注)以下、文中の赤字・太字はシャンティ・フーラによるものです。
(以下略)
SNSでも広がる抗議行動
SNS上には、「#入管法案採決しないでください」「#入管法改悪反対」「#難民の送還ではなく保護を」などのハッシュタグが付けられ、著名人もツイッターで反対を表明。国際人権法などの研究者124人が廃案を含めた再検討を求める声明を発表し、国会前では、高校生が廃案を求める緊急アクションを呼びかけるなど、抗議行動も大きく広がっています。
(中略)
日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は12日、与党が狙う改定案の採決を阻止するために結束していくことを確認。参院では、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、参院会派「沖縄の風」、れいわ新選組の各党会派で改定案の対案を共同提出しています。
(以下略)
この時期にここまで強引に通したがる「入管法改正案」って誰が得する法案なの?なぜそんなにこだわるのか。https://t.co/qBH6Hd3Zex
— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) May 14, 2021
入管法改正案、採決見送り 与党、強行は得策でないと判断 | 毎日新聞 https://t.co/l5kQkrVPSq
— 石垣のりこ (@norinotes) May 14, 2021
政治家さんにはFAXが効くそうです。もはや私がFAXを送る相手は政治家だけとなった2021年でございます。https://t.co/cXYPIvoL6J
— 笛美🙋🏻♀️ (@fuemiad) May 13, 2021
#ウィシュマ さんが長期収容中に病死した真相解明のため、野党議員は真剣に取り組んできた。この動画を含め、当局の誠意なき答弁は数知れず。心ある与党議員も、入管の権限、裁量を広げる法案をこのまま通すことに疑問を感じているはず。明日も同僚議員が審議継続の必要性、合理性を示す質疑を行う。 https://t.co/Rr0mbOZozO
— 階猛(しな たけし) (@shinatakeshi) May 11, 2021
今すでに"あの"治安維持法以下だと指摘されているものを更に改悪する法案なのだという事は何度でも言っておきたいpic.twitter.com/Uvu9h4Kztn
— EMIL (@emil418) May 12, 2021
#入管法改悪反対
#入管法改悪反対
— くるみわり (@nutcracker_1892) May 13, 2021
● 与党は今週中にも衆議院での採決を狙っている
● 他の野党と結束して断固阻止、廃案にしたい
● 改正案の問題点は2つある
1:現行の入管制度が持っている問題点をさらに深刻にさせるものであること
2:会見2に続きます
5/13 志位委員長会見1 https://t.co/yD5OQRsEoc pic.twitter.com/2sp0dosDPZ
#入管法改悪に反対します #入管法改悪反対
— くるみわり (@nutcracker_1892) May 13, 2021
● 改正案の問題点
1:会見1にて
2:ウィシュマさん事件の真相を究明することが審議の大前提。切り離せない。
● 現行の入管制度の下で起きた痛ましい出来事である
● 悪法は廃案にと声を広げていこう📣
5/13 志位委員長会見2 https://t.co/yD5OQRsEoc pic.twitter.com/riN02eiyEc
[ウィシュマさんの手記]5:18:55〜5:22:50
本来の入管施設は、本国に帰国するまでの一時的な待機場所で、海外では快適に配慮された自由な場所だそうです。ところが日本では留置所よりも劣悪と言われ、事実、何人もの罪なき外国人の方が亡くなっているのに平然として、さらに出入国在留管理庁の裁量や権限を拡大し厳罰主義を強化しようとしています。日本はここまで野蛮で冷酷な国だったのか。
なぜ入管がここまで強硬に世界から非難される法案を通そうとするのか理解できませんでしたが、志位和夫委員長の解説で腑に落ちました。入管の歴史は戦前の内務省管轄にあり「その実務の担い手は特高警察であった」「外国人の権利は認めない、外国人を治安の対象としてみる」という人権無視の考え方がずっと続いていたようです。同様に強行採決を急ぐ国民投票法から見えてくる緊急事態条項とも相通ずる独裁的な共通点があります。
ウィシュマさんの事件の正しい検証は今回の改定案の大前提で、それが日本人の人権をも守ることになります。いつも怜悧な質疑をされる藤野議員が感情を抑えて読まれたウィシュマさんの手記は、可憐でなんとか明日に希望を繋ぐ思いが綴られ、胸が張り裂けそうでした(最後の動画)。
検察庁法改正の時ほどの抗議のファックスがないから強行突破できると与党に侮られたらしく、ネット上では「採決強行反対のファックスを」の声が熱いです。