サティア・サイ・ババはシルディのサイ・ババの生まれ変わりか?

竹下雅敏氏からの情報です。
 シルディのサイ・ババは1918年に亡くなっています。サティア・サイ・ババ(1926〜2011)はインドの高名な霊的指導者です。サティア・サイ・ババはマスコミにも取り上げられたことで、日本人にも知名度は高い聖者です。
 ウィキペディアにある通り、サティア・サイ・ババは“自分はシルディ・サイ・ババの生まれ変わりで…アヴァターだと宣言”しました。サイ・ババとは聖なる者の意味で、アヴァターとは神の化身という意味です。
 サイ・ババの信者にとっては、サティア・サイ・ババはシルディのサイ・ババの生まれ変わりであるというのは常識なのですが、実はこれは間違っています。
 シルディのサイ・ババとサティア・サイ・ババは、全く別の魂です。皆さんがこれを自分で確認するのが良いと思います。
 表裏の白い紙にシルディのサイ・ババと書いたものと、サティア・サイ・ババと書いたものを2枚用意します。1つずつそのカードを軽く手に持って、そのカードの波動と自身を同調させます。その時に、肉体(狭義の肉体)に焦点を合わせます。するとシルディのサイ・ババはその肉体に対して存在感があるのに対し、サティア・サイ・ババは全くそれがありません。
 この事は、シルディのサイ・ババは現在生まれ変わっていて、肉体を保持していることを意味します。ところが、サティア・サイ・ババは肉体を持っていないことになります。従って、この2人は別人だとわかるのです。
 このように、宗教的信念は思い込みの部分が甚だ激しく、事実とは異なることが相当に多いのです。サティア・サイ・ババが勘違いをしていたのか、意図的に嘘をついていたのかまでは言及しないことにします。
 今、簡単にお伝えした手法を、幽体、原因体において同様に知覚すれば、もっと多くのことがわかるでしょう。
 私がお伝えしているのは、特別な宗教的信念を新たに作り出すことではなく、自分自身で調べることで、これまでの間違った世界観から解放される方法を身に付けることです。
 真理は、それを求める人にとっては解放をもたらしますが、幻想にしがみつき、自己の世界観に逃避している人には、破滅をもたらします。具体的には、宗教的信念でエゴを増長させている人が真実を知らされると、怒りという形で反応します。その怒りが真の神に向けられると、直ちにカルマが返り、わが身を滅ぼすことになります。
 これが単にエゴが滅びるだけなら良いのですが、魂(ジーヴァ)まで滅びる可能性があるのです。このギリギリの所が、最後の審判だと言って良いと思います。
(竹下雅敏)
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シルディ・サイ・ババ
引用元)
20161209-225502 シルディ・サイ・ババ((中略)... 生年不詳 - 1918年10月15日)は、別名「シルディのサイ・ババ」と云われたインドの霊的指導者。
(中略)...
人物
サイ・ババはヒンドゥーのヨーガ行者 (yogi) 、イスラームの修行僧つまりファキール(fakir) であり、没後も数多くのイスラーム教徒・ヒンドゥー教徒から聖者として崇められている。

ヒンドゥー教徒の中には、シルディ・サイ・ババをシヴァやダッタートレーヤー、またはカビールの生まれ変わりであると信じている者もおり、真の霊性の師 (satguru)として広く信仰されている。
(中略)...
逸話
盗みを働いた男が警察に捕まった。男は腹いせに、「あいつに言われてやったんだ」とサイ・ババの名を挙げる。サイ・ババは既に名が知られていた。無論、警察は信じない。しかし冗談まじりに、「勿論ウソですよね」と聞きに行く。サイ・ババは言う。「そうだ、私に言われてやったのだ。全ての人は神の思し召しで行動しているのだから。」

この一言により、サイ・ババは神の化身と崇められるようになった。
(以下略)
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サティヤ・サイ・ババ
引用元)
サティヤ・サイ・ババ((中略)... 1926年11月23日 - 2011年4月24日)は、インドのスピリチュアルリーダー。インド国内では多くの要人も聖者として認める霊的指導者。
(中略)...
国内外に数百万もの信奉者を獲得し、世界126カ国に1,200のサティヤ・サイ・ババ・センターを作った。
(中略)...
生涯
サイ・ババは、1926年11月23日に南インド、アーンドラ・プラデーシュ州アナンタプラム県のプッタパルティという小村の貧しいラトナーカラム家に生まれ、サティヤ・ナーラーヤナ・ラージュ (Sathya Narayana Raju) と名づけられた。
1940年5月23日、14歳の時、自分はシルディ・サイ・ババ(シルディ・サーイー・バーバー)の生まれ変わりで、シヴァとシャクティのアヴァター(化身)であり、人々の悩みを取り払うために降臨したと宣言し、サイ・ババ(サーイー・バーバー)を名乗ることにした。
(中略)...
1960年代末には海外にもその名が広まり、インド人やインド系の民族を中心に世界各国に数百万人以上の信奉者をもつようになった。
(中略)...
1990年代には、シャンカルダヤール・シャルマー元インド大統領や、ナラシンハ・ラーオ元インド首相らがサイ・ババを表敬訪問した。
(中略)...
20161209-230818 2000年代には、アブドゥル・カラムインド元大統領、マンモハン・シンインド元首相をはじめ、インド各州の要人などが、毎年サイ・ババを表敬訪問している。
(中略)...
また、人間的価値、ヒューマン・バリューを主体とするサイ・ババの教育法も高く評価されており、カナダでは、サスカトゥーン市、エドモントン市、レジャイナ市が2006年5月28日を、ヒューマン・バリューの日に制定し、サイ・ババの教育法を推奨している。
(中略)...
サイ・ババの知名度が上がるにつれ、一般企業によりサイ・ババ関連の商品が多く作られるようになった。その多くはサティヤ・サイ・ババの生地プッタパルティ、および、シルディ・サイ・ババの生地ムンバイを中心に販売されている。
(中略)...
しかしサイ・ババは、自分の名を利用した商売を認めていない。彼は「中には、サイの名前を使って商売をしている人々がいます。彼らは、サイの帰依者を装って他者を騙しています。私は、そのような行動には賛成しません。彼らは帰依者などではありません。彼らは、国の内外を問わず、様々な場所に行ってサイの名前を使って金集めをしています。それは重大な犯罪です。私はただの1パイサも人に求めません。私は、決してそのような商売を承認することはありません。」と言っている(2002年7月22日)。
(中略)...
2011年3月下旬に呼吸器などの不調のため入院、(中略)... 4月24日に入院先の病院で死去した。85歳だった。
(以下略)

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