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里山Ubuntu通信:6日目 Ubuntuを体験する 〜 最初に知るべきことは終わり方

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Ubuntuを体験する 〜 最初に知るべきことは終わり方
前回作成した(または書籍に付属の)インストールDVDを使ってUbuntuを体験してみましょう。まずこのDVDを挿入し、パソコンを再起動します。

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Ubuntuの起動


パソコンが起動した後、画面が次のようになればインストールDVDが正常に読み込まれ、実行されています。これ以降、ときどき画面が真っ黒になり左上にテキストが表示されることがありますが、異常ではありません。

ubuntu起動中
少し経つと、次のダイアログが表示され、「Ubuntuを試す」か「Ubuntuをインストールする」のか聞かれます。ここでは「Ubuntuを試す」を選択してください。この「試す」はパソコンの現在の環境(具体的にはハードディスクの内容)を変更しないということで、現在利用されているWindowsの環境はそのままに一時的に「Ubuntuとはどんなものかを体験する」ことが可能となります。

startup
しばらくの間、DVDディスクのアクセスが続きます。それが終了すると次のようにUbuntuの画面が表示されます。

opening
画面の左に並んでいるのは、Windowsのタスクバーに相当します。

最初に知るべきことは終わり方


ここからはご自由に体験いただきたいのですが、最初に「どうやって終了するか」を説明しておきます。画面の右上すみに小さい歯車のようなアイコンがあるので、それをクリックすると次のようなメニューが表示されます。その一番下「シャットダウン」を選択します。

shutdown
次の図のように再起動とシャットダウンの確認を求められるので、右の「シャットダウン」を選択してください。

confirm
画面に「インストールDVDを取り出して、リターンキーを押下してください」という内容のメッセージが表示されるので、ディスクをイジェクト(編注:取り出し操作のこと)してリターンキーを押下するとパソコンの電源が切れます。ここで、ディスクの取り出しを確認するのは、そのままにしておいて電源を投入すると再度UbuntuインストールDVDが実行されるからです(さすが、「他者への思いやり」という名前を持つOS、なかなか親切ですね)。

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里山Ubuntu通信:5日目  インストールDVDを作る

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インストールDVDを作る
今回はUbuntuのインストールDVDの作り方を詳しく説明します。事前に、前回の記事の「必要な準備物」にあるものをご用意ください。

1. ISOファイルをダウンロードする

最初にインストールDVDの「素」となるISOファイルをダウンロードします。まず、ブラウザでUbuntu Japanese Teamのホームページ, https://www.ubuntulinux.jp/を開いてみてください。このページはUbuntuに関する貴重な情報源なので、お気に入りに登録しておきましょう。

Ubuntu Japanese Teamのホームページ

Ubuntu Japanese Teamのホームページ


この画面で、「Ubuntuのダウンロード」と書かれたリンクをクリックしてみてください。次の画面が表示されます。

イメージファイル(ISO)のダウンロード
この画面では、「日本語Remixイメージのダウンロード」をクリックします。ここで「日本語Remixイメージ」こそが、「Ubuntu Japanese Team監修による日本語対応がなされたUbuntuインストール用のISOファイル」です。すると、次のような一覧が表示されます。

イメージファイル(ISO)の一覧
なにやら難しいことが書かれていますが、新しく発表された順にUbuntuをインストールするためのISOファイルのリンクが並んでいます。本連載では「ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)」 を使用します。リンクをクリック、あるいは右クリックでコンテキストメニューを表示して、「対象をファイルに保存」からISOファイルを保存してください(いつものように)。イメージファイルはサイズが大きいので保存には多少時間がかかります。気長に待ちましょう。

ファイル名を指定して保存する

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里山Ubuntu通信:4日目 Ubuntuをインストール(または体験)するには?

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Ubuntuをインストール(または体験)するには?
第3回の記事を読んで、確かに「インストール」や「アプリケーション」という言葉はわかりにくい、もう少しどうにかならないだろうか、と思いました。しかし、いくら考えても適当な日本語やわかりやすい説明を思いつきません。土台に相当すると説明した「OS」についても、家の土台であれば住む人は通常意識しないわけですが、残念ながらパソコンではどうしてもそれを意識しなければなりません。この分野は、あと何人かのスティーブ・ジョブズを必要としているようです。

OSをインストールする方法とは?

Windowsを使われている方であれば、「OS」のインストールは経験がなくても、アプリケーションのインストールはご経験があると思います。アプリケーションのインストールは、製品の箱に入っているDVDを挿入して「セットアップ」プログラムを実行、あるいはブラウザを用いてインストール用のファイルを保存して、実行するのが一般的です。このどちらも土台であるWindowsの機能を用いて行われます、つまりWindowsには「Windows用のアプリケーションをインストールする」という機能があるわけです。Ubuntuのインストールはそれと同様にはならないということは、なんとなく想像がつくと思います。結論としては、Ubuntuのインストールは、インストール用のDVDをDVDドライブにセットして、パソコンを再起動することによって行います(これは唯一ではなく、他の方法も存在します)。

実は、パソコンは、OSが存在する候補の場所を覚えていて、電源が入るとその候補の場所を順番に探していき、最初に見つかったOSを実行するように作られています。この場所は、DVD、外付けのUSBハードディスク、ネットワーク、そしてパソコンに内蔵されているハードディスクというのが一般的です。したがって、DVDの中にUbuntuをインストールするためのDVDがセットされていると、その中に記録されているプログラムが実行され、Ubuntuのインストールが始まるわけです。

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UbuntuのDVDを入れて電源をONにすると、
Ubuntuシステムが起動する


