トランプ大統領、就任演説で支配層エリ-トに宣戦布告 - メディアと抗議者たちは彼に宣戦布告

 退役米軍人の方の記事で、トランプ大統領就任からの流れを詳細を書いています。後半には経済に関する予測もあり参考になります。長文ですが、赤字だけでもザッと目を通すと、メディアに歪められた認識が正され、訪れようとしている大きな変化に向けた物心両面の準備につながるのではないかと思います。
(編集長)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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トランプ大統領、就任演説で支配層エリ-トに宣戦布告 - メディアと抗議者たちは彼に宣戦布告
SOTT パペットマスター
https://sott.net/en340640

ジョアキム・ハゴピアン
ソット・ドットネット
2017年1月25日


ドナルド・トランプが大統領に就任すると同時に、極端に二極化したパラダイムが生まれた。

http://www.bendbulletin.com/nation/4988533-151/as-trump-takes-oath-3-portraits-of-america?referrer=bullet3

望みに付け込んだアメリカ初の黒人大統領によって希望が打ち砕かれ、詐欺が働かれた後に登場したトランプの支持者たちは、自分たちが選んだ大統領こそ「白人の大いなる期待の星」だと単純にも信じている。「アメリカを再び偉大にします、アメリカ第一となります」という彼の言葉を真に受けているのだ。

https://www.lewrockwell.com/2017/01/joachim-hagopian/good-riddance-bad-rubbish/
http://www.usatoday.com/story/money/columnist/wolff/2016/03/27/wolff-trump-great-white-hope/82210372/

多くの人々はトランプを、現代のジョージ・ワシントンと見なしている。トランプこそ、アメリカを第2の革命(※アメリカ(第1)革命◆18世紀後半にイギリス領だった東部13州が結束し、アメリカ独立戦争を経て、合衆国を形成するまでを指す)へと導き、祖国をグローバリストの掌中から取り戻すべく戦ってくれると思っているのだ。

http://observer.com/2016/05/trump-and-the-second-american-revolution/

だが、トランプ支持者の多くは、トランプの優位にしぶしぶ屈しひっそりと身をひそめたかのように見える、始終彼の敵を応援してきた当の権力エリート― ヒラリー=オバマ=ブッシュのワシントンの支配階級(エスタブリッシュメント)一派 ―が、実は事あるごとに彼に敵対する、装甲厚い権力マシンであることに気づいていないのだ。

実際、トランプに大統領選で勝利をもたらした、「支配階級のアウトサイダー」という作り上げられたイメージは、彼がこれまで政治家としての経験を積んでいないながらも、実は支配階級のインサイダーであるという事実と相容れない。

http://freedom-articles.toolsforfreedom.com/insider-trump-nwo-connections/

新大統領の忠実な支持者の抱く世界観とは極めて対照的に、アンチトランプの、「寛大な」、クリントン=ソロス=CIAを支持する手先たちの世界観によれば、ドナルド・トランプと、その「共謀相手」であるウラジーミル・プーチンは、悪魔の化身に他ならないということになる。

https://consortiumnews.com/2016/12/17/the-pre-emptive-anti-trump-coup/
(オバマが8年前に行った偽の演説のようにではなく)
https://www.theguardian.com/world/2009/jul/07/barack-obama-russia-moscow-speech

ロシアと真に関係修復(リセット)を果たし、ネオコンによる正気の沙汰ではない第3次世界大戦への突進を止めるために、トランプ大統領は数週間以内にアイスランドの首都レイキャビクで、プーチン大統領との首脳会談を計画しているのだ。

http://www.globalresearch.ca/us-nato-military-escalation-on-russias-doorstep-deployment-of-nuclear-attack-units-moscow-has-issued-warning/5522104
http://www.thetimes.co.uk/edition/news/trump-wants-putin-summit-in-reykjavik-rc909n9t0

もちろん、トランプ嫌いの人々はこれを、この2人がずっと共謀して不正な手段で大統領選に勝ったことの「証拠」だと見ることだろう。目隠しをされた愚か者はいつまで経っても愚か者のままであり、常に自分が見たいものだけを見続けているのだ。

ところで、アメリカという国は150年以上前の南北戦争の後、これほどまでに分断されたことはなかった。

http://www.telegraph.co.uk/news/2016/07/26/whoever-wins-the-us-election-america-will-be-more-divided-than-e/

(中略) 

