注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
テレビ朝日は「取材活動で得た情報を第三者に渡したことは、報道機関として不適切な行為で遺憾に思っている」と述べ、録音の提供は不適切だったことを認めました。
篠塚報道局長は「組織全体としての対応のしかたを考えるべきだったが、それができなかったことが、いちばんの反省点だ」と述べました。
テレ朝会見「女性社員が福田氏からセクハラ被害を受けた。1年半前から数回、1対1の取材会食をした時にセクハラ発言があった。上司に訴えたが二次被害の恐れから放送できないと言われ、週刊新潮に音源を持ち込んだ。財務省に抗議するとともに、適切な対応ができなかったことを反省」(画面はフジ) pic.twitter.com/SbDYf8mbUS
— 冨永 格(たぬちん) (@tanutinn) April 18, 2018
夜に事態は大きく動きました。福田次官は辞任、セクハラ被害を受けたのはテレビ朝日の社員でした。社員は福田氏のセクハラ発言に悩まされ身を守るために会話を録音。社内で上司に福田氏の行為を報道するよう進言したが断られたため週刊新潮に連絡したといいます。 https://t.co/wXuqcX2DVB
— 小川一 (@pinpinkiri) April 18, 2018
捏造呼ばわりされた週刊新潮の反撃記事。圧巻である。 pic.twitter.com/raAHhcYkVn
— 🏕インドア派キャンパー (@I_hate_camp) April 18, 2018
昨日の福田辞任会見で最前列の女性テレ朝記者が鋭い質問を厳しい口調で浴びせ続けたが、やはり同僚の敵討ちだったのか!
— 🏕インドア派キャンパー (@I_hate_camp) April 18, 2018
みなさん、とりあえずテレビ朝日の早河会長と篠塚報道局長は、一丸となって安倍官邸にこびへつらってきた人たちなので、そこは予備知識としてよろしく。 https://t.co/xJ9Z7scQqN
— 報ステとNEWS23を応援する会@裁量労働森友加計ぺジー準強姦リニア (@ouenhst) April 18, 2018
わお!報ステ番組終了間際に、テレビ朝日に福田氏からセクハラ受けた女性記者がいるので、午前0時から記者会見するとのこと。 pic.twitter.com/uNks8y5mup
— むうたん🍙安倍内閣総辞職 (@MisatoFlove) 2018年4月18日
週刊文春の記事によると、福田次官はすでに官邸と麻生氏には、告発者はテレ朝の記者ではないかと報告済みと。財務省はそれを聞いていた上でのあの対応、文春はテレ朝にも事実確認を求めたようだから、それを受けての深夜の会見だった可能性。週刊誌ネタになるから動くでは財務省もテレ朝もダメダメ。
— みんなのおとうさん (@minnnanotousan) April 18, 2018
【音声配信&書き起こし】テレビ朝日が福田財務次官のセクハラ疑惑をめぐり緊急会見。荻上チキのコメントと質疑を含む会見の全音声を配信(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」2018年4月19日収録) https://t.co/scI4HJBJ5b #ss954 #ラジオクラウド #MeToo #セクハラ pic.twitter.com/ENICsMDUvS
— 荻上チキ・Session-22 (@Session_22) April 18, 2018
最悪。テレ朝の会見、ハフポや週刊誌などは入室拒否。財研とか放送の記者クラブ加盟社でないと入れないんだと。これだけの事態でどういう対応だよ。週刊誌が書かないと問題が明らかにならなかったというのに。馬鹿にすんな。
— MasakoKinkozan 錦光山雅子 (@masakotoroji) April 18, 2018
セクハラの件で記者会見していたテレ朝の篠塚報道局長って、古賀茂明さんが報道ステーションのコメンテーターを事実上解任された時もチョロチョロ動いていたけどなあ。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) April 18, 2018
政治部出身幹部のスタンスがよく分かる“事件”だったねえ・・・https://t.co/1ttmzyiQ9xhttps://t.co/NPLJ69l151
ほとんどの管理職はいざとなったら記者なんぞ守らない。彼らが守るのは自分と会社だ。権力とぶつかった時にそれはモロに出る。ひどい管理職になると、記者に責任を押し付けて、自分は助かろうとする。
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) April 18, 2018
記者を守ってくれる管理職は極たまにいるが、そういう人は取締役(あるいは理事)にはなれない。
テレ朝「福田財務次官から自社記者がセクハラの事実を報道すべきだと上司に相談したが、難しいと言われたため、週刊新潮に連絡。そして今当社社員が取材活動で得た情報を第三者に渡したことは不適切な行為であり遺憾」。何だこれ。被害社員を攻撃してるじゃないか。無料1時間 https://t.co/Ta8rlnzv03
— 孫崎 享 (@magosaki_ukeru) April 18, 2018
週刊新潮買ったけど、「自社で報道できない理由」の記述が、非常に納得できる理由であった。つまりは「財務省から情報が取れなくなる」という。これは北海道新聞が北海道警察の裏金を暴いたときにもあったこと。記者は道警から情報が取れなくなり、道警から家宅捜索を受け、取材班は訴訟を起こされる。
— 湊 祐樹 (@osugi81) April 18, 2018
会社側というか業界側というか「政界官界取材の悪しき慣行」そのものの話だからねぇ。
— プランニング企画 (@officeSugano) April 18, 2018
だから当該女性記者は「取材成果を外部に流出させる」という取材者としてアウトな行為に及んででも外部の報道機関に頼らざるを得なかったわけでね。 https://t.co/KZkXyGKzDF
まあでもこないだ仰ってた「構造的な女性差別」が思い起こされる展開だわ
— 有村悠@5/6砲雷撃戦I-08 (@lp_announce) 2018年4月18日
だからずっとそー言ってんじゃん。 https://t.co/MCBPWWMQ3G
— プランニング企画 (@officeSugano) April 19, 2018
今回は女性記者のクーデターに見えます。
— 三好 貴大 (@DxrfDA3xhxvMO6U) 2018年4月19日
官僚側にも爆弾になりましたが、テレビ朝日のセクハラ隠蔽も表沙汰になったわけで、女性記者はどちらかと言うと、テレビ朝日の取材方法にマジ切れしてそうです。
問題は、女性社員が上司にセクハラ行為を訴えていたにもかかわらず、握り潰されてしまったこと。組織として適切な対応が取れなかった最大の理由は、ツイートに書かれている通り、“財務省から情報が取れなくなる”から。財務省を怒らせると、この先どんな嫌がらせをされるかわかったものではなく、女性社員には我慢しろ、ということになってしまうのだと思われます。
今回の会見が午前0時からだったというのも、財務省の怒りを少しでも和らげるために、ワイドショーなどで中継される時間を避けたと思われます。
田中龍作さんのツイートを見ても、記者会見を行ったテレ朝の篠塚報道局長の評判はあまり良くないようで、他のツイートでは、“早川会長と…一丸となって安倍官邸にこびへつらってきた人たち”とのことなので、テレビ朝日とすれば、この問題に対する世間の批判と財務省の間に挟まれて、ぎりぎりの対応を取ったということでしょう。
古賀茂明氏は、この女性記者を知っているらしく、重要なツイートをしています。この女性記者の心の支えは詩織さんだということです。詩織さんとこの女性記者を応援しましょう。