竹下雅敏氏からの情報です。
注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
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免疫力は、ウンチの量で決まる?!
ウンチ研究のきっかけ
ウンチ研究のきっかけ
引用元)
B&S Corporation 藤田 紘一郎 東京医科歯科大学名誉教授、医学博士
医師として、最初に行った海外先は、インドネシアのカリマンタン島でした。三井物産の木材部の顧問医として行ったのですが、当初は若い後輩たちと下痢ばかりの日々でした。
ところが、しばらくすると私だけが下痢しなくなったのです。一方、若いのは下痢してバタバタと倒れていく・・・。どうしてだろう?
調べてみると、ウンチに差があることがわかりました。私のウンチは1日平均200gぐらいの量だったのですが、若い後輩たちはその半分でした。
(中略)
私たちの体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出しています。ですから、腸内細菌が少なければ(=便が小さければ)、それだけ外敵から身を守る免疫力も低下します。
私だけが下痢をしなくなったわけは、まさに、腸内細菌の量が多かったから。(中略)… 悪い菌が腸内にとどまらないよう、頑張って排除してくれたのです。
(中略)
腸内は善玉菌が多い良好な環境にしておくことが理想です。ただし、善玉菌だらけで、悪玉菌が全くいないのはダメです。(中略)… 乳酸菌は酸をつくって腸内を酸性にして悪い菌が増えないようにしていますし、大腸菌も増えると悪さはしますが、実は野菜のセルロース分解をしたり、外敵をやっつけたり、いいこともしてくれています。
(中略)
腸内細菌を増やし、大きな便にしたいなら、腸内細菌のエサになる食物せんい豊富な食材をとりましょう。穀類、野菜類、豆類、果物類などです。
(以下略)
ところが、しばらくすると私だけが下痢しなくなったのです。一方、若いのは下痢してバタバタと倒れていく・・・。どうしてだろう?
調べてみると、ウンチに差があることがわかりました。私のウンチは1日平均200gぐらいの量だったのですが、若い後輩たちはその半分でした。
(中略)
私たちの体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出しています。ですから、腸内細菌が少なければ(=便が小さければ)、それだけ外敵から身を守る免疫力も低下します。
私だけが下痢をしなくなったわけは、まさに、腸内細菌の量が多かったから。(中略)… 悪い菌が腸内にとどまらないよう、頑張って排除してくれたのです。
(中略)
腸内は善玉菌が多い良好な環境にしておくことが理想です。ただし、善玉菌だらけで、悪玉菌が全くいないのはダメです。(中略)… 乳酸菌は酸をつくって腸内を酸性にして悪い菌が増えないようにしていますし、大腸菌も増えると悪さはしますが、実は野菜のセルロース分解をしたり、外敵をやっつけたり、いいこともしてくれています。
(中略)
腸内細菌を増やし、大きな便にしたいなら、腸内細菌のエサになる食物せんい豊富な食材をとりましょう。穀類、野菜類、豆類、果物類などです。
(以下略)
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【免疫力を高める食事】お勧め食材は野菜と発酵食品 腸内環境を整える美味レシピ10選
引用元)
免疫組織が最もよく働くのは、腸内細菌が「善玉菌2、悪玉菌1、日和見菌7」というバランスのときです。悪玉菌は腸内から一掃すべきものではありません。体外から入ってくる敵と真っ先に闘う働きもしており、腸内で大事な役割を果たしているからです。【解説】藤田紘一郎(東京医科歯科大学名誉教授)
(中略)
皆さんにお勧めしたいのが、食物繊維の多い食品です。(中略)… 水溶性の食物繊維は、腸内で発酵しやすく、善玉菌を増やします。一方、不溶性の食物繊維は、腸内にたまった腐敗物質を絡めとり、便として排泄する働きがあります。
(中略)
(中略)
もう一つ、食物繊維に加えて、ぜひ摂取してほしいのが日本古来の発酵食品です。(中略)… 日本の発酵食品は多くが植物性。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌よりも胃酸に強く、生きて腸に届きやすいことがわかっています。
