18/6/18 フルフォード情報英語版:欧洲が不満の夏を迎える傍らで満洲復興の構想

 今年の夏は暑くなりそうです。欧洲ではEU瓦解に向けた揺さぶりが続き、東アジアでは緩やかな統合と連繋の動きが本格化する模様。
 問題は日本がそこに加えてもらえるかです。今回もちょろっと出て来ますが、恥ずい。とにかく恥ずい。他国にウチも核保有国だかんね! と触れ回ってたらしく、しかもそれが毎度のことだったらしく……orz おまけに北朝鮮に核兵器を提供しとったのはやっぱりお前だったのかよオイ、というお話。
 現在、モリカケ蕎麦を代表として送り込んでいるだけでも穴掘りたい黒歴史だというのに、何ですかこの傷口に塩を塗られる感覚。身銭を切るフリをしようが、M資金だの天皇の金塊だの、所詮は他国の皆々様方から強奪した違法資金ですし、どこまでいっても居た堪れません。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

————————————————————————
欧洲が不満の夏を迎える傍らで満洲復興の構想
投稿者:フルフォード

この夏の焦点はEUと東アジア


今年もまた世界は長くて熱い不満の夏を迎えようとしている。主な動きがあるのは欧洲と東アジアとなる見込みだ。EUでは、暖かくなった気候が大半は男性のムスリム移民の波を再び大量に運んでくるようになり、人民の怒りによって政権交代を経ることとなるだろう。

極東では、ドナルド・トランプ米国大統領と北朝鮮の絶対的指導者金正恩の首脳会談によって、モンゴルから中国北部・韓国・日本へと広がる満洲帝国の復興を真剣に検討するようになった、とCIAや日本軍の諜報部を含めた様々な【別個】独立の情報源が言っている。


EU編:ただの難民じゃなかった


欧洲の状況から見ていこう。オーストリア・イタリア・スウェーデン其の他諸国は、いわゆる難民危機と呼ばれているものが実際にはムスリムによる侵略だという事実に気が付き始めた。これは大袈裟でも何でもない。2013年以来欧洲に辿り着いた約500万人の難民の内、6割以上が男性なのだ。

別の言い方をすると、兵役年齢のムスリム男性【で構成された】300万人の軍隊が人目を忍ぶ形で欧洲を侵略してしまっているのだ。以上の数字は、ウィキペディアを介してユーロスタット【=欧洲連合統計局】から取ってきた。
https://en.wikipedia.org/wiki/European_migrant_crisis

これは単なる偶然の出来事という訣でもない。“難民”とやらは偽の書類を配布されているのだ;例えば、アフガニスタンやパキスタンの男たちは、この危機の背後にいるP2フリーメイソンの自称ソーシャル・エンジニア【※人々の心理を操って動かしていく詐欺師】連中によって、シリアの偽パスポートだけでなく旅費や駄賃まで与えられている。

以前にもお伝えしたように、我々が数年前イタリアのP2を訪問した際、イスラム教とキリスト教とが融合して、彼ら【P2】が支配する単一の世界宗教となるよう、互いに戦わせるのが彼らの計画なのだと聞かされた【ことがある】。

本格的に天候が暖かくなり、先週急に発生した一連の新たな出来事の背景は以上である。まず最初に、イタリアの新政府は難民で一杯のボートの受け入れを停止する決定を下した後、フランスと舌戦に突入した。
https://www.yahoo.com/news/italy-france-tensions-spiral-over-rejected-migrant-ship-133857517.html


そしてオーストリア政府がイマームたちを追い出し、押し寄せる8万の移民の波に対して国境警察を動員した。
https://www.zerohedge.com/news/2018-06-14/situation-critical-austria-conducts-border-defense-drills-expected-wave-80000


また先週も述べたが、スウェーデンはこの40年で初めて郷土防衛隊を動員し、大半はムスリム男性によって国内に設けられた当局の立ち入ることの出来ない無法地域に対処することにした。
https://www.rt.com/news/428953-sweden-home-guard-drills/


この危機は二つの政権を転覆させることになるだろう――未だに難民流入の増加計画に従っているフランスとドイツのそれだ。“難民”擁護のアンゲラ・メルケル首相率いるドイツ政権の複数のメンバーが、彼女は難民に対する姿勢のせいで「一週間以内に」挿げ替えられると今では言っている。
https://www.express.co.uk/news/world/975166/Angela-Merkel-Germany-Bundestag-EU-migration-crisis-Kai-Whittaker

この状況は、2018年7月11日・12日に予定されているNATO首脳会議にてヤマ場を迎えるだろうと見られている。
https://www.nato.int/cps/en/natohq/news_155085.htm

ロシアも動いてくるか?


