生まれたばかりのパンダの赤ちゃん

今年もいよいよ終わりかー。

もー、明日が大晦日だなんて、信じられないよー。

来年はさらに、踏ん張りどころだな。

すごい時代だけど、時事ブログのおかげで、それほど心配せずにここまで来られたね。
来年も時事ブログ、一番頼りにしてます。

だが、頼みのツイッターやユーチューブも、ますます規制がかかりそうだな。

そして、チャクラ感覚を磨いて正しい判断ができたらええな。

ぼくも、練習中だよ。
そうそう、コロナと大統領選に気を取られてる間に、パンダの赤ちゃんが生まれたの、知ってた?

へえ、生まれたばかりのパンダ、こんな顔してんのか。
和歌山県白浜町「アドベンチャーワールド」で生まれたそうだよ。
ここで生まれたパンダは、
これで17頭目。
【パンダの赤ちゃん】生後1か月を迎えました!(30日齢)

17頭目? 知らんかった、日本でそんなにたくさんのパンダが生まれてたとは?
おれが知ってるのは、上野動物園のカンカンとランランまでだ。

ふるー! それ、48年前の話でしょ?
今の上野動物園は、シンシン・リーリーの夫婦と、2年前に生まれたシャンシャン。
中国のレンタルパンダ

へえ、
パンダがいる動物園は、他にどこがあるんだ?
日本には3ヶ所だよ。
上野動物園、神戸市立王子動物園、赤ちゃんが生まれた
「アドベンチャーワールド」。
でもね、上野のシャンシャンは今年中に中国に帰るはずだったのが、コロナで来年5月に延期されたんだ。シャンシャンの両親も、来年2月までに返されるはずが5年延長されたんだよ。(
YAHOO!ニュース)
そして、
神戸のシンボル、タンタンも返還が決まっている。(
NHK政治マガジン)
神戸市立王子動物園

ほえ?! パンダが中国に帰るだと?
以前は寄贈だったけど、1984年、ワシントン条約でパンダは絶滅危惧種に指定され、商業目的の取引が禁止されてから、レンタルになったんだよ。(
YAHOO!ニュース)

パンダのレンタル? カネを払うのか?
つがいで100万ドル、10年契約。

年に1億円!! たっけー!!

金額はワシントン条約で決められたんじゃなくて、中国政府が決めたんだけど。

完全に足元を見られてる。
一応、パンダの繁殖や、生息地保全の支援という名目だけどね。
ちなみに
上野動物園のシンシン・リーリーが来園したときの、東京都の予算では、レンタル料(10年契約):2頭で95万ドル(約9500万円)、その他、輸送費、冷暖房付き獣舎、食費などに、1億8500万円。
(
毎日新聞)
上野動物園

おおう! 都民の税金だろ? 都民はよく文句言わなかったな。

どんなにお客を集めても、入場料やグッズ代じゃ、とても元は取れないよ。
かえって、
人材を増やしたり、繁殖のための医療費とかで、赤字なんじゃない?

しかも、10年経ったらオサラバとは。
でも、生まれた赤ん坊パンダは日本のもんだろ?

それが、違うんだよ。
赤ちゃんパンダも、生後2年で中国に返すことになってる。

国産パンダでも、中国に返すのかあ。
しかも、パンダを死なせたら、賠償金も支払わされるんだよ。

ひでえ話だ、レンタル料は取る、子どもが生まれたら返す、死んでもカネ取る。

でも、しょうがないよ、契約でそうなってるんだから。
2010年、神戸でオスのコウコウが亡くなったとき、支払った賠償金は50万ドルと言われている。約5000万円、つまり、一年分のレンタル料と同じ。
しかも、コウコウが亡くなる2日前、尖閣諸島沖で中国漁船と日本の海上保安庁の船が衝突する事件があったから、パンダの死が日中関係にも影響しそうだったんだよ。
(
excite.ニュース)

パンダのレンタルが、政治にヒモつけられてるのか。

まさにその通り。
初めて中国が、パンダを外交目的に利用したのは、日中戦争さなかの1941年、日本軍に苦戦していた蒋介石が、アメリカにパンダを贈って支援を頼んだのが始まり。(
excite.ニュース)