(中略)
日ごろから、みそや納豆などの発酵食品といっしょに、食物繊維を豊富に含んだ野菜類、豆類、海藻類を積極的にとるように心がけてください。つまり、できるだけ、野菜の豊富な和食をとることがお勧めです。
(以下略)
(中略)
皆さんにお勧めしたいのが、食物繊維の多い食品です。(中略)… 水溶性の食物繊維は、腸内で発酵しやすく、善玉菌を増やします。一方、不溶性の食物繊維は、腸内にたまった腐敗物質を絡めとり、便として排泄する働きがあります。
(中略)
免疫機能を高める「腸内環境を整える食品」
❶食物繊維
【水溶性食物繊維の多い食品】
コンブ、ワカメ、ヒジキなどの海藻類、ニンニク、ゴボウ、オクラなどの野菜類、大豆、アズキなどの豆類、大麦、ナメコ、キウイなど
【不溶性食物繊維の多い食品】
シソやパセリなどの香味野菜、イモ類、乾物など
【水溶性と不溶性、両方が多い食品】
キャベツ、納豆
❷日本の発酵食品
みそ、しょうゆ、酢などの調味料、納豆、ぬか漬け
❶食物繊維
【水溶性食物繊維の多い食品】
コンブ、ワカメ、ヒジキなどの海藻類、ニンニク、ゴボウ、オクラなどの野菜類、大豆、アズキなどの豆類、大麦、ナメコ、キウイなど
【不溶性食物繊維の多い食品】
シソやパセリなどの香味野菜、イモ類、乾物など
【水溶性と不溶性、両方が多い食品】
キャベツ、納豆
❷日本の発酵食品
みそ、しょうゆ、酢などの調味料、納豆、ぬか漬け
(中略)
もう一つ、食物繊維に加えて、ぜひ摂取してほしいのが日本古来の発酵食品です。(中略)… 日本の発酵食品は多くが植物性。植物性乳酸菌は動物性乳酸菌よりも胃酸に強く、生きて腸に届きやすいことがわかっています。
(中略)
日ごろから、みそや納豆などの発酵食品といっしょに、食物繊維を豊富に含んだ野菜類、豆類、海藻類を積極的にとるように心がけてください。つまり、できるだけ、野菜の豊富な和食をとることがお勧めです。
(以下略)
“体の免疫力は、その70%を腸内細菌が作り出している”ということで、残りの30%はメンタルが関係しており、“強いストレスがかかると、免疫力はたちまち低下”してしまうとのことです。
ウンチの量=腸内細菌の量ということで、たくさんの腸内細菌たちは悪い菌が腸内にとどまらないよう、頑張って排除してくれる。その際、体外から入ってくる敵と真っ先に闘う働きをするのが、俗にいう悪玉菌なのだとか。悪玉菌の代表格である「大腸菌」は、“食物繊維の一つであるセルロースを分解し、人体に必要なビタミンを合成”しているとのことです。ぜんぜん悪玉じゃない気がしますが…。
腸内環境を良好な状態に保つためには、食物繊維の多い食品を毎日しっかりとることに加え、日本古来の発酵食品の摂取が大切だということです。日本の発酵食品は多くが植物性なので、“胃酸に強く、生きて腸に届きやすい”ということらしい。「できるだけ、野菜の豊富な和食をとることがお勧め」という結論になるようです。
免疫力の30%はメンタルが関係しているということでしたが、In Deepさんの記事によれば、「腸内環境とメンタルの状態には強い相関関係がある」ことが分かっており、「腸内環境とうつ病」に関する医学論文が数多く存在するのだそうです。
記事で引用されている医学論文の結論は驚くべきもので、腸内細菌によって産生される神経伝達物質がヒトの精神的健康に影響を及ぼす可能性を指摘したうえで、“チームは、うつ病の人たちの腸内には、以下の細菌が欠如していることを見出した。「コプロコッカス」「ディアリスター」。コプロコッカスは、精神的な健康に影響を与えることが知られている神経伝達物質であるドーパミンに関連する生物学的経路を持つことも発見された”と言うのです。
こうなると、“体の免疫力は、ほぼ100%腸内細菌が作り出しているのではないか?”と思えてきます。その腸内環境を破壊するのが抗生物質で、“あるデータによると、抗生物質1回の摂取で、腸内細菌の数は1/10~1/100まで減り、種類については約50%まで減ってしまう”ということでした。
天然の抗生物質と呼ばれる「コロイダルシルバー」は、“体内に存在する善玉菌や健康的な細胞にダメージを与えずにあらゆる病原菌を殺菌する”ということでした。医者が安易に抗生物質に頼るのは、かなり問題があるのではないかという気がします。