[カレイドスコープ]楽観的な6千万人の国民を選ぶ超悲観的な凶悪政党の面々

竹下雅敏氏からの情報です。
 これからの国際情勢は、キッシンジャーの動きがカギになると思われます。キッシンジャーはロシア、中国と接近、新しい世界秩序に向けて何やら背後で動いているように見えます。
 そのキッシンジャーの動きに関して、カレイドスコープが実に見事な記事を書いています。私もカレイドスコープの指摘通り、“習近平は…ソ連を崩壊に導いたゴルバチョフと同じ使命を帯びている”と思います。習近平氏は元々、あの広大な中国を共産党政権が支配出来るとは思っていないはずです。地方のことは地方に任せるつもりなのだと思います。習近平氏の考えと、ロスチャイルドらの中国をいくつかに分割しようという思惑が一致するところで動いており、そうした大きな変動とゴールドを裏付けとする新金融システムは、連動していると思います。
 今のところ蚊帳の外なのは日本だけかも知れません。キッシンジャーの言うように、“安倍晋三政権は1日も早く潰さなくてはならない”と思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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楽観的な6千万人の国民を選ぶ超悲観的な凶悪政党の面々
転載元)
(前略) 

グローバル・エリートの日本出先機関である日本財団の笹川陽平が、小泉進次郎をえらく気に入っているようだ。

(中略) 

小泉進次郎が丁稚奉公したのは、ご存じ人間のクズであるマイケル・グリーンである。

マイケル・グリーンは、戦略国際問題研究所(CSIS)副理事長である。

この戦略国際問題研究所(CSIS)とは、6回目の心臓移植種手術を受けたディービッド・ロックフェラー翁(すでに死亡との確実性の高い情報あり)を名誉会長にいただくアメリカの影の政府・外交問題評議会(CFR)の下部組織である。

もちろん、ジャパン・ハンドラーのもう一人の片割れ、ノミの心臓のリチャード・アーミテージも戦略国際問題研究所(CSIS)の元理事だった。

シオニスト白ユダヤ人であるヘンリー・キッシンジャーも、かつては戦略国際問題研究所(CSIS)の理事を務めた経験を持っており、いわば、マイケル・グリーンの上司に当たる。

そのキッシンジャーの国際コンサルティング会社「キッシンジャー・アソシエイツ」が、トランプを当選させる原動力になった。
つまり、大幅な方針変更が起こった
のである。

実際に、マイケル・グリーンもリチャード・アーミテージも、トランプが新大統領になる前に、すっきりお払い箱にされたのである。

トランプは、キッシンジャーでさえも十分制御できていない。

内々の話ではあるが、キッシンジャーはトランプに、「安倍晋三政権は一日も早く潰さなくてはならない」と指導したとか・・・

トランプが大統領になることを受け入れたキッシンジャーは、中国外交に奔走している。

キッシンジャーは、トランプが大統領選に勝利をおさめたと同時に、「アメリカは中国とは絶対に戦争しない」とネゴするために習近平に会いに行った。

中国は、アメリカが共産主義の実験体として人工的に創られた国である。

中国に直接、間接投資を呼び込んで経済大国に仕上げたのも、このキッシンジャーだ。
小沢一郎も、中国に対するODAでは利権にあやかった口。中国に対しては“舌不調”だ。

両方とも、国際金融資本と国連に一度は憧れた男たちである。
何をいまさら、憂国の好々爺を気取っているのか。

そんな小沢は、3.11のとき、放射能被曝を恐れて、自分だけ部屋に閉じこもって被曝を逃れた。官邸にも行かず数日間も行方不明だ。
政界きってのヘタレ男の小沢が何を言っても説得力に欠ける。つまりゴミである。

もっとも、キッシンジャーは、生涯、そうであるが。

しかし、中国には、ロスチャイルドの金融帝国に絶対に逆らえない事情が隠されている。

だから、アメリカのネオコン(背後にはロスチャイルド)は、アシュトン・カーターという、もっとも危険な男を国防長官にして南シナ海を火の海にしようとしたが、それは「ない」。

正確に言うと、中国がロスチャイルドの国際金融資本に逆らえないのではなく、中国共産党が逆らえないのである。



まず最初に、ロスチャイルドのようなヘーゲル哲学を戦略的に使っている国際金融資本は、常に両建て主義であることを忘れてはならない。それさえ、頭の中で反芻していれば、難解なことを解明する糸口を手に入れることができる。

中国共産党がロスチャイルドの金融帝国に逆らえないというのは、中国の金融はロスチャイルドの銀行システムに組み込まれているだけでなく、習近平が、人民元を特別引出権(SDR)バスケットに採用する、という国際通貨基金(IMF)と英国王室の甘言に乗せられてしまったことに由来する。

ロスチャイルドのシティー・オブ・ロンドンは、人民元をドルと並ぶ国際通貨に育て上げようとしている。それは、金融システムを使って中国人民の資産を略奪しやすいようにするためである。

(中略) 


2015年6月、上海市場が大暴落したとき、(中略)…金融当局は、人民元を突然、3度も切り下げて、市場崩壊の難局を乗り切った。

しかし、人民元がSDRに組み込まれてしまった後、中国の金融当局は、こうした荒業が使えなくなるということである。

つまり、人民元がSDRに採用されることによって、人民元の操作が中国共産党の手の及ばない国際通貨基金(IMF)と国際決済銀行(BIS)に移るということを意味する。

(中略) 

SDRによって中国企業の生殺与奪が、中国共産党のコントロールから離れて、国際金融市場に委ねられるということである。

しかし、それは、中国(正確には、中国共産党の中国)の崩壊につながるものの、中国の市場が崩壊するという意味ではない。

中国は、新しいグローバルな市場として
生まれ変わり、それは共産党の意思が反映されるような、これまでの人工的な市場ではなく、「金」という神が支配する市場に生まれ変わるということなのである。

習近平は、一見、馬鹿を装っているが、彼はソ連を崩壊に導いたゴルバチョフと同じ使命を帯びているように見える。

(中略) 

国際通貨基金(IMF)内部には、中国共産党員という衣を着たグローバリストが多数入り込んで、SDRの発行に影響力を行使しようとしている。
彼らは、中国の利益のために、そうしているのではない。これらの人々は、習近平と同じ種類の中国人である。

これが分かれば、キッシンジャーやクリントンが、なぜ中国のやんちゃぶりを容認し、オバマが日本を冷遇し、中国に肩入れしてきたのかについて十分な説明をすることができる。

(中略) 

中国共産党が瓦解する日-それは、中国人民の2000兆円にも上る預貯金が、獰猛な国際金融資本の前に丸裸にされる日でもある。

(以下略) 

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