注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
イランへの舌戦を展開するトランプ大統領は、19日日曜ツイッターに、「イランが戦争を望めば、これはイランの正式な終焉となる。二度とアメリカを脅迫するな!」と書き込みました。また、フォックスニュースのインタビューでは、「オバマ前政権がイランとの間に結んだ核合意は醜悪な合意だった」と繰り返しました。さらに、「イランとの戦争を望むなら、それは経済戦争となるだろう」と述べました。
(中略)
下院情報特別委員会の民主党トップ、アダム・シフ議員は、トランプ大統領に対し、故意にイランとの緊張を煽る行為をやめるよう求め、「トランプ大統領は、対イラン戦争開戦を決意している(ボルトン)補佐官らを制御すべきだ」と述べました。
(以下略)
https://beforeitsnews.com/v3/alternative/2019/3683284.html
(概要)
5月19日付け
(中略)
トランプ政権は、戦争を煽るプロパガンダがうまくいかず、今のところ、流動的な状況であると考えています。しかもトランプ大統領自身もイラン戦争に反対しました。(中略)... 彼等は戦争に反対しながら米国民をうまく操ろうとしています。米国民はイラン戦争がいかに「ブルシット」であるかを知っています。そのためトランプも米メディアも、米国民をひとまず安心させるためにイラン戦争に反対しイランに対する敵対的な態度は一時的に止めることにしました。
トランプや米メディアは、一旦、米国民からの信頼を勝ち取ると、これまでにないほど破壊的な偽旗攻撃を始めます。それは、30発の核爆弾(汚染爆弾)を使った偽旗攻撃ですが、これをイランがやったことにします。(中略)... イランが核爆弾で攻撃したとなるとイランに怒りを感じます。そして米国民もついにイランを攻撃するべきと考えるのです。これこそがイラン戦争を何としても始めたい彼らの(米国民を操作する)心理作戦なのです。ですから、一旦はイランとの対立が収束したかのように見えることになりますが、後に、非常に激しい偽旗攻撃を実行することで米国民を怒らせイラン攻撃を支持させることになります。
(以下略)
イランのザリフ外務大臣「トランプ政権のBチームは戦争を望んでいるが、ペルシア湾で戦争は起こらないだろう。」https://t.co/YgBZeCJnhd
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) 2019年5月19日
トランプ政権のAチーム:非ネオコン
トランプ政権のBチーム:ネオコン
トランプはAチームに所属している。だから、ロシアやイランは区別して表現している。
トランプが軍産複合体の存在を暴露❗️
— やのっち(。・ɜ・)d (@_yanocchi0519) 2019年5月21日
キ━━イイィィ(。☉ω ⊙。)タァァアアゾ━━ッッッ!!!!!
“軍産複合体は戦争をしたがっているが、私はNo!だ”
日本の主要メディアがトランプを罵倒するのは、彼らの親玉が戦争屋だから。 https://t.co/rD3NlRTOmM
(追記2)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:大統領に就任して初めて国防省を訪問した時、将軍らが中近東の地図を見せてくれ、14〜15箇所は戦争ばかり行われてる場所で、殆どはイランが引き起こしているものだった。
Fox:貴方はもう馬鹿げた戦争はしないと言うが?
大統領:だたイランに核を持って欲しくないだけだ。続く。。
(追記3)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:色々な事が起きているが、私は戦争をやりたい人間ではない。それは多くの人が死に、経済に打撃を与えるからだ。。。
Fox:あなたはリンジー・グラム議員に「私が侵略したい所以外、貴方はあらゆるところを侵略したいのだね。」と言ったが?あなたはどこを侵略したいのか?続く。。
(追記4)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:もししなければいけないのなら経済的に侵略したいという意味だ。。
Fox:つまりあなたはイランとの紛争は求めていないという事ですか?
大統領:冗談はいうな、本当に軍産複合体は存在するのだ!彼らは戦争が大好きなのだ。続く。。
(追記5)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:シリアでISISを100%打倒したが自爆したりする狂った連中がいなくなる分ではない。私は「我々の兵士を母国に戻したい。ここ(シリア)は危険なところだ。」と言った。しかしシリアに兵士を駐在させたい連中がワシントンにいるのだ。
Fox:彼らは兵士を駐在させたいのですね。続く。
(追記6)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:私は数百名だけシリアに兵士を残すと言った。でもそれは彼ら(軍産複合体)次第だ。彼らは何千人もの兵士を投入したい。いつか誰かがこれを説明するだろう。本当にそういうグループが存在し、これを「軍産複合体」と呼ぶ。彼らは(紛争から)去りたくなく常に戦争がしたい。続く。
(追記7)
— トランプ 大統領ツイート日本語訳(📝 解説付き)非公式 (@TrumpTrackerJP) 2019年5月20日
大統領:(軍産複合体は常に戦争がしたいが)私はNOだ。私は戦争はしたくない。イランみたいな状況では、イランに核を持たせることはできない。
軍産複合体https://t.co/IcRoWHEqy1
要するに、何とかしてトランプ政権にイランとの戦争を行わせたいという連中が居るわけです。
トランプ大統領は愛国者で、アメリカの国益を第一に考えており、国益を損なう最大のものがアメリカの拡張主義であり、戦争であると考えているはずです。なので、トランプ大統領の選挙公約は、米軍基地の撤収だったわけです。
ただ、軍産複合体がこのままおとなしく黙っているはずがありません。最も考えられるシナリオが、2つ目の記事にあるものです。“一旦はイランとの対立が収束したかのように見せ…30発の核爆弾(汚染爆弾)を使った偽旗攻撃で…米国民を怒らせイラン攻撃を支持させる”というものです。
引用元の記事では、こうした悪魔的な陰謀を推進しているのが、ジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官、マイク・ポンペオ国務長官で、トランプ大統領もこのシナリオを支持しているという立場です。トランプ大統領は、娘婿のジャレッド・クシュナー氏を救世主だと信じており、こうしたハルマゲドン計画に米国民を引きずり込もうとしているという見解です。
しかし、私が何度調べても、トランプ大統領はイランとの戦争をする気はなさそうです。それどころか、ジョン・ボルトン、マイク・ポンペオ両氏も、戦争の意思はありません。彼らはトランプ大統領に忠実に仕えており、ネオコンを代表するフリをしつつ、軍産複合体を混乱させる役割を行っているようです。
こうした微妙な部分は、過去の経歴や現在の言動から理解することはできません。なんせ、トランプ大統領は簡単に前言を翻す人なのです。何が本心なのかは、波動で調べるよりないのです。