ままぴよ日記 28

 新たな環境に身を置くことによって気づきが生まれます。

 図らずも4大陸にまたがって家族が住むことになり、同じテーマでそれぞれのお国柄を意識して話す事が多くなりました。でも不思議なことに、そこには一緒に話しながら朝を迎えた娘と昼ご飯を食べている息子、夜を迎えた私が居ます。時計が示す時間はそれぞれ違うけれど今を生きていることは共通です。だから時間よりもリアルタイムの今を意識するようになりました。それを実現させてくれるのがインターネットの世界です。本当に便利になりました。

 でも一方で電磁波に晒され、本来持っている感受性を遮断して文字だけ、目に映る部分だけで話しているのではないかと危惧します。

 96歳の私の母は外国にいる孫に手紙を書くのを楽しみにしています。1週間以上のタイムラグがありますが一生懸命書いた母のエネルギーが確実に届きます。そして娘たちはその手紙のすべてから祖母を感じ取り、大切にしています。

 インターネットの時代だからこそ、本来日本語が持っている言霊を今一度見直す必要がありそうです。
(かんなまま)
[参考記事]
”ありがとう”という言葉は、他の言葉にはない不思議な作用を持っていて、ありがとうを唱えると、太陽の十二経脈(正経十二経脈)のすべての経脈の気が通るのです。

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身に沁みる優しさと、話すことば


娘が日本にいる時に親しくしていたお友達がボストン在住の方を紹介してくれました。驚いたことにご主人の職場も一緒、子どもの年齢も近い方でした。オーストラリアの娘が住んでいる町に長年暮らしていらっしゃったというのも共通点です。

さっそく日本にいる時から住むところや学校の情報などを教えてもらいました。ボストンに着いた翌日、船便が着かなくて困っていることを知って日常の生活に必要な掃除機、寝袋、毛布一式を貸してくださり、日常雑貨、食料品などの買いだしに車を出して何度も付き合ってくださいました。


子ども達も意気投合!さっそく家にお邪魔してお泊りまでさせてもらいました。ボストンに来るまで一面識もなかった方でしたが「自分たちも子連れで来た時に親切な方に助けられたから」と言っていろいろお世話をしてくださいました。こういう優しさは本当に身に沁みます。

その方の3人のお子さんは日本で生活したことがありません。でも日本語がとても上手です。家で日本語を話しているので上手なのだろうと思っていたのですが、現実はそんなに簡単なことではないようです。特に学校に行き始めるとより簡単な言葉の方を使うようになり兄弟で遊ぶ時も英語になってしまって日本語がおかしくなっていくそうです。

言葉はその国の人の考え方を反映しているので日本語を通して日本語的な思考のすばらしさを子ども達に伝えていきたいと話されていました。

オーストラリアにいる孫も1歳になり言葉を覚え始めましたが、両親がそれぞれの母国語で話しかけるように努力していても使うときはどちらか印象に残った方を使ってちゃんぽんで話します。

5歳になった姪の子もオーストラリアに住んでいますが、日本人には日本語、オーストラリア人には英語で話すようになりました。ただ、日本語で話す時も抑揚が強くてゆっくりです。必ず主語を入れて話すので60歳も離れている私を何度も呼び捨てにして敬語なし(笑)。これはオーストラリア風日本語でしょうか。

このように英語は必ず主語が入りますが日本語は主語がないことがしばしば。日本語で理解し合うためにはお互いを察する能力がいります。いつも周りに配慮して個を前面に出さないお国柄の言葉です。そして様子を表す言葉の豊富なこと!その様を共有できる事も凄いと思います。言葉って面白い!

特に日本語は東洋医学セミナーで解説されているようにヲシデ文字が語源とのこと。ホツマツタエのアワの歌が体の5元やチャクラに対応している事や、フトマニ図は天界の統治の仕組みを表しており、そこに示してあるヲシデ文字自体が役職名であり神々を言葉として祀ってある事を考えたら、それを受け継ぐ日本語のすばらしさと同時に神代の時代の言葉の神聖な秩序に圧倒されます。いつか私たちの使う日本語がこの秩序に立ち返る日が来るのでしょうか?

Wikipedia[Public Domain]
ヲシデ文字


車で買い出し


さて、友人に甘えてばかりではいけないのでスーパーのデリバリーを利用したり、一家中でバスに乗って大型スーパーのある町まで買い出しに行くことにしました。ナビで調べてバスに乗ったのですが降りた停留所からスーパーは見えているのにそこに行くには大きな道路を渡らなければいけません。

親子7人で買い物バックを抱えて、手を取りあってビュンビュン車が走る大通りを渡ろうとしていたら向こうから警官が!!

