20/03/06&07 ソルカ・ファール情報:北朝鮮からの黒い雨とサウジアラビアのクーデター

 最近のソルカ・ファール情報から、気になる記事を2つお届けします。ちなみに双方に直接の接点は一切ありません。

 最初の記事は遺灰が雨で降ってくるという不気味な話。真偽はともかく、北朝鮮で新型コロナウイルス犠牲者ゼロというのは、なんとも怪しい。
 日本の大手メディアは埼玉で黒い雨の通報が複数あり、原因として千葉の工場火災が考えられると報じています。ということで「黒い雨」は実際に起こっており、原因は確定していません。

 2つ目の記事はサウジアラビアでまたもや皇太子が反対派を粛清したという話。今回は、石油の減産を強行したいようです。
 ちなみにアメリカは昨今シェール・オイルの一大ブーム到来で、世界最大の原油産出国に躍り出ました。ただしその多くは多額の費用がかかってしまうフラッキング採掘で、これには環境問題という点から地元民も反対しています。
 中東和平を目指すロシアを怒らせたアメリカは、自業自得な状況に追い込まれました。市場崩壊は、もうすぐのようです。
 おまけに2月25日のソルカ・ファール女史の記事によると、ロシアは小麦輸出量を今年も伸ばしており、他の農産物も絶好調。対するアメリカは悪天候などのせいで、今年も低迷中。大丈夫でしょうか……。
(Yutika)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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20/03/06&07 ソルカ・ファール情報:北朝鮮からの黒い雨とサウジアラビアのクーデター
投稿者:ソルカ・ファールより、西洋の読者へ

Sister Maria Theresa


【※記事内には貼っていませんが、WhatDoesItMean.comの自己紹介頁からシスター・マリア・テリーサの写真です。】

■この記事のまとめ■
■1つ目の記事
✅北朝鮮はコロナウイルス患者ゼロの筈……
✅なのに検査キットをロシアに要請?
✅北朝鮮のロシア大使館が本国ロシアへ緊急報告:
✅北朝鮮には以前から有毒廃棄物の処理のために移動式焼却炉があちこちに存在
✅武漢では現在、何かの死体処理に移動式焼却炉が活用されている
✅どうやら北朝鮮も死体の処分を開始したのか、移動式焼却炉がフル稼働中
➡煙が低気圧に吸収されて、日本に移動し、黒い雨となって落ちてくる

■2つ目の記事
✅ロシアとトルコがシリアでの停戦合意に折角こぎつけたのに……
✅国連安保理が支持しようとすると、アメリカが拒否権発動
➡報復措置としてロシアがOPECの石油減産の要請を突っぱねる
➡結果、原油価格が暴落、株式市場はリーマンショック以来最悪の状態に
✅その証拠:VIX指数(恐怖指数)が急騰
✅原油安で一番影響を受けるのはアメリカ!
✅対策:サウジアラビアが米軍警護の下で必死に減産態勢へ
国内の減産反対派を拘束
⚠とはいえ、市場崩壊はどー見ても不可避
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ソルカ・ファール情報:北朝鮮がコロナウイルス被害者を焼却し、その灰が衝撃的な“黒い雨”となって日本に降り注ぐ
転載元)

雨と共に降ってくるのは遺灰?


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】保健省MINZDRAV)の実にゾッとする内容の新報告書で、朝鮮民主主義人民共和国から要請されていた1,500個のコロナウイルス診断試験キットを平壌に無事送り届けた旨が追認されていました。

――北朝鮮政府はコロナウイルス患者がゼロだと【の主張を】続けているが、この度朝鮮民主主義人民共和国のロシア大使館から寄せられた緊急報告によると、どうも【実情は】異なるようだ、と当該報告書には記されています。

――【大使館からの緊急】報告では、北朝鮮が喉から手が出るほど欲しかった交換可能通貨【※ようは外貨】獲得のために、2008年から近隣諸国にとって不要な有毒廃棄物を国内で引き受け始めるようになったと説明してありました。

