一挙4得?!!葉っぱのお皿にお弁当
週に半日程度、アルバイトをしている本屋さんにも、あの「うんこ漢字ドリル」が入りました。あまりの過激さに感動しながら、誰かにプレゼントしたいなぁ~と思いますが・・・さすがに1冊全部こんな過激なのは頭がくらくらしそうです。(頭の中が○○○だらけに・・・とは書けません!)
小学校でも話題のようでお店に来るほとんどの子が知っています。小学3年の女の子曰
く・・・下品!!男子は好きよね~こういうの・・・。だそうです。
そういえば、次男が3歳頃の事、トイレで「アッハッハ、うんちが転んだ~」というような子でした。
ある日、息子達とバスに乗っていると、車内アナウンスがありました。
「これよりこのバスは○○バイパスを運行いたします。」「6歳未満のお子様2人目からは、小児用運賃でお願いします。」
これを聞いていた次男が、変な顔をして「バスがうんちするんだって~」!!
運行と運賃・・・次男の頭の中では『バスがうんちをしながら走る』様子がうかんでいたに違いありません。何だか絵になります~!!
さてさて・・・
ホオ葉だんこ、しば団子、柏だんごを作ってみました。
もち米粉に熱湯(野草茶)を入れてこねます。(柔らかくなりやすいので少なめに)
なんども両手で丸めては棒状に伸ばしては、と粘り気を出し、適当な大きさに丸めて薄く広げて塩餡を入れたり、塩茹でしたヨモギや生のハコベをすりつぶして混ぜたり、乾燥したスギナを混ぜたり、オオバコ、ヒメジョオンなど身近にある草で草団子にすると、美味しく薬効が増します。
母子草(ゴギョウ)は葉に粘りがあり、昔はお餅に入れてついていたそうです。他にもホウコウ(ボクチ)、ヤマブドウの葉などもお餅に入れていたそうです。
丸めて葉っぱに包んで蒸します。 醤油や砂糖醤油をつけたり、塩餡入りはそのままでいただきます。
今回は孫たちと団子をつくってみました。
4歳の孫は団子作りが気に入って3度も作り、塩だけで味付けしたあんこ入り団子を美味しいと言ってたいらげていました。
柏(かしわ)→(炊き葉・かしきば)とは食物を盛ったり、包んだりするときに使われていたからついた名だそうです。
柏餅に使うカシワはどんぐりのなるコナラ属です。
わたしが子供の頃はサルトリイバラの葉を使って柏餅と言っていました。
- ホオノキ
- サルトリイバラ
- クズ
- カシワ
朴葉味噌で有名な、ホオノキの葉は地元の郷土料理にサンバイサンといって、豆ご飯を包んで蒸したり、熱々ご飯の上に塩小豆をのせて包んで御櫃(おひつ)に並べて蒸らします。 田植えの振る舞いなどに食べられていたようです。ホオノキの良い香りがほんのりして、食欲をそそります。
田舎では塩サバを焼いたら朴の葉をお皿に敷いてのせていたそうです。
昔はホオカシワと呼ばれ、やはり食物をのせる葉っぱなのです。
ホオノキの葉っぱに豆ご飯を包んで蒸して、孫たちと食べました。
大きな葉っぱって便利ですね。
他にも、アカメガシワの葉でおむすびを包んだり、お皿につかいます。
クマザサ、カキの葉、クワの葉、ギボウシ、フキ、ハランなどもあります。
特にこれから梅雨に入ったら、殺菌作用のある、クマザサやホオノキなどをつかうといいです。
他の葉っぱも酵母があるので防腐効果があります。
梅雨へ向けて・・・殺菌効果といえば、ヒノキを煮出しておいて、浴湯料、はみがき、掃除やカビ、虫除けスプレーなどに使うといいですね。
それから間違えやすいのが、ホオノキと似ているトチノキの葉っぱです。
薬効はあるけど、ホオノキのような香りはありません。
そして、大きな葉の毒草もあります。
タケニグサです。切ると有毒の黄色い汁をだします。
どうぞ皆様も毒草にはお気をつけください。
自然賛歌