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ドイツの食事
我が家は、日本を出発して、オーストラリアの生活の中で、食生活について真剣に取り組まなければいけないことを学び、それを土台にして、ドイツ入りしました。
ドイツもオーガニック、欧州では、ビオ(BIO)というのですが、
ビオ製品、ビオのスーパーマーケットがたくさんあります。
また、ベルリンは、ベジタリアン、ビーガンの方も多く、
ドイツといえば、ソーセージのイメージがあるかと思いますが、
ドイツ人は、それほど肉を食べていないとも言える側面もあるのです。
ドイツ人の食生活を表現しているドイツのことわざがあります。
“朝食は皇帝のように、昼食は王様のように、夕食は乞食のように”
これは本当で、ドイツ人の夕食は、火を使わない冷たい夕食なのです。
夜はもう寝るだけなので、パンにチーズやハムなどを挟んで終わりです。
ですので、現在1年で一番日が長い季節ですので、公園で夜の9時、10時になっても、すわっていたりします。
夜の7時などは、子供とお母さんが公園で遊んでいるのです。
日本ではどうでしょうか・・。
日本のお母さんたちは、夕方6時ごろになると、夕食作りに大変な時間帯ではないでしょうか・・。
たかが夕食についてだけでも、ドイツ人と日本人の価値観がまるで違うのです。
もし、日本のお母さんたちが、ドイツ人が夕食をどのように準備しているかを知っているだけで、あっそうか!ということで、
もっと楽な生活、もっと自由な夕方の過ごし方ができるのかもしれません。
また、ドイツのオーガニック(BIO)のスーパーでは、スペルト小麦(ディンケル)の商品がたくさん売っています。
小麦は、リーキーガットの原因になると言われていますので、ドイツでも食に関心がある方たちは、スペルト小麦(ディンケル)のパスタ、パンなどを選ぶ傾向があります。
http://shizenryouhou.com/wp/?p=8477
腸に炎症が起こり、栄養を吸収する「腸粘膜の穴」が大きくなり過ぎてしまうことがあります。すると、通常は吸収されないはずの物質も腸から取り込まれてしまい、アレルゲンと認識され、アレルギー反応を起こしてしまう。これをリーキーガット症候群と呼びます。腸漏れ症候群という意味です。
ケンカツより
我が家もスペルト小麦(ディンケル)の製品をなるべく使うようにしています。
そして、ドイツ人の友人から聞いたところによると、小麦を食べると大腸が動かなくなるので、小麦を食べないようにしていると言っていました。
ドイツのオーガニック(BIO)スーパーには、スペルト小麦だけでなく、
エンマ、カムートなどの古代小麦も売っています。
キヌア、アマランサス、ひえ、ブルグルなどを使っている方も多いです。
また、ドイツ人は、日本人と違い、病気になったとき、風邪を引いた時には、すぐには、病院に行かない傾向があります。
まずは、最寄りの薬局(アポテーケ)でハーブティーやハーブから作ったシロップなどを処方してもらいます。
それでも治らない場合は、病院に受診するようです。
ですので、薬局やドラッグストアなどには、たくさんのハーブティー
やサプリメントが売っています。
ドイツの会社と休暇
風邪をひいていたり、咳などが出るときには、会社側としても
うつされるといやなので、会社にはこないでくれ、やすんでくれと
言われると聞きました。
さらに、ドイツの働き方は、上司がまだ働いていても
自分の仕事が終わって、夕方17時になったら、
さっさと、さようなら、また明日・・と帰宅することが
できる雰囲気であると聞きました。
日本は、なんとなく、上司がまだ働いていたら
帰宅することはできないという雰囲気がありますね。
空気を読むように強制されてしまうような・・・。
自分の仕事が終わって17時になったら、
家にさっさと帰宅することができるので、
仕事がおわってからもたくさんの時間があると・・・
ドイツ人がはっきりと言っていました。
そして、自分の時間の中で何かやりたいことの
ボランティア活動などにも参加するとのことでした。
また、ドイツ人は、夏休みなどには、
3週間くらいの長期休暇をとることができます。
お給料を減らしてでも、休暇を長くする方もいるそうです。
日本は、有給休暇もなかなか取れない状況になりますので、
3週間以上の長期休暇が取れるドイツ人の生活は、
羨ましい限りです。
また、ドイツ人の休暇は、海などで、ずっと何もしないで
過ごすことが多いそうです。
正しい生き方と休暇
ところで、息子が思春期真っ盛りなので、先日、家族の絆、親子15思春期の要求の映像配信を見ました。
野口晴哉著の『背く子背かれる親』に基づいて、竹下先生の
お話が進んでいき、我が家の子供に対する考え方のために
非常に有益なお話が盛りだくさんな内容でした。
その中で、正しい生き方をしている人は、休む必要がない、
野口晴哉氏も、自分の仕事で、体癖を見ることに興味があるので、
温泉などに行って、休暇を取っても、あまり面白くない
とのことでした。
正しい生き方をしている人は一生働き続ける・・
長期の休暇を取得するドイツ人の生活より
野口晴哉氏の仕事に対する考え方の方が
より上位な考え方だなとも感じました。
こちらの映像配信では、リラックスして
体が緩むことが大事、自由な感じが大事、
自発的な感じであれば、休みが必要ないと
のことも学びました。
こちらの曲で、体が緩みますでしょうか・・・
また、先週は、メキシコのpopoちゃんも書かれていましたが、ワールドカップでメキシコがドイツに勝ったこと、おめでとうございます。
サッカーに詳しい息子によると、ドイツが負けた原因は、フォーメーションの悪さ、マルコ・ロイスを出すのが遅かったからだそうです。また、メキシコは、カウンターアタックで優勝を勝ち取ったとのことでした。
本日は、ドイツもスウェーデンに勝ちましたので、近所では騒いでいる声が聞こえて来ます。マルコ・ロイスとトニー・クロースがゴールを入れました。
第13楽章は、ドイツ人の生活から垣間見る食生活です。