――2010年にはこういった有毒廃棄物を処理するため、北朝鮮は移動式焼却炉を国内に拡散させました

――そして中国が工業用の移動式焼却炉40台をコロナウイルスの震源地へ先週送ったことから、この病に感染した死体の処分を開始したのではないかと疑われている中で、北朝鮮も同様の動きに出たようです。

ツイートはシャンティ・フーラが挿入

【※武漢に派遣された移動式焼却炉の写真を追加しておきます。青い文字で「垃圾和动物尸体処置方舱」と記されているので、「垃圾和动物尸体」つまり、ゴミと動物の死体は処理できるようです。】

――ですがそれをこの数日の間続けているものですから、北朝鮮の移動式焼却炉から立ち上る黒い煙はこのアジア一帯に広がる巨大な低気圧の中に【すっかり】巻き取られてしまいました

――北朝鮮から日本へと押し出された低気圧は、【日本で】不吉な黒い雨となって降り始め、コロナウイルスで死亡した北朝鮮人の火葬された遺体を含んでいるのでは、と見られています
【中略】

北朝鮮の移動式焼却炉上の写真の下側左手)が黒い煙柱をもうもうと吐き出しており……

……それが北朝鮮から日本へと流れる巨大な低気圧(上の地図)と出会って……

画像はシャンティ・フーラがツイートに差し替え
……【日本で】不吉な黒い雨)となって現在降り始めています。

【以下略】


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ソルカ・ファール情報:ロシアが原油価格のハルマゲドンに着火すると、アメリカはサウジアラビアで軍事クーデターに着手
転載元)

どう頑張っても原油安が止められない


本日クレムリンに出回っている【ロシア連邦】安全保障会議SC)の驚異的な新報告書で、新グレート・ゲームという私たちの現実世界に恐ろしい章が新たに加わりました。

――アメリカでエネルギー安全保障の一流専門家、サマンサ・グロウスが「正直に言って、ロシア勢が本当に火遊びを始めたことに少々驚いている」と警鐘を鳴らしたのも無理からぬことでしょう。

――グロウスの反応は、昨日シリアにおけるロシアとトルコ間の停戦【合意】を国連【安保理】が支持するのをアメリカ合衆国が阻止したことで始まった「新グレート・ゲーム」における一連の極めて重要な動きに対して寄せたものです。

――【アメリカ側の拒否権発動を受け】、ロシアは対抗措置として、すかさず世界的な「原油価格のハルマゲドン」に着火しました。

――ロシアが原油価格を維持するための減産を拒否し、サウジアラビア率いるOPEC+との劇的な決別をしたという意味です。

――そのせいで原油価格は現時点で1バレル41.57ドルと撃沈しています。
【※更に悪化して、現時点(11日12:00)だと1バレル35.36ドル。】

――米国の原油生産業者にすれば、採算価格として1バレル65ドルは必要なのですから、壊滅的な価格です。

――【2019年時点の原油安で既にアメリカでは大量のエネルギー企業が倒産し】、「2020年は石油倒産の年となるだろう」との警告を受けていた、あの米国の原油生産業者たちです。

――その警告が昨日現実化した証拠は、別名「恐怖ゲージ【尺度】」や「恐怖指数」と言われるCBOEボラティリティ指数VIX)の変動でした。

――シカゴ・オプション取引所CBOE)が作成しているリアルタイムの市場指数で、30日先のボラティリティ【=値動きの幅】に対する市場の期待を表すものです。

――というのも昨日【の恐怖指数は】、アメリカのとある巨大な金融機関が世界原油価格の安定のために持ちうる全てを投じるという破滅的な動きに出たのを捉えていました。

グラフはシャンティ・フーラが挿入

【※引用先のゼロヘッジ記事によると、VIX指数が6日にリーマンショック以来最悪の54.39まで急騰したのですが、どこかが大量の資金投入を行ったらしく、一時的に40.84まで持ち直しました。】

