オルゴナイトの可能性を探る 〜第六章 建物への設置事例(3)

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建物への設置事例(3)


はじめに


前回に引き続き、シャンティ・フーラの社屋へのオルゴナイト設置事例をご紹介します。今回でやっと図面が完成します。


STEP4. 中心の円錐型オルゴナイトの位置を探る


前回、磁北の角度を出したところで、図面を完成させるにはもう一つの要素を決める必要があります。それが中心の円錐型オルゴナイトの位置です。

中心の円錐型オルゴナイトは好みの位置に配置することができますが、それによって防御エリアの範囲と、残り8つのピラミッド型オルゴナイトの位置が決まってしまいます。

ですので、まず図面上で方位ラインを”仮に”書いてみて(書き方は前回を参照)、良い設置場所を探してみます。具体的には次のアニメーションのように、方位ラインを仮に書いたら、「ここに設置するといいかな」と思ったいくつかの場所に移動させてみます。


すると、ある場所に中心の円錐型オルゴナイトを置いた時に、8つのピラミッド型オルゴナイトの位置と、それらを結ぶ防御エリアがどのようになるかが分かります。
次の2つを考慮に入れて、理想と思われる中心の円錐型オルゴナイトの"だいたいの"位置を探ります。

・できるだけ多くのピラミッド型オルゴナイトが、障害物が無く設置が容易な場所に位置すること。
・できるだけ防御エリアが生活するエリア全体をカバーすること。

なお、上の画像のように方位ラインを自在に移動できるのは製図ソフトならではの特長です。手書きの図面の場合は、フィルム用紙やトレーシングペーパーに方位線を描き、それを図面の上で移動させると良いのではないかと思います。


STEP5. 中心の円錐型オルゴナイトの位置を決める


先の手順で、中心の円錐型オルゴナイトのだいたいの位置を検討できたら、今度は、正確な位置を決めて図面の上に書き込みます。

今回は、吹き抜けのあるロフトの、次の場所に設置することにしました。(この場合、建物の1階全体が防御エリアに入ります)


現場で、円錐型オルゴナイトの位置を確定します。次の写真の位置に決めました。



STEP6. 中心の円錐型オルゴナイトの位置を図面上に再現する


位置を決めたら、今度は図面にそれを記します。
これを行うためには、図面上で「内装仕上げ面」の線から、どれだけ離れた場所に円錐型オルゴナイトがあるかを調べる必要があります。
具体的には次の図において、BPとCPの2つの距離が必要です。


また、BPとCPの測定は、ロフトで行うのではなく、一旦1階の床面にその位置を写して行います。

ロフトの高さと、ピラミッド型オルゴナイトを設置する基準の高さ(以降、「基準高さ」といいます)とでは、今回の場合およそ2.5m離れています。
建物は、まっすぐ鉛直方向に建っているとは必ずしもいえません。
建物が僅かでも傾いているとすれば、距離BPとCPによって定まる図面上の点は、ロフトの高さで測定したものと、基準高さで測定したものとで、ずれてしまう可能性があります。
そのためあくまで基準高さにできるだけ近い、1階の床面で測定を行います。

今回は次のような補助具を作りました。木材の両端近くの2点に印をつけます。1点に穴を空けて下げ振りの水糸を結び、もう1点にはビスをねじ込みます。


先のSTEP5で決めた円錐型オルゴナイトの中心(先の図における点P)にビスをねじ込み、下げ振りを1階床面に下ろします。


下げ振りが下りた場所を点Qとすると、次の図のようになります。なお、補助具の向きは、線PQが、通り芯の左右方向の線と平行になるように調節します。


ここから1階の床面で、B'Q(=BP), CQ(=AB'=CP-PQ) を測定する方法ですが、次の図の2つの三角形AQB'とAQRを仮定します。(点Rは、点B'に近い任意の点を、内装仕上げ面上に取ります)


AQとQRの長さを、現場で測ります。すると、次の式で、AB'とB'Qの2つの距離が分かります。

AB'=(AR2+AQ2-QR2)/2AR (余弦定理を用いています)
B'Q=√(AQ2-AB'2)

最後に次の通り、距離BPとCPが分かります。

BP=B'Q
CP=AB'+PQ



STEP7. 図面を完成させる


これをもとに、図面上に、中心の円錐型オルゴナイトの位置を示し、方位ラインを描きます。


あとは、障害物を考慮して8つのピラミッド型オルゴナイトの位置を書き込みます。


これで図面が完成しました。
次のように図面上の距離を測ることによって、基礎の端からどれだけ離れた位置にピラミッド型オルゴナイトを設置すれば良いのかが分かるようになりました。


おわりに


次は図面に従って、ピラミッド型オルゴナイトをどのように設置したのかをご紹介します。

(シャンティ・フーラ スタッフ るぱぱ)

◇ 免責 ◇

本連載記事で紹介している電磁波対策は、あくまでシャンティ・フーラの独自の視点で実験を行い、その結果に基づいて提供している情報です。情報はできる限り正確に提供できるよう務めておりますが、活用にあたってはご自身の責任で行ってください。情報の使用により生じる損失・損害について当社は責を負いかねます。
また製作・設置・効果の有無等に関する個別の質問・相談には、当社はお答えいたしかねます。ご了承ください。

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