新型コロナウイルス感染症から回復しても、“長期にわたる…疲労を経験するリスクが高く、以前の正常の状態に戻るまで6ヶ月かそれ以上、その疲労が持続する可能性”がある

竹下雅敏氏からの情報です。
 新型コロナウイルス感染症から回復しても、“3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性がある”ということです。ツイートには、陰性後も「倦怠感、微熱、頭痛、肺痛、湿疹等」が続いている様子が窺えます。持病なしの10代学生の方は、“63日目になっても…毎日微熱から高熱まで強い頭痛や倦怠感、めまい、関節痛などで辛い”と言っています。
 検査で陰性が出てもウイルスは身体の中に残っており、身体はウイルスとずっと戦っているということでしょうか。それとも、何か別の理由があって熱が続くのでしょうか。いずれにせよ、新型コロナウイルスを風邪やインフルエンザと同じように見なすわけにはいかないことが分かります。
 “続きはこちらから”の記事は、“日本では慢性疲労症候群(CFS)と呼ばれているが、イギリス・カナダ・ヨーロッパでは、筋痛性脳脊髄炎(ME)と呼ばれ、近年では世界的にME/CFSと両名併記される”病気との関係です。
 新型コロナウイルス感染症から回復しても、“長期にわたる…疲労を経験するリスクが高く、以前の正常の状態に戻るまで6ヶ月かそれ以上、その疲労が持続する可能性”があるとのことです。さらに病状が深刻になり「ME/CFSに移行する可能性」があると言うのです。やはり、新型コロナウイルスを甘く見てはいけないようです。
 コロナ後の新しい生活では、フェイスシールドを付けて飲みに行くとか、互いに防護服を着てデートするとかの方向ではなく、外で安い酒を高い値段で飲むことから、自宅で美味しい酒を飲むようにするとか、頻繁に手を洗い消毒するのではなく、食事に気をつける等して「腸内環境を整え免疫力を高める生活」に、シフトアップすべきではないかと思います。
(竹下雅敏)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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回復者3割に後遺症の恐れと指摘 イタリア呼吸器学会、肺にリスク
引用元)

 イタリアの呼吸器学会は27日までに、新型コロナウイルス感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性があると指摘した。少なくとも6カ月は肺にリスクがある状態が続く懸念があるという。

(中略)

学会によると、新型コロナ感染症により肺線維症を引き起こす恐れがあり、完治が難しい損傷を肺に受ける可能性もあるという。
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配信元)





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OMFでCOVID-19とMEの研究開始 20.5.19
(前略)

急性期から回復したCOVID-19患者は、その後、長期にわたるウイルス感染後疲労を経験するリスクが高く、以前の正常の状態に戻るまで6ヶ月かそれ以上、その疲労が持続する可能性があります。しかし、患者の中には、疲労が良くなることがないか、この最初の6ヶ月の間にさらに深刻になり、それがいつまでも続きME/CFSに移行する可能性があります。

(中略)

世界中が現時点でCOVID-19に熱心に焦点を合わせています。何千という患者が生涯にわたる苦しみの原因となる病気に移行する可能性は、やっと世界がME/CFSに対してふさわしい注意を払うユニークな機会を提供しています。
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配信元)



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