注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
杉田氏は会議後、記者団に「そんなことは言っていない」と述べて発言を否定したが、会議に参加した複数の関係者から、杉田氏の発言が確認された。杉田氏は、会議で来年度予算の概算要求を受け、女性への性暴力に対する相談事業について、民間委託ではなく、警察が積極的に関与するよう主張。被害の虚偽申告があるように受け取れる発言をしたという。(共同)
「苦しむ人を孤立させる」。性暴力は訴えにくく、相談しても信じてもらえず傷つく当事者もいる。性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」の主催者らは26日、謝罪と議員辞職を求める署名活動を始めた。
26日夜にはフラワーデモが急きょオンラインで開催された。主催者の一人で作家の北原みのりさんは「国会議員が被害者の声をつぶすような発言をすることは許されない」と抗議。辞職などを求めて既に2万人超の署名が集まったという。
杉田水脈議員の発言について田村智子さん。
— 平和と民主主義🔖大阪守る! (@snc20165) September 25, 2020
「大変驚き、怒りが抑えられない」
「自民党としてこういう言質をこのまま認め続けるのかということも問われてくる」#杉田水脈議員の辞職を求めます pic.twitter.com/QCUqZbXrZS
是非録音を公開してください! https://t.co/bCQ6GCtSoo
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 26, 2020
杉田氏は一貫して差別主義的な暴言を繰り返してきた。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) September 27, 2020
「セクハラで社会が萎縮すると国益を失う」、伊藤詩織さんについては「女として落ち度がある」、女性差別撤廃条約は「本当に受け入れるべきか」「男女平等は絶対に実現し得ない反道徳の妄想」とまで。
自民党は、いつまで議員にしておくつもりか。
杉田水脈議員が女性への暴力や性犯罪に関し「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言。彼女はもし自分の娘が同様の被害にあった場合も同じ態度をとるのだろうか。そして女性を一括りしないで欲しい。私は嘘大嫌いだし。杉田議員、主語は『女性』じゃなくて『私』でいいんじゃないんですか。
— 上西小百合 (@uenishi_sayuri) September 25, 2020
あと、私が心底不思議に思うのは杉田議員が発言を指摘される度に逃げ回ること。維新時代から世間話中にこういう傾向の発言をされていたから、これは揺るぎない彼女の本心なはず。会見でも開いて堂々と説明すればいいのに。にしても『女の敵は女』を貫く女性議員ってなんなんだろうか。必要?
— 上西小百合 (@uenishi_sayuri) September 25, 2020
女性への性犯罪などについて「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したらしい。
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) September 25, 2020
なぜ、このような人物が国会議員になのか不思議に思うかも知れない。
理由は、安倍総理の肝いりで中国比例ブロックで当選確実の順位を与えられたから。
安倍政治は終わっていない。
https://t.co/mZCYPZQJpq
杉田水脈議員の言動に立腹して次の選挙で落としたいと思っても自民党が比例名簿1位にしてるのでこれを変えない限り彼女が落選することはない。つまりは彼女を国会議員にしておきたい強烈な意思が自民党にあるということ。党の姿勢を問題視しなければ、彼女の放言問題は解決しないよね。自浄能力ゼロ。 https://t.co/VU4qg27Zug
— 津田大介 (@tsuda) September 26, 2020
自民党の重鎮たちは彼女の発言をたしなめるどころか支援パーティーに顔出して彼女を褒めているわけで、そうすると彼女はそうした「自分を理解してくれる重鎮たちのため」にも彼らが喜ぶ発言を繰り返していくよね。結果批判も大きくなる。だけどその重鎮たちは泥は被らない。とても醜悪な構図だと思う。
— 津田大介 (@tsuda) September 26, 2020
杉田水脈氏の発言に懸念や抗議
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) September 26, 2020
「被害者を孤立させる」https://t.co/Kfnz1WzDgL
⇒氏の責任はもちろんだが、これを比例名簿2位で起用した自民党執行部にも大きな責任がある。「女性」という立場で暴言を発信するのが彼女の役目なのでは。
いま杉田議員の発言を容認してしまったら、女性政策もテキトーに済まされてしまうのではないかと危機感を持っています。週明け自民党に署名を提出するそうです。ぜひご協力ください。#0926フラワーデモ #杉田水脈の議員辞職を求めます #性暴力被害者への蔑視を許さないhttps://t.co/J37XNS3Fnk
— 笛美 (@fuemiad) September 26, 2020
杉田議員は今回に限らず、これまでずっと差別主義的な発言を繰り返し、周りの人々が「揺るぎない彼女の本心のはず」と認識するほど、国会議員としての資質の無いことが明らかです。その杉田水脈議員は「安倍首相の肝いりで」自民党衆院中国ブロックの名簿上位となり楽々当選しています。比例名簿で上位の議員は、言わば党の顔です。有権者が杉田議員を落選させたいと思ってもできない。自民党が「女性に暴言を吐く女性議員」の役目を与えているようにも見えます。
ネット上では自民党の自浄を期待できないとして、杉田水脈議員の辞職を求める署名が始まっています。