これらの二極化した政治陣営の背後に流れるカネに付き従う人々をめぐる推測から仮定されるのは、アパラチア版のキャプレット家対モンタギュー家の抗争と言われるハットフィールド家とマッコイ家の争いにも似た抗争が、世界的なエリートの間で目下起きているということである。これはロスチャイルド・カルテルを後ろ盾とするクリントン=ブッシュ=オバマ=ソロスの仲間たちと、ロックフェラー財閥の支援を受けている、トランプ=ネタニヤフ/シェルドン・アデルソン=キッシンジャーのソフトな反クーデター合同の間のものなのだが、実際に繰り広げられているのは、相手を犠牲にして、より大きな権力と支配を手にしようと張り合うロスチャイルド対ロックフェラーの確執なのかも知れない。 

http://www.veteranstoday.com/2016/12/22/netanyahu-shows-world-who-pulls-trumps-strings/
http://www.zerohedge.com/news/2016-11-03/countering-hillarys-coup-counter-coup-or-not

(中略) 

人類を第3次世界大戦へと導く、西側諸国対東側諸国の対決でさえ、実際には西側の財閥と東側の財閥との間で予め練られた陰謀なのかも知れない。この経済的かつ地政学的分断がどの程度真実なのか、真実でないのかというのは、判定し証明するのが極めて難しい。エリート主義者というサクラを使って、 MSM(主流派メディア)と、オルタナメディアの多くをコントロールされている状況では、本当の真相を解読するのは殆ど不可能となってくる。

https://www.lewrockwell.com/2016/12/joachim-hagopian/msm-fake-news-vs-truth/

真実を探求する上でおそらく役に立つ1つの方法は、便利なことにMSMによる「偽ニュース」リストから見つかるかも知れない。これは実在する200のオルタナニュースサイトのブラックリストなのだが、皮肉なことに、それらはおおよそ、絶えず真実を伝えているサイトのリストとなっているのだ。

http://www.propornot.com/p/home.html


(中略) 

1月20日に、ドナルド・トランプは16分間の熱烈な就任演説でもって大統領としての任期を開始したが、その内容は要するに、18か月に亘る彼の選挙戦における主張を要約したもので、ポピュリストである彼の扇動的なメッセージを滔々と述べたものだった。

https://www.yahoo.com/news/america-first-donald-trumps-populist-183540111.html

トランプ自身の手になる演説原稿であるとは言え、大統領としての最初の雄弁は、本質的に新任の最高司令官が支配層エリートに対して宣戦を布告する内容だった:

http://www.cbsnews.com/news/donald-trump-says-hell-write-inauguration-speech-himself/
https://news.grabien.com/making-full-transcript-trump-inaugural-address

    ---
    あまりにも長い間、ワシントンの小さなグループが政府の恩恵にあずかる一方で、アメリカ国民が代償を払ってきました。ワシントンは栄えてきましたが、人々はその富を共有していません。
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邦訳出所: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170121/k10010847631000.html


さらにドナルド・トランプはこう述べる。「母親と子どもたちは貧困にあえぎ、国中に、さびついた工場が墓石のように散らばっています」。教育システムのせいで生徒たちは「知識を得られていません」。そして、「犯罪やギャング、薬物があまりに多くの命を奪い、可能性を奪っています。このアメリカの殺りくは、いま、ここで、終わります」。トランプは続けてこう述べる:

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    私たちは1つの国であり、彼らの苦痛は私たちの苦痛です。彼らの夢は私たちの夢です。そして、彼らの成功は私たちの成功です。私たちは、1つの心、1つの故郷、そしてひとつの輝かしい運命を共有しています。きょうの私の宣誓は、すべてのアメリカ国民に対する忠誠の宣誓です。
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トランプは分断された国家を1つにするような言葉を示し損なったという批判者たちの主張とは異なり、新大統領はアメリカが弱体化しているという正確な観察のすぐ後に続けて、忘れられ、虐げられた何百万というアメリカ人に手を差し伸べる言葉を述べる。富裕者層だけが恩恵にあずかる、絶えず広がる不平等なギャップによって取り残されてきた人々に対してである。

http://www.nydailynews.com/news/politics/trump-gloomy-inaugural-speech-unify-country-article-1.2951708
https://www.scientificamerican.com/article/economic-inequality-it-s-far-worse-than-you-think/

だが、トランプに対して強硬に敵対するMSMによる本演説の評価は大方、「闘争的」、「分裂させる」、「二極化させる」、「陰鬱だ」という、予想通りのものだった。

https://duckduckgo.com/?q=Trump+inauguration+speech+was+combative%2C+divisive+and+polarizing&t=h_&ia=web
http://www.nydailynews.com/news/politics/trump-gloomy-inaugural-speech-unify-country-article-1.2951708

