注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(中略)
9月2日発売の週刊誌「週刊ポスト」で「韓国なんて要らない」などと題する特集を掲載し、小学館から関わりのある作家らから「差別的だ」と批判を受けた問題で、発行元の小学館は「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」と謝罪した。
(中略)
これに小学館にゆかりのある作家たちから批判の声が相次ぎ、リレーコラムを担当するしている深沢潮さんは「記事が差別扇動であることが見過ごせず、リレーエッセイをお休みすることにしました」とし、今後の執筆を取りやめると発表した。
(以下略)
「週刊ポスト」広告。これでいいのか、と疑問視する人は、編集部にいないのだろうか。 pic.twitter.com/zD4cwoOwjD
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) 2019年9月1日
ちょっと待った、今「週刊ポスト」を熟読しているのだが、「ソウルは3日で占領できる」この見出しはもうアウトを通り越して一発退場では?? 同業他社だが、吐き気すら覚える。 pic.twitter.com/SKWYFnV1TX
— 某出版社校閲部員 (@WiQIHaDU6fPWDK2) 2019年9月2日
韓国ボイコットで日本のメダルが増えるとかいう考え方は恥ずかし過ぎだし、不見識。
— 凡人エリック (@No_Zey_2020) 2019年9月2日
ここまで嫌韓剥き出しの雑誌が売れるというのは、国民の多くはよほどストレスが溜まっているのか?でもそのストレスは本来安倍政権によるもののはず。ならばその怒りは韓国ではなく安倍政権にぶつければいいのに。 https://t.co/fw2BVz6jwl
どこか「安倍一強いや安倍独裁」です」って特集記事やらんかね。「嫌韓煽りで訪日観光客激減地方疲弊」とか。「官邸暴走か?国内ビジネスに大打撃の韓国攻撃」とか。いくらだって週刊誌のネタになりそうなものがあるのにどうして書かないんだ。
— 中沢けい (@kei_nakazawa) 2019年9月2日
批判が相次いでいた週刊ポストの「韓国なんて要らない」特集。
— はたちこうた Kota Hatachi (@togemaru_k) 2019年9月2日
編集部が「誤解を広めかねず、配慮に欠けておりました」とお詫びしました。一方で、次号でのお詫びの掲載や雑誌の回収については「考えていない」とのこと。https://t.co/Ok8Z9lwGK9
「誤解を広める」「誤解を与えかねない」という言い方は、自分たちの誤りを相手の責任へと転嫁する弁明とも言えぬ弁明です。この言い方こそ、「配慮」に欠けている。https://t.co/i2tk6NycJu
— 平川克美 (@hirakawamaru) 2019年9月2日
韓国マスコミは保守政権下で人事や番組制作で激しく介入された。一部記者は会社を追われたが、それに屈せず腐敗を追及しついには政権を倒した。安倍政権にこぞって同調する日本マスコミと大違いだ。今回の日韓対立は日本のジャーナリズムが韓国に追い抜かれたことを露見した。https://t.co/L0lxNVfqgB
— 鮫島浩 (@SamejimaH) 2019年9月1日
(以下略)
時の政権におもねる日本のマスコミに対し、韓国では政権の介入を拒否してジャーナリズムの矜持を保った経験があり、これだけでも日本はかなり恥ずかしい立場です。朝から晩まで嫌韓にうつつを抜かし、バランサーとなるまともな報道は無いのか?と思ったら、ありました。沖縄に旅行に来ていた韓国人の男性消防官2人が、意識不明で突然倒れた人を救助したというものです。この2人は那覇市消防局の感謝状を受け取って下さるそうで嬉しいことでした。
沖縄タイムスのささやかな記事ですが、今、この時期に稚拙なイメージ操作に乗らず、こうした記事を載せることの意義は大きいと思います。