ビットコインなどの暗号通貨と金本位制 ~新金融システムの方向性~

竹下雅敏氏からの情報です。
 動画の中でフルフォード氏は、ビットコインに代表される暗号通貨について語っています。冒頭の1分15秒以降で、“暗号通貨は、1997年のNSA暗号解読グループが提案した。その後ビットコインが誕生したが大元はNSAだと思う”と言っています。
 1分48秒~5分10秒の所では、NSAのこうした狙いは、中国などの金本位制グループに対抗するためだと言っています。現在、金融危機の中で逃げ場として、現物やビットコインに資金が流れ込んでいるため、ビットコインはバブルではない可能性があるとのこと。2018年は、“暗号通貨vs金の戦い”が大きなテーマになるということです。
 吉備太秦の情報では、新金融システムは金本位制となり、共通通貨として金に裏付けられた暗号通貨を用いると言っていますが、これは確かに1つの方向性だと思います。
 暗号通貨に関しては、ザウルスさんが興味深い記事を書いています。要点を圧縮して転載させて頂きました。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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ビットコイン含む暗号通貨にロスチャイルドの影 金本位制→石油本位制ドル→暗号通貨【NET TV ニュース】国家非常事態対策委員会 2017/12/14
配信元)
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“暗号通貨” が正しい
転載元)
(前略)
インターネットが1990年代に登場したときと同じくらいの大きな革命 が、今また始まっているのだと確信した。(中略)… 暗号“通貨”だの、仮想“通貨” だのと、“通貨”にばかり囚(とら)われていると、一攫千金の“儲け話”に矮小化され、物事の本質を見誤るおそれがある。
(中略)
 あえて言えば、“暗号通貨”の本質的な点は“通貨”ではない。(中略)…  真に革命的なのは“ブロックチェーン”である。

 
 “暗号通貨”はブロックチェーン技術の一つの応用例に過ぎないのである。 
(中略)
人類による“情報のやりとり”はインターネットの出現によって一挙に加速し、恐ろしいほどに低コストで、地球上で瞬時にメッセージや画像やそして動画までも送れるようになった。これは“革命”と言えるほどのたいへんな社会変革なのである。
(中略)
21世紀の今日、情報、音声、画像、動画といったデジタル化できるものならば、地球上のネットの使えるどの場所にでも瞬時に低コストで送れるのが当たり前になった。

 
しかし、なぜか“お金”を送ることに関しては、さまざまな障壁があり、“文字情報”のようにさっと地球の裏側に送ることができなかったのである。それも、お金が、実質的には(つまり、バーチャルには)すでに“デジタル化”しているにもかかわらずである。(中略)…  やっと最近になって“暗号通貨”を使い始めて、さっと地球の裏側に驚くほど低コストで送金できるようになってきているのである。
(中略)   
伝統的な中央集権的システムにあっては、いつ誰が誰にいくらのお金を送金した、といったような情報は厳重に管理され、簡単にハッキングできないように防護されている。当然と言えば当然である。しかし、そうした 徹底した高度なセキュリティを維持するために銀行や金融業界は途方もないお金をかけているのだ。
(中略)
ブロックチェーンの革命的なところは、そうした従来の閉鎖的、中央集権的なシステムの正反対の、非集中的でオープンなシステムによって、恐ろしいほどに低コストで、信頼性のある送金が可能になる点である。セキュリティにほとんど費用がかからないので低コストになるのだ。(中略)… お金のやりとりの情報をネット上で誰にでも自由にアクセスできるように、ポンと出して公然化ししまうのである。
 (中略)
 
 
そして、その情報は世界中の誰にでもアクセスしてダウンロードできるようになっているので、勝手に改ざんしても、すぐにバレてしまうのだ。本気で改ざんするなら、その情報をすでにダウンロードした世界中のすべてのパソコンの中のデータもすべて改ざんしなければならないわけである。つまり、実質的に “改ざん不可能”なシステムということなのだ。
(中略)
ここで大事な点は、情報としてはたしかに “お金のやりとり” は非常に重要ではあるが、ただの文字情報や画像情報でも理屈は同じということである。膨大な公文書や個人情報や特許の申請や土地の登記簿などなど、改ざんされては困るようなものは、暗号化した上で、みなこのブロックチェーンのオープンシステムに放り込んでしまえばいいのだ。
(中略)
この、いわば“逆転の発想”に基づいたブロックチェーンが、従来からあった暗号技術といっしょになって、革命的なシステムが誕生したのである。
(以下略)

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