トランプを嫌う何百万人ものリベラルたちは、彼が血も涙も無い専制政治を行ったヒトラーのライバルとなるだろう、トランプは独裁者になりたい人種差別主義者だと大統領選の初日から主張してきたが、新大統領は次のような見通しを述べた:

https://news.grabien.com/making-full-transcript-trump-inaugural-address

    ---
    新しい国の誇りは私たちの魂を呼び覚まし、新しい視野を与え、分断を癒やすことになるでしょう。私たちの兵士が決して忘れなかった、古くからの知恵を思い起こすときです。それは私たちが黒い肌であろうと、褐色の肌であろうと、白い肌であろうと、私たちは同じ愛国者の赤い血を流(す)。。。ということです。
    ---

過去の大統領たちは、就任演説で慣例的に、情に訴える表現を繰り返し、相違を修復するよう呼びかけるような、政治的に正確な常套句を採用しつつ、アメリカの過去の栄光を繰り返し訴えてきたものだが、トランプはここでもまた伝統をものともせず、現状維持のエリート主義に怒りを込めて敵対したのだ。

http://www.nydailynews.com/news/politics/trump-gloomy-inaugural-speech-unify-country-article-1.2951708

しかし彼の演説の論争的な基調は、明らかにアメリカ国民よりもむしろ、ワシントンのインサイダーに対して限定的に向けられたものだった。インサイダーたちの多くは、聴衆として座って演説を聴いていたのだが、自分たちや富者をさらに富ませ、我々を貧窮させようと図る結果、アメリカを殆ど破滅させたのだと、トランプから直接に攻撃されて、居心地が悪かったものと見える。

https://themarshallreport.wordpress.com/2016/08/06/hillary-obama-and-bush-on-a-mission-to-destroy-america/

(中略) 

偽ニュースを垂れ流すメディアは当然ながら、ハリウッドの偽エンターテイメント産業と連携している。だからメディアはトランプの重要な就任式典への出演を公然と拒否したセレブたちを殊更に特集した。

http://www.vulture.com/2016/12/musicians-who-declined-trumps-inauguration.html

トランプ大統領就任前夜、あらゆる大物セレブと2万人のニューヨーク市民が、マイケル・ムーア監督とニューヨーク市長が呼びかけたマンハッタンのトランプタワー前での抗議デモに参加した。

https://www.yahoo.com/news/thousands-join-alec-baldwin-michael-moore-in-pre-inauguration-protest-outside-trump-hotel-060648476.html

最も長時間放映されたのは、ニューヨークとワシントンモールに集まったトランプ抗議デモの様子だった。19日の夜にニューヨークで行われた著名人揃いの決起集会には、マドンナやシェール、ロバート・デ・ニーロらが集まり、集会を呼び掛けたマイケル・ムーアはトランプ就任式のパレードへの抗議のための「最初の100日間の抵抗」という反攻を率いた。

(中略) 

MSMの「偽ニュース」は、グローバリストの体制変革者であるジョージ・ソロスが10億円を注ぎ込んだ、いわゆる抵抗運動に注目する方を選んだ。

https://katehon.com/article/soros-raising-10-million-anti-trump-revolt

ソロスが反トランプの左翼の群れを雇って暴動を起こさせたことなどお構いなしだ。ワシントンで、この傭兵たちがまたもや暴徒化したため、催涙スプレーと衝撃手りゅう弾で応戦した、暴動鎮圧用装備の警官6人が負傷した。ソロスの傭兵たちは、最後は就任式から駆け付けた空軍の兵役経験者たちの助けで取り押さえられたが、暴徒化して投石を行い、数多くの店舗の窓ガラスを割り、黒塗りのリムジンに火を付けるなど多くの器物を破壊したため、217名が逮捕された。

http://www.deccanherald.com/content/592539/violence-protests-mar-trumps-inauguration.html

ワシントンの暴動で暴徒化して勾留された傭兵たちは、重罪の騒擾罪で、最長10年の刑に処せられるようだ。

http://www.alternet.org/trumps-america-felony-riot-charges-against-inauguration-protesters-signal-dangerous-wave-repression

(中略) 