当時は空輸なんかなかったから、船で連れて行かれたのか。パンダ、疲れたろうな。

1972年、ニクソン大統領が史上初の訪中をした際も、アメリカにパンダが贈られた。
以来
中国は、台湾(中華民国)を中国の一部と見なした国に、パンダを贈るようになった。(
HighSchoolTimes)
ニクソン大統領

パンダをもらいたけりゃ、台湾を仲間はずれにしろってな。

「平和と友好の使者」パンダにとっては、不本意なことだね。
その頃日本にも、日中国交正常化の記念にパンダが贈られた・・それが。

カンカン、ランラン!
パンダは日中の「経済協力」とも深く関わっている。
1979年、日本が中国に、ODA(政府開発援助)と500億円規模の円借款を約束した際、2代目パンダ「ホアンホアン」が贈呈された。
2008年、国賓来日した胡錦濤と、当時の福田総理が共同声明に署名した際、「リーリー」と「シンシン」が貸し出された。(
NHK政治マガジン)

Give and take か。
さらに中国は、FTAを締結した国や、資源や技術供与を受けた国にもパンダを送り出している。(
YAHOO!ニュース)

「おれたち、ダチってことで、パンダ貸したるわ」ってな。

それだけじゃない、
2013年、習近平が国家主席に就任してから「一帯一路」に参加する国々にパンダが贈られている。
つまり、
パンダがいる国を見れば、中国の勢力圏がわかる。
(
HighSchoolTimes)

なるほど。
ところで、おれが気になるのは、
中国が受け取る年間100万ドルの貸出料は、いったいなんに使われてるんだ?ちゃんとパンダのために使われているのか?

さあ、相手は秘密主義の中国共産党だからね。それを調べるのは至難の業だよ。
でも、パンダの専門家は言う。
「パンダを外国の動物園に貸与して得られるお金は、パンダの保全に使うことになっています。しかし、実状は、そうなっていません。」「過去に、このお金の一部が着服されたことは確実です。いまでも外国の動物園や政府は、支払ったお金が
何に使われているのか、少しも把握できていません。」(
Courrier)

あ〜あ、やっぱ、そんなこったろうと思った。
「保護区には動物管理官がほとんどいませんし、何の設備もありません。ルールを運用したり、強制したりすることもできていません。研究施設という看板を掲げているけれど、誰も使っていない、空っぽの建物がたくさんあります。
」(
Courrier)

おいおい!

「パンダはすでに外交の手段から金稼ぎのビジネス道具に変身した。」
(
大紀元)

はあ〜
かわいいパンダに支払ったカネが、中国共産党を肥え太らせるとはな。

野生パンダの数も、はっきりしてないらしい。
「
最終的に公表されるパンダの個体数は・・研究者が調査結果をもとに出す数字ではなく、中国共産党の上層部が決める数字になっているのです。」
「最終的に公表される数字
以外は、すべてが国家機密となっているのです。」
(
Courrier)

パンダの数まで国家機密か?

さらに
中国では、赤ちゃんパンダが生まれたら政府からボーナスが出るんだ。
それによって、施設ごとの激しい競争になって、
繁殖施設は「パンダ製造工場」と化し、繁殖可能なメスは、野生のパンダより頻繁に出産させられる。
(
Courrier)

ひでえ話だ。パンダの人権よりもカネとはな。

しかも、外国にレンタルされるパンダは「健康的で顔が丸くて毛色のきれいなパンダがよくて、癖があったり、ケンカを好む協調性のないパンダは駄目」とか、より好みしてるそうだよ。(
大紀元)

ねじれは、好まれないようだな。
「アドベンチャーワールド」にパンダを連れてきた大物政治家

日本、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」の話に戻るよ。
2020年11月22日に誕生した赤ちゃんパンダを含め、
「アドベンチャーワールド」では、これまで16頭のパンダが生まれた。これは
、中国をのぞくと、世界一だって。
(
HighSchoolTimes)
アドベンチャーワールド

すげえな、
なんでここだけ、たくさん生まれるんだ?
飼育員が優秀とか、エサがいいとか、環境がパンダ向きとか?

