注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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韓国震撼…文在寅大統領の最側近スキャンダル「問題の本質」 検察改革が韓国の未来を左右する
引用元)
(前略)
文在寅政権 VS 検察
日本の情報番組ではあまり触れられていないが、この問題を理解するには、知っておくべき背景がある。文政権が公約として掲げている検察改革だ。
韓国は「検察共和国」と呼ばれるほど、検察が絶大な力を持っていることで知られている。
検察改革は進歩政権、つまり金大中(キム・デジュン)政権、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時の悲願であった。特に検察が独占している捜査権を警察に分散させる「検警捜査権の調整」が重視されてきた。
文政権は「検察権力の肥大化にけん制するため」の改正法案を18年6月に発表し、今年4月にはこれを迅速に処理すべき案件として指定した。
そしてこの8月、文在寅大統領は司法改革の旗手として、最側近のチョ元秘書官を法務省長官候補に指名したのだ。
韓国メディアでは、今回の検察による捜査は、文政権による検察改革への動きに対して、けん制することが狙いがあるという論調が、大方を占めている。
チョ元秘書官は疑惑の釈明会見で「今が検察改革の好機」「検察改革にかかわってきた人として、最後までやり遂げたい」と発言している。
検察共和国・韓国
では韓国の検察のパワーとは一体、どれほどなのか。
韓国の検察は、警察による捜査を指揮する立場にあり、捜査権と起訴権を独占している。
(中略)
保守政権による検察のコントロールが本格化したのは、朴正煕(パク・チョンヒ)政権時だ。中央情報局(KCIA)によって摘発された思想犯の起訴を拒否した検察官たちが、退任に追い込まれ、権力側に忠実な検察官だけが残り、出世する構造となった。
また、朴正煕政権は法律を変えることで検察に権力を与え、コントロールしやすい構造を作り上げた。その結果、検察は保守政権と一丸となり、金大中を代表とする民主化勢力をけん制し、圧力を加える役割を担ってきた。
(中略)
文大統領はそこに大きなメスを入れようとしているのだ。
問題の本質
(中略)むしろ長官候補を辞退した場合、捜査は縮小される可能性が高い。検察の目的は長官任命を阻止することだからだ。
(中略)
(中略)今後、注目すべきは文政権による検察改革と、検察当局がいかに対抗していくのかという点だろう。これこそが韓国の未来を大きく左右する問題だ。
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配信元)
今日も民放は韓国一色
— れもん (@RemonBow) 2019年9月9日
新聞番組欄で出ているワード
タマネギ…………6番組
韓国政治…………2番組
進次郎 ……………2番組
(育休&内閣人事)
日本政治…………0番組
バイキングではヘイト東国原を懲りずにコメンテーター起用
日本の政治に問題はないんか?
ちょっと具合悪くなってきた
ムン大統領、間違いと思えば検察省の入り口で一人でデモをする根性。
— 横山祥一 (@sICknXi7EwcKLRL) 2019年9月9日
日本の政治家とは雲泥の差。
比べては失礼になる。 https://t.co/a8KxMXkEka
このプラカードはなんて書いてあるんですか
— まに (@busokuten) 2019年9月8日
最初のは
— sparkle (@Dufferin_Clark) 2019年9月8日
職場遺棄、検察権放棄、いっそ検察を閉鎖しろ
2つめは
虚偽事実で盧武鉉前大統領の名誉を毀損した趙顯五警察総長を即刻召喚調査しろ
と書いてあります。
趙顯五警察総長は後に、名誉毀損で有罪になりました。
雨が降っても傘を差し立ち続けるムンジェイン氏。 pic.twitter.com/ImiuhdFL1V
— 横山祥一 (@sICknXi7EwcKLRL) 2019年9月9日
일본방송에 나온 한국인 교수의 통렬한 일침! pic.twitter.com/xGaCXuBaRo
— 일월성신(日月星辰) (@Tangridescent) 2019年9月9日
この件に関して韓国メディアは、日本とは異なる意味で非常に重視してるという記事がありました。
「韓国の未来を大きく左右する問題」として論じています。日本メディアもどうせなら、このくらいの深度でもって報じてくれぬか。
この問題を理解するのに、まず知っておくべき背景が解説されています。文政権が公約として掲げ、またこれまでの金大中政権、盧武鉉政権の悲願でもあったのは「検察改革」でした。韓国は検察権力が絶大で、特に捜査権と起訴権を独占しているという特徴があります。文政権はこの肥大化する検察権力を牽制するため捜査権を警察に分散させようとし、その司法改革の片腕として有能なチョ・グク氏を抜擢しました。韓国メディアは冷静に「今回の検察の捜査は、文政権の検察改革に対する牽制」という見方をしています。
韓国の検察権力が強大化したのは、軍事独裁政権の歴史と連動しています。特に親日の朴正煕政権下では、検察のコントロールが本格化し、徹底して権力に忠実な検察官のみ出世する構造となったそうです。今の安倍政権かと。
文政権はまさにその闇にメスを入れようとしている、と記事にはあります。
チョ・グク氏が長官任命を辞退した場合、それは不正疑惑のある人間を法的に排除したのではない、任命阻止という検察の目的が達せられ、検察改革が遠のいたことを意味するのでした。(9日に正式任命されました。)
そうして見ると、チョ・グク氏を叩く日本メディアは、韓国の司法改革の邪魔をしている迷惑な存在でしかないのでは。ちなみに文大統領が政治家になる前、検察の非に対して抗議のプラカードを持ち、1人デモをしていたという画像があります。全くブレていないことが分かります。
最後の動画は、アベマTVの討論番組の一部です。週刊ポストの「韓国なんて要らない」という特集について、学者さんが成熟した意見を述べておられました。
「これが表現の自由だと子供に教えられるでしょうか。世界の人々、マイノリティの人々が戦って勝ち取ってきた表現の自由とは、人を攻撃して差別して排除しなさい、というものではない。外交断絶しなさいというものではない。これは国連人権委員会の基本理念。社会の責任ある人々がどういう形でマイノリティの人々を守るか、という立場でものを書かないで、逆に大衆的な雑誌が韓国断絶とか韓国要らないとか批判する、これが表現の自由だと主張する日本の人権感覚の方が問題です。」
聞いていると、日本人が幼稚園児のような気がしてきます。