「国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)」なる組織が米財務省の電子ファイルを入手、分析、調査した「フィンセン文書」〜 世界で200兆円規模のマネロンを暴露

 思いがけず東京五輪のワイロ疑惑の裏付けが出てしまった「フィンセン文書」が話題になっています。トランプ大統領が勝利した米大統領戦にロシアが介入したのではないかという「ロシア疑惑」が発端となって検察当局が求めた電子ファイルの一部で、米財務局の金融犯罪取締ネットワーク局(フィンセン)に提出された金融機関の「疑わしい取引の報告」2100件が流出したものでした。この膨大なファイルを国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の400人が分析し調査したということで、提携していた朝日新聞も報道に加わりました。脱税を目的とするパナマ文書よりも犯罪性が高いものが多いと見られています。藤原直哉氏が出て来た情報を元に、東京五輪の招致委員会のワイロ疑惑も実はロシアを巻き込んでいたことを解説されていました。また、ゆるねとにゅーすさんが踏み込んだ解説をされていて、すでにパナマ文書の時から、このICIJの存在に疑問を持たれていたようです。出資している組織や団体にはジョージ・ソロスやフォード財団が関わっているようです。今回の世界一斉リークには、別の思惑もあることを考慮して見た方が良いかもしれません。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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パナマ文書を超えるスキャンダル!?「フィンセン文書」が流出!世界の大手金融機関が世界支配層の詐欺行為やマネロン(資金洗浄)を黙認・手助けか!
転載元)
どんなにゅーす?

世界の金融機関が米財務省の「金融犯罪取締ネットワーク局」(フィンセン)に提出した、「疑わしい金融取引」を報告した膨大な秘密文書(フィンセン文書)が流出。世界支配層によるタックスヘイブンの内情が記録されていたパナマ文書を明らかにさせた、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)や、これらに協力した各国のマスコミが入手、これらを分析した上で明らかにした

・国際金融機関がフィンセンに報告していた「疑わしい金融取引」は総額で209兆円にも及んでいる上に、中には、大手金融機関が疑わしい取引を黙認していた疑いがあるケースも指摘されており、「現代のグローバル資本主義の闇に光を当てた一大スキャンダル」として、世界中で大きな話題になっている。


(中略)

タックスヘイブンを暴いた「パナマ文書」に続き、今度は巨大銀行の闇や不正に光を当てた「フィンセン文書」が暴露される!既存の金融システムを破壊するための1%による工作(自作自演)の疑いも!


世界の大手銀行や1%の富裕層の闇の一部に光を当てた「フィンセン文書」が世界中で大きな話題になっています
先日大手メディアで報じられた、東京五輪のワイロ疑惑に関する資金の詳しい流れも、このフィンセン文書に関する分析・調査から判明したようですし、早速、世界の金融市場が混乱に陥っているようですね。

パナマ文書は、世界の大金持ちによる「税金逃れの実態」を暴いたものだったけど、この「フィンセン文書」は、世界の大手銀行が1%の富裕層による様々な不正に関する資金洗浄を黙認・手助けしてきたことを暗に示す内容が並んでいるのが特徴で、(パナマ文書と同じく)99%の民衆に対して、いわゆる「1%の特権階級連中」に対する強い不信感や怒りを喚起させるものとなっている

何よりも気になるのが、この文書を世に出したのが、パナマ文書やバハマ文書、パラダイス文書などと同じく、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)なる「得体の知れない組織」であり、今回は、このICIJに各国のマスメディアが協力(日本では朝日新聞)する形で、この米財務省の秘密文書を(どこからか)入手し、流出させたようだね

「バハマ文書」に関する過去記事でも触れたけど、この組織に出資している団体の背後にジョージ・ソロスなどが控えているようだし、どうも、1%のグローバル資本勢力が、既存の貨幣制度や資本主義体系を根底から破壊した上で、「グローバル暗号通貨」による新しい金融システムを再構築するための、いわゆる「マッチポンプ」のように思えてならないんだよね。
(ICIJの実態について軽く触れている過去記事の一部分を以下に再掲しておこう。)

~省略~

次々と世界の富豪たちの”秘密”と資本主義経済の”裏面”を暴露し続けるICIJとは、一体何者なのか?


世界の大金持ちたちの税金逃れの手口を暴露して、「いかに一部の富裕層たちが特権的な地位を得ているか」ということを私たちに暴いているという点で、ICIJは一見すると、私たちの正義の味方にも見えるわ。

でも、果たして本当にそうなのかしら?

うーん。ボクもこのICIJという団体を少しばかり調べてみたけど、表向きには、アメリカの非営利組織で、「世界中の企業メディアが報道できないような、権力の闇や腐敗を追及し、世界中の市民に向けて情報を公開する」といった目的の元に活動している組織らしい。

ところが、この団体に出資しているCPIという組織の関係者や団体を見てみると、かのジョージ・ソロスや、フォード財団などの、いささか怪しい人々や組織が浮かんでくる
ジョージ・ソロスは、クリントン家とも親しく、一時期ビル・クリントンに誘われてCFR(外交問題評議会)に属していたこともある、稀代の大富豪の投資家だし、フォード財団も、表向きは慈善団体ではあるものの、元CIAエージェントと言われている故・笹川良一の日本財団に資金援助をしたり、CIAと繋がりのある組織と言われている。(ウィキペディア

こういう相関図を見ても、果たしてこのジャーナリスト組織が、手放しで信用していいのか?と言われると、ボクは少し、いやかなり躊躇してしまうんだよね…。
~省略~

【タックスヘイブン】 「パナマ」に続いて今度は「バハマ文書」!ICIJが新たに暴露!日本企業は少なくとも80社か!? より)


今回の「フィンセン文書」に関しても、何らかの「裏の目的」があって、これをセンセーショナルに報じている疑いがありますし、やはり、今回の暴露劇の背後に、どうしても、グローバル資本勢力の影が見え隠れしているように思えてなりません。

まあ、日本に限っては、この「フィンセン文書」の件はほとんどロクに報じられていない(日本の人々にこれを大々的に報じても、ほとんど理解されないか関心を持たれないのが分かっているんだろう)けどね。

とにかく、これを機に金融市場が大混乱に陥っていけば、それこそ、1%の中のさらに0.1%にとっては「まさに思惑通り」だろうし、こうやって、世界の人々に既存の貨幣制度や資本主義社会に対して、より強い不信感や怒りの感情を盛り上がらせていくことで、これまで長らく続いてきた既存の貨幣による金融システムはいよいよ終わりを迎え、そう遠くない未来に、既存の資本主義を作り上げてきた連中が新たに”デザイン”した、本当の意味での「ニューノーマル(真性的なディストピア)」が到来することになるものとみているよ。

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