竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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配信元)
衆議院予算委員会理事会にて、厚労省側から有識者検討会の阿部座長に送られたメールが提出されました。
— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) February 22, 2019
このメールには「姉崎部長の意向」「官邸関係者に説明している」など、これまでの予算委員会での議論を無にしかねない内容が含まれており、逢坂政調会長が急きょぶら下がりを行いました。
動画① pic.twitter.com/R0mOX6waZ2
逢坂理事のぶら下がり動画② pic.twitter.com/R2NhohzClv
— 立憲民主党 国会情報 (@cdp_kokkai) February 22, 2019
【資料】厚生労働省が国会に提出した有識者検討会の阿部正浩座長あてのメールの写し。(P1~4) pic.twitter.com/k8CnnxSGjz
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) February 23, 2019
【資料】厚生労働省が国会に提出した有識者検討会の阿部正浩座長あてのメールの写し。(P5~8) pic.twitter.com/XrnwIHvvUT
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) February 23, 2019
【資料】厚生労働省が国会に提出した有識者検討会の阿部正浩座長あてのメールの写し。(P9~12)End pic.twitter.com/JAmq5e1aVf
— 赤旗政治記者 (@akahataseiji) February 23, 2019
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統計不正で新たに「官邸関係者」明記の圧力メールが発覚! 安倍首相「いったん戻れ」の理由はこれだったのか
引用元)
LITERA 19/2/22
(前略)
圧力があった──そのことを証明する、決定的な証拠が出てきた。
それは、「毎月勤労統計の改善に関する検討会」(以下、検討会)で座長を務める中央大学・阿部正浩教授に対し、厚労省の手計高志統計情報部雇用・賃金福祉統計課長補佐(当時)が2015年9月14日の16時8分に送ったメール。
(中略)
立憲民主党・逢坂誠二議員の説明によれば、阿部座長自らがこのメールを厚労省に転送したのだという。(中略)… これまで安倍首相や中江元哉前首相秘書官、根本匠厚労相らが必死になって答弁してきた「官邸の関与はない」という主張を覆す、衝撃的なものだ。
〈委員以外の関係者と調整している中で サンプルの入れ替え方法について、部分入れ替え方式で行うべきとの意見が出てきました。(中略)… このため、第6回では、報告書(案)ではなく、中間的整理(案)の議論ということで とりまとめを行わせていただきたいと考えています。併せてサンプルの入れ替え方法についても「引き続き検討する」というような記述とする予定です〉
(中略)
今回、新たにもうひとつ、2015年9月4日に手計高志課長補佐が阿部座長に送ったメールが公開されたのだが、そこにはこう書かれていた。
〈現在、検討会での検討結果等については官邸関係者に説明をしている段階であります〉
中江首相秘書官は国会で“厚労省から検討会設置の報告は受けたが、検討の途中や結果の報告を受けた記憶はない”と言い張ってきたが、これは完全な虚偽答弁で、厚労省は安倍官邸に逐一報告を入れていたのだ。その上、手計課長補佐はこうして、わざわざ阿部座長に〈官邸〉の二文字をちらつかせていたのである。
(以下略)
圧力があった──そのことを証明する、決定的な証拠が出てきた。
それは、「毎月勤労統計の改善に関する検討会」(以下、検討会)で座長を務める中央大学・阿部正浩教授に対し、厚労省の手計高志統計情報部雇用・賃金福祉統計課長補佐(当時)が2015年9月14日の16時8分に送ったメール。
(中略)
立憲民主党・逢坂誠二議員の説明によれば、阿部座長自らがこのメールを厚労省に転送したのだという。(中略)… これまで安倍首相や中江元哉前首相秘書官、根本匠厚労相らが必死になって答弁してきた「官邸の関与はない」という主張を覆す、衝撃的なものだ。
〈委員以外の関係者と調整している中で サンプルの入れ替え方法について、部分入れ替え方式で行うべきとの意見が出てきました。(中略)… このため、第6回では、報告書(案)ではなく、中間的整理(案)の議論ということで とりまとめを行わせていただきたいと考えています。併せてサンプルの入れ替え方法についても「引き続き検討する」というような記述とする予定です〉
(中略)
今回、新たにもうひとつ、2015年9月4日に手計高志課長補佐が阿部座長に送ったメールが公開されたのだが、そこにはこう書かれていた。
〈現在、検討会での検討結果等については官邸関係者に説明をしている段階であります〉
中江首相秘書官は国会で“厚労省から検討会設置の報告は受けたが、検討の途中や結果の報告を受けた記憶はない”と言い張ってきたが、これは完全な虚偽答弁で、厚労省は安倍官邸に逐一報告を入れていたのだ。その上、手計課長補佐はこうして、わざわざ阿部座長に〈官邸〉の二文字をちらつかせていたのである。
(以下略)
「毎月勤労統計の改善に関する検討会」の座長を務めた阿部正浩教授に、厚労省の手計高志課長補佐(当時)が送ったメールが公開されました。
2015年8月7日の第5回の検討会では、「検討会の方向性としては、総入れ替え方式で行うことが適当」ということでまとまっていました。ところが、9月16日の第6回検討会では、結論は全く違う形になってしまいました。この間に何があったのかが議論の焦点でしたが、ようやく、“メールを公開せよ”と迫ってきた野党の要求によって、衆院予算委員会の理事会でメールが公開されたわけです。
赤旗政治記者のツイートでは、その「阿部座長あてのメール」を公開しています。これを見ると、2015年9月4日のメールで、 「現在、検討会での検討結果等については官邸関係者に説明をしている段階であります」と書かれています。9月14日のメールには、「委員以外の関係者と調整をしている中でサンプルの入れ替え方法について、部分入れ替え方式で行うべきとの意見が出てきました。…検討会開催前の突然の方針の変更等でご迷惑をおかけします…」と書かれています。
この委員以外の関係者というのは、中江元哉首相秘書官のことです。“続きはこちらから”のリテラでは、“これまで…答弁してきた「官邸の関与はない」という主張を覆す、衝撃的なもの”だと書かれています。
冒頭の動画で、立憲民主党の逢坂政調会長が言っていますが、このメールは、厚生労働省が直接開示をしたものではなくて、検討会の阿部座長が厚労省に転送するという形で入手したものだということです。
2月20日の予算委員会の質疑で、立憲民主党の長妻昭氏のメールについての質問に根本厚労相が狼狽し、サギゾーが自席から「いったん戻れ」と指示を出す場面がありました。こうした指示を出さなければならないほど狼狽していたのは、根本厚労相だけではなかったのがわかります。