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ユダヤ問題のポイント(日本 昭和編) ― 第18話 ― 731の遺伝子(下)
彼らの2つの「聖典」
地上世界で起き上がった重大な出来事の数々、歴史の内側には「ユダヤ問題」が潜んでいたのを見てきています。そして、ユダヤ問題の内側には2つの「聖典」が内在していて、それが様々に絡んでいました。
一つは「タルムード」、もう一つは「ヨハネの黙示録」です。
「タルムード」はユダヤ教の聖典とされますが、実際にはユダヤ教というよりは、その聖職者であるラビの聖典です。ユダヤ・イスラエル民族が他の民族から選別され隔絶、特に「ラビの言葉は神の言葉よりも現実に重視されなければいけない」と記され、ラビの絶大的権威を認めさせています。
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一方の「ヨハネの黙示録」は新約聖書の最後にあります。ユダヤ教は旧約聖書は聖典ですが、新約聖書を聖典と認めていません。ユダヤ教徒の神は旧約の神であり、新約の神ではないからです。ところが、このヨハネの黙示録だけは、ユダヤ教徒は新約にあっても聖典として崇めているのです。
ヨハネの黙示録の内容は簡単にはハルマゲドン(最終戦争)が起き、その終末に救世主が降臨、最終的には新エルサレムが降りてきて、旧ユダヤ・イスラエル民族がその統治者となるというものです。
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この2つの聖典、それを降ろした真の作者がいます。
タルムードの作者はブラック・ロッジの首領の一人です。従って、タルムードはブラック・ロッジ(表のイルミナティ)の聖典です。
ヨハネの黙示録の真の作者はホワイト・ロッジの宰相、旧約の神エノクでした。従って、ヨハネの黙示録はホワイト・ロッジ(裏のイルミナティを含む)の聖典となります。
ブラック・ロッジとホワイト・ロッジは敵対関係にあるのですが、実際にはブラック・ロッジとホワイト・ロッジのそれぞれが「タルムード」と「ヨハネの黙示録」を都合よく利用していました。「タルムード」と「ヨハネの黙示録」は共に選民思想であり、これを聖典として位置づけるのは、どちらも自分たちのやっていることを正当化し、権威付けるに最適だったからです。
ブラック・ロッジは血流的には偽ユダヤの系統で、地上支配のためハルマゲドンの「ヨハネの黙示録」を利用しています。
一方、ホワイト・ロッジの者たちもヨハネの黙示録をベースにしながら「タルムード」も利用しています。ホワイト・ロッジには悪魔崇拝とそうでないグループがありますが、悪魔崇拝を含めたホワイト・ロッジのハイアラーキーたちには、タルムードの「自分の正体は隠し、ゴイを騙して奪え」の教えが使い勝手が良かったからでしょう。
八咫烏はホワイト・ロッジ側、それも悪魔崇拝ではないほうに所属しています。八咫烏は真と贋の2種類あり、「裏天皇グループ」は「贋の八咫烏」になると教えられています。ただし、裏天皇グループも基本的には悪魔崇拝ではないと見ています。そして、裏天皇グループはヨハネの黙示録に沿って、その計画と行動を進めてきたのが見て取れます。
編集者が原図に一部補足
裏天皇グループとひと括りにしても、その中には様々な人物がいたでしょうが、それでもその構成者の多くがタルムードを都合よく利用していただろうと見受けられます。その代表格で象徴となるのが731部隊ということです。
「ゴイは犬に劣る。ゴイからは奪うべきだ。ゴイは犯して良いし殺しても良い。ただし我々の正体は秘密にせねばならない。」
731部隊の戦時中、そしてその関係者の戦後の振る舞いを見れば、こういったタルムードの教えと重なるのです。
「匪賊」とは誰のことか? 〜ゴイがマルタに
731部隊が3000人とも言われる生体解剖実験などの残虐行為を繰り返した相手が、「マルタ」と称された人々だと証言されています。731部隊が称したとされる「マルタ」とタルムードのいう「ゴイ・ゴイム」とどう違うのか?
全く同じです。ゴイに対する残虐行為の極地が悪魔儀式による犠牲ですが、これと731部隊の「マルタ」の扱いは全く同質だと言えるでしょう。思考経路も全く同じです。
731部隊
— ike1962 (@8icsRtq8Pz2NoMi) November 9, 2017
戦中三千人の人体実験を行う。一例「約零下20度の屋外に出し、大きな扇風機をかけ人工的に凍傷を作って研究」等…戦後にその心情を語る。
…医学者柄沢十三夫「罪の大なるを懺悔し後悔し、生まれ変わったなら人類の為に尽したい…」 pic.twitter.com/rnLi1tLbUj
バビロニアタルムード(2)記事にて、“「タルムード思考」はその思考マジックで自分の「残虐行為」を「神に捧げる?崇高行為」にすり替えて認識させます。”と指摘しました。この思考経路です。
731部隊が所属していたと見るのが自然である裏天皇グループ、裏天皇は古代イスラエルの血流であり、日中戦争などは、旧約の神の作品であるヨハネの黙示録の導きに沿ったもので、「聖戦」としていたでしょう。そのような中での731部隊などの非道な残虐犯罪行為は、“聖戦に勝利するための崇高行為” “神に捧げる聖なる行為”へとすり替え思考での認識となっていたでしょう。
▼三笠宮崇仁死去(1915〜2016)
— 九郎政宗 🕊️【∃】🌈🚩🖖 (@claw2003) October 27, 2016
≫「略奪暴行を行いながら何の皇軍か。現地の一般民衆を苦しめながら聖戦とは何事か」(1943年の訓示)
小川哲雄『日中終戦史話』https://t.co/3zCR3QLKpP pic.twitter.com/bt0kdAgkUM
731部隊の行為は“医学・科学の発展のため”との修飾も加えられます。まさに思考マジックで、残虐行為が崇高行為に化かされているのです。
731部隊が生体実験を繰り返した「マルタ」と呼ばれた人々、731部隊の言い分では「マルタ」は「匪賊」であり「捕縛された匪賊はどうせ処刑されるからマルタにした。」というものです。
では「匪賊」とは?
