鉄鋼、アルミへの輸入関税に続いて、自動車輸入に25%の関税を課す可能性があるトランプ大統領 ~あべぴょんが総理である限りは、衰退する一方の日本経済~

竹下雅敏氏からの情報です。
 鉄鋼、アルミへの輸入関税に続いて、トランプ大統領は自動車輸入に25%の関税を課す可能性があるとのこと。当然、ターゲットは日本です。これを行われると、日本経済は壊滅的な打撃を受ける可能性があります。自動車関連企業の数が、日本ではあまりにも多いからです。
 トランプ大統領のご機嫌をとって、言いなりになっていれば、経済面では悪いようにはしないだろうという日本側の思惑は、トランプ大統領には全く通じないようです。“あべぴょんと胡麻の油は搾れば絞るほど取れる”ということでしょうか。
 はっきりしているのは、あべぴょんが総理である限りは、日本は衰退する一方だということです。
 “続きはこちらから”以降では、ひょっとしたら、あべぴょんはトランプ大統領から嫌われているのではないかという記事です。そんな事は、アメリカ大統領選挙での想定外のトランプ氏勝利で慌てふためいた安倍政権が、クシュナー氏の繋がりで何とかトランプ氏と会った時に、“あなたの(ヒラリーへの)裏切りと二股のスキルは驚異的だ”と誉められた(馬鹿にされた)時から、わかり切っているではありませんか。
 人を見る目がなく、時代の流れも読めない者たちが、日本を動かしているというのが、とてもよくわかります。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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緊密な戦略同盟があっても、日本はアメリカとの貿易で有利になるとは限らない
転載元)
世界経済がアメリカの鉄鋼とアルミへの新たな輸入関税の余韻から抜け切らないうちに、トランプ大統領はアメリカへの自動車の輸入に25%の関税を課す可能性を示唆した。アメリカではこの措置を「国家安全保障」のためと説明している。
スプートニク日本
自動車分野は1970〜1980年代にアメリカと外国メーカーとの対立が活発だった分野である。トランプ大統領までの歴代アメリカ大統領と議会は自動車ロビーからの圧力にさらされ、日本の自動車の輸入制限を導入しようと試みてきたが、通常、交渉はアメリカに有利な形ではまとまらなかった。

現在、トランプ大統領はこの問題をアメリカメーカーに有利になるような形で解決しようとしている。そして、これは現在アメリカ自動車市場の30%のシェアを持つ日本の自動車産業にとって脅威となりうる。
 
トランプ大統領の典型的な交渉戦略とは、税率引き上げゲームである。特に、国際パートナーとの経済問題の解決を政治合意に合わせようとする時にそれが顕著だとサンクトペテルブルグ国立大学アメリカ学科のグリゴーリー・ヤルィギン助教授は言う。「日本とドイツはアメリカの自動車市場で最大のシェアを占めています。トランプは、同国との交渉の過程で、同国からの輸入に対してアメリカ国内で適用される条件を再フォーマットするつもりです。そして、それは、例えば対ロ制裁の強化に関わるような、政治的なものになる可能性もあると思います。ドイツに対しては「ノルドストリーム2」の実現を放棄するよう圧力をかかっています。
 
日本はこれまで対ロ制裁の強化を避けてきましたが、この点もトランプ大統領からの執拗に要求される可能性があります。
 
実質上、トランプ大統領は議論はせず、最初からより弱い立場にあるパートナーに最後通告を行う。グリゴーリー・ヤルィギン氏によると、トランプ大統領の交渉スタイルをひと言で表現すると「私はあなたに提案をするが、あなたはその提案を拒否することができない」というものだという。ヤルィギン氏は次のように言う。「トランプ大統領は、自動車産業に占める日本のシェアが縮小したところで、米国経済にはほとんど影響はないことを理解しています。もしかすると、一時的に均衡が若干崩れるかもしれませんが、そこは国内メーカーがすぐに穴埋めをするでしょう。一方で日本にとってロシア市場はとても大きく魅力的なものです。これはまさにトランプ大統領の手元にジョーカーがある状態です。なぜなら、このカードを失うことで日本経済全体の成長率低下につながりかねないからです。ですから、日本政府はアメリカとの交渉において最初からより弱い立場にあるのです。日本に対する鉄鋼関税の問題については、日本はすでに失敗を重ねてきました。安倍首相の最大限の努力にもかかわらず、関税導入プロセスを緩和することは叶いませんでした。

安倍首相とトランプ大統領の鉄鋼関税についての交渉が終了した今、日本ビジネスは両国の戦略的パートナーシップがアメリカとの経済協力に一定の利点を与えているという幻想を抱くことはもうできない。トランプ大統領は、関税に関する二国間合意を利用して全ての国々に対する貿易赤字を断固として削減していく意向を明確にし、アメリカの同盟国である日本もその例外ではないという考えを明確に表明したのだ。しかし、ロイター通信がそれに先だって伝えたところによると、安倍首相は日本製自動車への関税についてトランプ大統領と妥結する期待をまだ捨ててはいないという。安倍首相はトランプ大統領に対し、日本の自動車産業がアメリカの経済成長に果たす役割の重要性について説得を試みるつもりだ。

日本はアメリカに対する新しい経済戦略を練らざるをえない。現在、日本製はアメリカとの経済的係争をWTO経由で解決しようと考えている。その際、日本は損失を補填するため、アメリカ製品に輸入関税を課す可能性を否定していない。


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「シンゾー、私が2500万人のメキシコ人を送れば君はすぐ退陣だ」トランプ氏
転載元)
トランプ米大統領は、テロ行為の増加と関係し、欧米における移民問題を非常に深刻に捉えている。トランプ氏は先進7カ国(G7)サミットでマクロン仏大統領に、「全てのテロリストはパリにいる」から、テロ問題はよく知っているだろうと発言。さらに安倍首相にも再三この問題に言及した。米政治専門紙「ザ・ヒル」が報じた。
スプートニク日本
イランとテロリズムでの議論でトランプ氏はマクロン氏に対して次のように発言。

「このことは知っているはずだ、エマニュエル。全てのテロリストはパリにいるからね。」

さらに安倍首相に対し、欧米が抱えるような移民問題が日本にはないと繰り返し述べた。

「シンゾー、君にはこの問題がない。だが私は君に2500万人のメキシコ人を送ることができるし、そうなれば君はすぐにも退陣になる。」

ウォール・ストリート・ジャーナル紙はEU高官筋の話として、同席していた人は苛立ちを感じつつも「理性的かつ平静であろうとしていた」と伝えた。
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本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
「トランプ大統領は、やっぱり安倍晋三首相を敵視しているのか」と喧々諤々、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦が、安倍晋三政権の「命運」を予測!!
◆〔特別情報1〕
 「晋三、君の国には移民問題はないだろう。しかし、私は2500万人ものメキシコ移民を日本に送ることができるぞ。すると君はすぐに退陣だ」(米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版6月15日)―トランプ大統領が、暴言を吐いたというので、「トランプ大統領は、やっぱり安倍晋三首相を敵視しているのか」と喧々諤々、世界中で議論を巻き起こしている。カナダで開かれたG7サミット(6月8日~9日)での話だ。シンガポールでの米朝首脳会談(6月12日)、電話首脳会談(17日)に続いてワシントンか平壌での米朝首脳会談が予定されているなか、天皇陛下のごく近くにいる吉備太秦が、安倍晋三政権の「命運」について予測しているので、紹介しておこう。トランプ大統領の暴言として報道されたのは発言のごく一部であり、詳細な発言は以下の通り。

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