実はね、
中国には、野生パンダの保護活動、パンダの人工繁殖と人工飼育、生まれたパンダを野生に戻すための「成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地」という施設があって、「アドベンチャーワールド」は、そこの日本支部なんだよ。

へえ? なんで、日本を代表する上野動物園じゃなくて、和歌山に中国の支部?
「アドベンチャーワールド」は上野や神戸と事情が違うらしい。
「長期レンタル方式」と言って、「繁殖研究のため長期的にパンダを借り受ける代わりに、共同研究相手の中国の動物園や施設に毎年寄付金を支払う」んだって。(
excite.ニュース)

同じように、レンタル料支払ってパンダを借りてるんだろ?
やっぱ、つがいで年間100万ドルか?

いや、
「アドベンチャーワールド」は私営だから、レンタル料を公表していないそうだ。(
JIJI.COM)

あやしいなあ。私営で年間1億円なんて、ふつうならムリだぜ。
それにだ、
なにゆえに一地方都市白浜町が、中国パンダ基地の支部になれた?
公募でもなさそうだし・・・
やっぱ、政治家?

そう、大物政治家。

誰だろう? 和歌山県て、誰かいたっけか?

「
江沢民・元国家主席の石碑を和歌山の田辺市や成田空港など、全国各地に建てようとした政治家が誰かご存知ですか?」(
恐悦至極に存じ奉り候)

ええ?! 江沢民の石碑を全国各地に?
江沢民
「アドベンチャーワールド」にパンダを連れてきたのも、この人のおかげと言われてる。

ヒントくれ、ヒント!

第1ヒント:
中国共産党が、日本のキーパーソンとして重視している大物政治家。

いたっけ、そんな政治家?

第2ヒント:
中国に行くと、必ず盛大な歓迎を受けるなど、アメリカからは「中国に媚びすぎ」と名指しされた人。

わかんねえなあ、おれでも、知ってるヤツ?

ゼッタイ知ってる。
総額6兆円以上の、日本から中国へのODA(政府開発援助)に熱心だった人。
2019年、トランプの対中政策が強まる中、
北京で開かれた「一帯一路」会議に招待され、習近平に「日本も『一帯一路』に加わる」と書かれた、安倍ぴょんの親書を手渡した人。コロナで中止になった
習近平の国賓来訪を「ゼッタイ実現せよ」と主張してる人。
(
livedoorNEWS)
これでもまだ、わからない?

わからん。

じゃあ、ラストヒント:くろちゃんち、何階建てだっけ?

2階・・? わ、わ、わかった!
二階幹事長だ!
二階幹事長

ピンポ〜ン♪

ええっ? まじかよ!
あのおっさんが、パンダを連れて来たと?!

「アドベンチャーにパンダが来園したのは、二階俊博氏の力添えがあったのは、そのとおりだというのは、ちょっと事情を知っている人なら常識ですが、少し考えれば、一地方の私立動物園にパンダが来園すること自体が異常なことで、なんらかの力が働いたと誰もが考えるはずです。」(
YAHOO!知恵袋)

知らんかった、常識だったんか・・?
二階氏と言えば、党内切っての親中派。
「中国に対し友好的な態度を貫き中日関係を重視する二階氏は、・・これまで、習近平国家主席により招待を受け、会見に2度出席した経歴もあります。」(
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地)

てことは、こないだ流出した共産党員名簿に名前が載ってたりして?

さあ、どうだろう?
「二階氏が親中なのは政治の師匠だった故田中角栄氏の影響だという説もあるが、
完全に中国に服従している様子は異常である。これは一体なぜなのだろうか。」
(
livedoorNEWS)

ピンと来たッ! はいっはいっ!!

はい、くろ君。
たぶん、ハンター・バイデンと同じ理由です!!
美鯛や美ヒラメの舞い踊り、竜宮城への
ご接待を受けたんだと思います!!
Writer
ぴょんぴょん
1955年、大阪生まれ。うお座。
幼少期から学生時代を東京で過ごす。1979年東京女子医大卒業。
1985年、大分県別府市に移住。
1988年、別府市で、はくちょう会クリニックを開業。
以後26年半、主に漢方診療に携わった。
(クリニックは2014年11月末に閉院)
体癖7-3。エニアグラム4番(芸術家)
「寝ても醒めてもトランプ!トランプ!」で締めくくる1年でした。
そんな今年に、パンダの赤ちゃんが生まれたって知ってた?