そして21日には、各地で女性大行進が行われ、全国紙の紙面をにぎわせた。ここでもマドンナが登場し、ワシントンの群衆に対して「ホワイトハウスを爆破するとか恐ろしいことも考えた」と、火炎瓶のような言葉を浴びせて煽った。だが、トランプにとって幸いなことに、「それじゃ何も変わらないことを」彼女は知っていた。

https://www.youtube.com/watch?v=jhVgCfYmEm4

セレブである彼女は、アメリカ大統領を殺すと脅しても大目に見られると思ったに違いない。大統領の警護に当たるシークレットサービスは、マドンナが行った脅迫的発言を重く見て捜査を始めた。

https://www.thesun.co.uk/news/2676007/secret-service-to-investigate-madonna-after-foul-mouthed-rant-threatening-to-blow-up-the-white-house-during-500000-strong-womens-march-against-donald-trump-presidency/

当局によれば、前日に就任したトランプへの抗議行進に参加した市民は50万人に上った。いわゆる反トランプ運動が世界的な「シスターマーチ」への参加を呼び掛けた結果、アメリカ全国600カ所のほか、ミャンマー、シドニー、コペンハーゲン、ベルリン、プラハでも行進が行われた。

(中略) 

トランプの演説に込められた中間所得層を対象とするメッセージが、そのような層に属する反トランプの抗議者たちとマスメディアによって、全く無視されたのは明らかだ。「進歩的であるがゆえに虐げられた」、常に統合を説く左翼たちが、反グローバル主義、反TPP、平和を愛する反干渉主義を断固として公言する一方、ソロスの合図で危険な暴徒と化し、暴動を起こし、ホワイトハウスを爆破すると脅迫を行う様は、全く驚くべきものだ。

https://katehon.com/article/soros-raising-10-million-anti-trump-revolt

そのくせ彼らは、アメリカの歴代大統領の誰にもましてグローバリストのアジェンダを推し進めてきたオバマやクリントン夫妻のような政治家を崇拝しているのである。そして、オバマとヒラリーが生み出したテロリストたちを排除するだけでなく、反グローバリズム、反干渉主義にコミットする大統領がようやく誕生したというのに、急進的左翼はトランプを打倒しようと懸命なのだ。

http://www.breitbart.com/national-security/2016/08/12/fact-check-obama-hillary-founders-isis-bet/

(中略) 

そして最後に、JFKを謀殺した、同じCIAは、未だにドナルド・トランプ大統領を亡き者にしようと企んでいるのである。

http://thedailycoin.org/2017/01/08/cia-plotting-assassinate-trump/

(中略) 

トランプの命に対するさして遠回しでもない脅迫が、6大財閥が所有しコントロールしている巨大メディアやワシントンのエリートたちによって、無作法にも繰り返し宣伝されてきた。権力の座にある者、ない者の多くが、明らかにトランプの死を望んでいるのだ。

http://thedailycoin.org/2017/01/20/assassinate-donald-trump-threats-flooding-social-media-inauguration-hours-away-video/

昨年2月、ニューヨークタイムズの、あるコラムニストが、トランプの大統領選挙活動が、最終的には暗殺という結果に終わるだろうという「ジョーク」をツィートした。

http://www.wnd.com/2016/02/new-york-times-writer-jokes-of-trumps-assassination/

その数週間後には、保守的なトークショーでホストのグレン・ベックが、放送中に繰り返し「トランプを刺してやる」と脅した。

(中略) 

反トランプの主流派偽ニュースネットワークの中でもおそらく最も露骨な論調のCNNは、大統領就任式直前に、式典中にトランプが殺害された場合、誰が大統領になるかというシュミレーション内容を放映、悪名高いのろしを上げた。

https://www.youtube.com/watch?v=qxIG4dduqy0

まるでCNNやマドンナのような人々は、愚か者たちにMKウルトラの暴力反応を起こさせ、第45代アメリカ大統領を亡き者にするよう、潜在意識に種を植え付けているかのようだ。巷には、実に多くの精神的に不安定な人々が居り、闇の攻撃作戦用の電磁波兵器を使ったマインドコントロール・テクニックも存在しているのだから、トランプの命を狙おうという試みがさらに待ち構えていることは疑いない。

http://www.bibliotecapleyades.net/ciencia/ciencia_nonlethalweapons03.htm

(中略) 

トランプは、ロシア(そしてまた中国およびイラン)との国交も正常化させなくてはならないし、

http://www.pravdareport.com/opinion/columnists/16-01-2017/136627-trump_finished-0/

