竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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森友問題 財務省 ゴミの撤去費用の増額要求認める
引用元)
NHK NEWS WEB 18/5/28
「森友学園」に国有地を売却する際に、ごみの撤去費用などとして8億円余りが値引きされた問題で、財務省は、大阪航空局が当初6億円台後半と見積もったごみの撤去費用について、近畿財務局が増やすよう求めたことを認めました。
(中略)
太田理財局長は「大阪航空局から撤去費用を最終的にちょうだいしたのは平成28年4月14日だが、その2~3日前に大阪航空局が近畿財務局に来てお示しいただいたものは、金額の見積もりで言うと6億円台後半で、対象範囲は校舎建設工事が行われている範囲に限られているということだった」と述べました。
そのうえで太田局長は「グラウンドの一部にも地下埋設物があると先方の業者の試掘でわかっており、『その部分を地下埋設物が無いということで計算して大丈夫か』と航空局に言った。8億円と言ったと記憶している職員はいないが、対象面積の範囲を広げることを申し上げたので、金額でいけば増額だと言われればそういうことになる」と述べました。
(以下略)
(中略)
太田理財局長は「大阪航空局から撤去費用を最終的にちょうだいしたのは平成28年4月14日だが、その2~3日前に大阪航空局が近畿財務局に来てお示しいただいたものは、金額の見積もりで言うと6億円台後半で、対象範囲は校舎建設工事が行われている範囲に限られているということだった」と述べました。
そのうえで太田局長は「グラウンドの一部にも地下埋設物があると先方の業者の試掘でわかっており、『その部分を地下埋設物が無いということで計算して大丈夫か』と航空局に言った。8億円と言ったと記憶している職員はいないが、対象面積の範囲を広げることを申し上げたので、金額でいけば増額だと言われればそういうことになる」と述べました。
(以下略)
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森友 上限額1.6億円「聞いていた」
理財局長、答弁訂正し謝罪
辰巳氏が追及
理財局長、答弁訂正し謝罪
辰巳氏が追及
引用元)
しんぶん赤旗 18/5/30
財務省の太田充理財局長は29日、学校法人「森友学園」との国有地取引にあたって同省が学園側の購入上限額「1億6000万円」を把握していたことを認め、謝罪しました。
(中略)
事前の価格交渉や学園側から具体的な上限額を聞いたことを否定してきたこれまでの答弁を訂正したもの。国有地を約8・2億円値引きした根拠とされた地中ゴミの撤去費が、学園の払える額に合わせて過大に積算された疑いがより濃厚になりました。
(以下略)
(中略)
事前の価格交渉や学園側から具体的な上限額を聞いたことを否定してきたこれまでの答弁を訂正したもの。国有地を約8・2億円値引きした根拠とされた地中ゴミの撤去費が、学園の払える額に合わせて過大に積算された疑いがより濃厚になりました。
(以下略)
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改ざん認めた後も改ざん
財務省・森友「応接記録」口裏合わせ部分
衆院財金委で宮本徹議員
財務省・森友「応接記録」口裏合わせ部分
衆院財金委で宮本徹議員
引用元)
しんぶん赤旗 18/5/30
学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる決裁文書改ざんの事実を麻生太郎財務相が認めた3月12日以降、日本共産党の宮本岳志衆院議員に提出された同学園側との「応接記録」も大幅に改ざんされたものであることが、29日の衆院財務金融委員会での共産党の宮本徹議員の追及で明らかになりました。
宮本徹氏は、岳志氏が3月末までに提出することを要求し3月30日に提出された同省近畿財務局作成の「応接記録」(A4判1ページ)で(中略)… 同じ日時の池田、籠池両氏の電話での問答を4ページにわたり記録した別の「応接記録」を自身が入手したと説明。
