大が続く限り、止まらないと考えなければならない〉と綴っている。

(中略) 

 JAGG調査データによると、酒をまったく飲まない人の比率(非飲酒率)は、2000年に8.6%だったのが、2010年になると16.4%まで上昇する。しかし、これを収入別で分けてみていくと興味深い事実が浮き彫りとなる。年収が低ければ低いほど非飲酒率の上昇は激しくなるが、年収650万円以上の人の非飲酒率はほとんど変化がないのだ。

 その上昇幅は、450万円~650万円で4.7%、100万円~250万円で12.1%に達する。(中略)…所得が低い層のみ非飲酒率が上昇しているデータから、「酒離れ」の本当の理由が見えてくる。

(中略) 

 橋本氏は、格差が広がるにつれ、人々の飲む酒の種類にも変化が見られるようになっていることを発見する。

 全国消費実態調査が出したデータを見ていくと、高度経済成長期の1974年は、(中略日本酒とビールを中心に、どの階層の人もだいたい同じような酒を同じような量飲んでいた。

(中略) 

 しかし、2009年のデータを見ると、その消費パターンは一変する。

(中略)
 最底辺の所得者層で飲まれているお酒は焼酎と酎ハイ、それが中間層へと上がるにつれだんだんと発泡酒の割合が増えていき、年収600万円を境にビールへと切り替わる。そして、ウイスキー・ワインは低所得者層ではほとんど飲まれず高所得者層のお酒として親しまれていく。

(中略)
こうなってくると問題となるのが現在の酒税である。

(中略)
 現在の酒税法では、低所得者層に愛されているお酒ほど酒税が高い。

(中略)
逆進税となっている酒税法に関しては議論の余地が十分にある。

 アベノミクスの化けの皮が剥がれはじめ、(中略)格差は是正されることなく広がり続けている。このままでは、お酒は高所得者層のみの嗜好品となってしまい、日本酒づくりの伝統をはじめ、これまで我が国が築きあげてきた酒文化も衰退の一途をたどってしまうかもしれない。
(井川健二)

安倍政権を批判する人気ブログに、圧力がかかっているとしか思えない事態が…

竹下雅敏氏からの情報です。
 記事をご覧になると、安倍政権を批判する人気ブログには、何らかの形で圧力がかかっているとしか思えない事態が起きています。なんでも、政治部門のランキングでトップを争っていた「営業せきやんの憂鬱」というブログが、突然、記事を全て削除されてしまったというから恐ろしい。元記事では、“Yahoo!はほとんど何の予告も無く全削除”ということらしく、記事を訂正する余地すら与えてくれないようです。
 政府は政権を批判するブログに監視の目を光らせており、特に毎日の閲覧者数が1万を超えるブログは監視対象になるようです。うちはその意味で安心して居られるのですが、実は、当局にとって甚だ都合の悪い画像を載せていたことが気に入らなかったようです。削除するように圧力をかけて来ました。詳しい経過は、いずれお伝えできるかと思います。
 うちのブログが政府系の機関から圧力をかけられた理由は、独自サーバーで、Yahoo!のように彼らが一方的に画像を消せないからなのです。現在、時事ブログでは政権側につけ込まれないように、著作権法その他を考慮した運用に切り替えることにしました。ただ、シャンティ・フーラとしてはほとんど何も心配していません。万一のことを考えてのことであり、こうしたことより、金融崩壊後の混乱の方が、はるかに深刻な問題だからです。
 政府が国民への弾圧を強めている理由は、明らかに、憲法改正をして戦争が出来る国にしたいからです。国の政策に反対する者を、差別だの人権侵害だのとの理由付けで弾圧する構想は、以前からずっとあったのです。詳しくは人権擁護法をご覧下さい。国が国民を弾圧する手段は、法を悪用すればいくらでもあるのです。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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gooによる当ブログ記事の公開停止問題は解決いたしました!そして「営業せきやんの憂鬱」さんは2へ!
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画像はすべて営業せきやんの憂鬱さんのキャッシュから。


 ひと月近く前、2016年4月12日に、うちのエブリワンブログの記事が突然公開停止処分になり、日を追うごとに公開停止処分記事が増えて、最後にはとうとう40本の記事が公開停止になった問題。

エブリワンブログは移設いたしました!gooブログ(NTT)に公開停止にされた記事も随時公開中!!

 goo事務局との数週間に及ぶ交渉の結果、昨日、40本すべての記事が公開となりました!