就任演説で述べていたように、闇の一派の代理人による「テロを地球から完全に根絶」しなくてはならない。

https://sputniknews.com/middleeast/201611101047293224-trump-syria-terrorism/

トランプは、オバマの出した憲法違反の大統領令の全てを取り消し、オバマが議会を通過させた数多くの法律を廃止しなくてはならない。その中には、スミス・ムント法を改正して、偽MSMに、不法な嘘や偽のプロパガンダを宣伝した責任を取らせることも含まれる。

http://www.thenewamerican.com/usnews/politics/item/24621-will-trump-rescind-obamas-executive-orders
http://foreignpolicy.com/2013/07/14/u-s-repeals-propaganda-ban-spreads-government-made-news-to-americans/

トランプ大統領が行うべき最も重要な事とはおそらく、アメリカ憲法の根本法としての機能を回復させ、アメリカを民主的な共和政体に戻すことだろう。自身のウェブサイトでトランプは、就任の宣誓を行ったら、憲法を尊重し擁護すると約束している。

https://www.donaldjtrump.com/policies/constitution-and-second-amendment/

つまり彼は、全体主義的な警察国家の暴政を元に戻し、ブッシュ=オバマ体制の下で既に破壊され侵害されてしまった我々の憲法上の自由を取り戻すことにただちに着手しなければならないのだ。

https://www.theguardian.com/commentisfree/2012/nov/02/obama-civil-liberties-history

最後に、トランプは選挙戦を通じて、活気を失ったアメリカ経済に活を入れると約束してきた。そのためには、数百万の未雇用のアメリカ人に大量の雇用機会を創出し、10年以内に2500万の職を生み出すと公約しているのだ。彼はまた、数多くの企業をアメリカに戻すと共に、失われた製造業の基盤と萎縮した中間層を復活させるとも言っている。

http://www.nbcnews.com/business/economy/could-trump-really-bring-steel-back-pittsburgh-n559166
http://www.epi.org/blog/big-gap-between-trumps-promises-middle-class-and-his-policies/

不可能ではないにせよ困難な仕事だが、やり抜いてもらわねばならない。

ケネディー大統領が、陰の政府に通告を行った上で公然と、戦争ではなく平和を取り戻す政策にコミットし(ベトナムに派遣していた軍事顧問団を引き上げ)、

https://video.search.yahoo.com/search/video?fr=yfp-t&p=Kennedy+warned+of+a+shadow+government#id=52&vid=9a5824d5bff540cd1e9d3943c5b57b13&action=click
http://bostonreview.net/us/galbraith-exit-strategy-vietnam

(CIAに彼が消される前に)CIAを廃止することにコミットし、政府紙幣の発行責任を財務省に取り戻して、連邦準備制度理事会の支配を断ち切ると威嚇する大統領令第11110号にサインすると、その直後に彼は暗殺されてしまった。

http://www.rense.com/general44/exec.htm

同様にトランプは、ロシアとの戦争は行わず、他国の内政にも干渉しないと主張しているし、先週彼はNATOを「時代遅れ」呼ばわりしたが、これは超アグレッシブなアメリカ単極的外交政策のラディカルな出発である。

https://sputniknews.com/politics/201608211044495816-trump-russia-putin-hillary-war/
http://www.ibtimes.com/what-nato-why-does-trump-hate-it-president-elect-calls-alliance-obsolete-interview-2476060

彼はまた、連邦準備制度理事会とCIAの廃止も提案しているのであるが、こうした全ての事は、前回暗殺された我々の大統領を彷彿とさせるものだ。

http://yournewswire.com/trump-abolish-federal-reserve/
http://www.zerohedge.com/news/2017-01-16/abolish-cia

(中略) 

連邦準備制度理事会はすぐに金利を引き上げ、この結果、既に素寒貧となっているアメリカ人たちは財布のひもを固くすることだろう。彼らの76%はホームレス一歩手前のその日暮らしをしているのだ。

http://money.cnn.com/2013/06/24/pf/emergency-savings/
http://www.wsj.com/articles/interest-rates-are-rising-heres-why-your-deposit-rate-isnt-1481742209

住宅抵当貸付やクレジットカード、銀行ローンの金利は2017年におしなべて著しく上昇するだろう。近年のエリート層による政策は難題への対応を一時的に先送りすることの繰り返しであって、トランプが大統領になるまでは、差し迫った財政破綻から国民の目を逸らせようとしていた。

先週行われたダボス会議のアジェンダは、疑いなく、今年、砂上の楼閣のような経済を破綻させるというグローバリストのタイムテーブルに最後の仕上げを行うものだっただろう。1ドルの価値が3セント強まで下落する覚悟をしておくべきなのだ。