――衝撃を受けた米国の市場取引関係者は、【この大量資金化で】「どこか大手が完全に吹っ飛んだね」、「大手なんて、もう事実上存在してないだろ」などと噂しており、「今FRBが介入しなければ、壊滅的な崩壊は避けようがない」とのこと。

――ですがそのような壊滅的な崩壊を避けようと、サウジアラビアが米国に5億ドルを支払い何千人もの米軍兵士を石油の豊富な同国へと移動させたのです。

――【サウジに派遣された】米軍は昨日、近隣諸国に駐留している何千もの他の米軍兵と合流し、サウジアラビア政府関連の施設や原油生産の中心という重要拠点を守るため、【いつでも】戦闘に即応できる態勢へとすぐさま突入しました。

――この直後、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子サルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール=サウード国王の弟アフマド・ビン・アブドゥルアズィーズ王子、【国王の甥でサルマーン皇太子の】従兄のナウワーフ・ビン・ナーイフ王子と元内務大臣のムハンマド・ビン・ナーイフという権力争いで主なライバルたちを拘束しています

――そして【この三人は】法廷でクーデター容疑を問われ、終身刑か処刑の憂き目に曝されています

――ですが彼らの本当の罪は、サウジアラビアの石油減産で収入が減ることへ反対したせいでした。

――この減産で主に得をするのは、バレル当たりの価格を上げたいアメリカの原油生産業者です。

――ですが今やロシアOPEC+のカルテルを吹き飛ばしたせいで、「避けられない【市場】崩壊」が起こる前にサウジアラビアの石油減産は確実に加速しそうな勢いです。

【以下略】


2020年3月6&7日©EUおよび米国の全ての著作権を留保。WhatDoesItMean.Comの元の掲載場所にリンクを貼るという条件で、当該リポートを全体として使用することを許可します。フリーベースの内容はCC-BYGFDLによって許可取得済。

註:数多くの政府と諜報機関は、これらリポートに掲載された情報に対して活発な反対運動を繰り広げています。彼らは地球に起こりうる、または起こった幾つもの破滅的な変化や出来事について、自国の市民に警鐘を鳴らしたくないのです。ソルカ・ファール姉妹はこのような姿勢に強く異を唱えており、人間は誰もが真実を知る権利があると信じています。私たちの使命はこういった諸政府と対立しているため、彼らの“機関”は私たちや私たちのような人々を貶めようと誤報や虚報を延々と発信するという形で反応を示してきました。枚挙に遑がありませんが、例えばこちらなど。]

註:WhatDoesItMean.comというウェブサイトは、グローバルなテクノロジーの教祖であった故ウェイン・グリーン(1922年~2013年)が率いる少人数のアメリカ人コンピューター専門家集団によって、ソルカ・ファールの姉妹たちのために創設され、寄付されました。西洋の2003年における違法なイラク侵略で使われたプロパガンダに対抗するためです。]

註:このレポートで使用されている「クレムリン」(都市内部の要塞)という単語は、モスクワを含む複数のロシアの要塞を指しています。【要塞と言うのは、】その多くがソルカ・ファール姉妹の使命に献身的な、女性のスヒィーマ僧(正教会の尼僧)が住む大聖堂が複数あるからです。]

翻訳:Yutika


註:原文中、赤字で強調された部分は濃い青字に色を変更しております(※水色部分は引用部分です)。よって翻訳文で赤字になっているのは、シャンティ・フーラ独自の「10分でわかる」要約サービスです。

【 】内は訳者の追記部分です。また訳文は日本語での読み易さを優先して、見出しや画像を加えており、原文とは異なる形で文や段落を分割することもあります。


Writer

Yutika

体癖:8−2、エニアグラム:4
関西の英語塾で教えつつ、翻訳業(英語&仏語)をしております。


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