 ご心配をおかけしましたが、goo事務局は非常に物分かりのいい、紳士的な方たちでした。

 公開停止も一週間前から私に予告をしてくれていたのに、私が登録していたメアドがすでに使っていないもののままだったので、私にとっては寝耳に水の処分になっただけだとわかりました。

(予告メールを再送してもらって確かめました)。

 私としては、ちょうどその10日前に

自民党が「保育園落ちた」ブログに懲りて、新ネット監視システム始動。来るなら来い!

という記事を書いたばかりでしたので、これはとうとうgooに圧力が加わり、記事が削除されたのだと思ったのですが、事実は自民党ではなく第三者からgoo事務局にあるクレームがあり、goo事務局がこれに対応したということでした。

(中略) 

 その第三者とは、自民党でも政府・官公庁筋でもない、ということだけお伝えしておきます。ただ、この第三者がなぜ突然この時期に動いたのかについては、私としては疑問に思っていることも事実です。

(中略) 

 ところで、そうこうしているうちに、にほんブログ村ランキング政治部門で、常にうちと1位2位を争っていた「営業せきやんの憂鬱」さんが、Yahoo!から突然、ブログ全削除処分を食らうという事件が発生しました。

(中略) 

 せきやんからメアドを教えていただいてやり取りを開始し、gooブログの公開停止処分とその解除の顛末をお教えしましたが、gooとYahoo!では対応が天地ほど違い、あまりお役に立てませんでした。
(中略) 

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安倍政権ならでは!?朝日新聞社だけがタブーであるはずの押し紙問題で「注意」処分

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画は1分以降をご覧下さい。動画の中で押し紙とは、“新聞本社から各販売店に「押し」つける形で売る新聞のこと。「実際には配っていない」のに、「配ったこと」にしている部数”とあります。要するに部数水増しのことで、水増しされた新聞は配られることはありません。そのまま廃棄処分になるわけです。新聞社は広告収入を増やすために、こうして部数の水増しをしているわけです。しかし、高い広告料を払って、実際には何割かの新聞が配られないとすると、広告主は詐欺に合ったようなものです。押し紙問題はこれまでタブーだったようで、動画の中で上杉隆氏が、この言葉を発言するとメディアから消えて行くと言っています。
 ところが、今回そのタブーであるはずの押し紙問題が、不思議なことに朝日新聞社だけ取り上げられ、公正取引委員会から“口頭で「注意」処分を受けるという事態”が起きました。朝日新聞が嫌いな安倍政権ならではの出来事だと思います。
 しかし記事にあるように、押し紙問題は他の新聞社も同様の弱点で、この弱みを握られているために政権に対してまともに発言できないという情けない事態になっています。
 フリー・ジャーナリストから見れば、自業自得だとしか言えないレベルだと思います。愚かな人間以外は誰も読まないようなくだらない記事ばかり書いて来たツケが、ここに来てこうした問題として出て来たわけです。
 ネット世代の若者は、元々新聞を読まないわけで、新聞社など早く潰れろと思っているでしょう。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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新聞「押し紙」販売店主が告白 朝日30%読売40%日経20%産経26%毎日74%が水増しの店も?!
引用元)
 2月15日に日本記者クラブで行われた記者会見では、ゲストの杉本和行・公正取引委員会委員長に“押し紙が横行している”旨の質問が切り出された。「押し紙」とは、新聞社が部数水増しのため販売店に注文させて買い取らせる新聞のこと。会見からひと月あまり後、販売店からの「注文部数を減らしたい」という申し入れに了承しなかったことで、朝日新聞社が公取から口頭で「注意」処分を受けるという事態が起きていた。

(中略) 

 これらの動きは、他の大手紙にとっても、決して「対岸の火事」ではない。

(中略) 

 新聞販売問題について詳しい、ジャーナリストの黒薮哲哉氏によれば、

「私のところに最近来た相談では、関東の産経の店主で、水増しが約26%、毎日に至っては約74%が配達されていなかったという、信じがたい店がありました」

(中略) 

問題はこうした異常な水増し部数を抱えた店が頻繁に見られること。(中略) 割合はともかく、水増し部数がもはや維持できない量に達しているのは間違いなさそうである。

(以下略、続きは引用元でご覧下さい)

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新聞、押し紙問題 上杉隆のニッポンの問題点
引用元)

川内原発がニュース画面からなぜかカット→犬HK会長が原発報道は「公式発表で」と指示 

竹下雅敏氏からの情報です。
 ほんとに犬だね。こんなのに受信料払いたくない。同じことは国にも言えるのだけれど、サラリーマンの場合、税金は強制的に徴収されてしまいますね。
(竹下雅敏)
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引用元)


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引用元)


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引用元)