ロシア政府の情報源によれば、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領がその頃に米国のドナルド・トランプ大統領と会う予定なのだそうだ。

これは6月10日にフィンランドで開かれた米国の【軍制服組】トップのジョセフ・ダンフォード大将と、ロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長の会談と確実に繋がっている。その場では、「欧洲の安全保障問題」、「シリア[イスラエル]」や其の他の問題が話し合われた。
https://www.militarytimes.com/flashpoints/2018/06/10/top-us-general-and-russian-counterpart-hold-talks-in-finland/


金正恩、習近平[中国国家主席]、ウラジーミル・プーチン、ドナルド・トランプ間の交渉に直接携わっている「内部の事情に通じた」とある人物が言っていたのだが、
「ワールドカップの期間中、ウラジーミル・プーチンをよく見ておいてください。特にワールドカップが閉会する7月15日……直後の一手です。クリミアを巡る地形を変えることになる出来事が起こることになっています。既に取り交わされた合意により、習近平、金正恩、ドナルド・トランプが自国の政府を関与させることはありません。

もしプーチンとその背後の人々が本気なのであれば、東ウクライナのロシア語圏領域を正式に併合してくると考えるのが妥当な線ではないだろうか。

この動きはウクライナの残りの地域においても、違法なハザール・ナチスの犯罪政権が排除され、政権交代【という形】で連動するかもしれない、とロシアのRSB【=保安庁】の情報源が言っている。

ロシア勢はもう一つのハザールのならず者政権、つまりイスラエル政府に対しても、悪魔崇拝主義の独裁者ベンヤミン・ネタニヤフを排除するか、さもなくばロシア・イラン・トルコの全面的な侵略に直面することになる、と迫っている。NATOはイスラエルを擁護しないと既に宣言している旨、この文脈において【今一度】思い起こして頂きたい。そのような動きが起これば、結果イスラエルに暮らすユダヤ人や其の他の人々は解放され、保護されることになる。


東アジア編:満洲復興計画


さて、東アジアの状況へと注意を向けてみよう。清(満洲)王朝の継承者たち、安倍晋三内閣の複数メンバー、複数のCIA筋、其の他の情報によると、こちらでは満洲あるいはモンゴルから中国北西部・韓国・日本までまたがるモンゴル系国家の復興計画が進行している。
https://en.wikipedia.org/wiki/Manchuria#/media/File:Manchuria.png

一見するとそうは見えないかもしれないが、あながちありえない話でもないのだ。アジアを拠点としたとあるCIA筋は、当該計画の穏便な案をこうまとめている:
「全てはエネルギーを巡る話です。ロシア側から始まりウラジオストクを通り南北朝鮮まで伸びる天然ガスのパイプラインが建設されるのですよ。北朝鮮は東洋のスイスとなります。現在交わされている議論は、日本も天然ガスの受け取り手となるかどうかという点です。」

この結果、彼が言うには「平壌が新たなシンガポールとなるでしょう」とのことだ。

安倍内閣の一員は日本と北朝鮮の間で交渉が行われていること、また満洲の復興がその話し合いの一部であることを認めている。

思い出して頂きたいのだが、習近平は2017年4月6日にトランプとマー・ア・ラゴ【※トランプのフロリダ州の別荘】で会った際に、中国は北朝鮮に対して限られた力しか有していないとトランプに対して断言した。習近平が本当に言わんとしていたのは、モンゴル系の支配する中国北部戦区はその大部分が事実上の自治区域だということである。だからこそ後日、習近平がトランプの要請に従って北朝鮮への制裁を発表したにも関わらず、現場では実施されていなかったのだ。


一方の満洲王族は、自分たちから盗んだ黄金をG7がマーシャル計画に融資したと言い張っている。もしアメリカ勢とロシア勢が彼ら【王族】と合意に達すれば、G7の発展を、そしてのちには中国の発展を助けた資金の大半を巡る支配権は突如として新しい持ち主の手に転がり込むことになる――それがモンゴル・ロシア・米国の軍事同盟だ。

【アメリカを除く】残りのG6諸国が、米朝首脳会談とその新たな友情に水を差していたのはこのせいかもしれない。だからこそ7月にプーチンとトランプが、其の他のハザールの支配するNATOに対して何を語るのか興味深くなってくるのだ。


日本関連の動き


加えて、北朝鮮の核兵器は実際には日本の核兵器だという筆者の主張を裏付ける新たなニュースが先週入ってきた。金・トランプ首脳会談の後、日本政府が米国からの圧力によりプルトニウムの保有量を削減すると発表したのだ。
http://www.asahi.com/ajw/articles/AJ201806170027.html