怖い顔をして「ヘイ!君たちは子ども達を連れて何て事をしているんだ!(和訳、笑)」と注意されました。傍から見たらまるで難民。「いやー、あのー、スーパーに買い出しに行きたいだけです」と道を隔てたスーパーを指さしながら答えたらあきれたような顔をして「この道は車専用。人が通る道はないから車で行きなさい」と状況を理解して優しく誘導してくれました。孫は「お父さんが警察に捕まるかと思った!怖い顔をしていたけどホントは優しかったねえ」と言いながら、買い物はあきらめて帰りました。


アメリカは車社会です。商品のサイズも大きくてミルクやジュースのボトルは4ℓ。その上家族分のパンや米を買おうものなら大荷物です。つくづく車がないと不便だと思いました。左ハンドルで道路法規も道もわからないので、ある程度生活に慣れてから車を買おうと思っていたのですが、これでは毎日の生活に困ります。

娘が動くしかありません。やっと熱が下がったと思ったらすぐにフル稼働です。さっそくネットで中古車を探し始めました。信用できる会社か?修理が必要な時に近いか?お店は安全なところにあるか?などを考慮して日本車の正規ディーラーに決めました。でも車を買う前に保険に入っていなければいけない事がわかり、信用できる保険会社を探しました。これに関してはそのお友達に相談しました。やはり事故の時はトラブルが起こりやすいので日本語のわかる人がいいということで日本人の保険会社を紹介してもらいました。

こちらの保険は長期の無事故証明ができれば安くなるとのことで日本の警察に英語の無事故証明を発行してもらおうとしましたが、日本の役所が電子の手続きに対応していなくて苦労しました。日本にいる夫に連絡を取ってもらい何度もやり直しをしてやっと発行してもらったら今度はこちらのディーラーの担当者が休暇中だったり、保険の事を理解していなくて何度もやり直したりで…ため息が出ました。

会社の中でも担当者によって全く対応が違います。一人ひとりの資質に負うところが多く、それぞれが違うことを言うし、時間がきたらさっさと帰り、引継ぎなしで休暇を取る事など個人主義が徹底している社会です。仕事に対する自由と責任の履き違いも感じました。忍耐が必要な社会です。次にアパートの駐車場を確保します。事務所で地下の駐車場を申し込みました。ボストンは雪の多い街です。地上だと雪の影響で車が出せないこともあると聞きました。

Author:Boston City Archives[CC BY-SA]
ボストン市の積雪

やっと車を受け取れることになりましたが、今度はいきなり一人で運転して帰ってこなければいけません。緊張します。娘は手続きの連続でパソコンに向き合ってばかりでしたが、今度は運転免許取得のための疑似テストを何度も試して道路法規を勉強し始めました。そして実際に通る道を信号の種類や車線まで確認していました。ある意味命がけなので必死です。

でもパソコン漬けの日々。子ども達に目が向かなくなるので注意したかったのですが、私が滞在している間に生活を整えたいという切羽詰まった気持ちが伝わってきたので黙ってフォローあるのみ!でした。

当日危険なので子どもを置いて出かけました。祈るような気持ちで帰りを待ちました。

3時間後、無事に帰ってきました!慣れてしまえば道は広いし駐車場もゆったりしているので日本より運転しやすいかもしれません。まずは近場のスーパーに運転の練習を兼ねて行くことにしました。私も横に乗って必死でナビをしました。車があると買い物ができる!郊外に産直のファームやオーガニックのお店がたくさんあります。

船便も無事に着いたし、車も手に入り・・・次第にボストン生活の基盤ができてきました。


Writer

かんなまま様プロフィール

かんなまま

男女女男の4人の子育てを終わり、そのうち3人が海外で暮らしている。孫は9人。
今は夫と愛犬とで静かに暮らしているが週末に孫が遊びに来る+義理母の介護の日々。
仕事は目の前の暮らし全て。でも、いつの間にか専業主婦のキャリアを活かしてベビーマッサージを教えたり、子育て支援をしたり、学校や行政の子育てや教育施策に参画するようになった。

趣味は夫曰く「備蓄とマントラ」(笑)
体癖 2-5
月のヴァータ
年を重ねて人生一巡りを過ぎてしまった。
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