「徒党を組んで略奪・殺人などを行う盗賊。」 (デジタル大辞泉)とのこと。
それでは、どのような人々が日本側が言う「匪賊」となったのか?
ウィキペディアの「満蒙開拓移民」記事で次のようにあります。
満蒙開拓移民団の入植地の確保にあたっては、まず「匪情悪化」を理由に既存の地元農民が開墾している農村や土地を「無人地帯」に指定し、地元農民を新たに設定した「集団部落」へ強制移住させるとともに、満州拓殖公社がこれらの無人地帯を安価で強制的に買い上げ日本人開拓移民を入植させる政策が行われた。およそ2000万ヘクタールの移民用地が収容された(当時の「満州国」国土総面積の14.3%にあたる)。
記事では、日本政府の方針で関東軍参謀長名で現地人の耕作地が「当時の時価の8%から40%」で強制的に取り上げられたとあります。当然これでその現地の人々は「生活の糧」を失います。
「そのため日本人開拓団は土地侵略の先兵とみなされ、初期には反満抗日ゲリラの襲撃にあった」となります。生活の糧を奪われる現地人の中で、それに抵抗や取り返そうとゲリラ活動する人々が現れた。これが日本側の言う多くの「匪賊」の正体です。
奪われた側からは日本側はどう映ったのか?
どちらが本当の「匪賊」なのか?
常識的に見れば簡単に判断できることです。
当時の日本政府、関東軍は初めから現地の人々を「ゴイ・ゴイム」として扱っていたのです。そして、731部隊はそのゴイを最終的にはマルタとして処理・利用したということなのです。
731部隊元少年隊員の証言
— ike1962 (@8icsRtq8Pz2NoMi) November 10, 2017
「部隊の証拠隠しの為人体実験の対象を、ガソリンかけて全部焼き殺した。」
三角 武氏…戦争ってこんなもんか戦争は絶対してはいけない。つくづくそう思いましたね…ほんとね一人で泣いた。と当時を語る。 pic.twitter.com/FHw2PSWaiW
“心の闇”と「聖典」の関係
満州国設立の旗印は「五族協和」でした。現地の人々などをゴイ・ゴイムとして扱った者たちが「五族協和」を掲げているのです。欺瞞です。
満洲国のポスター
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ただし、日本の支配層がゴイとして扱ったのは中国大陸などの人々だけではありません。日本の一般民衆もそうなのです。
今回は詳しく見ませんが、満洲移住が進められた日本人たち、その満蒙開拓移民団が、日本の敗戦によってどのような扱いを受け、どのような運命をたどることになったのか?
これに意識を向ければ、日本の一般民衆がゴイとして扱われていたことが即座に理解できます。日本兵の扱いを見ても、です。日本の一般民衆も「使い捨ての利用物」だったのです。
「大アジア主義」を掲げ、大陸に、海外に進出していった日本、その中枢にあったのが裏天皇グループです。その彼らの計画と行動の基礎にはヨハネの黙示録があったわけです。そして、その一つ一つの具体的な行動には、タルムードが、タルムードの思考マジックが作動していたのです。
このヨハネの黙示録を基調に、タルムード思考マジックが作動していた者たちが、前回に示した“心の闇”に支配された日本の支配層ということです。「731の遺伝子」の正体ともいえます。
この遺伝子は「力で不法を適法に捻じ曲げ、それを誇る。」という特徴があります。その特徴を更に言えば、「不法な残虐行為が平気、ひどい場合は喜びに」「不法行為を誇りながらも一般には自分の正体を隠す」も加わります。731部隊関係者の振る舞いそのものですが、まさにタルムードです。“心の闇”とヨハネの黙示録、そしてタルムードは深く、強く、不可分に絡んでいたわけです。
ただし注意が必要で、ヨハネの黙示録やタルムードが“心の闇”を“育てた”という要素は強いですが、“産んだ”わけではありません。逆です。“心の闇”がヨハネの黙示録やタルムードを呼び込むように“産んだ”というほうが正解でしょう。
“心の闇”は“満たされない心”でもあります。つまり内実としては、「弱く、幼稚」であり、だからこそその心が「揺り籠」のように自分を慰撫し甘やかし、時には鼓舞してくれるものとして、ヨハネの黙示録やタルムードを呼び込んだ、という見立てです。
その結果は麻薬中毒と同様のこととなり、「野心」をひたすらに育てていったということになるのでしょう。
ただし、この“心の闇”は選ばれしものと思い込んでいる者たちだけにあるのではなく、誰にでもあるものだとの見解はすでに記したとおりでもあります。
…それにしても…見事に騙されるものです。ワクチン接種を薦める黒幕の正体やその意図が見えないのは仕方ないにしても、自分たちの体内に入れることになるワクチンの説明書ぐらいは読めばいいのに…。
「恥知らず」で、少し調べればすぐにバレる嘘を彼らは常時用います。日本ではワクチンの効果と危険に対する、大臣の発言やマスコミの報道などがそうです。…しかし、そのくだらない大臣のデマや中身を伴わない単なるイメージだけの報道に、多くの方がたやすく踊らされているのも事実です。ワクチンの毒によって健康を、生命まで奪われかねないのに…。「お人好し」の代償としては高すぎるのです。
しかし、これも繰り返されてきたことでもあります。日本の戦争への道がそうでした。これで実際にどれほどの民衆の生命が奪われたことか…。