注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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■グリホサート販売中止のダイソー 代替品は酢酸系とグルホシネート
転載元)
有機農業ニュースクリップ 2019/8/16
(前略)
小樽・子どもの環境を考える親の会は昨年11月、100円ショップのダイソーを展開している大創産業が、グリホサート系除草剤の販売を在庫限りとして販売を中止すると回答したと発表している。大創産業は代替品として酢を使った除草剤の販売を始めている。このダイソーの販売中止は評価できる。日本の小売大手としては初めてのケースではないか。(中略)
ダイソーは、「現在は既に、酢の除草剤2種とグルホシネートの除草剤2種に切り替えて販売をさせていただいており、当該商品在庫につきましては、倉庫在庫はございません。」と回答している。(中略)
環境負荷の少ない酢酸は評価できる。しかしグルホシネートは、その安全性には問題があり、販売は中止すべきだ。(中略)
フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は2017年10月、グルホシネートの販売許可を取り消した。同庁は発表で、グルホシネートが生殖毒性が疑われる物質であり、使用している労働者やその周辺の人びと、周辺に居住したり頻繁に訪れる子どもへの健康リスクを除外できないとしている。(中略)
グルホシネートは現在、EU域内では使用禁止農薬となっている。(中略)
グルホシネートの健康影響について木村―黒田純子氏らは2013年、(中略)
神経系への影響を次のように指摘している。
除草剤グルホシネートはヒト脳で最も重要な興奮性神経伝達物質グルタミン酸の有機リン化合物である。故藤井儔子(帝京大学)らは,グルホシネートを投与したラットが激しく咬み合うなど攻撃性を増すだけでなく,母胎経由で曝露した仔ラットは,普通はおとなしい雌の仔ラットまでお互いに咬み合うなど易興奮・攻撃性を生じることを報告している。
(以下略)
小樽・子どもの環境を考える親の会は昨年11月、100円ショップのダイソーを展開している大創産業が、グリホサート系除草剤の販売を在庫限りとして販売を中止すると回答したと発表している。大創産業は代替品として酢を使った除草剤の販売を始めている。このダイソーの販売中止は評価できる。日本の小売大手としては初めてのケースではないか。(中略)
ダイソーは、「現在は既に、酢の除草剤2種とグルホシネートの除草剤2種に切り替えて販売をさせていただいており、当該商品在庫につきましては、倉庫在庫はございません。」と回答している。(中略)
環境負荷の少ない酢酸は評価できる。しかしグルホシネートは、その安全性には問題があり、販売は中止すべきだ。(中略)
フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は2017年10月、グルホシネートの販売許可を取り消した。同庁は発表で、グルホシネートが生殖毒性が疑われる物質であり、使用している労働者やその周辺の人びと、周辺に居住したり頻繁に訪れる子どもへの健康リスクを除外できないとしている。(中略)
グルホシネートは現在、EU域内では使用禁止農薬となっている。(中略)
グルホシネートの健康影響について木村―黒田純子氏らは2013年、(中略)
神経系への影響を次のように指摘している。
除草剤グルホシネートはヒト脳で最も重要な興奮性神経伝達物質グルタミン酸の有機リン化合物である。故藤井儔子(帝京大学)らは,グルホシネートを投与したラットが激しく咬み合うなど攻撃性を増すだけでなく,母胎経由で曝露した仔ラットは,普通はおとなしい雌の仔ラットまでお互いに咬み合うなど易興奮・攻撃性を生じることを報告している。
(以下略)
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引用元)
ダイソーは、グリホサートの代替として、
— Aya@自然派オンラインサロン準備中 (@Aya50220962) 2019年8月12日
グルホシネート含有除草剤の販売を開始
人に神経毒性を持つ除草剤で、
子供の脳発達にも悪影響が確認されているそう。
EUでは哺乳類への毒性が強いとして、2012年に農薬登録から抹消されたもの。
お酢の除草剤は一歩前進かなと思ったのに残念。 pic.twitter.com/i07Zka6hNs
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ダイソーに直接2製品の中止をお願いしてみます。
引用元)
