竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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水面下で進められている新たな国際体制の構築
引用元)
先週末に開かれたG20 サミットでは「新しい世界の枠組み建設」をめぐる各国の動きに大きな進展が見られた。アメリカのドナルド・トランプ大統領と中国の習近平国家主席が「米中貿易戦争の凍結」と「交渉の再開」を表明したことは、それを顕著に示す事象の1つである。
ただし、その交渉の意味は「米中貿易戦争」という枠組みだけに留まるものではない。全体の背景にあるのは、やはり世界運営をめぐる東西の交渉だ。これから夏の間、「新しい世界の枠組み」についての交渉が東西の間で本格的に行われると英王族筋やペンタゴン筋は話している。
【 世界各国の動き 】
世界は今、それぞれの国や地域が「独立した地位や権限」を維持しながら緩やかに連帯する新しい国際体制を築こうとしている(それを「世界連盟」と呼ぶのか、「世界政府」と呼ぶのかは今のところ人それぞれだ)。それに伴い各国は、その実現に向けて「火種となる摩擦地帯の問題」を解決しようと急速に動き始めている。
まず、先週29日にトランプが「G20後にDMZ(韓国と北朝鮮の境界にある非武装地帯)で北朝鮮の金正恩と会う用意がある」とツイッターで呼びかけ、翌30日にさっそく米朝会談が行われた。ペンタゴン筋によると、これは「朝鮮半島の統一」に向けた動きと密接に関連している。現在、韓国(アメリカ)と...(以下有料部分)
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配信元)
[FT]プーチン氏単独会見 「自由主義はもう古い」 https://t.co/yGBfLRDgfS
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 28, 2019
米中首脳、貿易戦争の新たな休戦で合意-米は追加関税を見送りhttps://t.co/LiekjsCd7e
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 29, 2019
米朝首脳 板門店で事実上の3回目会談=53分間https://t.co/jC6I6e9oyg
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
米露大統領、核協議を再開することになった。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
米大統領、21世紀の軍備管理のモデルとして、中国も入れる必要がある。
これはすごいニュースだよ。https://t.co/u3h8t0lBWC
トランプ大統領、イランとの新たな核合意を望むhttps://t.co/4xrHl02lvN
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
これは朝鮮戦争終結への流れだな。いよいよ極東で冷戦が終わる。真ん中に金正恩委員長がいる。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
史上初 南北米首脳のスリーショットhttps://t.co/hgfZJ0lRjr
クシュナー・イヴァンカ、各国首脳らから完全に無視されるhttps://t.co/V3mDs0Qim7
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
朝鮮戦争は終結へ。安倍らは冷戦を貿易戦争にエスカレート。完璧な日本の外交敗北。
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) June 30, 2019
半導体材料の対韓輸出規制へ 政府、元徴用工巡り対抗
自由貿易に逆行もhttps://t.co/DXqqGGVaqS
冒頭の記事はその大きな流れを示すものですが、これはまったくこの通りではないでしょうか。大切なのは、“新しい世界の枠組み”が、“それぞれの国や地域が主権を維持しながらゆるやかに連帯する国際体制”だということです。これは、時事ブログで以前から主張していたことで、この方向に強力に引っ張ってきたのが、ロシアです。
ロシアは、新しい国際政治の理念を自ら示し、世界のお手本になってきました。中国の5Gは、「新しい国際体制」にとって脅威であったからこそ、米中の5G戦争が起こったわけです。
しかし、G20サミットで米中の歩み寄りが見られたことから、中国共産党による情報の独占支配という線は無くなったと見て良いと思います。
藤原直哉氏の一連のツイートは、大きく変化する世界情勢の新たな方向性を見事に映し出しています。明らかに乗り遅れているのは、イスラエル、日本です。逃げ遅れた者は、やられるかも知れません。