さらに、このインストール用のDVDを使えば、インストールはせずにUbuntuを体験(試用)することもできます。Ubuntuへの移行は検討中という方も、何はともあれまずこのDVDを用意しましょう。

インストール用のDVDを手に入れる方法

ではUbuntuのインストール用のDVDをどうやって入手するかというと、もっとも手っ取り早いのは、書店に行って本(ムック)を買ってくることです(竹下家からの情報提供です)

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DVDの付属した本(ムック)の一例「初めてでも使える!Linux超入門

Ubuntuの本にインストール用のDVDが付録としてついたものが、2000円もしないで販売されています。これが一番簡単で、パソコンに不慣れな方でも問題なく実行できます。ただ、UbuntuのインストールのためのDVDは、自分で作ることができて、手順も難しくありません。今回はその方法について説明しますから、是非挑戦してみてください。

POINT! DVDのバージョンについて

そうそう、楽をして本を買ってこようと思っているあなた、購入する際にはUbuntuのバージョンが「16.04 LTS」となっていることを確認ください。数値の16はバージョンで、LTSは"Long Term Support"(長期サポート対象)を意味します。数値が14や12で始まるものは旧バージョンで、LTSがついていないものは本連載では扱いませんのでご注意ください。

必要な準備物

最初に必要なものから。インストールDVDの作成を行うためには以下のものが必要です。

1. インターネットにアクセスできて、書き込み可能なDVDドライブがついたパソコン

一般的なデスクトップ型(パソコンとモニターが独立したタイプのパソコン)ではほとんど満たされているはずです。ノート型のPCにはDVDドライブを内蔵していないものがありますが、その場合は、USB接続のドライブを購入しても大丈夫です(「dvdドライブ usb3.0」などのキーワードで検索してみてください。3千円程度で購入できます)。「映画のDVDを観たことはあるけれど、書き込み可能かどうかわからない」と思われる方があるかもしれません。現在市販されているPCに付属するDVDドライブや外付けのDVDドライブのほとんどは、「読み書き両用」タイプです。不安な方は説明書を探して、DVDの書き込みに対応しているかご確認ください。

2. 未使用のDVD-Rのディスク

コンビニやTSUTAYAなどで入手できる「普通のDVD-R」で結構です。本当は「データ用(あるいはPC用)」というもので十分なのですが、家電量販店以外ではあまり売られていないので、それ以外(「デジタル放送録画用」とか「CPRM対応」)と書かれたものでも構いません。使用する枚数は、ISOごとに一枚なので、Ubuntuインストール用は一枚で十分です。

DVDの作成手順(おおまかに)

インストール用DVDの作成手順は、次の2段階です。

  1. ISOファイル(※)をダウンロードする※ISOファイル(「アイエスオー」ファイル)とは、DVDに入るすべての情報が、パソコン上で1つのファイルになったもの。
  2. ダウンロードしたファイルをDVDに書き込む

これだけです(簡単ですね!)。ファイルのダウンロードは、読者の方々が普段行われているのと同じです。DVDへの書き込みは、聞いたことがない方が多いと思いますが、実はWindows 7以降が持つ標準機能なので、操作手順さえわかれば問題ありません

次回では、筆者がWindows 8.1で作業した際の画像を示しながら手順をご紹介しますので、お手持ちのパソコンで作業してみてください。

(Haru)

著者:Haru(ペンペン先生)

1962年、北海道生まれ。うお座。
1985年、北海道大学工学部卒業、IT系企業に入社。
2003年、業務テーマとしてLinuxに取り組む。
2015年、関東地区交流会参加をきっかけに上映会スタッフに参加。
横浜市在住

*ペンペン先生への感想や質問はこちらのフォームからお願いします。


「ショーンとの2分間」(動画)〜現代人にとって最も必要な言葉

竹下雅敏氏からの情報です。
 1分35秒辺りの彼の表情を是非ご覧ください。彼はこれらの言葉を本心から言っているのだと分かるはずです。現代人にとって、最も必要な言葉ではないでしょうか。
(竹下雅敏)
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配信元)

里山社屋主義(26) サッシが届きました

サッシが届きました
前回、サッシを発注した所からの続きです。

ありがたいことに、今回サッシを発注した通販ショップでは、「納まり図」やポイントなど、かなりの情報を出してくれていました。また、サッシメーカー(YKKAp、LIXIL)のホームページでは、建築関係者向けに図面や施工説明書を提供していますのでそちらのデータも入手。

これらの情報をもとに、大工さんに事前に下地を作っていただくことができました。



そしていよいよサッシが届きました。

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玄関・勝手口を入れて全部で8窓分のサッシ


障子が割れたりしていないかどうか検品し、場所を書き込んでおきます:

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今回はサッシ屋さんから仕入れていないので、サッシの枠部分は自分で組み立てる必要がありました。(組み立て方はこちらの動画が参考になります)工具は、DIY用の12Vのインパクトドライバーがあれば十分でした。

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説明書とにらめっこしながらの初めての作業で、とても時間がかかります。8窓分の枠の組立と検品で丸一日かかりました。

後は大工さんにお渡しして取り付けていただき:

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すべてのサッシが想定どおりにピッタリ! よかったです。 (^^)v



悩んだサッシの性能、今回は、玄関や勝手口も含めてすべて断熱性に優れたペアガラスを採用しました。

また、窓には Low-E(赤外線を通さない金属皮膜)入りを採用しました。西日の当たりが強い西・南側の窓は Low-E の遮熱タイプ、東側・北側は室内の熱を逃さない断熱タイプとしています。

(スタッフ・白井薫)

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