「7月24日のヴィジョンと竹下氏の解説」に掲載された霊的なヴィジョンの中から、現在日本の進んでいる道と世界の行く末について、重要と思われる情報を抜粋します。(白井)
(今日は何を見るのでしょう。何を聞くのでしょう。)
人々の怒声が聞こえる。
拡声器のキーンと不快な音。
警察官がマイクで怒鳴っている声。
人々の叫び声。
太鼓を打ち鳴らすような大きな音。
(ああ、日本のデモのようだわ。)
私は彼らの頭上、高い木の上から見下ろしていました。
おびただしい警察官の一人一人に意識を合わせてみると、彼らの心の声が聞こえてきました。
「いい加減、終わりにしてくれよ。毎週毎週これをやられたら叶わないよ。」
「また人数が増えてきたぜ。一体、政府は何をやっているんだ。これだけの人が反対しているんだから、さっさと止めちまえばいいのに!俺だって仕事じゃなかったら、こいつらと一緒に叫びたいよ。」
「ああ、もう帰りたいよ。毎週借り出されて、疲れちまったぜ。」
「もし強制突破なんかされたら、俺はどっちにつけばいいんだ?国民に向けて拳銃や棍棒を向けることなんかできないよ。お願いだから、そんな無茶はしないでくれよ。」
それから私は、首相官邸の方へ目を移しました。
官邸の中の一室に、野田首相が革張りの椅子に腰掛けて、窓の外の音に耳を傾けていました。
「まったくあきらめない連中だな。いくら集まって無駄なのだがね。
それよりも、一体日本はどうなっているんだと、アメリカ側につっこまれるのは困る。
どうにか早く諦めさせなければ。
だが、奴らが原発のことばかりに集中してくれるのは都合がいい。今のうちにやっておくこことはやっておこう。そういう意味ではこれはいいカモフラージュになるな。いずれ原発は止めるが、それまでにすべきことは山のようにある。」
野田総理は心の中で呟いている通り、原発やオリンピック、いじめ問題などをカモフラージュとして使い、日本を警察国家に近づけることを次々にやろうとしています。(竹下)
そんな野田首相の様子を見ながら、心の中でほくそ笑む男性が見えました。官僚のようです。
「日本を自分が動かしているつもりなのかね。まあいいさ。そう思わせておいた方が扱いやすい。こいつはアホだからな。アホの方が動かしやすい。」
私は急いで首相官邸から出ました。いるだけで気持ちが悪くなる場所だったからです。
同じように、心が嫌がって避けようとしていたのですが、とうとう避けきれず、石原都知事へと意識が向いてしまいました。
「強い日本、強い日本、強い日本、強い・・・」
呪文のような彼の声が聞こえてきました。
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小泉が“自民党をぶっ壊す”と叫んで人気を博していた頃、「これから貧富の格差が拡大し、多くのホームレスが出現することになる。また こういう方向の改革は、戦争への道である。」ということを折りに触れて言及していたはずです。現在の状況はそのとおりになっていることがおわかりかと思います。本当に戦争に持ち込まれないように気をつけて下さい。