(中略)
宮本徹議員入手の「応接記録」(資料)
(中略)
当方 最後に朝日新聞社の取材に関して、除去費用の額を1億円と回答してはいないか。(中略)… 当局も国会対応等でいろいろ質問を受けているが、地下埋設物除去費用に関して、森友学園に確認せよと言われている。確認させていただくとするといかがか。
相手方 金額の詳細はこれまでも話をしているように、建設費に含まれている
ため、詳細は不明であるし、答える義務はないものと考える。
当方 了解。では、当方も国会対応にて、「森友学園に確認したが、詳細は不明。
回答できない」と、確認した旨伝えてよいか。
(以下略)
宮本徹氏は、岳志氏が3月末までに提出することを要求し3月30日に提出された同省近畿財務局作成の「応接記録」(A4判1ページ)で(中略)… 同じ日時の池田、籠池両氏の電話での問答を4ページにわたり記録した別の「応接記録」を自身が入手したと説明。
(中略)
宮本徹議員入手の「応接記録」(資料)
(中略)
当方 最後に朝日新聞社の取材に関して、除去費用の額を1億円と回答してはいないか。(中略)… 当局も国会対応等でいろいろ質問を受けているが、地下埋設物除去費用に関して、森友学園に確認せよと言われている。確認させていただくとするといかがか。
相手方 金額の詳細はこれまでも話をしているように、建設費に含まれている
ため、詳細は不明であるし、答える義務はないものと考える。
当方 了解。では、当方も国会対応にて、「森友学園に確認したが、詳細は不明。
回答できない」と、確認した旨伝えてよいか。
(以下略)
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配信元)
宮本徹
— キャオ@大阪トホホ団亡者戯 (@tohohodan) May 29, 2018
音声データの内容が開示された交渉記録に含まれていない。
口裏合わせの決定的な部分については開示されていない。
まだ隠し続けているんじゃないのか?
これまでの皆さんの答弁のストーリーに合う範囲のものだけ出して、ストーリーに合わないものは隠し続けているんじゃないのか。 pic.twitter.com/IasAIug4Mr
【森友問題 マスコミ対応で籠池前理事長と口裏合わせ】またか財務省 今度は「応接記録」改ざん疑惑浮上 共産入手文書には詳細な記述 交渉記録を意図的に廃棄し、決裁文書は改ざん。もはや財務省にとって公文書は〝落書き帳〟レベルだが、ナント、新たに「応接記録」の改ざん...(日刊ゲンダイ) pic.twitter.com/Yer0YTNHFU
— KK (@Trapelus) May 30, 2018
次は、森友学園の購入上限額が1億6,000万円であることを財務省が把握していたことを、太田理財局長が認めたとのことです。これは、“事前の価格交渉”を否定していた佐川クンの答弁が嘘であったことになります。これらの事実から、ゴミの撤去費は、“学園の払える額に合わせて過大に積算された”と言えます。
財務省は決裁文書を隠蔽・改ざんしていたわけですが、共産党の宮本岳志議員が提出要求していた「近畿財務局の応接記録」も、大幅に改ざんされていたとのことです。
共産党の宮本徹議員は、財務省が提出した1ページの応接記録ではなく、4ページの別の「応接記録」を入手したとのこと。
そこには、池田前国有財産管理官と籠池前理事長の「口裏合わせ」のやりとりが書かれていました。籠池氏がメディアの取材にどのように答えたのかを聞いており、引用元では池田氏が、“国会議員の関係は聞かれましたか”との質問に対して、籠池氏は、“国にお願いしたこともない。日本会議のことなど…聞かれたが、何ら関係ないと答えている”と答えています。
これを見ると、籠池前理事長は政府と口裏を合わせているこの段階では、平気で嘘をついていたということがわかります。
あべぴょんと袂を分かった辺りから、突然正直者に変身したという感じでしょうか。
“嘘つきは安倍の始まり”という感じです。愛媛県知事の発言やアメフトの謝罪会見などを見ても、今や、正直に話す者たちと嘘つきの戦いという様相になって来ているという気がします。