「家族で晩御飯を一緒に食べられること」が絶対条件の会社、そのためには「そうだ、売り上げを減らそう!」

読者からの情報です。
家族で夕飯を食べられるようにする働き方をさせる企業。
(DFR)
 店舗を増やす、売り上げを伸ばす、利益を上げるなど経営者として「当然の」目的をあっさり捨てて、「自分たちが働きたい会社」を実現させた飲食店です。経営者のご夫婦が絶対に譲れない条件だったのは「家族で晩御飯を一緒に食べられること」でした。そのためには、一日100食と上限を決めて「早く売り切れば、早く帰れる」ことにしたそうです。もうこれを聞いただけで、仕事帰りが待ち遠しく、お客さん早く沢山きて!と意欲的になれそうです。
事実、従業員さんの反応はとても良いとのこと。仕事以外の時間にこそ価値がある、家族や大切な人との時間をハッピーにしてほしいと経営者が決めたら、結果的に大繁盛し、増やすつもりのなかった店舗も増えてしまったそうです。
有給休暇も従業員同士で相談しながら管理すると、上司の許可も不要になり、自由に取得できるようになったという話は、小規模の企業ならではの理想です。
 経営者の中村さんは若いお母さんでもあり、朝の10時から夕方16時まで働いたら、子供と一緒にご飯を食べ、保育園にお迎えに行ける、定休日も自由に決めて家族旅行へも行ける、そんな働き方をするには「一日50食」でやれるとの提案もされています。「めちゃめちゃ儲からない」けれど「ブレない利益を確保する」ならば、それは可能だと。
 オホン、まのじ的には、シャンティ・フーラは世界に誇れる良い会社だと思っていますが、他にも人生の正しい優先順位(夫婦>親子>仕事)を持った企業が成長し、働く人が幸せになるのは嬉しいことです!
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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出た答えは「売り上げを減らそう」京都の超ホワイト企業が業績至上主義に抱く違和感
引用元)
経営者や事業責任者にとって、ビジネスをスケールさせ、利益を追求していくことは「責務」とされています。けれどもその方向性とは真逆のスタンスを取り、「売上増や多店舗展開は捨てている」と公言する企業が京都にあります

株式会社minittsが運営している国産牛ステーキ丼専門店「佰食屋(ひゃくしょくや)」は、「本当に美味しいものを1日100食限定」で提供。社員たちは売り切って、就業時間通り、残業ゼロで帰ります

さらに子育て中の人やシングルマザー、障がい者など多様な人材を正社員として登用し、時短勤務や有給休暇の完全取得など、まさに「超ホワイト企業」でありながら、2012年の開業から現在は京都市内に3店舗を構え、いずれも30分から2時間待ちと盛況を見せています。
(以下略)

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