Facebook 2019/8/12 Junko Kimura-Kuroda
ダイソーに直接2製品の中止をお願いしてみます。グリホサート止めてくれた良心的な会社に期待しましょう!(中略)
ダイソーでは、グリホサートの販売を中止しましたが、代替にグルホシネート含有除草剤を販売しています。グルホシネートはヒトに強い神経毒性をもつ除草剤で、子どもの脳発達にも悪影響が確認されています。購入しない&使用しないでください。
ネオニコチノイド系ジノテフラン使用のハエトリも、部屋に置くと、ネオニコチノイドが部屋に揮発して、人間が曝露します。特に子どもには有害であることが神戸大の研究で明らかです。(中略)
グルホシネートはグリホサートより急性毒性が強く、EUでは哺乳類への毒性が強いとして、2018年に農薬登録から末消されました。(中略)
グルホシネートは、興奮性神経伝達物質グルタミン酸の類似物質で、そのためヒトや哺乳類に強い興奮作用があるのです。(グルタミン酸は味の素の成分でもあります)(中略)
グルホシネートは中毒例も多く、自殺目的で、死亡例もあります。グルホシネートは危険な除草剤と認識すべきです。
ダイソーでは、グリホサートの販売を中止しましたが、代替にグルホシネート含有除草剤を販売しています。グルホシネートはヒトに強い神経毒性をもつ除草剤で、子どもの脳発達にも悪影響が確認されています。購入しない&使用しないでください。
ネオニコチノイド系ジノテフラン使用のハエトリも、部屋に置くと、ネオニコチノイドが部屋に揮発して、人間が曝露します。特に子どもには有害であることが神戸大の研究で明らかです。(中略)
グルホシネートはグリホサートより急性毒性が強く、EUでは哺乳類への毒性が強いとして、2018年に農薬登録から末消されました。(中略)
グルホシネートは、興奮性神経伝達物質グルタミン酸の類似物質で、そのためヒトや哺乳類に強い興奮作用があるのです。(グルタミン酸は味の素の成分でもあります)(中略)
グルホシネートは中毒例も多く、自殺目的で、死亡例もあります。グルホシネートは危険な除草剤と認識すべきです。
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都内のダイソーに残っていたグリホサート除草剤
引用元)
小樽・子どもの環境を考える親の会 2019/8/22
ちょつと残念なおしらせ。
都内のダイソーに、まだグリホサート除草剤が残っていたそうです。
昨日、東京都の方からこんな写真が送られてきました。
2日の都内のダイソーだそうです・・・。
(中略)
一日も早く、残った除草剤も店内から撤去し、安全に処分していただきたいですね。
みなさんの声を届けてください!
ダイソーさん、市民の感動を無にしないよう
どうぞよろしくお願いいたします。
都内のダイソーに、まだグリホサート除草剤が残っていたそうです。
昨日、東京都の方からこんな写真が送られてきました。
2日の都内のダイソーだそうです・・・。
(中略)
一日も早く、残った除草剤も店内から撤去し、安全に処分していただきたいですね。
みなさんの声を届けてください!
ダイソーさん、市民の感動を無にしないよう
どうぞよろしくお願いいたします。
ひょっとしてダイソーさんはグルホシネートの危険性をご存知ないままなのでしょうか?グリホサートは除草剤耐性の遺伝子組み換え作物のための農薬ラウンドアップの主成分として周知されるようになりましたが、グルホシネートの危険性はまだあまり知られていなので、知らないという可能性もあるのかもしれません??
フランスでは、グルホシネートは生殖毒性が疑われる物質であり、使用する人をはじめとして周辺の人々、子どもへの健康リスクを除外できないということで2017年に販売許可が取り消されています。そして2018年にはEUで農薬登録から抹消されています。また木村―黒田純子氏らの研究によるとグルホシネートは強い神経毒性を持ち、脳神経、特に子どもの脳発達に悪影響が確認されたとのことです。こうしたことから、グルホシネートは危険性が極めて高いということがわかります。
ダイソーさんは"小樽・子どもの環境を考える親の会"さんからの要望に対して、「グルホサート系除草剤の販売を在庫限りとして販売を中止する」と回答された唯一の会社です。日本の小売大手としては初めてのケースとして、多くの市民がその良心的な英断に感動したものです。
ですからなおのこと、グリホサートに続いてグルホシネートの撤去もお願いしたい。ダイソーさんがグリホサートの代替品としているグリホシネートは、グリホサート同様にとても危険です。”...皆さまの声に耳を傾け...コンプライアンス遵守の取組みを行ってまいる所存”とのことですから、ぜひとも子どもたちを守ってもらいたい。