核兵器を製造するには、プルトニウムを製造するのが最も困難な障碍となっており、もしプルトニウムを持っているのであれば、要するに核兵器を手にしているということだ。例えば10キロのプルトニウムを梯子のてっぺんから更に別のプロトニウム10キロの上に落とせば、核爆発は起こせる。日本は核兵器6千発を製造するのに充分なプルトニウムを保有しており、世界のどことなりと狙えるロケット(ミサイル)をも有している。

かつてボリス・エルツィン大統領が目の当たりにしたように、日本という国は非核という建前を保ちつつも、自分は核保有国だと世界の指導者たちに決まって言って廻るクセがあった。
https://www.independent.co.uk/life-style/is-boris-bonkers-1288803.html

このニュースが示唆するように、北朝鮮に核兵器を廃棄するよう要請するというのは、日本に核兵器を廃棄するよう要請することを意味していたという訣だ。

この米国・ロシア・モンゴル(日本+韓国など)同盟が擡頭してきている別の兆候として、1916年以来初めて日本の皇族の一人がロシアを訪問している。こういった物事は偶然では起こったりしない。
https://english.kyodonews.net/news/2018/06/74ec1e55f368-japan-sends-imperial-family-member-to-russia-for-1st-visit-in-century.html



タイの動き


もう一つのパズルの欠片は、タイ国王が【これまで極秘扱いで不透明だった】タイ王家の資産を【一手に】管理【して納税】するという発表を行ったというニュースである:
https://sputniknews.com/asia/201806171065481015-Thai-king-Makes-royal-Assets-Taxable/


以下がアジアのとあるCIA筋によるこの動きの解説だ:
「国王は軍事政権から距離を置きつつあります。政権がハザール・シオニストのカバールによって操られていることを分っているのです。三百億ドルという数字は非常に少ない見積もりです。その10倍はあるでしょうし、王家の金保有高を合わせれば更にいくでしょう。」

言い換えると、ハザールマフィアの手から世界の金融システムの支配を奪うべく、伝説のタイ王家の黄金が清(満洲)の黄金に上乗せされるということだ。

以上の文脈で、トランプのEUや中国に対する貿易戦争宣言は見ていくべきなのである。ペンタゴン筋曰く、この動きは戦後の金融システムの再起動を推し進め、ハザールマフィアの支配から取り出すことにあるそうだ。


米国内の粛清


おまけに米国の権力【構造】から、ハザールマフィアの排除が続いている。ハザールの支配するプロパガンダ企業メディアには無視されたが、【この件で】最大のニュースは、2,300人以上の小児性愛者が逮捕されたという司法省による6月11日付け(6/11)の発表だ。
https://www.justice.gov/opa/pr/more-2300-suspected-online-child-sex-offenders-arrested-during-operation-broken-heart

AT&T社もタイム・ワーナーの買収を【連邦地裁から】承認された。ペンタゴン筋によれば、CNNは【あの】露骨なプロパガンダを止めさせられ、以前のように本物のニュースを実際に報道するようになる、というのが【買収の】意味するところらしい。


株式市場のシープルさんへ


最後に一言。基本的に我々は市場へのコメントは避けているのだが、以下のニュースには注目して頂きたい:
http://www.hurriyetdailynews.com/500-sheep-die-in-mass-suicide-jump-in-eastern-turkey-133225#photo-5

【※以下の格言は市場でよく使うものですが、上の記事はトルコで500頭の羊が崖から大量飛び降り自殺したという株式に全く関係のない記事です。市場が近々こうなりますよ、との警告でしょうか。
「トレンドに乗っかれ」(=目の前にいる羊の後に続け)なんてものが通用するのは、群れ全体が崖から落っこちるまでだと肝に銘じておくこと。【事前に】警告してもらえなかったなどとは言わないように。


翻訳:Yutika

註:【 】内は訳者の追記部分です。訳文は日本語での読み易さを優先し、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。また見出しやツイッター画像も挿入しています。


お願い
フルフォード氏ご本人から快く許可を戴き、英語版レポートを毎週シャンティ・フーラで翻訳させて頂いております。フルフォード氏がこれからも貴重な活動を続けられますよう日本語版メルマガの有料購読、並びに英語版サイトへの有料登録(※日本語での説明はこちらの本文冒頭部分にございます)をご検討頂けないでしょうか。ご無理のない範囲で少しでも応援して頂けますと幸いです。皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


Comments are closed.