東京オリ・パラ組織委・森喜朗会長の女性蔑視発言の謝罪会見がさらなる謝罪を要する前近代レベル

 ことの発端は、森喜朗会長がJOCの臨時評議員会で「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と女性蔑視発言をして海外の報道から抗議の火が点いたことでした。やがてネット上でも騒ぎになりましたが、森会長にとっては一体何が問題なのか分からないままだったようで、その謝罪会見での、さらに不遜な態度と横柄な物言いが大騒ぎになりました。無論、ご本人は辞任の意思はまるきり無いそうです。「BUZZAP!」のタイトル「〜全方位にガソリンをぶちまけてしまう」には思わず吹き出してしまい、さらに、なすこさんの作品で爆笑でした。いえ、日本の公的代表がこの認識では笑えないのですが。
三浦英之氏のツイートから、JOCが2019年に「理事会を非公開へ」と変更した時に、女性の4理事は、時代に逆行だとして非公開に反対したことを知りました。権威者の意に大人しく従わないのが女性理事だったのですね。colaboの活動をされている仁藤夢乃氏は行政の誘導的な会議のやり方に驚き、敢然と発言をされているそうです。各地で「わきまえない」かっこいい女性が道を切り開いておられます。
(まのじ)

注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。

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配信元)


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「『女性が多いと会議が長い』は各競技団体から上がってきた話」森会長が「謝罪会見」で全方位にガソリンをぶちまけてしまう
引用元)
(前略)
なにより大きな問題は、森会長の「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」という認識が決して個人的なものではなく、少なからず日本の各競技団体で共有されているものだということが森会長本人の口から明らかになったこと。

これにより、今回のオリンピック精神に反する女性差別発言問題が組織委トップ個人の失言に留まらず、日本のスポーツ界全体にまで飛び火してしまったことになります。
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配信元)

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