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ぴょんぴょんの「また、あなたでしたか!」
萩生田大臣の格差容認発言
10月24日のBSフジ「プライムニュース」
キャスター「お金や、地理的な条件などで恵まれている人は何回も受けて練習できる。その不公平、公平性ってどうなんでしょう。」
萩生田氏「それ言ったら、『あいつ予備校通っていてズルいよな』と言うのと同じだと思うんですよね。裕福な家庭の子が回数受けて、ウォーミングアップができるみたいなことがあるかもしれないけれど、そこは、自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば。」

Author:ディック・トーマス・ジョンソン[CC BY]
萩生田大臣
社会人になれば、非正規雇用、ブラック企業、残業ただ働きが待っている。
大学生になれば、奨学金の重しをつけられて、借金に振り回される。
そして高校生は、余分なカネ払って、クソみてえな試験を受けさせられる。
数十億の利益をねらっていた楽天の三木谷氏

TOEICが抜けてるから、全部で7社だな。
受験の前年に、この中から2回試験を受けて、その成績が志望大学に送られることになっていた。

flickr[CC0]

だって、言い出しっぺは「楽天」の三木谷だぜ!
「グローバル化が進むなか、ビジネスの場で使える英語力を習得した人材がほしい、という要求が財界で高まり、それに官邸が応えるかたちで始まったのです。」
(デイリー新潮)
楽天の三木谷さんが以前からTOEFLの導入を強行に主張しているのは周知の事実。以下の日経新聞の記事にもあるように(2013年11月1日)、楽天はかねがねTOEFLの代行を狙っています。将来入試でTOEFLの一括採用となれば数十億の利益でしょう。#下村博文 #楽天 #民間試験 pic.twitter.com/TIcRd5Ldd3
— 阿部公彦 (@jumping5555) April 30, 2018

だから、英語のできない日本企業が、世界から取り残されていくのは見るに忍びない、日本人も英語力が必要だ、と。
「英語ができないため日本企業が内向きになって、世界の流れに逆行している。」
2013年、彼は、自民党の教育再生実行本部でこう述べて、大学入試にTOEFL(トーフル)を導入することを提言した。

Wikipedia[Public Domain]
非常に近い関係にある加計学園とベネッセ

Wikipedia[Public Domain]
下村博文
2005~2011年、総額【1289万円】、2014~2017年、総額【1160万円】の政治献金を受け取っていた。
「要するに、民間試験導入を主導しつつ、教育関係者からどっさりカネをもらっていたのだ。」(日刊ゲンダイ)

Wikipedia[Public Domain]

Author:Tatushin[CC BY-SA]
ベネッセと加計学園。この2つは福武教育文化新興財団で人事組織的にもしっかりと繋がっている。若き理事長はベネッセ元代表の甥っ子、理事には加計学園相談役、評議員には加計系列倉敷芸術科学大学長補佐が。つまり安倍・下村・萩生田、加計、ベネッセは一蓮托生の仲https://t.co/9Uuqln7s1Y
— 海原 鶏郎 (@unabaratoriro2) November 6, 2019

現7社の英語試験の中で、受験者数が多いのは、英検と〈GTEC〉。
「入試用に認定された民間試験のうち、ベネッセが主催する〈GTEC〉が、大勢の受験生を集める試験になるのではないかと、最有力視されていました。」
(デイリー新潮)

Author:Sanjo[CC BY-SA]

Author:Haruhiko Okumura[CC BY]

「特に併願情報については、ベネッセは1学部につき350万円で販売しています。」(デイリー新潮)

2014年の「個人情報・漏洩事件」で、ベネッセが流出した顧客情報は、最大で3504万件。(Wiki)
あれから会員が減少して、ベネッセは250億円を超える特別損失を計上。
・・一刻も早い業績回復が急務とされていた。(デイリー新潮)
官僚の天下り先になっているベネッセ

英語民間試験の導入を進めた大学関係者たち、官僚の天下り先になっているベネッセ。(BLOGOS)
「実施予定だった試験の一つ〈GTEC〉を開発したベネッセと、導入に関わった政官財学のメンバーとの密接な関わりが浮かび上がった。」(AERA dot.)
★今週発売 AERA(アエラ) 大学入学共通テスト・英語民間試験
— 石田かおる (Kaoru Ishida) (@kaoruishida) November 13, 2019
大平誠記者による記事の前半がネット配信されました。
「入試の民間委託」の経緯について書かれています。
相関図、年表もついています。https://t.co/Tgfbrna5Lk

この〈CEES〉の理事長は、文部事務次官だった佐藤禎一氏、評議員は、入試改革答申をまとめた元慶應大学塾長・安西祐一郎氏。
(大学英語入試『民営化』の中止を)

安倍晋三、竹中平蔵、下村博文、萩生田光一、全国の受験生まで自分たちの利権に利用した人間のクズども、ここが日本で良かったね。三権分立が機能してるマトモな先進国なら、あんたら全員、とっくに檻の中だよ。
— きっこ (@kikko_no_blog) November 7, 2019

「下村氏は見送りが決まってからも、まだ入試改革をあきらめていません。」(デイリー新潮)
下村は、大学にプレッシャーかけて、むりこしゃりこ英語試験させたいみたいだ。

でも今回、自分たちの問題に実際に声を上げた高校生は、たのもしかった。
「この問題が大きいのは、高校生の声が政治の場に届いたこと。
例えば、覚醒の段階を1.0という数字で表記したとすると、現段階は、0.95辺りです。あとほんの少しで、人類は地球規模で目覚めます。
そのことを実感させる事件だったと言えます。」(時事ブログ)
じゃあ、「楽天」三木谷浩史は?
彼も今、ベンチャー出資でかなり苦戦しているらしいが・・
と、ほじくっていたら、「大学英語入試」の言い出しっぺが、三木谷だと知った。
そこから萩生田の「身の丈」問題になり、ベネッセを通り過ぎて、終点で待っていたのが下村・元文科大臣だった。