というのも、1913年に連邦準備制度理事会がアメリカの金融制度を乗っ取ったからである。連邦準備制度理事会の狙いとは、金融危機が深刻になって、国際準備通貨であるアメリカのドル/オイルダラーが断末魔の苦しみを上げるとき、さらに経済を回復が見込めないほどに縮小させることだからだ。

http://www.businessinsider.com/how-your-dollar-got-to-be-worth-just-38-cents-2012-2?IR=T&r=US&IR=T
https://www.thetrumpet.com/article/3237.24.91.0/economy/why-the-us-dollar-constantly-loses-value
http://investmentwatchblog.com/preparing-for-the-collapse-of-the-petrodollar-system-how-to-protect-your-money/

極度のインフレが始まり、アメリカはすぐに、現在のベネズエラや15年前のジンバブエのような陰鬱な道を辿ることになりそうだ。

http://usawatchdog.com/inflation-stagflation-hyperinflation-deflation-all-at-the-same-time-egon-von-greyerz/
http://edition.cnn.com/2016/09/12/opinions/us-following-path-of-unstable-countries-sciutto/index.html

グローバリストが仕組み、ベネズエラやインドで行われた廃貨/紙幣廃止がアメリカでもすぐに行われることになるだろう。

http://www.infowars.com/venezuelans-fight-to-protect-their-savings-as-government-pulls-bills-from-circulation/
http://www.globalresearch.ca/a-well-kept-open-secret-washington-is-behind-indias-brutal-demonetization-project/5566167

NWOが完全な監視と取締りを行うためには、キャッシュレス社会にしてしまうのが何と言っても一番なのだ。

http://www.globalresearch.ca/something-very-disturbing-secular-stagnation-moving-towards-cashless-society/5507353

国の債務が2200兆円に上る現状では、キプロスやオーストリアのように金融破綻が起きたとき、ベイルイン(=預金封鎖)が起こることもあり得る。すなわち、ある朝目覚めて見ると、銀行に預けておいた預金が凍結され下ろせなくなってしまうのだ。

http://www.usdebtclock.org/
http://www.zerohedge.com/news/2015-03-01/spectacular-developments-austria-bail-arrives-after-%E2%82%AC76-billion-bad-bank-capital-hol
http://www.wnd.com/2013/09/americans-warned-bank-bail-ins-coming/
http://www.huffingtonpost.com/ellen-brown/new-g20-bailin-rules-now-_b_6244394.html

危機が起きれば、ガスやエネルギーや食料品の価格が上昇し、食料品店の棚はたちまち空になるだろう。この頃、アメリカ国民はかなり神経過敏となり、不安を募らせている。

https://nworeport.me/tag/analyst-expect-much-higher-gas-prices-in-2017/
https://nworeport.me/tag/analyst-expect-much-higher-gas-prices-in-2017/

1月初旬、小型の嵐がアメリカ南部から南東部にかけての地方を襲い、食料品店の棚が空になるパニックを惹き起こした。

http://www.shtfplan.com/headline-news/empty-shelves-and-madness-a-minor-winter-storm-drove-people-into-panic-buying-of-food-and-basics_01182017

もし、本当に大規模な危機が突然訪れたら、どんなことが起こるか想像がつくだろう。食料が無くなれば、飢えて動揺した市民はすぐさま野蛮な暴力をふるい、それは国中に、特に大都市圏へと広がることだろう。新任の大統領の足元が既に不安定である以上当然ながら、エリ-トご指名のカモとして、トランプが非難されることだろう。諸君、シートベルトをしっかり締めなさい。2017年はとんでもない大揺れの年となるだろう。油断せず、最新の情報を入手するよう努め、最悪の事態に備えつつ、最善の結果を期待することだ。


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ジョアキム・ハゴピアンはウェスト・ポイント陸軍士官学校卒、元アメリカ陸軍将校である。彼はユニークな軍隊経験に基づいた「奴らに負けるな」という作品を公表している。

http://www.redredsea.net/westpointhagopian/index.html

アメリカの国際関係、リーダーシップ、国家安全保障に焦点を当て考察したものだ。除隊後、ジョアキムは臨床心理学の修士課程を修了、メンタルヘルスの分野で免許を取得、セラピストとして25年以上、虐待された若者に施術してきた。近年の彼は著述中心に活動しており、オルタナティブメディアのジャーナリストとなった。彼のブログのURLは http://empireexposed.blogspot.co.id/ である。

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